当社は、2月27日(月)に、埼玉県の富士見市立勝瀬中学校の3年生 約240名を対象に、「認知症教育の出前授業」を行いますのでお知らせいたします。
出前授業で講師を務めるのは、当社認知症戦略部長/コーポレートコミュニケーション室長であり、“日本一かっこいい介護福祉士”として、延べ1,000回、聴講者数延べ6万人超の講演実績がある杉本浩司。
国家資格介護福祉士の上級資格である認定介護福祉士策定の際は、180万人の介護福祉士から「唯一の人物モデル」として幹事委員に選ばれる。
2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われており、自分の家族や大事な人が認知症になる可能性も十分にあります。しかし、まだまだ認知症に対する偏見や誤解があり、認知症を特別なものとして孤立や孤独を招いているのが実態です。この先の地域社会の未来を担う子どもたちとともに「認知症」について考え、一人でも多くの方に「認知症」を正しく知ってもらうことで、誰もが暮らしやすい社会を創りたいと取り組みを始めました。
2022年9月より埼玉県さいたま市を対象に募集を開始しておりましたが、県外からも複数ご依頼をいただいていたため、2023年2月より埼玉・東京・神奈川・千葉県にエリアを拡大し募集を開始。
今回、富士見市立勝瀬中学校様より福祉の授業の一環としてご依頼をいただき実施に至りました。
✓これからの地域社会を創っていく子どもたちに「認知症」や「少子高齢化」「多様性」という社会的なテーマを考えてもらうことで、誰もが暮らしやすい社会に向けて理解を深め、主体的に行動できるようにする
✓個人ワークやグループワーク、発表を通して、自分で考えたり仲間と一緒に意見を出し合うことで、自分ごととして考えることを身に着ける
日時:2月27日(月)8:50~12:40
場所:富士見市立勝瀬中学校(〒354-0031 埼玉県富士見市大字勝瀬400-1 電話 049-266-2503)
学年:中学校3年生7クラス 約240名 (保護者の参観も募集予定)
プログラム:
・8:50~10:00 講義・個人ワーク
・10:00~11:00 グループワーク
・11:00~12:40 発表・まとめ
内容:
下記のような内容を生徒の皆さんと一緒に考えます
・高齢者の5人に1人が認知症になったとき、どういう社会になるか?
・自分の大事な人が認知症になったらどうするべきか
・どのような未来を創っていったらいいか、みんなにできることは?
杉本浩司 (メディカル・ケア・サービス株式会社 認知症戦略部長/コーポレートコミュニケーション室長)
帝京科学大学非常勤講師/白梅学園大学非常勤講師
認定介護福祉士認証認定機構幹事審査員
認定介護福祉士人物モデル、元東京都介護福祉士会副会長
第6回一億総活躍社会に関する意見交換会スピーカー
大学院にて医療福祉学の修士号を取得
介護職を目指す学生からベテラン介護職に至るまで、さまざまな層に介護の面白さを伝える講演を行う。
●取材のご依頼や本件に関するお問い合わせ● ※下記へ事前のご連絡をお願いいたします※ メディカル・ケア・サービス株式会社 コーポレートコミュニケーション室 〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー 29階 TEL. 048-711-8308 Mail. ml_cc@ml_ccmcsg-co-jp |
2022年12月8日(木)に佐賀県立神埼清明高等学校で実施
佐賀県立神埼清明高等学校の生活・福祉系列の生徒さんは、福祉の制度や介護の知識・技術を学びながら、「認知症サポーター養成講座」の講師としての活動も行っており、認知症について知識を深めたいといったことから、先生よりご依頼いただきました。
<出前授業概要>
日時:12月8日(木)10:00 ~12:00
実施校:佐賀県立神埼清明高等学校(佐賀県神埼市神埼町横武2番地)
対象:生活・福祉系列2年生19名
授業形式:オンライン
講師:杉本浩司
<授業内容>
「認知症」をテーマに、なぜ高齢化社会が問題なのかや2025年問題、85%以上のご利用者の方の認知症状の改善が見られた当社の取り組み「MCS版自立支援ケア」についてお伝えしました。
また、認知症の症状や認知症の方が当たり前に暮らせるための社会や周りのかかわり方を考えていただきました。
さらに、介護業界の人材不足を解消するにはどうすべきかや、大事な人が認知症になったらどう行動すべきかなどを個人ワークやグループワークを通して一緒に考えました。
生徒の皆さんからは、「介護の仕事はまだマイナスなイメージがあるため、そこを改善していく必要がある」「大事な人が認知症になったら、最初はショックで受け入れられないが、これまでの恩をどうやったら返せるだろうかと考える」など、これからの高齢化社会に向けた前向きな姿勢が見られました。
また、介護現場でのAI活用や、「認知症サポーター養成講座」の講師としての伝え方など、積極的な質問も多くいただきました。