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健達ねっと>健康お役立ち記事>看護師転職で他業種を目指すのはアリ?転職先と自己PRスキル例を紹介!

看護師転職で他業種を目指すのはアリ?転職先と自己PRスキル例を紹介!

看護師はやりがいがありますが、体力的・精神的にとても大変な仕事です。
「看護師をやめて他の業種で働いてみたい」と思っている方も少なくありません。
しかし、今までとは違う職業に就くことには不安もあるのではないでしょうか。

本記事では他業種への看護師転職について以下の点を中心にご紹介します。

  • 看護師が他の業種で働く際のメリット・デメリットとは
  • 看護師におすすめの他業種の転職先とは
  • 他業種への転職活動でアピールできる看護師のスキルとは

転職を考えている看護師の方に参考にしていただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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看護師転職とは

看護師の多くは、労働環境の向上やスキルアップを目指して転職します。
転職には不安がつきものですが、看護師専門の転職サイトを利用して転職に関わるさまざまなサービスを受けながら転職活動するという方法もあります。

看護師の転職といえば、他の病院やクリニックで看護師を続けることがまず思い浮かぶのではないでしょうか。
看護師として転職する以外にも看護師から保健師、助産師に転職するなどさまざまなパターンがあります。
また、今までとはまったく異なる業種へ転職することも選択肢の1つです。

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看護師転職で他業種を考える理由

看護師はどのような理由で、他業種への転職を考えるのでしょうか。
当てはまるものがあるか、思い浮かべてみてください。

精神的なストレスで心が休まらない

看護師は命にかかわる職業で、ミスが許されない厳しい環境で働いています。
人から感謝され、やりがいのある仕事と言えますが、緊張感やプレッシャーから精神的な負担を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
責任感の強い看護師ほど、精神的なストレスは大きくなります。
看護師をやめてストレスから解放されたいという思いで、他業種へ転職を考えるようです。

体力勝負の現場で体がもたない

看護師は、立ち仕事や体力を使う仕事が多い職業ですよね。
そのため腰痛に悩まされている人も多く、看護師の職業病とも言われています。
腰痛がひどくなると、立っていることや歩くことが困難になり、看護師を続けていくことができなくなってしまいます。
症状が深刻になる前に、看護師をやめたいと考える人も多いようです。

夜勤がきつい

夜勤は収入の面ではメリットが大きいですが、生活リズムが乱れて体調を崩してしまうことがあります。
また、夜勤は看護師の数が少なく、日勤の時よりも責任や緊張感が増えるのではないでしょうか。
身体面での大変さに加えて、夜勤の際のストレスや精神的な負担から、夜勤のない他業種の仕事に就きたいと考えるようになっても無理はありません。

プライベートと仕事を両立できない

看護師は夜勤や休日出勤があるので、仕事とプライベートのバランスをとるのが難しいと感じている人もいます。
家族や友人と休みが合わず寂しく感じたり、休日に行われるイベント等に参加できなくてがっかりしたという経験もあるのではないでしょうか。
特に結婚し、子育てをしている看護師は家族と過ごす時間を増やして、プライベートを充実させるために他の仕事に就きたいと考えるようです。

新たな目標が見つかった

多くの人は早い段階からただひたすら看護師を目指し、看護師学校に入ります。
そのため看護師として働くうちに、新たにやりたい仕事が見つかるという事もあります。
また看護師の中には習い事をしている人が多いようですが、趣味に熱中して、その道に進みたいと考えるようになることもあるようです。

人間関係が良くない職場だった

看護師以外の仕事でも、人間関係が上手くいかないとストレスになりますが、看護師は特にチームワークが大切になります。
命を預かる仕事なので、先輩から後輩への指導や指示も厳しくなりがちです。
ほとんどが女性の職場であるという事も、人間関係が難しくなる1つの要因かもしれません。
病院を変えても、また同じような悩みを抱えるかもしれないと考え他の業種に転職することにしたという人もいます。

