看護師転職を検討中・面接待ちの皆さん、こんにちは。
今回は面接で聞かれる質問集や回答例についてまとめました。
あくまでも参考なので、ご自身の経験や・性格を考え、面接に備えていきましょう。
”備えあれば憂いなし”
面接だけで終了ではないですが、就職するには避けて通れない面接。
このページを読み終わる頃には、看護師の皆さんが自分を振り返り、自信を持って面接に挑めるようになるよう、また、無事に採用されるよう有益なアドバイスをご紹介していきますね。
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看護師転職の面接を成功させるための事前準備とは?
志望施設についてよく調べておく
「どうしてこの病院を選んだのですか?」
これが一番最初によく来る質問かと思います。医療業界だけではなく、一般企業でも企業研究といって事前に調べておく事がとても重要です。
病院規模・病院の特色や理念は、他の病院や現在の就職先と比較してどうなのか紙に箇条書きにしてまとめておくといいでしょう。
自分の回答に一貫性を持たせる
「何故転職しようと思ったのですか?」
これもよくある質問の一つです。
キャリアアップしたい・ここの土地柄が好き・家族の事情・給与の不満・人間関係・業務量の多さ等、理由は沢山ありますよね。
その場合一度仕事とプライベートを物語の様にストーリー仕立てにしてみると自分がどうして転職活動をしようと思っているのか見えてきます。
皆さん誰でも本の1冊は読んだことがあるはず。
絵本でも小説でも物語は一貫性がなくては終わりません。
ストーリーの中からキーワードを探すつもりで書き出してみましょう。
面接練習・模擬面接をする
上記2つを粗方掴んだら、登録している求人サイトに模擬面接や面接練習を依頼しましょう。
看護学生時代の先生に連絡するといったケースもあります。
もし周りにいない場合は、友人やご家族にお願いしてみるのもいいかもしれないですね。
アクセスを調べておく
当日、病院までの道のりは土地勘がないと迷うケースが殆どです。
事前に病院の前まで行ってみるといった声も見られました。
距離があり、どうしても難しい場合は、携帯のマップから病院を探しましょう。
入口も1つだけではないので要注意です。
大きな総合病院や大学病院は入り口が複雑な場所にあります。
時間に余裕を持って、20-30分前到着するぐらいがちょうどいいです。
服装や身だしなみは整える
・服装:プレーンなスーツ
中途採用の方はカジュアルスーツを着ている事もあり 最近の傾向としてスーツじゃなくてもOKというところもありますが、やはり一番無難なのは黒や紺のプレーンなスーツ。
ストライプや柄のないスーツは転職以外でも使えますので1つは持っておきましょう。
女性:シャツは白や薄ピンクで季節に合わせて素材を選びましょう。
パンツでもスカートでも可能ですが、ミニスカートや、スリットの深いスカート、
タイトすぎるスタイルはNGです。
またベーシックなストッキングを履くようにしましょう。
男性:パンツスタイルでジャケットを羽織るようにしましょう。
ブランドベルトや華美なネクタイではなく、紺色が無難です。
ストライプの入ったものだと清潔感も増します。
黒は喪服をイメージさせるので避けましょう。
注意:シャツから透けない様にインナーを着ましょう。
病院内は空調管理がされているところが殆どですが面接先担当者さんの計らいで
「暑いのでジャケット脱いでいいですよ」
なんて言われる場合もあります。
ジャケットを脱いだらノースリーブだった
シャツから肌が透けているなんて事にならないよう充分に注意しましょう。
・髪型:清潔感のあるまとめ髪・髪色は真っ黒にすると違和感があるので自然な髪色がベスト
女性:ショートの場合はヘアピンで耳を出す。ワックスやスプレーである程度まとめる。
ガチガチに固めると違和感があるので、短い頭頂部の後毛や切れ毛を抑える程度にしましょう。
ロングの場合は黒いヘアゴムで一つにまとめ長い前髪は左右に寄せてヘアピンで留めましょう。
夜会巻きや編み込みといったヘアアレンジはNG。
可愛らしさやきっちり感は伝わりますがシンプルなまとめ髪が一番です。
男性:ロングヘアーの人はNGです。耳が見える短髪で清潔感を出しましょう。
