看護師として働くなかで、業務内容が身体的、精神的に辛く退職したいと考える人は少なくありません。
しかし、辞めようと考えると先行きに不安を感じるでしょう。
そこで本記事では、「看護師を辞めたいと悩んでいる方」を対象に
- 看護師を辞めたい人の実態
- 看護師を辞めるメリット・デメリット
- 看護師一年目での退職
- 看護師を辞める判断基準
- 看護師を辞めるときの対処法
- 看護師転職のおすすめサイト
を中心に説明していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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看護師を辞めたいと思う人は多い?
実際に2021年に日本看護協会が出しているデータをみてみると、正看護師の離職率は約10%、准看護師の離職率は約12%と准看護師の離職率の方が高くなっています。
また、前年度と比較すると、正看護師、准看護師はいずれも減少しています。
業種 | 離職率 |
鉱業・採石業・砂利採取業 | 5.8% |
建設業 | 5.0% |
製造業 | 5.1% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 6.7% |
情報通信業 | 5.0% |
運輸業・郵便業 | 5.2% |
卸売業・小売業 | 6.9% |
金融業・保険業 | 4.3% |
不動産業・物品賃貸業 | 7.4% |
学術研究、専門・技術サービス業 | 7.6% |
宿泊業・飲食サービス業 | 15.6% |
生活関連サービス業・娯楽業 | 11.0% |
教育、学習支援業 | 12.4% |
医療、福祉業 | 8.6% |
複合サービス事業 | 4.7% |
サービス業(どれにも該当しないもの) | 9.7% |
上記の厚生労働省が発表した「産業別入職率・離職率」をみてみると、最も離職率が高い産業が宿泊偉業・飲食サービス業となっており、約16%です。
最も低い産業は、金融業・保険業で約4%ほどとなっています。
これらを比較すると、看護師の離職率は決して低くなく、辞めたいと思う人は少なくないことがわかります。
規模 | 正規雇用 | 新卒採用者 | 既卒採用者 |
99床以下 | 11.6% | 10.0% | 16.4% |
100~199床以下 | 11.6% | 10.2% | 17.4% |
200~299床以下 | 11.2% | 8.1% | 13.4% |
300~399床以下 | 10.5% | 8.9% | 16.1% |
400~499床以下 | 10.0% | 8.1% | 12.4% |
500床以上 | 9.8% | 7.4% | 12.1% |
また、上記の病床規模別での離職率(正規雇用)をみてみると、99床以下が11.6%、100床〜199床が11.6%と最も高いです。
規模が小さい病院は辞めたいと思う人が多いことがわかります。
規模が小さな病院の離職率が高い理由としては、人手不足や教育体制が大病院ほど整えられていないことや、給与や福利厚生が十分ではないことなどが考えられます。
500床以上の病院では、9.8%と低くなっていることから規模が大きい病院は離職率が低くなっており、辞めたいと思う人は少なくなっています。
看護師を辞めたいと思う人は病院の規模や配属先、雇用形態にもよっても異なりますが、他の産業と比較しても多いことが明らかです。
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看護師を辞めたいと思う理由
実際に看護師を辞めたいと思うのはどのような理由からなのでしょうか。
参考:「あなただけじゃない「もう辞めたい」看護師100人に聞いた辛い理由TOP8!」
勤務内容や時間への不満
1つ目は、看護師の業務内容や、勤務時間についての不満からです。
看護師は、他の職ではなかなかない「死」が身近にある職種です。
病気が治り、患者を救えることもありますが、残念ながら亡くなってしまうこともあります。
そこから気持ちを切り替えられず、思い悩んでいる方もいます。
患者の命を預かるということは非常にプレッシャーを感じることです。
小さなミスが患者の死に直結してしまうこともあり、自信をなくしてしまったり、仕事が嫌になってしまう方もいます。
また、病棟勤務の看護師だと月4回〜5回ほど夜勤がある一方で日勤もあり出勤回数が多くなります。
夜勤は夕方から翌朝まで拘束されることがほとんどで、非常に過酷です。
生活リズムを整えることが大変だと感じる方も多いです。
他にも残業や時間外研修、患者の病気のことを自宅で学習しなければならなかったりと業務負担が大きく辞めたいと思う方もいます。
人間関係への不満
2つ目は人間関係への不満から辞めたいと思うケースです。
新人に対する嫌がらせや厳しい指導がトラウマとなって悩んでいる方もいます。
