アルツハイマー型認知症、血管性認知症と並んで三大認知症の1つでもあるレビー小体型認知症。
認知症は種類によって、原因や前兆、症状が異なります。
本記事では、レビー小体型認知症の原因について以下の点を中心に解説します。
- レビー小体型認知症の原因
- レビー小体型認知症の前兆
- レビー小体型認知症の遺伝性の有無
- レビー小体型認知症の予防方法
認知症の誤診を防ぐためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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レビー小体型認知症の原因
レビー小体型認知症は、脳に「レビー小体」が蓄積することで発症します。
レビー小体は「シヌクレイン」という成分でできています。
シヌクレインが異常な形に変容し、一塊になったものを「レビー小体」と呼びます。
レビー型認知症は、脳の中でも「大脳皮質」や「脳幹」の広い範囲にレビー小体が蓄積して発症します。
蓄積したレビー小体は、やがて脳神経細胞を損傷・破壊します。
脳神経細胞が破壊されると脳の神経伝達がうまくいかなくなります。
結果として認知機能が低下し、認知症と呼ばれる状態になります。
またレビー小体型認知症では、認知機能だけでなく運動機能にも障害が出るのが大きな特徴です。
運動機能に支障をきたす原因も同じくレビー小体です。
レビー小体は、脳の「ドーパミン神経細胞」を破壊します。
ドーパミン神経細胞は、脳から筋肉への指令を伝える役割があり、運動機能に大きな影響を持ちます。
ドーパミン神経細胞が破壊されることで、脳と筋肉の連携ができなくなるため、運動機能障害が起こるのです。
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レビー小体型認知症の症状
レビー小体型認知症を発症すると他の認知症と同様、認知機能や判断力が著しく低下します。
一方で、レビー型認知症だけに見られる特有の認知症状もあります。
レビー小体型認知症特有の症状は以下の通りです。
- 認知の変動
- パーキンソン症
- 幻視
- 自律神経症状
- 抑うつ
それぞれ詳しく解説します。
三大認知症の一つであるレビー小体型認知症。認知症と一括りにされていても、原因や症状の特徴などに違いがあります。では、レビー小体型認知症とは一体どのような認知症なのでしょうか。今回はレビー小体型認知症の症状を経過ごとに[…]
認知の変動
レビー型認知症は1日のうちでも認知機能や体調に大きな波があるのが特徴です。
すなわち頭がハッキリしているときと、ボンヤリしているときの差が顕著です。
一般的には朝は調子が良く、夕方は悪化する傾向があります。
パーキンソン症状
パーキンソン症状は、筋肉が硬直し身体が動かしづらくなる症状です。
レビー小体型認知症の患者の多くがパーキンソン症状を経験します。
認知症の比較的初期段階から、症状があらわれるのも特徴です。
パーキンソン症状には具体的に以下があります。
- 手足の震え
- 体がスムーズに動かない
- 筋肉がこわばる
- 自力で立ったり歩いたりできない
- 歩幅が小さくなる
- 顔がこわばって表情がなくなる
- 姿勢が悪くなる(前かがみ歩行)
幻視
レビー小体型認知症の初期に目立つ症状です。
幻視症状があらわれると、現実には存在しないものが、あたかも存在しているかのように見えます。
幻視の原因は、認知症の進行により、後頭葉の血流が滞ることです。
- 「部屋にヘビ・虫がいる」と言う
- 「枕元に知ない人がいる」と言う
- 幻覚に向かって話しかける(「あっちに行って!」など)
自律神経症状
自律神経のバランスが崩れることにより、さまざまな体の不調があらわれます。
- たちくらみ
- 寝汗
- 動機
- 不眠
- 便秘
- 頻尿・尿意切迫・残尿感・尿失禁
抑うつ
抑うつとは、意欲がわかない状態です。
レビー小体型認知症では、抑うつ症状が現れる傾向が強いです。
原因として、「レム睡眠行動障害による不眠」「自律神経症状による不調」が挙げられます。
また、抑うつはレビー小体型認知症の前兆としてあらわれることもあります。
- 不安
- 無関心・無意欲
- ひきこもり
- 倦怠感
- 食欲不振
三大認知症の一つとされているレビー小体型認知症。発症すれば幻視や妄想をともなう可能性のあるレビー小体型認知症ですが、どのような対策や予防があるのでしょうか?今回は、レビー小体型認知症について以下の点を中心にご紹介します。[…]
レビー小体型認知症の症状の進行
レビー小体型認知症の症状は段階的に進行します。
初期、中期、末期に分けてご紹介します。
初期
初期症状には、パーキンソン症状・幻視・睡眠時の異常行動・自律神経症状などが挙げられます。
特にパーキンソン症状が先行して現れます。
中期
中期では、初期でみられた症状の変動が激しくなります。
記憶障害、見当識障害が代表的な症状として挙げられます。
