お知らせ
小・中・高校を対象とした「認知症に関する出前授業」を埼玉・東京・神奈川・千葉にエリアを拡大し募集を開始。講師は、日本一かっこいい介護福祉士 杉本浩司
2023.02.01
当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとし、全国の学校を対象とした「認知症」に関する出前授業を実施しています。
出前授業は、第一弾として昨年の9月より埼玉県さいたま市の小・中・高校向けに募集を開始していましたが、埼玉県外からも複数ご依頼をいただいておりますので、2023年2月1日より、埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県を中心に募集を開始します。
<実施の背景>
2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、認知症のある方も誰もが暮らしやすい社会を創っていきたいと思っています。
<実施概要>
▢■ ✎授業概要✎ ■▢
●対象者 :小学生・中学生・高校生・教師・保護者・PTA学級活動にも
●教科 :社会・生活・道徳・総合学習・キャリア教育・その他(福祉・介護関連・SDGs・人権)
●対象人数:特に指定はございません。要相談(30名程~)
●対象地域:埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県中心(遠方については要相談)
●所要時間:特に指定はございません。要相談(1コマ~)
●費用 :無料(講師料・移動交通費等は当社にて負担)
●開催形式:対面、オンライン可(要相談)
●必要機材:投影を行いますので、プロジェクター、スクリーン
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▢■ ✎授業内容✎ ■▢
授業内容子どもたちに「認知症」について正しく伝えながら、誰もが暮らしやすい社会を一緒に考える授業です。
動画視聴や、身近な例を出して授業を進めます。
<授業内容例>
下記のような内容を一緒に考えてもらいます。
・認知症のある方への印象
・認知症はどんな症状?
・高齢者の5人に1人が認知症になったとき、どういう社会になるか?
・自分の大事な人が認知症になったらどうするべきか
・どのような未来を創っていったらいいか、みんなにできることは?
・認知症の方とのコミュニケーションの取り方
また、ご要望により「MCS版自立支援ケア(※)」の取り組みやその成果についてお話しすることも可能です。
※当社が2019年より注力し、認知症のあるご利用者の85%以上の方に
行動・心理症状(BPSD)もしくは身体機能のいずれかの改善が見られたケア手法です。
そのほかにも、食事や入浴・排泄のサポートだけじゃない、
ご利用者の思いを引き出し、その方が望む本当の生き方を一緒にかなえる
パートナーとしての介護のお仕事についてもお伝えすることが可能です。
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▢■ ✎講師✎ ■▢
杉本浩司
メディカル・ケア・サービス株式会社
認知症戦略部長/コーポレートコミュニケーション室長
帝京科学大学非常勤講師/白梅学園大学非常勤講師
認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル、元東京都介護福祉士会副会長
第6回一億総活躍社会に関する意見交換会スピーカー
大学院にて医療福祉学の修士号を取得
介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に介護の面白さを伝える講演をはじめ、
日本全国で年間70回、延べ900回以上の講演活動を行う。
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▢■ ✎授業のポイント✎ ■▢
✓これからの社会を創っていく子どもたちに「認知症」や「少子高齢化」「多様性」という社会的なテーマを考えてもらうことで、誰もが暮らしやすい社会に向けて理解を深め、主体的に行動できるような内容です。
✓個人ワークやグループワーク、発表を通して、自分で考えたり仲間と一緒に意見を出し合うことで、自分ごととして考える力をつけていただくことも大切にしています。
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▢■ ✎授業の流れ✎ ■▢
※授業時間・内容はご希望の内容やコマ数によって、カスタマイズ可能です。
*座学+動画視聴
認知症や介護職についての説明と、身近な例を動画でお伝えします。
*個人ワーク/グループワーク
将来、もしくは今「認知症」が身近になったときに、
何ができるかなど自分で考え行動できるようみんなでアイディアを出し合ってもらいます。
*発表
個人の考えやグループで出した答えを発表し合うことで、認知症について理解を深めてもらいます。
*まとめ
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【教育関係者の皆様へ】
当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとして掲げ
ています。
この度、「出前授業」の開始に至る経緯としましては、2025年、高齢者の5人に1人が認知症にな
ると言われている一方で、まだまだ認知症に対する偏見や誤解がある現状から、一人でも多くの方
に「認知症」を正しく知り、理解を深めていただく機会を創っていきたいという思いからです。
この先、地域社会の将来を担う子どもたちが学校で認知症について触れたり学んだりする機会を
増やすことで、子どもたちと一緒に、認知症のある方も誰もが暮らしやすい社会を創っていきたい
と思っています。
認知症がすでに身近な存在となっているお子さんだけでなく、今後家族や大切な人が認知症にな
る可能性も十分にあります。そんなときに、少しでも知識や理解があれば、誰にも言えずひとりや
家族だけで苦しい思いをするのではなく、社会で支え明るく前向きに向き合うことができると思っ
ています。
認知症になっても大丈夫!と、誰もが胸を張って堂々と生きられるそんな未来のために、一人で
も多くの方に認知症に触れる機会をいただけますと幸いです。
●本件に関するお問い合わせ●
メディカル・ケア・サービス株式会社 コーポレートコミュニケーション室
〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー 29階
TEL. 048-711-8308 Mail. ml_cc@mcsg.co.jp