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-認知症とともに暮らせる社会の実現にむけて- 川越市で開催された『笑顔でふれあいフェスティバル』に出展、ご利用者とブース運営

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2024.12.20

当社が運営する埼玉県川越市、上尾市、富士見市のグループホーム「愛の家」8事業所は、12月1日に開催された『笑顔でふれあいフェスティバル』に出展し、ご利用者とともにブース運営をいたしました。

ブース出展の様子①
ブース出展の様子②

■笑顔でふれあいフェスティバルとは

「笑顔でふれあいフェスティバル」とは、「障害者週間の集い」と「福祉の市」の合同でのイベントです。障がい者の福祉についての関心や理解を深めるとともに、障がい者が積極的にあらゆる分野の活動に参加する意欲を高めることを目的としています。本年は川越市のウェスタ川越(交流広場・多目的ホール)で実施されました。当社では、障がい者のみならず高齢者の人権を考えるきっかけになればという思いから、2019年より近隣のグループホーム「愛の家」が合同で出展しています。

■出展内容について

・内容:

ご利用者と社員が共同で制作した商品などを販売しました。ご利用者自身が呼び込みや接客を行い、地域の方々と交流を深める機会を持つことができました。

ご利用者とスタッフが制作した商品①
ご利用者とスタッフが制作した商品②
ご利用者とスタッフが制作した商品③

・目的:地域の方々との交流、認知症への理解と偏見の解消

日本では急速な少子高齢化に伴い、認知症のある方が年々増加しています。2024年1月には「認知症基本法」が施行され、国民一人ひとりが認知症および認知症の方に対する理解を深める必要性が明示されました。今後、認知症への対応は高齢者だけでなく、国全体の課題として取り組まれていくことになります。

地域の方々との交流と、認知症に関する理解促進や偏見の解消を目的にご利用者にブース運営をしていただきました。

社会活動は認知症の方ご自身にも多くのメリットがあります。他者との交流が刺激となり、孤立感が軽減されるとともに、充実感や生きがいを得ることができます。さらに、接客や呼び込みといった役割を持つことで、認知症の行動・心理症状(BPSD)の緩和にも効果が期待されます。

・川越市、上尾市、富士見市のグループホーム「愛の家」について:

グループホームとは、認知症の診断を受け、かつ要支援2以上の認定を受けている高齢者を対象とした介護施設で、1ユニット9名以下の少人数で共同生活する地域密着型のサービスです。「愛の家」では、MCS版自立支援ケアに注力し、ご利用者「当たり前の生活」を実現できるよう支援しています。また、生活のなかで選択の機会を創出するなど、ご利用者が選択の自由を持ち、自分らしい生活を送ることを目指しています。

<参加事業所>
●川越市

愛の家グループホーム川越的場愛の家グループホーム川越今福愛の家グループホーム川越大塚新町愛の家グループホーム川越小ケ谷愛の家グループホーム川越山田

●上尾市

愛の家グループホーム上尾原市愛の家グループホーム上尾本町

●富士見市

愛の家グループホーム富士見上沢

・MCS版自立支援ケアについて:https://www.mcsg.co.jp/about_support/
・「選ぶこと」を大切にする「愛の家グループホーム川越的場」の取り組み:https://mcs-ainoie.com/staff-blog/gh025/staff-blog-344434/