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健達ねっと>健康お役立ち記事>栄養>体にいい食べ物ランキング!ライフスタイル別におすすめの食べ物も紹介!

体にいい食べ物ランキング!ライフスタイル別におすすめの食べ物も紹介!

「体にいい食べ物」を選びましょうと良くいわれています。

では、体にいい食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?
また、自分のライフスタイルに合った、体にいい食べ物とは何なのでしょうか?

本記事では、身体にいい食べ物について、以下の点を中心にご紹介します。

  • 健康の定義とは
  • 体にいい食べ物の条件とは
  • 体にいい食べ物とは

体にいい食べ物について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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「体にいい食べ物」とされる条件とは?

体にいい食べ物は、インターネットやメディアなどでもよく紹介されています。
では、体にいい食べ物とは一体どのようなものなのでしょうか。

体にいい食べ物の条件をみていきましょう。

そもそも「体にいい」のそもそもの定義
私たちは普段「健康」や「体にいい」といった言葉を良く使います。
そもそも、健康とはいったいどのようなものなのでしょうか。世界保健機関は、健康の定義を以下のように定めています。「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

(出典:公益社団法人日本WHO協会【健康の定義】)

健康とは、身体面だけでなく、心理的・社会的にも健やかな状態を指します。

バランスの良い栄養素

体にいい食べ物とは、さまざまな「栄養素」が「バランス良く」含まれている食べ物です。
具体的には、糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などが過不足なく入っている食べ物を指します。

栄養価が高い

「栄養価」とは、さまざまな栄養素の「含有量」のことです。
各栄養素の含有量が大きい食べ物ほど、体にいい食べ物ということになります。

飽和脂肪酸が少ない

体にいい食べ物を判断する基準の1つが、「飽和脂肪酸」の含有量です。

飽和脂肪酸とは脂質の1種で、体内でエネルギーに変換されやすい成分です。
しかし、飽和脂肪酸を摂りすぎると肥満・動脈硬化などの原因になります。

必要以上の添加物は使用していない

「添加物」が少ないほど体にいい食べ物とされています。
添加物とは食品の加工・保存のために使用される成分のことで、保存料・甘味料・着色料などが代表的です。

添加物が少ない食べ物ほど、天然に近い状態になります。
そのぶん人体への影響が出にくいため、体にいい食べ物と考えられています。

持病を悪化させる栄養素が入っていない

健常者の方には体にいい食べ物でも、特定の持病がある方には毒になる場合があります
たとえば腎臓病の方は、塩分・タンパク質を摂りすぎると症状が悪化するおそれがあります。

食品アレルギーの方も、アレルギーが出る食べ物は控えなければなりません。
つまり、体にいい食べ物とは、誰にとっても体にいいわけではないのです。

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体にいい食べ物に含まれる大事な栄養素とは

健康には栄養バランスのいい食事が必要ですが、そもそも栄養素とは何でしょうか。
栄養素とは、食べ物に含まれている成分のうち、人間の体に必要な成分のことです。

ここでは、6つの栄養素について紹介します。

糖質

糖質は、エネルギー源(1gあたり4kcal)として最も多く利用される栄養素です。
栄養素の中で摂取してからエネルギーに変わるまでの早さが最も早く、即効性があります。
このエネルギーによって、体や脳を動かしているのです。

糖質はご飯やパン、麺、いも、果物、砂糖に多く含まれています。
1日で摂取するカロリーのうち、60%を糖質からとるのが望ましいとされています。
1日2,000kcal必要な人であれば、1,200kcalが目安です。

脂質

脂質は、1gあたり9kcalと最も高いエネルギーに変換される栄養素です。

脂質には、体の中で作れない必須脂肪酸が含まれています。
必須脂肪酸は体の細胞膜やホルモンの材料であり、不足すると発育障害や皮膚炎の原因になります。
さらに、脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)の吸収にも役立ちます。

脂質は1日で摂取するカロリーの内20~30%ほどが目安とされています。
1日2,000kcal必要な人であれば、約55gを脂質から摂るようにしましょう。

タンパク質

タンパク質は、血液や筋肉などの組織や酵素、ホルモンの材料として使われ、エネルギー源になることもある栄養素です。
タンパク質は20種類のアミノ酸で構成され、体内で合成できない必須アミノ酸と、体内で合成できる非必須アミノ酸に分類されます。

食べ物から摂るタンパク質には納豆や豆腐から摂れる植物性と肉類や魚介類から摂れる動物性があります。

日本人の食事摂取基準によると、1日の摂取量の目安は、男性で65g、女性で50gとされています。

ビタミン

ビタミンは、体のエネルギーにはなりませんが、体の機能を正常に保つために必要な栄養素です。

ビタミンは13種類あり、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2つに分類されます。
野菜や果物などの植物性食品に含まれているビタミンもあれば、肉類や乳製品などの動物性食品に含まれているビタミンもあります。

ビタミンは1日に必要な量は少ないですが、体内で作られないため、食べ物から摂取しなければなりません。
特定の食べ物に偏らないよう、バランスよい食事を心がけましょう。

ミネラル

ミネラルは、体の機能を保つのに必要であり、体の構成成分にもなる栄養素です。
ミネラルは100種類以上ありますが、なかでも体に必要な16種類のミネラルを必須ミネラルといいます。

ミネラルは1日に必要な量は少ないですが、ビタミンと同じく体内で作られないため、食べ物から摂取しなければなりません。
ミネラルが不足すると熱中症や骨粗しょう症、食欲不振など様々な体のトラブルが起きてしまう可能性があります。

食物繊維

食物繊維は、食べ物の成分の中で消化できない栄養素です。
食物繊維を摂取すると、便通を整え便秘を防ぐ効果が期待できます。
また、肥満や脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防・改善にも効果があると言われています。

厚生労働省は1日あたりの摂取目標量を男性は21g、女性は18gとしています。
食物繊維は普段の食生活では意識しなければ不足しがちな栄養素です。
生活習慣病の予防にもなるため、食物繊維を毎食摂るよう心がけましょう。

