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12月8日(木)に佐賀県立神埼清明高等学校で、「認知症教育の出前授業」を行いました

ニュースリリース
2022.12.22

当社は、12月8日(木)に、佐賀県立神埼清明高等学校の生活・福祉系列2年生を対象に「認知症」に関する出前授業を行いました。

今回実施した佐賀県立神埼清明高等学校の生活・福祉系列の生徒さんは、福祉の制度や介護の知識・技術を学びながら、認知症サポーター養成講座の講師としての活動も行っており、認知症について知識を深めたいといったことから、先生よりご依頼いただきました。また、当社の出前授業の取り組みとしては、今回が初めての実施となりました。

<出前授業概要>
日時   :12月8日(木)2授業枠分 (10時~12時)
実施校  :佐賀県立神埼清明高等学校(佐賀県神埼市神埼町横武2番地)
対象   :生活・福祉系列2年生19名
授業形式 :オンライン
授業名  :認知症のある方のパートナーに!誰もが暮らしやすい社会を考える
講師   :杉本浩司(メディカル・ケア・サービス株式会社 認知症戦略部部長/コーポレートコミュニケーション室室長)

<出前授業について>
当社は、「認知症を取り巻く、あらゆる社会環境を変革する」ことを企業ミッションとし、学校を対象とした「認知症教育」を実施しています。
2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、自分の大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。
この先の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、学校で触れたり学んだりする機会を増やし、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、認知症のある方も誰もが暮らしやすい社会を創っていきます。


<授業内容>
「認知症」をテーマに、なぜ高齢化社会が問題なのかや2025年問題、当社が取り組み85%以上のご利用者の方の認知症状の改善が見られた「MCS版自立支援ケア」についてお伝えしました。また、認知症の症状や認知症の方が当たり前に暮らせるための社会や周りのかかわり方を考えていただきました。
さらに、介護業界の人材不足を解消するにはどうすべきかや、大事な人が認知症になったらどう行動すべきかなどを個人ワークやグループワークを通して一緒に考えました。

生徒さんからは、「介護の仕事はまだマイナスなイメージがあるため、そこを改善していく必要がある」や「大事な人が認知症に
なったら、最初はショックで受け入れられないが、これまでの恩をどうやったら返せるだろうかと考える」など、これからの高齢化社
会に向けた前向きな姿勢が見られました。
また、介護現場でのAI活用や、認知症サポーター養成講座の講師としての伝え方など、積極的な質問も多くいただきまし
た。