また看護師は看護師間だけではなく、医師や患者、理学療法士など多職種と関わりがある職種です。
患者とその家族、医師との間に入って関わっていかなければいけない難しい面もあります。
また患者から暴言や暴力などを浴びせられることも少なくありません。
看護師間や医師との人間関係、患者との関わり方など気を遣わなければならない場面が多くあり、不満がたまりやすいです。
賃金への不満
3つ目は、賃金に対する不満です。
その中でも多くみられるのが、「残業代」への不満です。
処置だけでなく、記録やミスが発生したときには、インシデントレポートの作成など定時までに仕事が終わらないこともよくあります。
残業したにもかかわらず、残業代が発生しない病院もあるようで、不満に思っている方も多くいるようです。
また新たな患者が入院したときに、業務時間外に患者の病気について学習しなければいけない場面が多くあります。
この時間を勤務時間としてカウントしてほしいという不満の声が多くあるようです。
看護師の方で、現在の職場から転職を考えている方もいますよね。看護師転職を成功させ、後悔しないためにはどのように進め、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか?看護師転職サイトはそのような疑問を持った方を適切にサポートしてくれ[…]
年代別|看護師を辞めたい人の実態
看護師が抱える悩みは年代によって違います。
年代別に解説します。
20代
20代看護師の抱える仕事面での悩みの1つとしては、先輩との人間関係です。
後輩より先輩の方が多く、先輩や上司との関係に悩みを抱く方も多くいます。
次に仕事面での悩みで多いものは、スキルアップやキャリアに不安を感じて辞めたいと思うケースです。
急性期病院以外で勤務する看護師の方にみられる傾向です。
また、プライベートを充実させることが難しいという悩みも多くあります。
特に病院勤務の看護師は24時間体制で患者をサポートしなければならないため、夜勤や休日出勤などがあります。
そのため看護師以外での友人と休みをあわせることが難しい場合も多いです。
30代
30代看護師の抱える仕事面での悩みとしては、体力面での辛さです。
結婚や育児など私生活が忙しくなる方が多くなり、より夜勤や看護師としての仕事に辛さを感じるケースが増えてきます。
そのため、プライベートの時間が欲しくて、看護師を辞めたいと思う方も多い傾向にあります。
また、人間関係で悩む方も多いです。
ベテラン看護師や若手看護師の間で調整役になる場合もあり、場合によっては新人の教育も業務内容に含まれます。
経験が増え中堅として頼られる一方で、若手のころより任される仕事が増えてしまい不満がたまってしまうこともあります。
30代では育児との両立や業務内容が増え負担が大きくなることなどから退職に踏み切る人が多いです。
40代
40代看護師での仕事で抱える悩みとしては、責任が増えることによる悩みです。
看護師として経験を積んでいき、管理職など役職に就く方もおり、責任が今までより重くなるため悩む方が多いです。
今までの業務内容にプラスして管理職としての業務が増え負担が大きくなり、退職を決断する方もいます。
また、プライベートの悩みとして30代後半で出産した看護師などは、育児など私生活でも忙しくなり、プライベートの時間を確保するため、辞めたいと思う方もいます。
看護師を辞めることのメリット
看護師を辞めることのメリットは下記のとおりです。
肉体的・精神的ストレスから解放される
特に夜勤ありの条件で働いていた方は、生活リズムがよくなることで体調を崩しにくくなります。
また、人間関係が原因で辞めた方については、辞めることで職場の人間関係を気にする必要がなくなります。
結果として精神的にストレスを感じることがなくなります。
看護師を辞めることのデメリット
看護師を辞めることのデメリットはいくつかあります。
求人数が少ない
デメリットの1つ目としては、求人数が少ないことです。
新卒採用より、中途採用の数は少なくなっています。
特に新人のうちに退職すると、経験が少ないこともあり、非常に少ない選択肢の中から転職先を選ばないといけないため、注意が必要です。
書類審査で落とされる可能性が上がる
2つ目は書類審査で落とされる可能性が上がってしまうことです。
選考のときに提出する履歴書に退職した旨を記載しなければなりません。
短期間で退職を繰り返している場合は書類審査で落とされることが多いため、注意が必要です。
自身に辞めるクセがついてしまう
3つ目としては、辞めるクセがついてしまう可能性があります。
転職先が自身のイメージ通りではない場合も少なくなく、転職先での仕事に慣れることや新たに人間関係を築いていかなければいけません。
悩みごとが増えてしまうことで辞めたいと感じてしまうことも増えます。
看護師1年目だけど辞めたい!?
