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健達ねっと>認知症を学ぶ>パンが認知症の発症リスクを高める?改善すべき食生活を徹底解説!

パンが認知症の発症リスクを高める?改善すべき食生活を徹底解説!

発症数が年々増加し、社会問題にもなっている認知症。
現在は根本的な治療法が無いため、認知症を予防することが大切です。

そうした中、認知症になりやすい食べ物があることを知っていますか?

実は、パンが認知症の発症リスクを高めるといったことが密かに話題になっています。
しかし、どうしてパンが認知症の発症リスクを高めるのかを知っている方は少ないです。

本記事では、パンによる認知症の発症リスクについて以下の点を中心に解説します。

  • パンによる認知症の発症のリスク
  • 気軽にできる食生活の改善方法
  • 認知症予防に効果的な食事

食生活を改善するときの助けとなれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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パンが認知症の発症リスクを高める?


パンが認知症の発生リスクを高めると言われる要因は、原料の小麦にあります。
小麦には、アミロペクチンという物質が含まれています。

アミロペクチンが脳にダメージを与えるので、認知症発症のリスクが高まります。
さらに、小麦に多く含まれるグルテンには、また食べたいと思わせる中毒性があるため、大変危険です。

食べれば食べるほど依存してしまい、アミロペクチンを大量に摂取してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

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気軽にできる食生活の改善


日常生活の中でも少し意識するだけで、食生活を改善することが可能です。
ここからは食事の中でも、主食である炭水化物の見直しについて紹介します。

白米の代わりに玄米

白米よりも玄米の方が、ビタミンやミネラル、食物繊維といった多くの栄養素が豊富です。

特に、食物繊維はコレステロール値の低下や、生活習慣病の予防に効果があります。
さらに咀嚼回数が増えるので、脳が活性化されるというメリットがあります。

玄米には、高血圧の原因を抑える効果もあります。
玄米に多く含まれるカリウムは、高血圧の原因となるナトリウムを排出することができます。

高血圧の原因を抑えることで、間接的に認知症予防にもつながるのです。

うどんの代わりにそば

うどんとそばを比べると、そばの方が食物繊維の量が多いです。
さらにそば粉に含まれるルチンというポリフェノールは認知症予防に効果があるといった実験結果もあります。

また、うどんの原料である小麦は、糖質が多く血糖値を上昇させやすいです。
生活習慣病予防の面からもそばを選ぶことがおすすめです。

食パンの代わりにライ麦パン

ライ麦パンは食パンに比べ食物繊維が多く、血糖値の上昇が緩やかです。

食パンの場合、パン自体が柔らかいので咀嚼回数も減ってしまいます。
よく噛んで食べるという点からもライ麦パンの方がおすすめです。

また、ライ麦パンには、糖代謝の働きがあるビタミンB1が食パンよりも多く含まれています。
生活習慣病を予防するうえでも効果的です

認知症予防のための食事

認知症予防のためには、バランスの良い食事が大切です。
ここからは食材の中でも、認知症予防に効果があるとされるものをいくつかご紹介します。

スーパーなどで、手軽に手に入れることができるものばかりなので、ぜひ毎日の食事に取り入れましょう。

青魚

青魚には、DHAやEPAが多く含まれています。
DHAは記憶力や判断力の向上に役立ち、EPAは血管を拡張し血行を促進するとされています。

どちらも認知症予防の効果が期待できる成分です。

緑黄色野菜

緑黄色野菜には葉酸やビタミンE、ビタミンCが多く含まれます
葉酸をしっかり摂取することは、アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβの蓄積を防ぐことに繋がります。

ビタミンEやビタミンCには、血管の老化を防ぐ抗酸化作用やコレステロール値を下げてくれるので、生活習慣病の防止に効果があります。

コーヒー・緑茶

コーヒーに含まれる、クロロゲン酸や緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、老化の予防に効果的です。
また、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインにはリラックス効果があることがわかっています。

リラックスすることで、脳への血流が増え脳の働きが活性化されます。

ただし、カフェインの取りすぎには注意が必要で1日3杯程度が良いとされます。

赤ワイン

赤ワインには、強い抗酸化作用があるポリフェノールが多く含まれます。
老化や高血圧、認知症予防に効果があるといわれ、1日250ml〜500mlの飲酒は認知症抑制につながるというデータもあります。

しかし、赤ワインの飲み過ぎはアルコールの多量摂取になり、逆に認知症発生のリスクを高めるため注意が必要です。

まとめ:パンによる認知症の発症リスク

まとめ
ここまでパンによる認知症の発症リスクについてお伝えしました。
記事の要点は以下の通りです。

  • パンの小麦が脳にダメージを与えるため、認知症の発症リスクを高める
  • 認知症の発症リスクを抑えるには精白されていない炭水化物が良い
  • 認知症予防には青魚、緑黄色野菜、コーヒーや緑茶、ワインが効果的

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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