7.3分けにしてハードワックスで固めると営業マンのような印象も。
また過度なパーマもNGです。自然にまとまる程度にしましょう。
注意:男女共に髪を頻繁に触ったりする事がありますが、面接中に髪を触りながら話すのはNGなので注意です。
・メイク:ナチュラルメイク
女性:自分の肌色にあったファンデーションを薄づきで塗って一塗りチークをする事で血色感が出て健康的です。
目元をまつ毛エクステをしている方がいますが、”患者さんの傷に入ったらどうするの”なんてイメージを持たれてしまうので控えましょう。
濃い化粧をしなくても十分です。
あくまでも自然で明るい印象を与えられるようなメイクで面接に挑みましょう。
男性:近年では男性もメイクをするようになりましたが基本的には控えて下さい。
髭は必ず当日に剃りましょう。
・アクセサリー:基本的には外して行く
女性:結婚指輪や、ワンポイントのネックレス程度ならOKですが、基本的にはアクセサリーは控えましょう。
男性:結婚指輪は可能ですが、基本的にはNGです。
・靴:黒のパンプス・黒の革靴
女性:黒のローヒールのパンプスを履きましょう。
素材は合皮でも構いません。
エナメルパンプスやスエードパンプスは控えましょう。
また、歩きやすさ重視でフラットパンプスを選ぶ方もいますが、
出来れば3−5cmのヒールがある方がビジネスシーンではいい印象を与えますし、
脚長効果もあるので綺麗に見えます。
男性:合皮でも本革でも構いません。黒の革靴を用意しましょう。
茶色やくすみ加工された革靴はNGです。
磨いていると清潔感が増すので、前日に面接イメージでもしながら磨いてみて下さいね。
・かばん:A4サイズの書類が入るカバン
女性:ピンクや黄色などの華美なブランドは控えて下さい。
黒か紺色のカバンを選びましょう。
柄や小物がついたものではなくシンプルなものがいいです。
新卒の方は合皮の黒カバンがベストです。
男性:女性同様、華美なブランドは控え、A4資料の入るリュックにもなるカバンを持っていると爽やかさが増します。
持ち物は事前に用意する
カバンの中に入れるものを前日に準備しておくと、当日慌てる事なく出発できるので、準備は前日のうちに済ませておきましょう。
中途採用の面接者のカバンの中身例(20代後半女性)
・履歴書と職務経歴書
→企業や病院へ事前に提出してある場合でも印刷して一部は持っておきましょう。
その他、面接先からヒアリングシートやキャリアシートなど、独自のものを依頼されるケースもあります。
・クリアファイル
→渡された資料や名刺をカバンの中にそのまま入れずにクリアファイルに入れましょう。
注意:名刺は面接中すぐにしまうのではなく、机の上に置いておきましょう。ビジネスマナーになります。
・ペンポーチ
→小さくまとめておくと荷物が増えずに済みます。
赤・黒・青のペンがあるといいです。
・メモ用紙・手帳
→企業情報や言われたことをメモするのは相手にとっても好印象ですし、自身が何より忘れないので、必ず持っていくようにしましょう。
・印鑑
→当日採用で印鑑を求められる可能性もあるので念の為入れておきましょう。
・求人担当者の連絡先の控え
→面接終了後は連絡して下さいとお伝えしてくれる求人サイトがほとんど。
感触や感想などアウトプットしてフィードバックしてもらえるよう、連絡先は控えておきましょう。
・ハンカチとティッシュ
→お手洗い利用時や緊張による鼻出血を起こす可能性もごく稀にあります。
また面接官と話をしていたら感極まって泣いてしまった例も。
男女共に持っておくといいです。
以上、7つ記載しました。
マップや緊急連絡に使えるよう、携帯電話も忘れずに持参し、面接中は電源OFFにしましょう。
出典:マイナビ看護師「転職面接を成功させるには?」
出典:HOPナビ看護師「看護師面接のよくある12の質問の意図と面接マナーと注意点」
出典:看護roo!「転職ガイド」
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【看護師転職】面接でよくある質問と回答例
では本題となりますが、面接で実際によくある質問と回答例を紹介します。
質問する面接官、面接を受ける看護師さんを対話風に記載していますので、参考にして下さい!
