認知症発症の前段階ともいわれる軽度認知障害(MCI)。
早期に対応することで改善が見込めるといわれている軽度認知障害(MCI)ですが、どのような特徴や対策方法があるのでしょうか?
今回、軽度認知障害(MCI)にどのような症状がみられるのか、また、その特徴や対策方法についてもご紹介します。
- 軽度認知障害(MCI)の特徴
- 軽度認知障害(MCI)は治せるのか
- 軽度認知障害(MCI)が進行するとどうなる
是非最後までご覧いただき、認知症介護を行う際の参考にしてください。
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軽度認知障害(MCI)とは?
認知症は超高齢化社会を歩む日本にとって深刻な問題のひとつです。
2025年には65歳以上の約675万人が認知症になるといわれています。
そんな認知症ですが、ある日突然発症するわけではありません。
脳の神経細胞が少しずつ変化をともないながら、段階を経て認知症発症へとつながっていきます。
そんな認知症の前段階を「軽度認知障害(MCI)」といいます。
※MCI:mild cognitive impairment
軽度認知障害(MCI)とは、もの忘れなど軽度の記憶障害があるものの認知機能自体には問題がなく日常生活への支障のない状態をさします。
あまり聞きなじみのない言葉ですが、現在65歳以上の約400万人が軽度認知障害(MCI)であるといわれています。
認知症が増え続ける超高齢社会を生きていくうえで、軽度認知障害(MCI)を理解しておくことは非常に重要なことといえるでしょう。
出典:厚生労働省「認知症施策の総合的な推進について(参考資料)」
症状
軽度認知障害(MCI)の主な症状としては物忘れをはじめ、以前より怒りっぽくなったり、外出する機会が減ったり、趣味活動への興味がなくなったりといった様子がみられるようになります。
たとえば、日常生活において以下のような様子がみられるようになります。
- 突然怒り出す
- 気持ちの浮き沈みがみられる
- お洒落に興味をしめさない
- 言葉が出ず「あれ」「これ」が多くなる
- 同じ質問をしたり、言葉を繰り返す
- 外出しなくなり家にいる時間が増える
- 家電の取り扱いにもたつく
- 日付や曜日を忘れることが多くなる
こういった様子がみられるものの、日常生活自体に支障をきたさず、あきらかな認知症と断言できる状態ではないため、気付かずに進行してしまうのが軽度認知障害(MCI)の特徴です。
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原因
認知症を代表するアルツハイマー型認知症ですが、その原因にアミロイドβ(ベータ)というたんぱく質があげられます。
アミロイドβは脳が活動する際に発生する老廃物です。
本来は人間に備わっている分解機能で排出されるのですが、加齢にともなって分解機能も衰え徐々に脳に蓄積されてしまいます。
そして、脳に溜まったアミロイドβが毒素を出し、脳にダメージを与えることでアルツハイマー型認知症が発症するといわれています。
アミロイドβが溜まりはじめるのはアルツハイマー型認知症を発症する20年ほど前からといわれており、その過程の中で軽度認知障害(MCI)がみられるようになります。
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認知症と軽度認知障害(MCI)の違いは何?
