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看護師転職ですぐ辞めるには?すぐ辞めることのメリットを紹介

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看護師が転職してすぐ辞めることについて

ご自身のキャリアアップやご自身に合った働き方ができるように看護師の人は転職に踏み切ることもあります。
転職して満足している人もいれば、逆に「イメージしていたものと違っていた」などの理由から、せっかく転職したけど別の職場に変わりたいと思う人もいます。

しかし、転職後すぐに職場を辞めることに抵抗や罪悪感・今後の転職活動・仕事自体に不安があり前に進めない人もいます。

そもそも転職後すぐ職場を辞めても問題はないのでしょうか。
そして、辞めてすぐに別の職場に転職することはできるのでしょうか。

本記事では看護師転職ですぐ辞めることについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 転職した看護師がすぐに辞めても問題はないか
  • すぐ辞める場合のメリット・デメリット
  • すぐ辞める場合はどうすればよいか

ぜひ最後までお読みください。

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転職後でもすぐ辞めて大丈夫?

転職後すぐ辞めることで、その後の転職活動や看護師としてのキャリアなどへの影響や問題があるように思われがちです。
しかし、法律上は問題なく、すぐ辞めることのメリットもあるので辞めたほうがいい場合もあります。

すぐに辞めても問題のない理由

転職後すぐに辞めても問題ない理由としては、法律上問題無いこと・試用期間中に退職することでの雇用先のメリットがあるという2つの理由があります。

例えば転職先にて試用期間中の退職を決めた場合、民法ではいつでも退職希望日の2週間前に退職の希望を申し込むことで退職することが可能というルールがあります。
また、元々試用期間は転職先の社員としての適正・スキルなどを評価し今後継続して雇用するのか、などを判断するためにある程度の期間が設けられています。
そのため、試用期間中に退職したいという意向を伝えたとしても転職先からの理解が得られやすい場合があります。

また、紹介会社を通じて転職した場合、採用した会社が紹介会社へ紹介料を支払って看護師を採用しています。
この紹介料は高額のため試用期間中に採用した看護師が退職した場合、紹介料を返金でき、次の採用時の費用などに回すことができるといったメリットがあるので問題はないと言われています。

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すぐ辞めることのメリット

看護師がすぐ辞める場合のメリットには以下のようなことがあります。

精神的な負担が少ない

希望する職場への転職ができたのはよかったが、実際に働いてみると当初説明された内容や看護師ご自身がイメージしていたものと違うなどのミスマッチや人間関係・給料などの条件面においてさまざまな問題があるということもあります。

そのため、看護師ご自身が不満・ストレスを感じて精神的負担がかかった状態で仕事を続けると最終的に心身の不調にて実生活に影響が出る場合があります。
そうならないために早めに見切りをつけ、次の職場への転職活動を行うことは精神的な負担を少なくすることができます。

業務が少なく迷惑にならない

転職し入職直後は職場や配属された部署内などで重要な役割・ポストについていないことが多いです。
そのため、すぐに辞めたとしても看護師としては通常業務や引き継ぎなどの転職に伴う業務などは比較的少なく、現場において迷惑がかかることは少ないです。
採用した病院側としても痛手が少ないこともあり、お互いに迷惑がかからず辞めやすいというメリットがあります。

すぐ辞めることのデメリット

看護師がすぐ辞めるデメリットは、以下のようなことがあります。

職歴が残る

転職後すぐに辞めた場合も職歴が残るため、履歴書の職歴欄への記載が必要になります。
そのため、次の転職の際に勤務期間が短いことから採用担当者は「すぐに辞めてしまうのではないか」「看護師としての忍耐力が無いのではないか」というイメージがついてしまい、転職活動に影響が出る可能性があります。

辞め癖がつく

さまざまな理由によって転職を繰り返すことで、職場を辞めることに対しての抵抗感が無くなり慣れてしまうため辞め癖がついてしまうこともあります。

職場を辞めて転職をすることは手段の一つではありますが、あくまで最後の手段として考えておき、まずは今いる職場で現状を変えることはできないのかを考えて行動することをおすすめします。

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病院を辞めるために必要なことは?