看護師1年目でも辞めたくなる人はいます。
看護師の働き方や新人のよくある悩みなどについて解説します。
看護師1年目の働き方の実態
年間スケジュール
ここでは一般的な病棟勤務の新人看護師の年間スケジュールについて解説していきます。
・4月~5月
集団研修、その後各配属先でローテーション研修が始まります。
自身の希望や各診療科の状況や適性などから配属先が決定されます。
配属されると独り立ちに向けた技術訓練です。
・6月~7月
夜勤開始です。
夜勤が始まるタイミングについては病院によって異なります。
また年間を通して座学研修とフォローアップ研修が定期的に行われます。
・8月~9月
日勤、夜勤とともに仕事に慣れてくる頃です。
患者さんを受け持つこともあります。
・10月~11月
主体的に行動して、自立が求められる時期です。
複数の患者さんを受け持ちます。
・12月~1月
一人前の看護師として自立します。
夜勤も含めて1人で業務を任されます。
・2月~3月
さまざまなタイプの患者さんを担当します。
1年を振り返り、翌年度の目標を立てる時期です。
1日の仕事の流れ
まず初めに日勤帯の場合の流れを解説していきます。
・7:30
出勤、着替え、患者の情報収集をします。
・8:00
夜勤の看護師から申し送りが行われます。
・8:30
業務開始、配薬や点滴作成、日により検査やオペへの送り出しなどさまざまです。
・10:00
バイタル測定、清潔ケア、薬の準備、口腔ケアなど行います。
・14:00
午後勤務開始
昼休憩は11:00〜13:00で交代してとることが多いです。
バイタル測定や入院患者受け入れ対応を行います。
・16:00
夜勤看護師に日勤帯の患者の状態などの申し送りを行います。
・16:30
業務終了。物品の過不足チェックや看護記録の作成が終わらなければ残業です。
日勤帯については以上の流れになります。
次に夜勤帯の一日の流れについて解説していきます。
・15:30
出勤、患者の情報収集を行います。
・16:00
日勤帯の看護師から申し送りが行われます。
・18:00
夕食配下膳、必要な方は食事介助を行います。
・19:00
バイタル測定、看護ケア、眠前薬配薬などさまざまです。
・21:00
就寝準備を行います。
・0:00
交替で2時間ほど仮眠休憩をとります。
・6:00
看護ケア、検温などを行います。
・8:00
朝食配下膳、必要な方は食事介助を行います。
・8:30
日勤帯看護師に申し送りを行います。
記録など全ての仕事が終われば業務終了です。
日勤帯、夜勤帯いずれも病院や診療科によって業務内容や時間が異なりますが、以上の流れになります。
参考:「看護師の一年目がつらい… 辞めたいと感じる理由や給料を紹介」
看護師の給料
看護師の初任給(2021年実績)
平均基本給与額 | 平均税込給与総額 | |
高卒+3年課程新卒 | 203,445円 | 259,233円 |
大卒 | 209,990円 | 267,440円 |
出典:日本看護協会「2021年病院看護・外来看護実態調査報告書」
専門学校卒の新人看護師の平均初任給は約26万となっています。
一方で大学卒の場合は約27万円となっています。
ただしこれらは夜勤手当やその他の手当が含まれているため、注意が必要です。
専門学校卒と大学卒を比較すると1年間で約10万円差があることになります。
次にここ数年の給与の推移をみていきましょう。
出典:日本看護協会「2021年病院看護・外来看護実態調査報告書」
ここ数年で新卒の基本給はあがってきています。
初任給は大学卒、専門学校卒約6千円から約7千円アップ、基本給は約9千円から約1万円アップしています。
初任給は2018年度から右肩下がりになっていますが、基本給については右肩上がりです。
看護師一年目の離職率・転職率
先ほどの2021年に日本看護協会が発表したデータによると、新卒看護師の離職率は8.6%となっています。
厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の就職3年以内離職率」から全体の大学新卒離職率をみてみると、入社1年後の離職率は11.6%となっています。
看護師の離職率は一般の大学新卒と比べると低いです。
次にここ数年の新卒離職率についてみていきましょう。
出典:日本看護協会「2021 年 病院看護・外来看護実態調査 報告書」
新卒に関してはほぼ横ばいで推移しています。
新人看護師の抱えるよくある悩み
人間関係の悩み