認知症と軽度認知障害(MCI)ではどちらも記憶力が低下することに変わりはありませんが、その違いは認知機能低下に対する自覚の有無です。
軽度認知障害(MCI)の場合もの忘れに対する自覚がありますが、認知症の場合自覚はありません。
たとえば、軽度認知障害(MCI)の方は今朝食べた食事の内容を忘れてしまい自覚もありますが、認知症の方の場合は食事をとったこと自体の記憶がないということが起こりえます。
その他、認知症かどうかを見分ける簡易検査としてMMSE(ミニメンタルステートテスト)という検査があります。
日付や場所、簡易的な計算などを含む20問ほどの簡単な質問に答えてもらい、その合計点数で評価する検査です。
専門機関でも使用されていますが家族や一般の方でも行うことができるのが特徴です。
合計点数が27~30点は正常、22~26点は軽度認知症害(MCI)、21点以下なら認知症の可能性が高いという判断基準になっています。
軽度認知障害(MCI)の種類
軽度認知障害(MCI)は、症状と障害を受ける領域によってタイプが分かれます。
健忘型
記憶障害をともなうのが健忘型です。
日常生活に問題のない程度の記憶障害であるため、「歳のせいだろう…」「病院に行くほどではないか…」など、そのまま症状が見過ごされてしまうケースもあるようです。
また、記憶障害以外に認知機能障害がない場合はアルツハイマー型認知症に発展するリスクが高いとされています。
記憶障害の他にも認知機能障害がみられる場合には、アルツハイマー型認知症のほかに血管性認知症に発展するリスクがあるといわれています。
非健忘型
記憶障害がみられなく、注意力などが低下している場合は非健忘型に分類されます。
健忘型と違い、記憶低下もなくコミュニケーションに問題がないため、健忘型より変化に気づきにくく発見が遅れる可能性があります。
また、記憶障害はないのにほかの認知機能障害がひとつみられる場合には、前頭側頭型認知症になるリスクが高いとされています。
さらに、記憶障害はないのに、他の認知機能障害が複数みられる場合にはレビー小体型認知症や血管性認知症になるリスクが高いとされています。
MCIの種類から考えられる将来の認知症
MCIには、大きく健忘型MCIと非健忘型MCIの2種類に分けられます。
また、MCIの種類によって、将来発症する可能性がある認知症も変わってきます。
以下でそれぞれみていきましょう。
健忘型MCI
記憶障害が見られる健忘型MCIの多くは、進行するとアルツハイマー型認知症になる可能性が高くなります。
アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、全体の7割を占めています。
アミロイドβの蓄積や神経原線維変化が脳の広範囲にあらわれ、神経細胞が障害されます。
脳画像で見ると、海馬や海馬の周辺に脳の萎縮が見られます。
患者の男女比では、女性の比率が高くなっています。
アルツハイマー型認知症の経過は、物忘れに始まり徐々に進行します。
根本的な治療法がないため、投薬によって症状の進行を遅らせることはできます。
アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症
脳血管性認知症は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などが原因で起こる認知症です。
脳血管性認知症は、男性の患者に比較的多くみられます。
障害を受けた脳の部位によって症状が違うため、一部の認知機能は保たれている、まだら認知症が特徴です。
症状はゆるやかに進行することもあれば、急速に進行することもあります。
また、アルツハイマー型が合併する可能性もあります。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を治療することで予防でき、進行も抑えることができます。
非健忘型MCI
非健忘型MCIは、記憶障害はなく、ほかの人の顔が分からなくなったり、服の着方が分からなくなったりする症状がみられます。
非健忘型MCIの場合は、前頭側頭型認知症・レビー小体型認知症に移行する可能性が高いとされています。
前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は、前頭葉と側頭葉を神経細胞が障害され、前頭葉と側頭葉に脳の萎縮が顕著にみられます。
初期症状では、自発性の低下、同じことを何度も繰り返すなどの症状がみられます。
また、特徴的な症状では社会のルールをもまれない行動、同じことを繰り返すなどの行動の変化、言語障害があります。
レビー小体型認知症・脳血管性認知症
レビー小体型認知症は、レバー小体という異常なタンパク質が溜まり神経細胞が障害されます。
しかし、脳画像では脳の萎縮はみられないことが多いです。
初期症状は、幻視、妄想、パーキンソン症状がみられます。
調子の良いときと悪いときを繰り返しながら進行しますが、まれに急速に進行することもあります。
アルツハイマー型と同じく根本的な治療法はありません。
治療方法は、対症療法となり、投薬や理学療法が主な治療になります。
軽度認知障害(MCI)は早期発見が重要
軽度認知障害(MCI)は、早期発見と早期対策が将来認知症になるかどうかのカギを握っているといえるでしょう。
残念ですが、現在の医療では認知症を根本的に治す方法はないとされています。
発症してしまえば、薬物療法やリハビリ治療などで進行を緩和させることは出来ても時間の経過とともに確実に症状は進行します。
認知症を発症すれば日常生活に大きく支障をきたし家族の介護負担が増えるほか、治療費や介護費用など金銭的負担も生じてしまうでしょう。