末期
末期では各症状の進行が目立つようになってきます。
自律神経症状によるふらつきや立ちくらみに加えて、パーキンソン症状の進行によって転倒してしまうリスクが高まります。
また飲食物を飲み込む機能も低下しやすく、誤嚥が発生する可能性もあります。
レビー小体型認知症の前兆
将来レビー小体型認知症になる可能性が高い人には、2つの前兆があらわれます。
以下の前兆に気付いた段階で、適切な処置を始めれば認知症の進行をある程度抑制することも可能です。
ただし、以下の症状が見られたからと言って、必ずレビー小体型認知症になるわけではありません。
もし気になる症状がある場合は、まずかかりつけ医に相談しましょう。
レム睡眠行動障害
レビー小体型認知症になる人は前段階として、睡眠中に異常な行動があらわれることが多いです。
具体的には以下の行動があります。
- 睡眠中に大声で話す
- 睡眠中に起き上がって歩く
- 睡眠中に、隣の人に暴力をふるう
レム睡眠は、睡眠の中でも眠りが浅い状態です。
レム睡眠中は頻繁に夢を見ますが筋肉は弛緩します。
そのため脳が体に「動け」と指令を出しても身体は自由に動けません。
しかし、レム睡眠行動障害になるとレム睡眠中でも筋肉の緊張がほどけません。
夢などによって脳が「動け」と指令を出すとその通りに筋肉が動いてしまいます。
レム睡眠行動障害がある人は将来的にレビー小体認知症になりやすいです。
実際にレビー小体認知症を発症した人の中には、発症の十数年前からレム睡眠行動障害があったという方も多いです。
嗅覚障害
嗅覚障害も、レビー小体型認知症の発症に先駆けて起こる症状の1つです。
具体的には以下の症状が現れます。
- においを感じなくなる
- 異臭を感じる
- 食事を美味しく感じない
においを感じる仕組みは、においの成分がまず鼻の奥にある「嗅細胞」に吸い込まれます。
次に、嗅細胞から脳に電気信号が送られ「におい」として認識されます。
レビー小体型認知症では、鼻~脳の間の神経回路にレビー小体が蓄積することで、においに関する電気信号が送受できなくなります。
よって、においをうまく認識できなくなり嗅覚障害が起こります。
嗅覚障害はレビー小体型認知症の初期症状としてかなり早い段階から起こることが多いです。
レム睡眠行動障害と同じく、認知症発症の数十年前から嗅覚障害があったという方もいます。
レビー小体認知症の前兆である嗅覚障害は、耳鼻科系の病気がなくてもにおいが鈍くなる点が特徴です。
もし耳や鼻に問題はないのに嗅覚に異常を感じたら、レビー小体型認知症の前兆である可能性が高いです。
レビー小体型認知症の診断基準
レビー小体型認知症には臨床における診断基準が定められています。
そのため下記の3点について慎重に判断し、臨床診断を行うことになっています。
日常生活に支障をきたす程度の認知機能低下
レビー小体型認知症では、病気の進行とともに認知機能の低下が現れます。
日常生活に支障をきたす程の認知機能の低下はレビー小体型認知症の診断基準で必須です。
なお、初期から低下する認知機能は下記のとおりです。
- 視空間認知
- 遂行機能
視空間認知は、目から入った情報を脳で把握する能力です。
遂行機能とは、順序を立てて実行する機能を指します。
認知機能が低下すると日常的に反応が鈍くなったり、金銭管理ができなくなったりします。
徐々に進行することで、社会的・日常的な活動に支障をきたしていきます。
中核的特徴
レビー小体型認知症の中核症状は主に4つです。
4つのうち2つ以上の症状が見られると、レビー小体型認知症と診断されます。
一つの症状がある場合は、指標的バイオマーカーとして認知機能検査を受けます。
- 明確な変動を伴う認知の変動
- 繰り返し出現する幻視
- パーキンソン症状
- レム睡眠行動障害
ちなみに臨床診断基準ではないですが支持的特徴としてあげられている症状があります。
立ちくらみや便秘、抑うつ状態、嗅覚消失、繰り返す転倒などでこれらも確認されます。
指標的バイオマーカー
上述した症状で一つを発症している場合、指標的バイオマーカーを使用します。
下記の検査では認知症で発生する認知機能障害や血流の変化などを全般的にみます。
- ドパミントランスポーターSPECT
- MIBG神経シンチグラフィ
- 終夜睡眠ポリグラフ検査
臨床的な診断基準として上記の検査を行います。
サポート的な検査としては、脳MRIなどが一般的です。
レビー小体型認知症の診断の流れ
レビー小体型認知症は問診や神経心理検査、画像検査から総合的に推定して診断します。
レビー小体型認知症の診断基準に沿って慎重な診断が進められます。
問診
初診時にスクリーニング質問紙を用いて、レビー小体型認知症の初期症状を評価します。
内容はめまいや便秘、嗅覚、寝言や寝相、抑うつ状態などの有無の確認です。
また、患者さまと一緒に生活しているご家族に対し普段の様子をヒアリングします。