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体にいい食べ物25選|科学的根拠を検証

自身に必要な栄養素から、以下の体にいい食べ物から選んでください。

  • 玄米・雑穀などの穀物
  • かぼちゃやしょうがなどの野菜
  • アーモンドなどのナッツ類
  • 青魚やいか、うなぎなどの魚介類
  • 納豆やキムチなどの発酵食品
  • ヨーグルトやチーズなどの乳製品

体にいいとされる食べ物をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

栄養素と主な働き

栄養素と主な働きを以下でまとめています。
これから、具体的な体にいい食べ物をみていく上で、気になった栄養素があれば、ここに戻って確認してください。

亜鉛貧血を防ぐ・免疫力を強化する
EPA血液をサラサラにする・血行を促進する
カプサイシン代謝を上げる・脂肪を燃焼させる
カリウム余分なナトリウムを排出して高血圧を防ぐ
カルシウム骨を丈夫にする・イライラを鎮める・免疫機能を調整する
コラーゲン肌の弾力を保つ
サポニン免疫細胞を活性化させる・脂肪の蓄積を防ぐ・細胞の酸化を防ぐ
脂質エネルギーになる
シネオール食欲増進・疲労回復
ショウガオール・ジンゲオール殺菌作用・血流促進・冷え性の改善
食物繊維便秘を改善する・腸内環境を整える・糖質や脂質の吸収を抑える
タウリン肝機能を高める・脳の疲労を回復する・筋肉の疲労を回復する
炭水化物エネルギーになる
タンパク質筋肉・血液を作る・エネルギーになる
赤血球を合成する・貧血を防ぐ
糖質活動エネルギーになる
乳酸菌腸内環境を整える・免疫機能をアップさせる
乳糖ミネラル類の吸収を助ける・整腸作用
ビタミンA皮膚・粘膜を正常に維持する
ビタミンB皮膚・粘膜を正常に保つ・免疫力を高める
ビタミンB1免疫力を高める・集中力をアップさせる
ビタミンB2皮膚・粘膜を正常に保つ・免疫力を高める
ビタミンB6エネルギーを生む・筋肉や血液の合成をサポートする
ビタミンB群エネルギーを生み出す・免疫力を高める・皮膚や粘膜の健康を維持する
ビタミンC細胞の老化を防ぐ・肌の健康を維持する・ストレスをケアする・免疫機能を高める
ビタミンDカルシウムの吸収を助ける
ビタミンE細胞の老化を防ぐ・免疫機能を調節する
ビタミンK血液を凝固させて、外傷からの出血を素早く止める
βカロテン細胞の老化を防ぐ・目や粘膜を正常に維持する・ウイルスの体内の侵入を阻止する
プリン体DNAを構成する
不飽和脂肪酸悪玉コレステロールを減らす・善玉コレステロールを増やす
ペクチン体内で胆汁酸や食物中のコレステロールが吸収されるのを防ぎ、コレステロール値を下げる
ポリフェノール動脈硬化を抑制する・アレルギー症状を抑える・肌荒れを防ぐ
マグネシウム骨を丈夫にする・神経の興奮を鎮める
葉酸細胞の正常な発達を促進する・貧血を防ぐ
ヨウ素甲状腺ホルモンの原料になる・新陳代謝をアップさせる
ラクトバチルス腸内環境を整える・便秘を改善する
リン骨・歯を正常に発達させる・神経伝達物質の働きをサポートする
リンゴ酸新陳代謝をアップさせる・疲労物質を取り除く

野菜、果物など

野菜・果物が体にいいとされるのは、ビタミン・ミネラルが豊富であるためです。
ビタミン・ミネラルは、体の調子を整える効果があります。

代表的なのは、体内の酵素・ホルモンの働きをサポートする作用です。
タンパク質・糖質・脂質の吸収を助けたり、エネルギー変換を促進したりする効果もあります。

かぼちゃは、免疫力アップや老化防止に役立つビタミンC、ビタミンEをはじめ、バランス良く栄養が摂れる野菜です。

かぼちゃには、以下の栄養素が含まれます。
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • βカロテン
  • 糖質
  • カリウム
ブロッコリーは、栄養価が高いことで知られています。
含まれている栄養素の種類も多く、特に多く含まれているのがビタミンCで、続いて、ビタミンE、K、葉酸、カリウム、などです。
ブロッコリーは低カロリーなため、たくさん食べても太りにくく、栄養素をたくさん摂取できる野菜です。

ブロッコリーには以下のような栄養素が含まれます。
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • 葉酸
  • カリウム
しょうがの効果は、冷え性予防、血糖値上昇を抑制、脂肪燃焼などがあげられます。
食物繊維だけでなく、細胞活性に必須のカリウムや、骨の主要構成要素の一つであるカルシウム、ビタミン類など豊富な栄養素を含んでいます。

しょうがには以下のような栄養素が含まれます。
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 食物繊維
  • ショウガオール・ジンゲオール
  • シネオール
アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂肪分が多い果物ですが、ビタミンとミネラルも豊富に含んでいます。
なかでもカリウムは100g中720mgと、生食するくだものでは群を抜いた含有量です。
高カロリー、高ビタミンのくだものなので、食欲不振になりがちな人の食事におすすめです。

アボカドには以下のような栄養素が含まれます。
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • 葉酸
  • カリウム
  • 不飽和脂肪酸
  • 食物繊維
イギリスでは「1日1個のリンゴは医者いらず」といわれるほど、リンゴは体に良い成分を多く含んでいます。
特にリンゴのポリフェノール、ペクチンは血糖値上昇の抑制やコレステロール値の低下などに効果があるといわれています。

リンゴには以下のような栄養素が含まれます。
  • ビタミンC
  • カリウム
  • 食物繊維
  • リンゴ酸
  • ポリフェノール
新鮮な果実の水分を蒸発させたドライフルーツは、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分が濃縮されています。
ポリフェノールや食物繊維は生の状態よりも多く、効率的に摂取できます。
水分量を減らしているので、生のフルーツよりも保存性が高く手軽に食べられます。