しかし、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の時点で進行を食い止められれば記憶低下など認知機能障害がみられたとしても、日常生活に支障をきたすほどではありません。
そして、軽度認知機能障害(MCI)はできるだけ早期に発見し適切な対処をすることで認知症の発症を防ぐことが可能です。
もし症状に不安を感じたら前述したMMSEによる検査をしたり、一度専門医へ受診しましょう。
結果として問題がなければ不安は解消されますし、たとえ問題があったとしても軽度認知障害(MCI)の時点で発見できれば対処ができます。
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MCI認知症の検査方法
MCI認知症の検査方法をご紹介します。
1.【Montreal Cognitive Assessment】
以下の要素についてスクリーニング検査ができるものです。
視空間 | 遂行機能 | 命名 | 記憶 | 注意力 |
復唱 | 語想起 | 抽象概念 | 遅延再生 | 見当識 |
日本版では30点中26点以上で正常、26点未満でMCIと判断可能です。
2.【1分間試験】
1分間に「同じカテゴリーの名詞」、あるいは「特定の文字で始まる言葉」を言えた数により、健忘型MCIの有無が判断可能です。
簡便に短時間で行えるため一般検査にも十分利用できるといわれています。
3.【Simple Cognitive test】
図をマークする検査であり、一度に多人数の検査が同時に可能です。
3分間で検査でき、前頭葉機能評価にも利用できる可能性もあります。
若年性アルツハイマーとMCI
若年性アルツハイマーとは65歳以下で発症したアルツハイマー型認知症をいいます。
仕事や家事育児など家族の生活に対する影響が大きい特徴があります。
初期症状は書類をなくすなど物忘れのほか、抑うつ状態になる場合があります。
しかし、認知症と疑うことは少なく、疲労やうつ病と勘違いされることが多いです。
結果、初期症状を見落としてしまう場合があります。
早期発見のポイントとして、生活動作や態度が普段と違う事に気づくことが重要です。
少しでもおかしいと感じた場合、受診することをおすすめします。
問診や認知機能検査、血液検査、脳の画像検査などで認知症の有無を疑うことができます。
また、MCIの早期発見の為に人間ドックを受けることをおすすめします。
脳の状態が確認でき、MCIの早期発見が期待できます。
出典:認知症介護研究・研修 大府センター「若年性認知症とは」
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MCI認知症の保険について
認知症の方が利用できる保険の中には、MCI認知症に関する特約を付けられるものもあります。
軽度認知障害と診断された場合に保険金が支払われるものです。
MCIの症状改善や、認知症に進行しないよう対策していくための準備という位置づけです。
高齢化率が高くなるに従い、軽度認知障害・認知症者の率も高くなると予想されています。
認知症ケアに対する介護負担・金銭的負担の増加も問題となっているため、時代背景にあった保険といえるでしょう。
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軽度認知障害(MCI)から認知症に移行する人の割合
軽度認知障害(MCI)の状態から認知症を発症する確率は年間で10〜30%といわれています。
また、5年で認知症を発症する確率は約40%といわれています。
軽度認知障害(MCI)だからといって必ずしも認知症を発症するわけではなく、この時期をどう過ごすかによって左右されます。
逆に、認知機能が元に戻り正常と診断される方もいるようです。
その割合は年間14~44%といわれています。
認知機能が正常に戻るのは、脳の神経細胞の一部がダメになってもほかが補い合う機能を持っているからです。
やはり、認知機能の低下は軽度認知障害(MCI)の時点で食い止めることが重要といえるでしょう。
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軽度認知障害(MCI)の進行を防ぐための対策
軽度認知障害(MCI)の改善には食事療法や運動療法が必要になります。
脳を活性化させることで症状の進行を抑えることができるとされています。
食生活を見直す
食生活を見直すことはもっとも基本であり大切な要素です。
1999年のロッテルダム研究では糖尿病を持つ高齢者の場合、アルツハイマー型認知症になるリスクが1.9倍高く、血管性認知症になるリスクが2倍も高くなるというデータがあります。
糖尿病の原因は偏った食生活や運動不足、睡眠不足、喫煙や飲酒です。
同時にこれらは、高血圧症、脂質異常症、動脈硬化、肥満などの生活習慣病の原因でもあります。
さらに、高血圧症や動脈硬化は血管性認知症の原因でもある脳卒中(脳出血や脳梗塞)につながりかねません。
過剰な糖分摂取や塩分摂取をやめ、栄養素バランスの整った食生活を心がけるようにしましょう。
既に生活習慣病を患っている方は、かかりつけ医に相談することで栄養指導を受けられることもあります。
まだ医療機関にかかるほどではないという方は、栄養ケアステーションなどの利用がおすすめです。
栄養ケアステーションは医療機関や民間企業、薬局が運営する地域密着型の事業所で、管理栄養士が食や栄養に関する不安を抱える方のサポートを行ってくれます。
適度な運動
運動もまた認知症発症リスクをとどめるうえで重要な要素となります。