人間関係の悩みとしては先輩とよい関係が築けるか不安という悩みです。
配属先に一人は怖い先輩がいます。
コミュニケーションを取ることが怖い先輩でも何回か話せば気を許してくれるパターンもありますが、どうしても不安なときには他の先輩や同期に相談して不安を解消しましょう。
仕事の悩み
仕事の悩みでよくある悩みとして、業務内容が多すぎて仕事が覚えられないという悩みです。
患者の病気についての勉強やケア方法を覚えなければなりません。
無理せず、自分の身体を大切にするようにして万全の状態で仕事をすることが仕事に慣れる近道かもしれません。
つまづいてしまったときには、話しやすい先輩看護師にアドバイスをもらったりして解決しましょう。
看護師一年目で転職するリスク
リスクの一つ目は、年度途中での転職が難しいということです。
一年目での転職となると、先輩職員からの研修が必要となります。
そうなると年度途中ではなく、年度初めからの採用か一年目看護師の中途採用は行わず、応募条件に3年勤務経験ありなどをつけて採用することが多くなっています。
二つ目は、転職先で新たに覚えることが多いということです。
新人看護師の転職では、転職先の病院の業務内容やルールなど新たに覚えないといけない点が多数存在します。
また求人数がかなり少なくなってしまい、前の職場での経験を生かすことのできる転職先を見つけられない可能性もあるため、注意が必要です。
看護師1年目で転職を成功させるポイント
1つ目は、複数の転職サイトを上手く活用することです。
1年目での転職だと転職活動未経験であるため、看護師転職のプロであるエージェントに相談しながら転職を進めていくことがおすすめです。
2つ目は、転職先に妥協をしないことです。
特に転職活動が長引いてしまうと、妥協して転職先を決めてしまいがちになります。
妥協をすると、転職先で何か不満に思うことが出てきやすくなります。
妥協しないためにも、給与面や休日面など絶対に譲れない条件を決めておくとよいでしょう。
3つ目は、自身の転職理由と志望動機、スキルや経験をはっきりさせておくことです。
上記は必ず面接で聞かれることになります。
これらのどれかが欠けてしまうと、やる気がないなどマイナスなイメージを持たれてしまいます。
ただ嘘を伝えると、転職先でばれて良い印象は持たれないため、正直に伝えるようにしましょう。
看護師を辞めるか否かの判断
参考:看護師を辞めたい理由とは?現場での悩みや辞める際の判断基準を体験談をもとに紹介
【看護師を辞めたい新人必読】辞めるべきかどうかの判断基準を解説! | ナビナビ
看護師を辞めるか否かを判断する場合、どんなことを基準にすればいいのでしょうか。
目安としては次の2つが挙げられます。
辞めたほうがいい場合
精神的にしんどいと感じる方は退職を検討すべきです。
大丈夫だと思ってそのまま仕事を続けると、うつ病になってしまう恐れもあります。
まずは相談しやすい先輩や友人に相談してそれでも気持ちが楽にならない場合などは、本格的に退職を考えましょう。
続けたほうがいい場合
人間関係が原因のときは続けた方が良いときもあります。
特定の人が原因で退職を考えている場合は、チームや部署を変更してもらうことで解決します。
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看護師を辞めたくなったときの対処
看護師を辞めたくなった時の対処法は3つあります。
- 休暇を取る
- 異動希望を出す
- 転職する
休暇を取る
悩んでしまい仕事に手がつかないときなどは、一度休暇を取り仕事から離れてみましょう。
悩んでいることを整理して、友人に話してみたり、リフレッシュすることで気持ちが楽になる場合もあります。
人手不足でなかなかまとまった休みが取りにくいと考えている方はまず悩んでいることを一度上司などに相談してみましょう。
異動希望を出す
特定の先輩やあるいは仕事が合わないと考えている場合などは上司に相談して異動希望を出してみましょう。
異動することで、悩んでいたことが解決し働きやすくなることも多くあります。
転職する
どうしても悩みが解決しない場合は、転職を検討してみましょう。
実際に転職先で長く働いている人も多くいます。
転職は決してネガティブなことではなく、ポジティブなことであるためぜひ考えてみましょう。
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転職するためにやるべきこと