ドライフルーツの栄養素は、フルーツの種類によって異なります。
たとえば以下のような栄養が代表的です。
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • ポリフェノール
きのこは、どの種類でも低カロリーで、食物繊維がたっぷりと含まれている、ダイエット中にうれしい食材です。
きのこには、免疫力を高めるビタミンB1、B2、を始めカルシウムの吸収を助けるビタミンDといった栄養が豊富に含まれています。

きのこ類の栄養効果は種類によって異なります。
たとえばキノコ類には以下のような栄養が代表的です。
  • タンパク質
  • ビタミンD
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • リン
ナッツ類は、血行促進やホルモンバランスを整える働きがあり、血液をサラサラにするリノール酸やオレイン酸などビタミンEが豊富です。

種類によって栄養素が異なりますが、ナッツ類には主に以下のような栄養素が含まれます。
  • タンパク質
  • ビタミンE
  • ビタミンD
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • 不飽和脂肪酸
豆類には、タンパク質、脂質、炭水化物が含まれています。
含まれるタンパク質、脂質、炭水化物の構成割合で、炭水化物グループと脂質グループに分けられます。
どちらのグループでも、生体機能に必要なミネラル類、代謝を助けるビタミンB群、食物繊維が豊富に含まれています。

種類によって栄養素が異なりますが、豆類には以下のような栄養素が含まれます。
  • 炭水化物
  • タンパク質
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
海藻類には、鉄分、カルシウム、ヨウ素など、ミネラルが豊富に含まれています。

海藻類には以下のような栄養素が含まれます。
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • ヨウ素

魚介類

魚介類が体にいいとされているのは、栄養価が高いためです。
特に良質なタンパク源として注目されています。

また、魚介類の脂質の多くは、不飽和脂肪酸という摂取が難しい栄養素です。
そのほか、骨や筋肉を丈夫にするカルシウムなどのミネラル類も豊富です。

いかは、ビタミンの含量は多くありませんが、ビタミンDを除くその他のビタミン類がほとんど存在している、バランスのとれたビタミン供給源です。

いかの代表的な栄養素は次の通りです。
  • タンパク質
  • タウリン
  • プリン体
  • DHA
  • EPA
うなぎは、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸、目や皮膚の粘膜を保つビタミンA、疲労回復に効果があるビタミンB1を豊富に含んでいます。

うなぎには以下のような栄養素が含まれます。
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • DHA
  • EPA
  • カルシウム
  • コラーゲン
青魚とは、さんま、いわし、サバ、まぐろ、アジなどの、背の青い魚のことをいいます。
青魚には、DHAやEPAなどの必須脂肪酸が豊富に含まれた、健康維持に役立つ食品です。

青魚の代表的な栄養素は次の通りです。
  • タンパク質
  • タウリン
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • DHA
  • EPA

発酵食品

発酵食品が体にいい理由は、免疫細胞を活性化させる効果が高いためです。
発酵食品には乳酸菌などの微生物が豊富です。

乳酸菌などの微生物は腸内環境を整える効果があるとされています。
では、なぜ腸内環境を整えると免疫が活性化するのでしょうか。

答えは、免疫機能の多くは腸に存在するためです。
腸内環境が良好になるほど、免疫機能も正常に活動しやすくなるのです。

発酵食品は栄養価が高いのも、体にいいとされる理由です。
発酵食品に含まれる栄養素は、非発酵の食品より吸収率も高いため、少量でも効率良く栄養を摂取できます。

納豆は蒸し煮した大豆を発酵させたもので、一般的に「糸引き納豆」を指します。

大豆自体が栄養豊富な食品ですが、発酵して納豆になることで、栄養成分が変化し、大豆由来の機能成分と納豆菌によって生成される機能成分を摂取できます。

納豆の代表的な栄養成分は次の通りです。
  • タンパク質
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンK
  • 食物繊維
  • サポニン
  • 葉酸
  • カルシウム
キムチは乳酸菌の種類が豊富で、「ラクトバチルス乳酸菌」や「ペディオコッカス・ペントサセウス」などの植物性乳酸菌が存在します。
植物性乳酸菌は胃酸に強く、腸内まで届くので、腸内環境を整え、整腸作用や便通改善の効果が期待できます。

キムチの代表的な栄養成分は次の通りです。
  • ビタミンC
  • ビタミンB
  • ビタミンA
  • カプサイシン
  • ラクトバチルス

乳製品

乳製品が体にいいとされる理由は、栄養価が高いためです。
特に豊富なのはミネラル類です。

ミネラル類は、骨・筋肉の発達に欠かせないほか、神経を正常に保つ作用もあります。
乳製品にはミネラルだけでなく、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミンなどもバランス良く含まれています。

特におすすめなのは発酵した乳製品です。
たとえばチーズ・ヨーグルトなどが代表的です。

発酵食品は、発酵の過程で栄養価が高くなります。
乳酸菌などを摂取できるのも発酵乳製品のメリットです。

ヨーグルトは牛乳や脱脂粉乳などを、乳酸菌で発酵させて作られます。
牛乳の栄養に、乳酸菌の栄養・効果が加わるだけでなく、乳酸発酵により、タンパク質がペプチドまで分解されて、消化吸収されやすくなっています。

ヨーグルトの代表的な栄養成分は次の通りです。
  • タンパク質
  • 脂質
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンD
  • カルシウム
  • 乳糖
  • 乳酸菌
チーズは、牛、山羊などの乳から水分を除き、固めて作ります。
種類により異なりますが、タンパク質、脂質、ビタミンAやB2、カルシウムを豊富に含みます。

チーズの代表的な栄養成分は次の通りです。
  • タンパク質
  • 脂質
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • カルシウム
  • リン
  • 乳酸菌