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看護師転職で他業種を選ぶメリットとデメリット


看護師転職において他業種を選ぶことも選択肢の一つですが、他業種を選ぶメリットとデメリットについてまとめます。

看護師転職で他業種を選ぶメリット

看護師が他の業種に転職する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ひとつひとつ見ていきましょう。

規則正しい朝型の生活ができる

シフトで日勤と夜勤が変わると就寝時間が変わるので、寝つきが悪くなり睡眠不足という方もおられるのではないでしょうか。

一般の企業に勤めれば、毎日朝起きて夕方まで働くという規則正しい生活を送ることができるようになります。
看護師の仕事で乱れてしまった生活リズムが整い、精神的にも身体的にも健康になれます。

視野を広げられる

看護師の業界は特殊で狭いと言われています。
医療業界の人としか付き合いがないと、考え方が偏ってしまうこともあるかもしれません。

看護師から離れて、さまざまなビジネスを経験することで視野を広げることができます。
思い切って新しい環境に飛び込んでみると、新鮮な感覚が味わえて仕事も楽しめるかもしれませんね。

プライベートの時間を大切にできる

残業や休日出勤がない仕事なら、家族や友人と過ごす時間を取りやすくなります。
休日に行われることの多い行事やイベントにも参加できます。

仕事を変えることで体力的にも楽になれば、休日が体を休めることで終わってしまったという事もなくなりますよね。
休日を有効に活用して趣味を楽しんだり、資格の勉強をしたりすることもできるのでプライベートが充実します。

看護師転職で他業種を選ぶデメリット

看護師が他の業種に転職する場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
ひとつひとつ見ていきましょう。

給料が減る

看護師は労働時間も長く、残業もあるので他の職業と比べて平均年収が高いです。
転職する職種によっては、今までよりも大幅に給料が減ってしまうことがあります。
また看護師から他の業種に転職すると未経験からのスタートとなってしまうので、看護師として働いていた時よりも待遇が悪くなるということもあるでしょう。

看護に関する知識を活かせない

医療関係ではない全く違う業種に転職すると、当然のことながら看護に関する知識やスキルを活かすことはできなくなります。
転職活動で看護に関する知識をアピールすることもできません。
看護師の資格を取得するために費やした時間や労力を考えると、もったいないと思われるかもしれません。

新たな仕事に慣れるのが大変

看護師として転職し、職場が変わるだけであればすぐに仕事をこなせるようになると思いますが、他業種に転職した場合は初めから業務を教えてもらい覚えなければなりません。
看護師としてはベテランでも、転職先では新人として扱われます。
人によっては仕事になかなか慣れなくて、ストレスを感じるかもしれません。

看護師免許を活かした他業種への転職


看護師は辞めたいけど、看護師の資格や経験を活かしたいと考えている方におすすめな転職先を紹介します。

公衆衛生に関わる保健師

保健師は、保健指導・健康管理・健康診断などを行なうのが主な仕事です。

医療機関のほかにも、介護施設や企業、学校など幅広い勤務先から選ぶことができます。
土日が休みの所も多く、夜勤もないので看護師よりも働きやすい職場環境といえるでしょう。

但し、保健師になるには看護師資格に加えて保健師資格も必要です。
資格を取るには時間がかかるので、看護師を退職後すぐに働きたいという方には向いていません。

母子のために働く助産師

出産をサポートしたり、赤ちゃんの健康状態を支える助産師の仕事に転職する看護師も大勢います。

少子化で分娩介助の機会は減ってきていますが、出産のスタイルが多様化しているので助産師の活躍の場は増えているといえます。

助産師として働く場合も看護師資格と助産師資格の両方が必要なので、資格を持っていない方はまず資格を取るところから始めなければなりません。
体力的に大変な面もありますが、赤ちゃんが好きな方、新たな命の誕生に立ち会ってやりがいを感じたいと思っている方にはぴったりの仕事です。