丸々暗記すると違和感があるので、冒頭で説明した通り自分の看護師人生をストーリー仕立てにしながら、先方に伝わりやすい回答をしていきましょう。
自己紹介について
面接官:「初めまして、まず自己紹介からしてもらえますか?」
転職希望Aさん(以降Aさん):「初めまして。Aと申します。本日はお忙しい所貴重なお時間をいただきありがとうございます。手短にはなりますが自己紹介をさせていただきます。私は〇〇出身で、看護師免許取得後、〇〇へ転居し、〇年間〇〇病棟にて急性期の経験を積んで参りました。今後、更にスキルアップを図りたく、急性期看護で活躍されている貴院を志望しております。本日はよろしくお願い致します。」
長所について
面接官:「あなたの長所と短所を教えて下さい」
Aさん:「はい、長所は冷静に判断出来る事だと思っております。しかし看護師になりたての頃はいつも慌ててばかりでした。急性期看護で経験を積み、どのような状況でも焦らず対応出来るようになったのは、メリットであり強みです。逆に短所はスタッフ間の阿吽の呼吸が多かったので新天地でコミュニケーションエラーが起きてしまう事が心配です。しかし、話し合う事の重要性を教育で学んでおりますので入職した際は意識してコミュニケーションを図って参ります」
志望動機について
面接官:「どうしてうちの病院を希望されたんですか?」
Aさん:「貴院では救急受け入れ数が一番と伺っております。自身、今まで地域中核病院であり急性期と言いましても症例数が少なかったです。しかし、現職において基礎看護の積み上げはして参りました。患者様に寄り添う事を前提におき、更にスキルアップして貢献していきたいと考えております。」
転職理由について
面接官:「わざわざ転職しなくても急性期ならそこでもよかったのでは?」
Aさん:「はい、おっしゃる通りです。しかし、経験を重ねていく中で急性期の醍醐味に気づきました。地域の病院なので、貴院の患者様にどの様な看護を提供出来るか、是非キャリアを重ねていきたいと思っております。」
看護師になろうとした理由
面接官:「あなたが看護師になろうと思ったきっかけはなんですか?」
Aさん:「はい、幼い頃から看護師になると決めておりました。理由は幼い時に癌で祖父を亡くした事から始まります。家族が医療従事者でして周りの勧めもあり、看護師を目指しました。小学校の作文でも看護師になると書いてある事を最近知り、自分でも驚いております。今でも人の役に立てる事が何よりの誇りです」
印象的な患者さんとのエピソード
面接官:「患者さんとの関わりの中で印象的な思い出ってありますか?」
Aさん:「はい、あります。1つは私が看護師1年目の頃、〜の経験をした事です。当時の私にとっては慌ててしまう様な事象でした。しかし、その後ご家族様から、丁寧にありがとうとお言葉をいただき、患者さまの傍にいれて良かったと思った瞬間でした」
Aさん:「アドヒアランスの悪い患者様に対して、食事指導をマニュアル通りにした所、怒られてしまった事がありました。しかし、相手を受容しつつ、工夫できるポイントを具体的に示して説明した所、それなら出来そうだ、ありがとうと言われた事です。その患者さんの再入院はなくなり、アドヒアランスの向上に繋がりました」
スキル・能力について
面接官:「あなたが以前、もしくは、今勤めている病院で得たスキルはなんですか?」
Aさん:「急性期におけるアセスメント能力スキルです。忙しい中でも患者さんとコミュニケーションを図る事もスキルの一つとして身についたと実感しています。またカテコラミンの使用頻度が高い病棟にいたので、点滴ポンプや重要性の理解。点滴漏れがないようなルートキープには自信があります。」
インシデント経験について
面接官:「看護師をしていると忙しくてインシデントを起こしてしまう事もあると思いますが経験ありますか?」
Aさん:「はい、看護師3年目の時に夜勤明けで内服させていた際、別の患者様が食事を下げようとしたのか一人で歩いて転倒した事がありました。すぐに気づき、医師へ報告し、大事には至りませんでしたが、〝後で下膳するのでお待ちくださいね”と一声かけておけば良かったと反省しております。そこから忙しい中でも少しの声がけの重要性を学びました。」
自己PRについて
面接官:「あなたの看護でも看護以外でも自己PRがあれば教えて下さい」
Aさん:「はい、私は小さい時から運動をしており県代表に選ばれた経験があります。体力には自信があり、チャレンジ精神もあると思っており、看護に活かせる体力は持っています。明るさもあると言われるので患者様からも話していると元気になると言われます」
夜勤や残業ができるかどうか
面接官:「慣れてきたら夜勤5回・残業も少しはありますが大丈夫ですか?」
Aさん:「はい、大丈夫です。」
今後のキャリアプランについて
面接官:「今後のキャリアプラン考えていますか?」
Aさん:「申し訳ございません。正直まだ見えておりません。しかし、毎日毎日1つずつの業務・看護を行う事で見えてくる事があると思っておりますので、その際は是非相談させていただきたいです。」
看護観について
面接官:「あなたの看護観を教えて下さい」
Aさん:「はい。私は急性期看護しか学んできておりませんが、看護の本質は人と人とのコミュニケーションにあると思っております。患者様本人だけではなく取り巻く環境・家族を包括的にサポートし、安心材料を提供できる。サポートできる。そんな看護師になりたいと思っております」
看護師の方で、現在の職場から転職を考えている方もいますよね。看護師転職を成功させ、後悔しないためにはどのように進め、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか?看護師転職サイトはそのような疑問を持った方を適切にサポートしてくれ[…]
困りやすい質問・答えにくい質問について
実際、本当にあった困った質問や答えにくい質問をまとめてみました。
うち、厳しいけど本当に大丈夫?