穀類

穀類とは、たとえば玄米・雑穀米・全粒粉が代表的です。
穀類が体にいい理由は、炭水化物のほか、ビタミン・ミネラルが豊富であるためです。

玄米は、白米・小麦粉に比べると、体内での糖質・脂質の吸収が緩やかです。
血糖値・中性脂肪値などが急激に変動しにくいため、肥満や糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病の予防に役立ちます。

玄米の代表的な栄養成分は次の通りです。
  • 炭水化物
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
雑穀米とは、白米に玄米、あわ、ヒエ、キビ、ハト麦、もち麦、押し麦、黒米など複数の穀物を混ぜて炊き上げて作ります。

穀物は種類によって、さまざまな栄養素を含むため、白米だけでは不足するビタミン類やミネラル類、食物繊維やポリフェノールなどの栄養を、バランス良く摂取できます。
また、雑穀米は白米と比べて噛み応えがあり、満腹中枢が刺激されて少量でも満足感が得られるため、ダイエットの食材として主に取り入れられています。

種類によって栄養素が異なりますが、雑穀米の代表的な栄養成分は次の通りです。
  • 炭水化物
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンE
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • ポリフェノール
全粒粉は、白米・小麦粉に比べると、体内での糖質・脂質の吸収が緩やかです。
血糖値・中性脂肪値などが急激に変動しにくいため、肥満や糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病の予防に役立ちます。

全粒粉の代表的な栄養成分は次の通りです。
  • 炭水化物
  • ビタミンB1
  • カリウム
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • リン
  • ポリフェノール

調味料

調味料の中にも、体にいいとされるものがあります。
代表的なのは酢・味噌です。

酢が体にいいといわれている理由は、健康効果が高いためです。
たとえば以下のような効果が期待できます。
  • 食後の血糖値の上昇をゆるやかにする
  • 脂肪を燃焼させる
  • 脂肪の蓄積を防ぐ
  • 腸内環境を整える
  • 血圧を下げる
  • 疲労を回復する
味噌が体にいいとされるのは、栄養価が高いためです。
栄養価の高さを証明することわざとして、「味噌の医者殺し」「味噌の医者いらず」などがあります。

味噌には脂質・炭水化物・良質なタンパク質・ビタミン・ミネラルなどがバランス良く含まれます。
さらに、麹菌などの微生物も豊富です。
味噌に期待できる健康効果には、たとえば以下があります。
  • 胃がん・乳がんのリスクを下げる
  • 生活習慣病のリスクを下げる
  • 老化を防止する
  • 血圧を下げる
  • 肌の透明感を保つ

料理名で挙げる体にいい食べ物3選

体にいい料理として代表的なのは、サラダ・味噌汁・カレーなどです。
それぞれの特徴をご紹介します。

サラダ

サラダが体にいい食べ物といわれている理由は、野菜をたっぷり摂れるためです。
野菜にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。

ビタミン・ミネラルは体の調子を整え、病気を予防する効果があります。
食物繊維は腸内環境を改善したり、脂質・糖質の吸収を緩やかにしたりする作用があります。

ちなみに、サラダのなかでも、ポテトサラダやスパゲティーサラダの食べ過ぎには注意しましょう。

ポテトサラダやスパゲティーサラダは、脂質や炭水化物が多いためです。
サラダを食べるときは、できればグリーンサラダ・トマトサラダ・玉葱サラダなどがおすすめです。

ドレッシング・マヨネーズのかけ過ぎには注意してください。
ドレッシングやマヨネーズは、脂質が多いためです。

味噌汁

味噌汁が体にいいのは、栄養価の高い味噌を使用しているためです。
味噌にはがん予防・生活習慣予防・血圧降下などの作用を期待できます。

味噌汁は、具を工夫することで、さらに栄養価を高められます。
たとえば野菜類をたっぷり入れると、現代人が不足しがちなビタミン・ミネラルを摂取できます。

タンパク質が不足している場合は、卵や豆腐を入れるのもおすすめです。

カレー

実は、カレーは体にいい食べ物の1つです。
理由は、さまざまなスパイスが含まれているためです。

スパイスは、古くから医薬品として用いられてきたほど健康効果が高い食品です。
たとえば老化防止やがん・生活習慣病の予防のほか、肝機能の強化・血行促進・不眠の解消などを期待できます。

そのほか、腸内環境の改善やストレス軽減にも役立ちます。
健康のためにカレーを作るときは、できれば市販のルウの使用は避けましょう。

市販のルウには、脂質が多いためです。
脂質を減らしたい場合は、カレー粉を使ったり、炒め油を控えめにしたりする方法がおすすめです。

体にいい食べ物ベスト10|ランキング形式でご紹介

体にいい食べ物をランキング形式で10個ご紹介します。
主な効果とあわせてご覧ください。

順位体にいい食べ物主な栄養素主な効果
1納豆タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンK・食物繊維・葉酸・カルシウム・鉄・サポニンエネルギーになる・腸内環境を整える・細胞の老化を防ぐ・がんや生活習慣病を防ぐ・血圧降下
2ブロッコリービタミンC・ビタミンE・ビタミンK・葉酸・カリウム・鉄細胞の老化を防ぐ・貧血を予防する・免疫力を高める
3青魚タンパク質・タウリン・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・DHA・EPAエネルギーになる・脳を活性化させる・血液をサラサラにする・肝機能を高める
4ヨーグルトタンパク質・脂質・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・カルシウム・乳糖・乳酸菌エネルギーになる・腸内環境を整える・免疫力を高める・骨を丈夫にする
5うなぎビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンE・DHA・EPA・コラーゲン疲労を回復する・エネルギーになる・皮膚や粘膜の健康を保つ・免疫力を高める
6きのこ類タンパク質・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・食物繊維・カルシウム・リン骨を丈夫にする・腸内環境を整える・血圧を下げる
7玄米炭水化物・ビタミンB群・ビタミンE・カリウム・食物繊維・カルシウム・マグネシウム・鉄・リンエネルギーになる・腸内環境を整える・免疫力を高める・血圧を下げる・骨を丈夫にする
8海藻類ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・食物繊維・カルシウム・マグネシウム・鉄・リン・ヨウ素・EPA疲労を回復する・エネルギーになる・皮膚や粘膜の健康を保つ・免疫力を高める・液をサラサラにする・骨を丈夫にする
9豆類炭水化物・タンパク質・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・食物繊維・カルシウム・鉄・ポリフェノールエネルギーになる・腸内環境を整える・免疫力を高める・骨を丈夫にする・貧血を防ぐ・血圧を下げる
10キムチビタミンC・ビタミンB・ビタミンA・カプサイシン・ラクトバチルスエネルギーになる・腸内環境を整える・免疫力を高める・皮膚や粘膜の健康を保つ
健達ねっとECサイト