睡眠時や寝起きなど日常生活の様子や既往歴、服用している薬などを聞きます。
神経学的診察
レビー小体型認知症では視覚認知障害、注意障害、遂行機能障害があります。
以下のような各検査を医療機関ごとに用い認知機能を全般的に検査します。
- MMSE
- MoCA-J
- COGNISTAT
- パレイドリアテスト
血液検査
血液検査で血液中の特定のタンパク質を調べることで軽度認知障害のリスクを調べます。
また、認知症の要因となる糖尿病や高血圧や高脂血症がないかがわかります。
認知症の症状をきたす甲状腺機能低下症や橋本病との判別に使用します。
診断を確定させるものではなく、他の検査結果や診察と合わせて判断する材料です。
画像検査
診断基準として下記の3つの検査を実施します。
これらは上述した指標的バイオマーカーに該当します。
MIBG心筋シンチグラフィ
MIBGという物質を注射して心臓の交感神経の働きを画像で確認します。
ちなみにパーキンソン病ではMIBGの心筋への取り込みが低下するため観察します。
レビー小体型認知症でも交感神経が障害され心臓への薬剤の取り込みが低下します。
ドパミントランスポーターSPECT
脳神経に存在するドパミントランスポーターを画像化する検査です。
ドーパミンの神経の減少、 変性等を捉え、パーキンソン症状と関連した検査です。
終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠と呼吸の質を調べる検査で、睡眠呼吸障害や睡眠障害の診断治療を行います。
他にも臨床診断基準ではないですが、診断をサポートする検査として下記があります。
脳MRI
レビー小体型認知症では脳皮質全体の軽度な萎縮がみられます。
アルツハイマー型認知症に比べ海馬の萎縮が軽く、側頭葉内側部が保たれています。
脳血流シンチグラフィ
血流によって脳に取り込まれる放射性医薬品を注射し、脳の血流を確認します。
脳血流のわずかな変化を見つけることができるため認知症の診断に有効です。
レビー小体型認知症では後頭葉の血流低下がみられます。
レビー小体型認知症の特徴・パーキンソン病との違い
レビー小体型認知症の特徴やパーキンソン病との違いはどのようなものなのでしょうか。
それぞれ詳しく解説します。
レビー小体型認知症の特徴
レビー小体型認知症では認知機能に変動があり、時間帯や日によって症状が変化するのが特徴です。
昨日できなかったことが、次の日には問題なくできていることもあるため、発見が遅れてしまうことも多いです。
アルツハイマー型認知症では、認知機能障害に起因する重度の物忘れがあるのに対し、レビー小体型認知症では物忘れはほとんどないという特徴もあります。
パーキンソン病との違い
レビー小体型認知症とパーキンソン病の決定的な違いは、レビー小体が蓄積する部位です。
レビー小体型認知症の原因は、レビー小体が大脳皮質や脳幹に広い範囲に蓄積することです。
パーキンソン病の原因は、脳幹の奥にある「黒質」にレビー小体が蓄積することです。
とはいえ、レビー小体型認知症とパーキンソン病は深いかかわりがあり併発することも少なくありません。
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レビー小体型認知症の遺伝性
レビー小体型認知症の遺伝性に関しては、詳しいことは分かっていないというのが現状です。
ただし一般論として遺伝の可能性は低いとされています。
一方でレビー小体が脳に蓄積する原因の1つに遺伝的要因があります。
すなわち、遺伝子的にレビー小体が脳に蓄積しやすい体質の方もいます。
しかし数は極めて少なく、親がレビー小体型認知症だからといって子供も発症するということはありません。
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レビー小体型認知症の予防方法
レビー小体型認知症を予防するには、以下の4点が挙げられます。
- 生活習慣病を治療する
- 適度に運動する
- バランスの良い食事をとる
- 規則正しい生活を送る
それぞれ詳しく解説します。
生活習慣病を治療する
レビー小体型認知症にかぎらず、認知症は生活習慣病との深い関わりが指摘されています。
生活習慣病は「寝たきり」につながることも多く、結果として認知症を発症する可能性があります。
すでに生活習慣病を患っている場合は、症状が進行しないよう治療を行ってください。
適度に運動する
適度な運動は脳に適度な刺激を与えるため、脳の活性化が期待できます。
認知症の発症・悪化は脳の老化によっておこるため、適度に活性化させることは予防の上で重要です。
また適度に運動することで、筋肉や運動機能の維持が期待できます。
以下のような運動を毎日行うことで、予防になります。
- 散歩
- 手をグー・パーと開く
- 音楽に合わせて手拍子する
バランスの良い食事をとる
バランスの良い食事は、認知症予防にとても有効です。
とくに、以下の食材は認知症の予防効果が高いです。