WHO(世界保健機関)が発表しているガイドラインでは認知症リスクを低下させるためには30分以上の運動を週5回行うことが推奨されています。
行うべき運動の強度は、国際的な運動基準に照らし合わせると7.5メッツといわれており、1週間で7.5メッツの運動が必要ということになります。
メッツとは運動や身体活動の強度を表す単位で、安静時を1メッツとしたときに比較して何倍エネルギー消費できるかを示します。
例えば掃除1時間あたりのメッツは2~3.5メッツといわれています。
つまり、週5回30分ほど掃除をするだけで5~8.75メッツになりますから、それだけで認知症予防につながることになります。
脳を活性化させる
常に脳を元気な状態にしておくことも当然大事な要素です。
脳を活性化させるためには、脳の血流を上げていくことが必要になります。
逆に、脳の血流が低下していけば認知機能の低下につながるといわれています。
脳の活性に良いとされる取り組みの中には読書や計算があります。
頭を使って思考したり想像したりすることで脳が活性化されます。
その他には、新しいことへのチャレンジも推奨されています。
脳は新しい取り組みや難しい取り組みにチャレンジすることにより神経伝達物質であるドーパミンが分泌され脳が活性化するといわれています。
人とコミュニケーションをとる
軽度認知障害(MCI)の状態になると徐々に趣味への興味を失ったり、他者との交流を閉ざすようになり人付き合いが悪くなってしまうことがあります。
私たち人間は人とコミュニケーションをとることで、オキシトシンというホルモンを分泌するようになります。
オキシトシンが増えることで脳の内側前頭前野が活性化するとされています。
また、笑顔で交流することでも前頭前野の脳血流量が増えることがわかっています。
もし身内の方に軽度認知障害(MCI)の方やその予備群の方がいる場合にはできるだけコミュニケーションをとったり、笑顔で過ごせるような環境を作ることが大切になります。
認知症と診断された場合、さまざまな不安要素に頭を悩ませるかもしれません。また、認知症は治療できるの?と疑問に思う人も多いともいます。現在、例外を除いて認知症を完全に治す治療法は見つかっていません。しかし認知症は認知症治療薬の服用などによ[…]
MCIかも?セルフチェックで早期発見
MCIは早期に早期発見が大切とされています。
早期発見することで、症状が軽いうちから本人、家族がMCIへの理解を深められます。
病気としっかりと向き合い話し合うことで、今後の生活の準備ができます。
生活の準備には、介護保険サービスを利用するなど環境を整えることで、生活の負担を減らせます。
また、早めに治療することで症状が改善する可能性があります。
そのため、早期発見をして原因となっている病気を知ることが大切です。
以下では、MCIのセルフチェックについてご紹介いたします。
- 財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 5分前に聞いた話を思い出せないことがありますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などのもの忘れがあると言われますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 今日が何月何日かわからないときがありますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 言おうとしている言葉が、すぐに出てこないことがありますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 貯金の出し入れや、家賃や公共料金の支払いは一人でできますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 一人で買い物に行けますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- バスや電車、自家用車などを使って一人で外出できますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 自分で掃除機やほうきを使って掃除ができますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
- 電話番号を調べて、電話をかけることができますか
まったくない(1点)ときどきある(2点)頻繁にある(3点)いつもそうだ(4点)
チェックの結果20点以上の場合、認知機能や日常生活に支障が出ている恐れがあります。
お近くの医療機関へ受診してみましょう。
また、医学的診断に代わるものではなく、チェックリストの結果はおおよその受診目安となるものです。
MCIの診断には、医療機関での診察が必要です。
さらに、身体機能が低下している場合、点数が高くなることがあります。
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軽度認知障害(MCI)についてのまとめ
以下がまとめとなります。
- 軽度認知障害(MCI)の特徴は、認知機能障害があっても自覚はあり、日常生活に支障がないこと
- 軽度認知障害(MCI)は早期発見と対応によって、脳を正常に戻すことも可能
- 軽度認知障害(MCI)が進行すると、認知機能の現れ方によりさまざまな認知症の発症につながるリスクがある
ここまで軽度認知障害(MCI)に関する情報やその特徴・対策方法などを中心にお伝えしてきました。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。