対象者別の体にいい食べ物

対象者別に体にいい食べ物をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

妊娠前から妊娠超初期の体にいい食べ物

妊娠前から妊娠初期の女性は、胎児の発育に役立つ栄養素・食品を意識して摂取する必要があります。

たとえば以下のような食品・栄養素が代表的です。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・胎児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
母親の貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維母親の便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム母親・胎児の骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンC鉄分の吸収を助けるレモン・グレープフルーツ・イチゴ・キウイ

妊娠中期から妊娠後期の妊婦の体にいい食べ物

多くの場合、妊娠中期はつわりが落ち着き、食欲が出てきます。
胎児の発育や母体の健康を守るためにも、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・胎児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸貧血を防いで母乳の出を良くする緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
貧血を防いで母乳の出を良くする緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維母親の便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム母親・胎児の骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンB糖質・脂質・タンパク質がエネルギーに変換されるのを助ける豚肉・かつお・まぐろ・海藻・大豆製品
亜鉛貧血を防いで母乳の出をよくする肉類・豆類・ナッツ類

臨月から産後の体にいい食べ物

臨月から産後は、胎児・乳児の発育に役立つ栄養素を摂取しましょう。
母親の妊娠・出産の疲労を回復させるような栄養を摂ることも大切です。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・胎児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
母親の貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維母親の便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム母親・胎児の骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンB12赤血球の合成をサポートして貧血を防ぐレバー類・ほたて・魚介類・チーズ
亜鉛母親の貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類

母乳を与える授乳中の体にいい食べ物

母親が口にするものは、そのまま母乳となって乳児の口に入ります。
授乳中は、乳児の発育に役立つ栄養素を意識して摂りましょう。

反対に控えたいのは、胎児に悪影響をもたらすものです。
たとえば脂質過剰なジャンクフードや、アルコール・カフェイン・香辛料などが代表的です。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・乳児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
母親の貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維母親の便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム母親・乳児の骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンC鉄分の吸収を助ける・産後のストレスをケアするレモン・グレープフルーツ・イチゴ・キウイ
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンB12赤血球の合成をサポートして貧血を防ぐレバー類・ほたて・魚介類・チーズ
亜鉛母親の貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類

乳児期の体にいい食べ物

生後半年ほど経つと、離乳食が始まります。
乳児期の食事では、母乳だけでは不足しがちな栄養の補給を意識しましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作る乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善し、発育を促す緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする野菜・果物・きのこ類
炭水化物活動エネルギーになる白米・うどん

幼児期の体にいい食べ物

幼児期は発育が著しい時期です。
血液・筋肉・骨の成長をサポートするような栄養を積極的に摂りましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作る乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類
炭水化物活動エネルギーになる米・パン・うどん・パスタ

小学生の体にいい食べ物

小学生は、筋肉・骨だけでなく、内臓・神経・リンパの発達が進む時期です。
正常な発育をサポートするような栄養を摂取しましょう。

特に積極的に摂取したいのは、タンパク質・カルシウム・ビタミンです。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作る乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類
炭水化物活動エネルギーになる米・パン・うどん・パスタ
DHA脳を発達させる青魚・魚

中学生の体にいい食べ物

中学生時期は成長期に該当し、身体的な発育が著しい時期です。
特に影響を受けるのが骨の成長です。

中学生の時期にカルシウムをしっかり摂ることで、成長後の骨粗鬆症のリスクを低減できます。

中学生は貧血が起こりやすい時期でもあります。
体が急成長するため、全身の血液循環や酸素運搬が追いつきにくくなるからです。

貧血を防ぐためにも、鉄分などはしっかり摂りましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作る乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類
炭水化物活動エネルギーになる米・パン・うどん・パスタ
亜鉛貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類

思春期の体にいい食べ物

思春期は小学校高学年から高校生くらいの時期を指します。
肉体的な成長が著しい時期であるため、発育に役立つ栄養をしっかり摂りましょう。

また、思春期に入ると、自分のスタイルなどを気にして、食事制限することが少なくありません。

成長期に必要な栄養を摂らないと、発育に大きな支障が出ます。
骨・筋肉・ホルモンなどの発達がうまくいかなくなるためです。

成長期の栄養不良は、成長後の不妊や骨粗鬆症を引き起こすこともあります。
摂食障害などの精神障害のリスクも上昇します。

成長後の健康のためにも、思春期の無理なダイエットはやめましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
カルシウム骨・筋肉・血液を作る乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類
炭水化物活動エネルギーになる米・パン・うどん・パスタ
亜鉛貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類
DHA脳を発達させる青魚・魚

青年期の体にいい食べ物

青年期は肉体的にも社会的にも充実した時期です。
いわゆる「働き盛り」に該当します。

青年期の方は、多忙などが原因で食生活が乱れることが少なくありません。
栄養バランスが偏ると、脂質異常症や高血圧などの生活習慣病のリスクが高まります。

病気や体調不良を防ぐためにも、さまざまな栄養をバランス良く摂ることを意識しましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類

40代から50代の体にいい食べ物

40代を過ぎると、肉体は徐々に老化していきます。
老化に伴い、生活習慣病などのリスクが高まります。

病気を防ぐためにも、栄養バランスの良い食事を心がける必要があります。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・小松菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類