→覚悟を決める念押しで言われる感じが強く「はい大丈夫です」としか言えません でしたが、ここまで言われると返答に困りました。
回答例:「はい。大丈夫です。頑張ります」
入社後に配属決めるけど大丈夫?
→希望を出しているが、採用側が足りない科に充足させるとの事で返答に困りまし た。
回答例:「出来れば〇〇科を希望しますが、もし違う部署に配属になった場合は是非チャレンジさせて下さい。そして後々希望の〇〇科のご相談させていただく事は可能ですか?」
結婚しても継続できる?
→これはその時にならないと分からないのが現状ですよね。
回答例:「はい、引き続き是非貢献して参りたいという気持ちは強いです」
逆質問する場合
面接終了間際によくある「質問はありますか?」に対しての逆質問例を5つ挙げてみました。全く質問しないと担当者側も「入社意思本当にあるのかな?」とあまり心象が良くないので入社後のイメージをしてみて疑問に思ったことは聞いてみましょう。
逆質問例
- 入社させていただいた場合、研修制度はどのようになっているでしょうか?
- 定期的な勉強会はあるのでしょうか?
- 看護師さんの中で、輝いている看護師さんの特徴を是非教えて下さい
- 病床稼働率はどの程度で、平均入院期間はどのくらいでしょうか?
- 3交代と拝見致しましたが、実際に初めてでイメージが湧かず、看護師さんのスケジュールをご存知の範囲で教えていただきたいです。
5つ挙げましたが、冒頭にも記載した通り、病院の特色や理念を理解しているのか、就職先に興味を持っているかどうかが分かります。
上記質問以外にも病院の特色から働いているイメージを膨らませて能動的に動けるよう準備していきましょう。
出典:バイトルPRO「看護師の面接でよく聞かれる100の質問と逆質問の例」
答える必要がない質問について
いくら採用していただく看護師側でも質問内容によっては人権問題や個人情報の侵害に繋がります。
上記にも記載した通り、実際にあった困った質問例にもありますが、プライベートに踏み込みすぎた質問は無理に答える必要はありません。
- 行きつけのご飯屋さんは何処?
- マンションに住んでるの?一戸建て?
- パートナーはいるの?
- いつ結婚するの?
など、アイスブレイクとして気軽に話せる面接官ならいいですが、違和感のある、突拍子もない質問を投げかけてくる場合もあります。
対策として、
「そうですね、また入職した際に機会がありましたらお話しさせて下さい」
「結婚はまだ考えておりませんが、貴院にご迷惑をかけぬようこちらも配慮致します」
など返答すると穏便に交わすことができます。
それでも尚、強要して返答を求めてくる所は、一度立ち止まり入社そのものを検討しましょう。
出典:マイナビ看護師「答える必要がない質問もある」
出典:厚生労働省HP「公正な採用選考の基本」
採用担当者はこんな所を見ている!