- 青魚
- 緑黄色野菜・その他の野菜・果物
- 大豆・大豆製品・豆類
- トマト
- オリーブオイル など
なるべくいろいろな食品を摂り、栄養バランスの良い食事を心がけるのがポイントです。
反対に、以下のような食事は認知症のリスクを上げる原因となります。
- 塩分・糖分が多い食事
- マーガリンなどのコレステロールが多い食事
- 肉の脂身など、脂質の多い食事
規則正しい生活
認知症を予防するには、「早寝・早起き」等の規則正しい生活を心がけましょう。
とくにレビー小体型認知症は、睡眠障害が起きやすいため、睡眠リズムを整えることが重要です。
たとえば起床後30分以内に太陽の光を浴びると体内時計が整います。
また、日中に活発に運動すると心地よい疲労を得るため夜の睡眠が深くなります。
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レビー小体型認知症の治療
レビー小体型認知症の治療としてあげられるのは、薬物療法とリハビリ治療です。
完治させることはできませんが、どちらも有効な治療方法です。
薬
現在、レビー小体型認知症そのものを治す治療薬はありません。
しかし、認知症状を抑える目的において薬物療法は重要な役割を担っています。
医師の指示のもと、適切な内服管理が必要です。
適切な内服管理のためには、家族をはじめとする周囲の協力が必要不可欠です。
65歳以上であれば、介護保険による訪問看護の利用が可能であり、内服管理のほか日々の状態もチェックしてもらえます。
以下の記事ではレビー小体型認知症の薬物療法で使用される薬について詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。
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リハビリ
リハビリでは主に理学療法が取り入れられます。
パーキンソン症状による小刻み歩行がみられる場合には、転倒リスクが高くなります。
高齢者が転倒した場合、骨折につながるリスクが非常に高く、さらに身体機能を低下させてしまいます。
正しい姿勢や歩行バランスを身につけ、筋力・体力の低下を防ぐことは重要な訓練です。
レビー小体型認知症の方がリハビリ治療を受けるには、以下の方法があります。
- 医療機関への通院リハビリ
- 介護保険サービスによる通所リハビリ
- 介護保険サービスによる訪問リハビリ
症状の状態により、必要なリハビリが変わるので、かかりつけ医やケアマネジャーに確認すると良いです。
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レビー小体型認知症の介護
レビー小体型認知症の方の介護を行う場合、症状や身体の状況にあわせて、環境を整備する必要があります。
環境を整備する
パーキンソン症状による小刻み歩行がみられる場合、ちょっとした段差でも転倒につながる危険性があります。
玄関やトイレなどの段差、立ち上がる場所に手すりを設置することで、転倒リスクを軽減させることができます。
段差解消や手すり設置などの住宅改修は、介護保険の利用で助成を受けられる場合があります。
幻視を訴える場合
幻視とは、周囲の人が何も見えなくても、本人にとっては実際に見えている症状です。
事実ではないからといって、真っ向から否定するのは良くありません。
しかし、無責任に肯定し続ければ、妄想につながる恐れもあるので注意が必要です。
本人の感情を受容し、安心してもらえるよう、気持ちに寄り添うことが大切です。
妄想を訴える場合
妄想には強い思い込みが生じている場合があります。
なかなか周囲の言葉を聞き入れてもらえないといった場面も多くあります。
本人が怒りや不安を抱いている場合には、優しく傾聴しながら寄り添うことで気持ちが落ち着くこともあります。
身の危険につながるような妄想がみられる場合には、早めに専門医へ相談しましょう。
レビー小体型認知症は、幻視やパーキンソン症状が現れるため、症状が進行していくにつれ介護負担が大きくなります。介護をする際には、症状や利用できるサービスなど、さまざまなことを知っておくことが重要です。今回、レビー小体型認知症介護の特徴[…]
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レビー小体型認知症の原因のまとめ
ここまで、レビー小体認知症の原因についてお伝えしてきました。
要点を以下にまとめます。
- レビー小体型認知症は、脳にレビー小体が蓄積することで発症する
- レビー小体型認知症の前兆は「レム睡眠行動障害」「嗅覚障害」の2つ
- レビー小体型認知症が遺伝する可能性は低い
- レビー小体型認知症の予防は、規則正しい生活や適度な運動などが有効
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。