高齢者の体にいい食べ物

高齢になると食が細くなるため、栄養が偏りがちになります。
胃腸機能の低下も栄養が偏る原因です。

胃腸の働きが悪くなると、栄養の吸収がうまく行われなくなります。
しっかり食べているつもりでも、必要な栄養が摂れていないことが多いのです。

高齢の方が特に意識して摂取すべきなのは、カルシウムやタンパク質です。
筋肉・骨が正常に維持されやすくなるため、骨粗鬆症や寝たきりの予防に役立ちます。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・小松菜
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類

喫煙者の体にいい食べ物

タバコの煙に含まれる有害物質は、体内の栄養を破壊します。
特に破壊されやすいのはビタミンA・C・Eです。

そのため喫煙習慣のある方は、非喫煙者の方より多めのビタミン摂取を意識する必要があります。

栄養素期待できる効果食品例
ビタミンC体を酸化から守るピーマン・ブロッコリー・レモン・いちご
ビタミンA(βカロテン)目の機能・粘膜を正常に維持する・がんを予防するかぼちゃ・にんじん・小松菜・春菊
ビタミンE細胞の老化を防ぐ・生活習慣病を防ぐ鮭・かぼちゃ・ひまわりの種・ナッツ

アスリートの体にいい食べ物

運動中は多くの栄養が消費されます。
そのためアスリートや、激しいスポーツなどをしている方は、栄養全般をバランス良く摂ることが大切です。

特に摂取を意識したいのは、鉄分・タンパク質・カルシウムなどです。
いずれの栄養も、貧血を防ぎ、筋肉・骨の発達を助ける効果があります。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
脂質エネルギーを作る肉・魚・良質なオイル
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・緑黄色野菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類
薬の使い方

状況別の体にいい食べ物

病気・ダイエット・ケガなどの状況別に、体にいい食べ物や栄養をご紹介します。
ただし、病気がある方は、特定の食べ物を摂ることで症状が悪化することもあります。

持病がある場合は、食べて良い物・悪い物について必ず医師に確認してください。

ダイエットで痩せる体にいい食べ物

ダイエットのために食事制限すると、体に必要な栄養まで不足するおそれがあります。
特に不足しやすいのはタンパク質・鉄分・食物繊維などです。

体に必要な栄養が不足すると、体調不良や病気のリスクが高まります。
ダイエット中はカロリー・脂質・糖質の摂りすぎに気をつけつつ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類

生理痛を緩和する体にいい食べ物

生理痛の原因は、月経に伴って子宮が過度に収縮することです。
子宮の収縮の原因としては、血行不良・冷え・栄養不足などが代表的です。

生理痛を緩和するには、血行を促進したり、体を温めたりする食材を摂りましょう。
女性ホルモンを整える働きのある食べ物を摂るのもおすすめです。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作ることで、体に熱を生み出す肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
生理による貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維月経前後の便秘を解消する玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
エストロゲン女性ホルモンに似た働きをする大豆・大豆製品
カリウム生理中のむくみを解消する野菜・果物・海藻
カルシウム生理中のイライラを解消する乳製品・小魚・緑黄色野菜

筋トレするときの体にいい食べ物

筋トレする方は、トレーニングの効果を高めるような栄養素を摂りましょう。
たとえばタンパク質が代表的です。

鉄分の摂取も意識してください。
筋トレのような負荷の大きいスポーツは、鉄分を大量に消費するためです。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・緑黄色野菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
亜鉛貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類

スポーツするときの体にいい食べ物

スポーツする方が栄養不足になると、筋肉の分解が進みやすくなります。
筋肉を保ち、パフォーマンスを向上させるためにも、タンパク質などの摂取を心がけましょう。

また、スポーツする方は鉄分の消費量が多いため、貧血のリスクが高くなります。
貧血予防のために、鉄分の摂取も意識してください。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
炭水化物エネルギーを作る米・パン・麺類
脂質エネルギーを作る肉・魚・良質なオイル
カルシウム骨・筋肉・血液を作り、骨粗鬆症を予防する乳製品・小魚・緑黄色野菜
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
ビタミン活動エネルギーを生み出すサポートする・他の栄養素の吸収を助ける野菜・果物・きのこ類

つわりがあるときの体にいい食べ物

つわりの原因の1つは、体内のホルモンバランスなどが大きく変化することです。
つわりを緩和するには、ホルモンバランスの調節に役立つ栄養素を摂りましょう。

つわりの時期は、胎児の成長が進む時期でもあります。
そのためつわり中は、胎児の正常な発育をサポートする栄養を摂ることも大切です。

ただし、つわりがひどいとなにも口にできないこともあります。
つわりがひどいときは、特定の食べ物を無理に摂る必要はありません。

自分が口にできるものを少しでも食べるようにしましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・胎児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
母親の貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維母親の便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム母親・胎児の骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンC鉄分の吸収を助けるレモン・グレープフルーツ・イチゴ・キウイ
ビタミンB6つわりを抑制する肉類・魚類・玄米・唐辛子・バナナ
ショウガオール・ジンゲオール吐き気を抑える・食欲中枢を刺激するショウガ
エストロゲン女性ホルモンに似た働きをする大豆・大豆製品

産後にオススメの体にいい食べ物

産後は、乳児に母乳を与える時期です。
乳児の発育に必要な栄養素を積極的に摂取しましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質母親・乳児の血液や筋肉を作る肉類・魚類・大豆製品・卵・牛乳・乳製品
葉酸正常な細胞を育てる緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
貧血を予防・改善する緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
食物繊維便秘を解消し、腸内環境を整える玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
カルシウム骨・筋肉を形成する乳製品・小魚・小松菜
ビタミンCストレスをケアする果物・野菜
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ類・魚類
ビタミンB12赤血球の合成をサポートして貧血を防ぐレバー類・ほたて・魚介類・チーズ
亜鉛貧血を防ぐ肉類・豆類・ナッツ類