清潔感・最低限のビジネスマナー
人は視覚が9割と言われています。
見た目を清潔にしようという心がけや挨拶・笑顔といった所は入室時から見ています。
表情や態度目線
最初は緊張していても、徐々に話していくと解れていく表情や態度から面接官は本質を見抜きます。
終始、緊張して下さいという訳ではないですが、素直で尊重の気持ちを持つことが表情や態度に現れます。
特に目線に注意です。キョロキョロしてしまったりすると落ち着きがないと判断されてしまう可能性があります。
Web面接でも・対面でも相手の目を見るか、相手の眉間を見ることがポイントです。
但し、実際自分がされてみると分かるのですが真顔で凝視されるのも困ります。
時に微笑んで目線を逸らしてみたり、質問に対して考えている時には相手の向こう側をみるようなつもりで面接してみて下さい。
コミュニケーションスキル
緊張すると自分だけの話になってしまう事が多いですが、聞く事も重要です。
長く話して満足するのではなく、コミュニケーションを取るつもりでポイントを抑えて会話する。
その気持ちがコミュニケーションスキルが高いと判断されます。
頷いたり、聞いている姿勢を持つ事が重要で、斜め15°の前のめりぐらいの姿勢が相手との面談の際に有効と言われています。採用の一番のポイントともなり得ます。
質問に対し受け答えができているか
これは日常会話にも当てはまりますが、質問に対し、明確・簡潔な答えができる事が重要になってきます。
面接官はくだけて色々と和ませてくれるシーンも良くありますが、微笑む程度にして、面接中はしっかりと仕事に従事した自分のイメージを持つことを忘れないでいて下さい。
【看護師転職】面接の質問を上手に答えるためのポイント
回答例の丸暗記はしない
当たり前のことですが、転職をするのは自分自身のためなので回答例の丸暗記はせず参考程度とし、自分の看護師人生をストーリー仕立てにしてポイントを掴んで下さい。
待遇の交渉は内定後に
面接時から給与交渉や雇用形態の交渉を行う事は基本どの企業もタブーとされています。
看護師求人サイトを使用しているなら担当者へ要望を伝え、自己応募なら、内定後に相談としてお伺いを立てましょう。
ポジティブに回答する
上記、回答例をみて下さった方はお気づきかと思いますが、話をポジティブに変えています。
ネガティブが悪い訳ではないですが、それを受け入れ、どう変化させていくか。という前向きな気持ちが重要です。
逃げの転職は避けましょう。
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ブランクを経て働く方へ!ナースセンターとは?
「面接内容はみてみたけどブランクについての面接対応方法がない…」
そう思われたママさん看護師保有者さん、その他臨床を離れている方。
「現在、事情により現場を離れていて看護師として再就職したい。」
とブランクを抱えている方向けに厚生労働省からナースセンターというサポートシステムの提示があります。
概要について説明します。
看護職のキャリアと働き方支援
これは厚生労働省認可の求人紹介サイトではなく厚生労働省が提示しているサポートシステムになります。
【ポイント】
- ブランクを抱えた潜在看護師さん向け
- 47都道府県に1箇所ずつある
- 再就業相談と無料の求人案内
- 再就職支援研修(最新の技術面や看護研修)
- ブランクを抱えた人が相談し合える交流会がある
以上5つのポイントがあります。
特に4つ目は一番気になるポイントではないでしょうか
「注射の仕方が変わったみたいで不安」
「前はこうだったけどどうやら新しい技術が増えているらしい」
確かに大体1−2年毎に医療技術は発達しているのが現状です。
医療設備も整っており、見た事もない機械に触れるのは不安がありますよね。
例えばですが今は留置針(サーフロー)も患者様に刺して、ボタンを押すだけで針が格納されて看護師さんの暴露予防にも繋がっています。
そういった部分のサポートも行ってくれるので心強いですし、現場復帰時も劣等感に苛まれることなく、新しい場所で働けますね。
登録の流れは看護師求人サイトと類似しています。
- スマホからe-ナースセンターへアクセスし登録
- 求人情報検索
- 応募・面接
- 合否結果をナースセンターへ報告
- 就職
のフローになります。
ネットだけの登録ではなくナースセンター所在地一覧で来所して相談する事も可能です。
ハローワークの看護師バージョンといったら分かりやすいでしょうか。
どんな方が登録しているかというと
- 旦那様の転勤で5年間働いた病院を辞めてそれっきり仕事をしていないが子供も大きくなり再就職を考えている方
- 看護師を一度離れ、違う職業に就いたが、看護師として病院での再就職を検討している方
になります。
国で提供しているサポートですし、気になったら一度登録して技術面や最近の病院事情の収集から初めてもいいですね。
是非ご覧ください。
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【看護師転職】面接で聞かれる質問まとめ
ここまで看護師転職時の事前準備から面接質問までお伝えしてきましたが、
いかがでしたでしょうか?
事前準備
病院情報収集・持ち物
身だしなみチェック
転職のヒストリー確認
質問集
ポジティブに変換
働くイメージを湧かせて面接に挑む
逆質問で更にイメージを具体化し、先方にもいい印象を持ってもらう
以上のポイントを忘れず、面接をクリアするよりはその先自分がどうなっているのか少しでもイメージできるよう、皆さんの看護師人生をストーリー仕立てにして見て下さいね。文章化することで繰り返されるキーワードや経験値が見える化されていい機会にもなります。
物質的な準備は勿論ですが、思考整理の事前準備も行う事が何より大事です。
面接当日は面接官や病院スタッフさんに良い印象を持って貰い、採用を勝ち取っていきましょう。
勿論入職後も、気持ち固めや自分の見直しは忘れないで下さいね。
面接を受ける皆さん側にも病院の見極め力がつきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
スタッフ一同応援しております!