当社は、2023年11月1日に、認知症高齢者対応の「愛の家グループホーム諏訪湖南(すわこなみ)」を新たに開設いたしましたので、お知らせします。
長野県では、7事業所目、諏訪市では初の開設となります。
当事業所では、「MCS版自立支援ケア」の実施を予定しています。「MCS版自立支援ケア」は、当社が全国のご利用者を対象に実施し、85%以上の方の認知症状の改善が見られている取り組みです。当取り組みにより、ご利用者の認知症状の改善を目指すとともに、その方らしい当たり前の生活のサポートを行ってまいります。
■愛の家グループホーム諏訪湖南 事業所概要 事業所名:愛の家グループホーム諏訪湖南
サービス形態:認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
開設日:2023年11月1日
所在地:〒392-0131 長野県諏訪市湖南3909番地1
電話番号:0266-78-7377
定員:18名
月額利用料金:141,000円+介護保険自己負担分
(家賃:60,000円、管理費:41,400円、食事代:39,600円)
■「MCS版自立支援ケア」の実施について 当社で取り組んでいる「MCS版自立支援ケア」は、「身体的活動性の低下」と「精神状態・生活環境の悪化」に注目し、認知症の周辺症状や心身の状態改善を目指すものです。科学的根拠を基に、各事業所の介護職員と看護・リハビリの専門職のチームで行います。
具体的には、まず一人ひとりの身体機能や栄養状態、認知症の症状に関する約250項目のアセスメント(調査・評価・分析)を実施。その後、一人ひとりにあった「適正水分量の摂取」「タンパク質を中心とした栄養改善」「運動プログラムの実施」、および「処方薬の適正化」を、実践します。約250項目のアセスメントは毎月更新します。
当社のグループホームを中心に取り組み、結果調査済みの287事業所4,489名のうち85%以上の方に認知症状の改善が見られております(2023年4月末現在)。また、転倒骨折による入院数の減少や、下剤を中心とした減薬などの効果も見られています。当事業所でも導入を予定し、ご利用者の認知症状の改善を目指します。