食中毒、食あたりしたときの体にいい食べ物

食中毒・食あたり中は、まず水分補給に努めましょう。
下痢が続くと、体内から大量の水分が失われて脱水が起こりやすくなるためです。

下痢中は、摂取した栄養も体外にそのまま排出されやすくなります。
不足する栄養を補うためにも、ビタミン・ミネラル類はしっかり摂りましょう。

ちなみに下痢中は、消化を良くするために、食材に良く火を通すのがポイントです。
また、脂質や食物繊維の摂取は控えましょう。

脂質や食物繊維は胃腸に負担をかけるため、下痢を悪化させるおそれがあります。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質エネルギーを作る鶏肉・ささみ・卵・湯豆腐
炭水化物エネルギーを作る粥・柔らかく煮込んだうどん
ビタミン粘膜などを正常に維持する緑黄色野菜・果物
水溶性食物繊維胃腸の働きを整えるりんご・バナナ・にんじん

体調不良時の体にいい食べ物

体調不良時は、胃腸の働きが低下している可能性があります。
まずは、消化に良い食事を心がけましょう。

下痢・発熱がある場合は、脱水を防ぐためにこまめな水分補給を心がけてください。
食欲がある場合は、さまざまな栄養素をバランス良く摂りましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質エネルギーを作る鶏肉・ささみ・卵・湯豆腐
炭水化物エネルギーを作る粥・柔らかく煮込んだうどん
ビタミン粘膜などを正常に維持する緑黄色野菜・果物

発熱時の体にいい食べ物

発熱時は体力の消耗が激しくなります。
治癒能力を高めるために、さまざまな栄養素をバランス良く摂ってください。

脂質などは胃腸に負担をかけるため、なるべく控えましょう。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質エネルギーを作る鶏肉・ささみ・卵・湯豆腐
炭水化物エネルギーを作る粥・柔らかく煮込んだうどん
ビタミンA粘膜などを正常に維持する緑黄色野菜
ビタミンC免疫を高める野菜・果物

吐き気がある場合の体にいい食べ物

吐き気がひどい場合、無理に食事を取る必要はありません。
ただし、脱水を防ぐために、こまめな水分補給は必ず行ってください。

水分補給には経口補水液を利用するのもおすすめです。
経口補水液には、人体に必要なミネラル・糖類がバランス良く含まれています。

もし食事ができる場合は、自分が食べられる物を食べましょう。
胃腸への負担を小さくするには、消化の良いものを選ぶのがおすすめです。

栄養素期待できる効果食品例
タンパク質エネルギーを作る鶏肉・ささみ・卵・湯豆腐
炭水化物エネルギーを作る粥・柔らかく煮込んだうどん
ビタミン粘膜などを正常に維持する緑黄色野菜・果物
水溶性食物繊維胃腸の働きを整えるりんご・バナナ・にんじん

二日酔いの日の体にいい食べ物

二日酔いのときは、脱水が起こっている場合があります。
まずはこまめな水分補給を心がけてください。

胃腸の調子が悪いと感じるなら、消化の良い食事を意識しましょう。
二日酔いを軽減する栄養には、たとえば以下があります。

栄養素期待できる効果食品例
炭水化物アルコールの分解を促進する米・パン・麺類
ビタミンB1アルコールの分解を促進する大豆製品・豚肉・ほうれん草・ナッツ
ビタミンCアルコールの分解を促進する・倦怠感を抑える野菜・果物
カフェイン二日酔いによる頭痛を軽減するコーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンク

蕁麻疹が出たときの体にいい食べ物

蕁麻疹が出たときは、体の炎症を鎮める効果がある栄養を摂りましょう。
かゆみが軽減されやすくなります。

ただし、蕁麻疹は特定の食べ物が原因で起こることもあります。
食べていい物・悪い物については、必ず医師に確認してください。

栄養素期待できる効果食品例
 乳酸菌納豆・みそ・ヨーグルト免疫力を高め、体に炎症が置き起きにくくする
ビタミンC緑黄色野菜・柑橘類・果物免疫力を高める・皮膚を健康に保つ
ビタミンA緑黄色野菜・卵皮膚・粘膜を正常に維持して炎症を防ぐ
ビタミンDきのこ類・魚類免疫機能を調整してアレルギー・炎症を防ぐ
亜鉛肉類・豆類・ナッツ類皮膚・粘膜を正常に維持して炎症を防ぐ
オメガ3脂肪酸魚類・えごま油・アマニ油炎症を抑制する

病気かもと思ったら医療機関で医者に相談

体調不良の原因が病気の場合は、病院で適切な治療を受けましょう。
放置すると、重症化するおそれがあります。

もし気になる症状や、病気に心当たりがある場合は、念のため医師の診察を受けてください。

病気の予防効果を期待できる体にいい食べ物

病気の予防を期待できる食べ物をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

ただし体質や持病によっては、特定の食べ物を食べることで、かえって健康を損なうおそれがあります。

持病・アレルギーなどがある方は、食べていい物・悪い物について、必ず医師と相談してください。

皮膚を健やかにする体にいい食べ物

栄養が偏ると、肌荒れが起こりやすくなります。
肌の健康を保つには、以下のような栄養素・食品を摂りましょう。

栄養素期待できる効果食品例
ビタミンCコラーゲンを生成する・肌の炎症を防ぐ野菜・果物
ビタミンA皮膚・粘膜を正常に維持する緑黄色野菜・レバー類
ビタミンB2肌の新陳代謝を促すレバー類・うなぎ・大豆製品
ビタミンB6肌の健康を保つ牛レバー・魚・バナナ
ビタミンE肌の新陳代謝を促す鮭・かぼちゃ・ほうれん草・ナッツ
血液循環を促進し、肌荒れを防ぐ緑黄色野菜・大豆製品・海藻類
亜鉛肌の新陳代謝を促す肉類・豆類・ナッツ類
タンパク質コラーゲンの原料になる肉類・魚類・卵類・大豆製品・乳製品