転職するためには準備が必要です。
1人で考え込まずに周りの人の意見を聞いてみるのもありです。
転職の理由をはっきりさせる
まず転職の理由をはっきりさせるようにしましょう。
転職理由は面接で必ず聞かれることであるため、転職理由をはっきりさせておかなければ、やる気がないなどネガティブなイメージを持たれてしまいます。
また、転職先でのミスマッチを減らせます。
看護師自体辞めるか否かを考える
転職する場合、看護師自体を辞めてしまうかどうかを考えておきましょう。
看護師の仕事自体が向いていないと考えている場合は、他の職種の方が向いている場合もあるため、検討してみましょう。
経験者や専門家に話を聞く
看護師転職経験者の友人や転職サイトのアドバイザーに相談してみることも1つの手です。
相談することで視野が広がり、新たな選択肢が生まれるかもしれません。
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おすすめ転職サイト
転職を考えている看護師の方に向け、おすすめの転職サイトについて解説していきます。
マイナビ看護師
マイナビ看護師は株式会社マイナビが運営する転職支援サイトです。
5年連続認知度1位と知名度が高く、全国で6万件以上の求人数があります。
マイナビ看護師の特徴として、
- 「職業紹介優良業者」認定済み
- エージェントによるさまざまなサポートあり
- プライバシーマーク取得済み
- 全国に各拠点あり
以上があげられます。
初めて転職するが、どのサイトを利用すれば良いかわからない方などにおすすめです。
サポートも充実しており、履歴書、面接対策や日程、条件交渉など仕事をしながらでも安心して転職活動することが可能です。
また全国に各拠点が存在し、郊外の方でも安心して転職活動を進められます。
ただし地域によっては、求人数が少ないこともあるため、注意が必要です。
ジョブメドレー
ジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営する求人紹介サイトです。
全国で30万件以上の求人数があります。
ジョブメドレーの特徴として、
- スカウト機能がある
- 勤続支援金制度あり
- LINEで求人紹介可能
- 病院以外の求人が豊富
などがあげられます。
ジョブメドレーは、自分で希望条件にあった求人を見つけて応募する形になるため、忙しい方でもスキマ時間に求人を探すことができおすすめです。
またジョブメドレーは他の転職サイトではなかなか存在しない「勤続支援制度」が存在します。
ただし条件があるため、注意が必要です。
一方でジョブメドレーは求人紹介サイトであるため、エージェントがサポートなどをしてくれません。
初めての方や仕事をしながら転職する方には少し負担になるため、注意が必要です。
看護のお仕事
看護のお仕事は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する転職支援サイトです。
10万件以上の求人数があります。
看護のお仕事の特徴として、
- 病院の内情に詳しい
- 2022年オリコン満足度3部門で1位を獲得
- LINEで求人紹介や相談が可能である
- 入職後のアフターフォローあり
などがあげられます。
看護のお仕事は事業所訪問を数多く行っており、病院の内情に詳しい転職サイトです。
入職前に事業所の雰囲気が気になる方はおすすめです。
また「アドバイザーの対応力」や「求人紹介の質」などでオリコン満足度1位を獲得しています。
入職後のアフターフォローも行ってくれるため、初めて転職をする方におすすめです。
看護師を辞めたいと思うことのまとめ
ここまで看護師をやめたい方に向けてさまざまなことについて解説してきました。
要点は以下の通りです。
- 他業種に比べ看護師の離職率は低くない
- 退職についてメリットがある一方で求人数が少なくなる、書類選考で落ちやすくなるなどのデメリットがある
- 看護師の転職を判断する基準は精神的にしんどいかどうか
- 人間関係で辞めたい場合、続けた方が良い場合もある
- 辞めたいときの対処法として休暇を取得する、異動届、転職などがある
- 転職する場合は理由を明確化し、看護師の向き不向きを考える
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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