お知らせ
「認知症教育(福祉関連)の出前授業」を実施しています。(開催費無料)小・中・高校生・教師・保護者・PTA学級活動にも
2022.12.02
「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとする当社は、学校を対象とした「認知症教育」を実施しています。
<実施の背景>
2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、自分の大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、学校で触れたり学んだりする機会を増やし、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、認知症のある方も誰もが暮らしやすい社会を創っていきます。
<実施概要>
▢■ ✎授業概要✎ ■▢
●対象者 :小学生・中学生・高校生・教師・保護者・PTA学級活動にも
●教科 :社会・生活・道徳・総合学習・その他(福祉・介護関連・SDGs)
●対象人数:特に指定はございません。要相談(30名程~)
●対象地域:埼玉県さいたま市(2023年2月1日より埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県に拡大し募集を開始)
●所要時間:特に指定はございません。要相談(1コマ~)
●費用 :無料(講師料・移動交通費等は当社にて負担)
●開催形式:対面、オンライン可(要相談)
●必要機材:投影を行いますので、プロジェクター、スクリーン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▢■ ✎授業内容✎ ■▢
授業内容子どもたちに「認知症」について正しく伝えながら、誰もが暮らしやすい社会を一緒に考える授業です。
動画視聴や、身近な例を出して授業を進めます。
<授業内容例>
下記のような内容を一緒に考えてもらいます。
・認知症のある方への印象
・認知症はどんな症状?普通の物忘れとの違いは?
・高齢者の5人に1人が認知症になったとき、どういう社会になるか?
・自分の大事な人が認知症になったらどうするべきか
・どのような未来を創っていったらいいか、みんなにできることは?
・認知症の方とのコミュニケーションの取り方
また、ご要望により「MCS版自立支援ケア(※)」の取り組みやその成果についてお話しすることも可能です。
※当社が2019年より注力し、認知症のあるご利用者の85%以上の方に
行動・心理症状(BPSD)もしくは身体機能のいずれかの改善が見られたケア手法です。
そのほかにも、食事や入浴・排泄のサポートだけじゃない、
ご利用者の思いを引き出し、その方が望む本当の生き方を一緒にかなえる
パートナーとしての介護のお仕事についてもお伝えすることが可能です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▢■ ✎講師✎ ■▢
杉本浩司
メディカル・ケア・サービス株式会社
認知症戦略部長/コーポレートコミュニケーション部長
帝京科学大学非常勤講師/白梅学園大学非常勤講師
認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル、元東京都介護福祉士会副会長
介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に
介護の面白さを伝える講演をはじめ、日本全国で年間70回、
延べ900回以上の講演活動を行う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▢■ ✎授業のポイント✎ ■▢
✓これからの社会を創っていく子どもたちに「認知症」や「少子高齢化」「多様性」という社会的なテーマを考えてもらうことで、
誰もが暮らしやすい社会に向けて理解を深め、主体的に行動できるような内容です。
✓個人ワークやグループワーク、発表を通して、自分で考えたり仲間と一緒に意見を出し合うことで、自分ごととして考える力がつきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▢■ ✎授業の流れ✎ ■▢
※授業時間・内容はご希望の内容やコマ数によって、カスタマイズ可能です。
*座学+動画視聴
認知症や介護職についての説明と、身近な例を動画でお伝えします。
*個人ワーク/グループワーク
将来、もしくは今「認知症」が身近になったときに、
何ができるかなど自分で考え行動できるようみんなでアイディアを出し合ってもらいます。
*発表
個人の考えやグループで出した答えを発表し合うことで、認知症について理解を深めてもらいます。
*まとめ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【教育関係者の皆様へ】
当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことをミッションとして掲げ、学校を対象とした取り組みを行うことといたしました。認知症のある方含め、誰もが暮らしやすい社会になるためにという目的があります。
認知症がすでに身近な存在となっているお子さんはもちろん、まだ身近に発症した方がいないという場合でも、今後おじいちゃんやおばあちゃん、大事な人がなる可能性も十分にあります。そんなときに、少しでも知識や理解があれば、誰にも言えずひとりや家族だけで苦しい思いをするのではなく、社会で支え明るく前向きに向き合うことができると思っています。
認知症になっても大丈夫!と、誰もが胸を張って堂々と生きられる。そんな未来のために、一人でも多くの方に認知症に触れる機会をいただけますと幸いです。
●本件に関するお問い合わせ●
メディカル・ケア・サービス株式会社 コーポレートコミュニケーション室
〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー 29階
TEL. 048-711-8308 Mail. ml_cc@mcsg.co.jp