企業のヘルスケアを担当する産業看護師

病院などの医療機関ではなく企業で働く看護師は産業看護師と呼ばれています。
企業内の診療所や医務室に勤務して、従業員の健康管理やけがの処置、カウンセリング等を行うのが主な仕事です。

病院での仕事よりも医療行為を行う機会が減るので、体力的にも精神的にも負担が少なくなるというメリットがあります。
日勤・土日が休みで、労働環境や待遇が企業と同じであることも魅力のひとつです。

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医療の世界で他業種に看護師転職する

看護師資格を必要としない仕事でも、看護師として得てきた知識やスキルを活かすことのできる仕事があります。
医療業界でのおすすめの仕事をご紹介します。

治験コーディネーター

治験とは新しい薬を開発するための臨床試験のことです。
治験コーディネーターは、治験を滞りなく円滑に実施できるように調整を行うのが主な仕事です。

具体的には、治験の準備や運営のサポート、被験者の選定、被験者への治験の説明など仕事は多岐にわたります。
転職後に薬や法律に関する知識を新たに身につけることが必要ですが、看護師として得た医療に関する知識や経験をこれまで通り活かすことができます。

医療情報担当者

医療情報担当者の仕事は、医師や薬剤師に医薬品の情報を伝えることです。

薬に関する知識だけではなく、コミュニケーション能力も必要とされる仕事です。
医師とアポイントを取ったり、相手を納得させることのできる資料を作ったりすることには看護師として身につけたスキルが活かされますね。
患者さんと直接接する機会もあるので、患者さんとのコミュニケーションに慣れている看護師はその経験が役立ちます。

心理カウンセラー

心理カウンセラーは、悩みを持つ人の相談に乗り、解決のお手伝いをする仕事です。

資格は必要ありませんが、専門的な知識が求められるので勉強が必要です。
医療機関だけでなく、学校、企業、児童相談所など様々な場所で活躍できます。

看護師は、心の病を抱えている患者さんと接することもあり、看護師が心理カウンセラーになるケースはわりと多くあるようです。
心の病と向き合う仕事ですが、看護師として身につけた医療に関する知識ももちろん役立てることができます。

薬の使い方

医療とは関係ない他業種への看護師転職

看護師として鍛えたスキルは、医療とは関係ない他業種での仕事にも役立ちます。
どんなスキルがどの業界で活かせるのか、詳しく見ていきましょう。

対人スキルを活かせるサービス業

たくさんの患者さんと関わることで身についた対人スキルは、飲食店やアパレルのスタッフなどのサービス業で活かすことができます。
いつも笑顔で患者さんと接している看護師は、いろいろなタイプのお客様とも上手にコミュニケーションをとることができるでしょう。
看護師に向いていると言えるサービス業ですが、多くの職場では土日に出勤しなければならないことがあります。

お客様とのコミュニケーションが肝要な営業

「営業」とは自社の製品やサービスを顧客に提案して、販売する仕事です。
新規の顧客を開拓したり、既存の顧客との良い関係を築いていくうえでもコミュニケーション能力が大事になってきます。
患者さんに上手に説明したり、患者さんの考えを聞き取ったりすることに長けている看護師は、営業職でもコミュニケーション能力を活かせます。

正確さが求められる事務職

事務職は女性に特に人気のある職種です。
座り仕事が中心になるので、看護師のように体力を使う仕事はしたくないという方にはおすすめの仕事です。

事務職での書類の作成、データ入力、伝票処理といった仕事には正確性が求められます。
細かな所にまで気を配って準備をしたり、ミスをしないように慎重に仕事を進めていくことのできる看護師は事務職でも活躍できるでしょう。

看護師から他業種へ転職する際の注意点

看護師が他業種へ転職するにあたって、以下のような事柄に注意してください。

看護師としてブランクがあると復帰しにくくなる

看護師をやめて他の仕事をしてみたものの、しばらくしてまた看護師に戻りたいという気持ちになるかもしれません。
しかし医学の進歩は早いので、離職して数年たつと知識が古くなってしまいます。
また仕事や生活のリズムを取り戻すのにも時間がかかります。

