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「第15回認知症ケア実践・研究報告会」を開催しました

2024.11.06

―初の試み“最多得票賞”は、「愛の家グループホーム石岡青柳(茨城県石岡市)」―

全国に350以上の介護事業所を運営する当社は、10月29日(火)にベルサール汐留(東京都中央区銀座)にて、「第15回認知症ケア実践・研究報告会」を開催しました。

当社は、1999年の設立以来、グループホーム「愛の家」を中心に全国で展開し、認知症ケアの専門性を追究し続けてきました。当報告会は、認知症ケアの取り組みや日々の成果を検証・共有する場として、年に一度開催しています。

大会当日は、当社が運営する事業所で成果を上げている事例の中から、特に広く共有すべきとして推薦された7事業所が発表。また、当社が運営する中国拠点からも代表による発表枠を設け、天津市の「MCS中福中新生态城認知症センター」と広州市の「祺美頤養」が発表しました。


■初の試み“最多得票賞”は、「愛の家グループホーム石岡青柳(茨城県石岡市)」

これまで全国大会では、発表事業所の順位付けは行っておりませんでしたが、今年初めて大会出席者の投票による「最多得票賞」を設けました。そして、茨城県石岡市にある「愛の家グループホーム石岡青柳」が最多得票賞に選ばれました。

■愛の家グループホーム石岡青柳の発表事例

<ひもとく! ~自己実現のその先へ~>

愛の家グループ石岡青柳に入居されているある男性ご利用者は、暴言暴力や強い収集癖があったため、他のご利用者から孤立し、介護スタッフも見守ることで精いっぱいの状態。そのような状態から、このご利用者の言動の背景にある心理や生活状況の課題を多角的な視点で洗い出し、より本人の意思を尊重した根拠のあるケアを導き出しました。ご利用者の日々の生活や収集癖のある物を見える化し、適切な声掛けをすることで、BPSD(認知症の行動・心理症状)や他のご利用者との関係も改善。趣味や地域での活動の幅を広げることで、地域の交流会で得意なそばを振る舞うまでに改善した取り組みです。

■全国大会参加事業所

 愛の家グループホーム川越的場(埼玉県)・・・「MATOBA de HOT STATION」

 愛の家グループホーム板橋小茂根(東京都)・・・「ニヤリ・ホットの視点の重要性 ~わくわくする介護がここにある!~」

 愛の家グループホーム岐南(岐阜県)・・・「こども食堂始動!!」

 愛の家グループホーム大津月輪(滋賀県)・・・「できること」から「やりたいこと」へ

 愛の家グループホーム岡谷幸町(長野県)・・・「主役は私たち」

 愛の家グループホーム横浜菅田(神奈川県)・・・「別れても、逢いに来ていいですか?」

 中国・天津市「MCS中福中新生态城認知症センター」、広州市「祺美頤養」

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