乳がん予防を期待できる体にいい食べ物

乳がんを予防するには、抗酸化作用のある食べ物を摂りましょう。
抗酸化作用とは、がんリスクを高める「活性酸素」を除去する能力のことです。

栄養素期待できる効果食品例
ビタミンC抗酸化作用でがんを抑制する野菜・果物
ビタミンA抗酸化作用でがんを抑制する緑黄色野菜・レバー類
ビタミンE抗酸化作用でがんを抑制する鮭・かぼちゃ・ほうれん草・ナッツ
エストロゲン女性ホルモンに似た働きをする大豆・大豆製品
n-3脂肪酸がんを抑制する魚類・アマニオイル・オリーブオイル

高血圧を改善する体にいい食べ物

高血圧の主な原因は、運動不足や栄養の偏りです。
特に塩分の摂りすぎは、大きな要因となります。

高血圧を予防・改善するには、塩分の摂りすぎに注意しましょう。
あわせて、体内の余分な塩分を排出する栄養素を摂るのがおすすめです。

そのほか、血圧を下げる食品も積極的に摂りましょう。

栄養素期待できる効果食品例
カリウム体内の過剰な塩分を排出する野菜・果物・海藻
マグネシウム血圧を下げるナッツ
カルシウム血行を正常に保つ小魚・乳製品
タンパク質血管の健康を保つ・ナトリウムの排出を助ける肉類・魚類・卵類・大豆製品・乳製品
食物繊維体内の過剰な塩分を排出する玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
DHA中性脂肪を減らして血圧を下げる魚類
EPA血行を促進する魚類

脂質異常症を改善する体にいい食べ物

脂質異常症の原因の多くは、脂質の摂りすぎ・肥満・運動不足などです。
脂質異常症を予防・改善するには、脂質・糖質・カロリーの摂りすぎに注意しましょう。

積極的に摂取したい栄養素・食品には以下があります。

栄養素期待できる効果食品例
食物繊維質の吸収を抑制する・体内の過剰な塩分を排出する玄米・野菜類・果物類・きのこ類・海藻類
ビタミンC脂質の酸化を防ぐことで、動脈硬化のリスクを下げる野菜・果物
ビタミンA脂質の酸化を防ぐことで、動脈硬化のリスクを下げる緑黄色野菜・レバー類
ビタミンE脂質の酸化を防ぐことで、動脈硬化のリスクを下げる鮭・かぼちゃ・ほうれん草・ナッツ

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調達手段別体にいい食べ物

調達手段別に、体にいい食べ物をご紹介します。
外食や中食の際のメニュー選びにお役立てください。

コンビニで買える

一般的にコンビニ食は体に悪いというイメージがあります。
しかしコンビニ食でも、メニューや組み合わせを工夫すれば体にいい食事はできます。

【例】

  • 唐揚げ弁当+野菜サラダor具だくさんスープor野菜ジュース
  • おにぎり+サラダチキン+フルーツヨーグルト
  • サンドイッチ+サラダチキン+アーモンドミルク
  • 幕の内弁当
  • カップラーメン+ゆで卵or温泉卵

大切なのは、食事の栄養バランスをとることです。
たとえば、「おにぎり・パン・カップラーメンだけ」の食事は、ほぼ炭水化物しか摂取できません。

炭水化物がメインになるときは、副菜としてサラダや野菜ジュース、サラダチキンなどを加えましょう。

タンパク質・炭水化物やビタミン・ミネラルがプラスされるため、栄養バランスが整いやすくなります。

スーパーで購入できる

スーパーの惣菜を利用するときも、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラルのバランスを考えましょう。

スーパーで食料を調達する場合は、スーパーフードを購入するのもおすすめです。
スーパーフードとは、栄養価が高く、かつ希少な食品のことです。

  • チアシード
  • ココナツオイル
  • アマランサス
  • クコの実など

お取り寄せや通販で手に入る

お取り寄せや通販では、市販品よりも栄養価が高い商品が販売されています。
そのぶん価格も高い傾向がありますが、健康に気をつけたい方は、ぜひ検討してみてください。

  • 青汁
  • プロテイン
  • オーガニック食品
  • スーパーフード
  • 旬のフルーツ
  • 甘酒など

テイクアウトできる

テイクアウトメニューを考えるときは、野菜・タンパク質が豊富かどうかをチェックしてください。

炭水化物や単品メニューをメインにするときは、サラダなどの副菜をプラスして、栄養バランスを整えましょう。

食事だけで栄養バランスを整えるのが難しい方は、間食も上手に利用してください。
たとえばおやつにフレッシュフルーツジュースやスムージーを飲むと、ビタミン・ミネラルを無理なく摂取できます。

外食チェーン店で食べられる

外食チェーン店で食事する場合は、できれば定食メニューを選びましょう。
定食は主食・主菜・副菜がそろっているため、栄養バランスを取りやすくなります。

パスタ・ラーメン・ハンバーガーなどの単品メニューを頼む場合は、サラダを足すなどして、栄養バランスを取ってください。

レストランなど飲食店で食べられる

外食メニューは脂質が多い傾向があります。
メニューを選ぶときは、なるべく脂質が少なく、かつタンパク質・ビタミン・ミネラルを摂れるものを選びましょう。

カフェで食べられる

脂質が少なく、タンパク質・野菜などをたっぷり摂れるメニューを選びましょう。
最近は、サラダランチなどの野菜メインのメニューを提供するカフェも増えています。

気をつけたいのがドリンクです。
フルーツジュースやカフェラテ・ミルクティーなどは、糖分やミルクの脂質が意外に多いものです。

できれば、ブラックコーヒー・ストレートティーなどのノンシュガーの飲み物を選びましょう。

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体にいい食べ物まとめ

ここまで、身体にいい食べ物についてお伝えしてきました。
身体にいい食べ物の要点を以下にまとめます。

  • WHOが定める健康の定義は、身体的・精神的・社会的に健やかである状態
  • 体にいい食べ物の条件とは、栄養バランスが良い・栄養価が高い・飽和脂肪酸や添加物が少ない
  • 体にいい食べ物とは、納豆・味噌などの大豆製品、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、青魚など

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

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