他業種へ転職する前に、環境を変えて看護師を続けることはできないか考えてみましょう。

他業種へ転職することで悩みが解決するとは限らない

転職先によっては看護師をしていた時の悩みが解決されないこともあります。

例えば、
「土日出勤が嫌だったのに、転職しても土日出勤する日があった」
「職場の雰囲気が悪く転職したが、新しい職場の雰囲気も良くない」
といった場合もあります。

自分の抱えている悩みを解決させるために必要な条件を満たしているか、転職する前に確認しておくことが大切です。

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他業種への看護師転職で強みを活かす自己PR

看護師が他業種に転職活動する際にアピールできるスキルにはどんなものがあるのでしょうか。
転職で活かせる看護師の強みと、強みを生かせる職場について解説していきます。

奉仕の心でお客様に寄り添える

看護師は人の役に立ちたい、何とかして助けてあげたいという奉仕の心をもって働いている人が多いのではないでしょうか。
相手を思いやる気持ちをもって働けることは、人と接するすべての仕事でアピールすることができます。

特に介護施設や保育施設での仕事、カウンセラーとして働く際には上手に気配りできることや、穏やかに話が聞けるといったスキルが必要とされます。

強い責任感で職務を全うする

看護師の仕事は命にかかわるので、大きな責任も伴います。
ルールや指示をきちんと守りますし、仕事の手を抜くことはありません。
責任感の強い人は信頼されますし、どの仕事でも重宝されて活躍することができます。

転職する際には、責任感をもって仕事を最後までやり抜けることをアピールしましょう。
事務職の中でもお金や数字、法律などを扱う総務・人事といった管理部門では、強い責任感をもって仕事を行える人が求められています。

根拠に基づいた説明ができる

看護師はエビデンスを求められることが多い職業です。
先輩看護師から根拠について聞かれることがよくあるのではないでしょうか。
患者さんに対しても根拠に基づいて説明することに慣れています。

被験者に説明を行う治験コーディネーターや医薬品の情報を伝える医療情報担当者は看護師の説明力を活かせる仕事です。
理解しやすく、相手を納得させる説明ができることをアピールしましょう。

上司の指示やお客様からの要望を瞬時に汲み取れる

看護師として働くうちに、とっさにその場の状況を把握して対応する能力が身についたという方もおられるのではないでしょうか。
上司の指示をすぐに理解して、素早く対応できる人はどの企業でも重宝されます。

相手の気持ちを汲み取れるというスキルが特に活かせるのは、営業職です。
お客様の気持ちが汲み取れると、欲しいものを先回りして提供できるようになります。

他者間のコミュニケーションを円滑に調整できる

医療活動は看護師だけで行うのではなく、医師や薬剤師、管理栄養士、理学療法士など違った職種の人たちとも密接に連携していくことが必要です。
チームとして働く際に身につけたスキルは、他業種に転職する際もアピールできます。

特にチームプレーが求められるのは、飲食業や宿泊業、ブライダル業などのサービス業です。
仲間と協力して、スムーズに業務をこなすのに必要な協調性がある、ということを自己㏚に含めてみましょう。

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他業種への看護師転職まとめ

ここまで他業種への看護師転職についてお伝えしてきました。
他業種への看護師転職についての要点を以下にまとめます。

  • 看護師が他業種へ転職すると、視野が広がり、プライベートが充実するといったメリットがあるが、給料が減ったり、看護師としての知識を活かせないというデメリットもある。
  • 看護師におすすめの転職先には、治験コーディネーターや医療情報担当者、心理カウンセラーなどがある。
  • 看護師は転職活動で、奉仕の心や強い責任感、相手の気持ちを汲み取れることなどをアピールすることができる。

これらの情報が少しでも転職を考える際のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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