病院を辞めるときに必要なことについて解説します。

辞表は2週間前までに行う

辞表の提出や退職の意向を話すのは必ず希望退職日の2週間前に行うようにしましょう。
これは先ほど説明しましたが、退職の希望を出す際は希望退職日の2週間前に行うという民法で決まったルールがあるためです。

しかし、職場の就業規則において独自に決まっている場合も多いので、この場合は就業規則に則り事前に行うようにしましょう。
当然ではありますが、希望退職日に急に退職の意向を表明し、その後出勤しなくなる、といったことはやめておいたほうが良いです。

退職のやり方

転職後すぐに退職する場合でも、退職の方法は一般的な方法と同じです。

直属の上司・役職者へ退職の希望を伝え、その後受理され次第、通常業務の引き継ぎ・残務処理や退職に伴う業務などを退職日までに行うようにし、なるべく迷惑がかからないようにします。

薬の使い方

辞める前には相談もしてみよう

職場を退職し転職する方法は、仕事におけるさまざまな悩みや問題を抱えた現状を変えるための方法の一つです。
しかし、その悩みや問題は転職することで解決することなのか一度立ち止まって考えることも必要です。

例えば、人間関係が悪いことでいじめにあっている・待遇が悪いなどの不満がある場合は直属の上司・人事や経理担当者に相談することで改善する場合もあります。
また、同じ職種の友人や知人・家族に相談することで悩み・問題の内容を整理することができ、ストレス発散や仕事における考え方が変わるという効果もあるので、まずは人に相談することから始めてはいかがでしょうか。

すぐ辞めないための転職方法

すぐ辞めなくてすむための方法はどのようなものがあるのでしょうか。

職場見学を行う

転職活動を行う際は求人票などの求人情報を見て応募する人が多いですが、中には応募先の雰囲気や中の状況を確認してから応募したい人もいます。
その場合、職場見学を行うことをおすすめします。

職場見学を行うことで求人情報には載っていない情報を得ることや、実際に目で見てどういった雰囲気の中で仕事ができるのかイメージすることができます。
そして、応募先の担当者から好印象を持たれる場合もあるのでおすすめです。

注意点として職場見学を行う際は事前に応募先へ連絡し、見学ができるのか相談するようにしましょう。

専門の転職サイトを利用する

看護師の転職を行う際は看護師転職サイトを利用することもおすすめです。
サイトへの登録を行うことでエージェントが転職における希望・条件などのヒアリングを行い、ヒアリングの結果を踏まえた求人の提案をしてくれます。

求人の提案の際にはエージェントから職場の状況や給料・福利厚生などの詳しい説明を受けることができたり、相談に応じてさまざまなサポートを受けて転職活動を進めることができるので一人での転職活動に自信が無いなどの場合は特におすすめです。

急いで転職をしない

転職に失敗する原因の一つとして、準備不足のまま焦って転職したことが挙げられます。
こういった原因で転職に失敗する人は、その後の転職活動でも同じことをやってしまいがちなので転職を繰り返してしまいます。

もし、貯金などある程度生活の余裕があるのであれば、転職における問題点を洗い出し、冷静に考えながら計画的に転職を目指した方がよいでしょう。

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おすすめの看護師転職サイト

ここからは、おすすめの看護師転職サイトを紹介します。

ナースではたらこ

ナースではたらこは国内において求人数が多く、WEBでの非公開求人も多数揃っている看護師転職サイトです。

日本全国各地の求人情報を掲載しており、それぞれの地域別の各支社は求人情報に精通しています。
また、在籍するアドバイザーの対応力や質が高く、転職活動における幅広いサポートを受けることができ、2022年オリコン顧客満足度1位の評価を得ています。
厚生労働省からの委託機関により法令遵守など、さまざまな基準をクリアして与えられる適正な有料職業紹介事業者にも認定されているので安心して利用できるサイトです。

公式サイト

看護のお仕事

看護のお仕事はオリコン満足度調査看護師転職部門において、紹介案件の質が良いサービスNo1の看護師転職サイトです。

職場訪問による医療方針や内部の状況の確認や辞めた人からの聞き取りなどの調査を行い、転職する看護師からヒアリングにて確認した希望する条件などを合わせて求人の提案をしてくれます。
転職活動における履歴書添削・面接対策などさまざまなサポートを受けながら転職活動を進めることができるサイトです。

公式サイト

マイナビ看護師

マイナビ看護師は大手転職サイトであるマイナビが運営している看護師専門の転職サイトです。

これまでの多くの転職実績を生かしつつ、転職を希望される看護師の人に専属のアドバイザーがつき、対面ないしはWEBにて転職の条件や今後のビジョンなどのヒアリングを行い、条件に合った求人情報の提供や履歴書添削・面接対策・条件交渉など幅広いサポートを行っています。
厚生労働省からの委託機関により法令遵守などさまざまな基準をクリアして与えられる適正な有料職業紹介事業者にも認定されているサイトです。

公式サイト

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すぐ辞める主な理由は?

看護師がすぐ辞めるのは、どのような理由が多いのかを紹介していきます。

仕事内容や待遇が違う

転職活動の際、事前に求人情報や面接時などで仕事内容や給料・福利厚生などの条件を確認してから入職しますが、入職後に当初聞いていた仕事内容や条件が違っていることに気づく場合があります。

特に給料や手当などの収入に関しては転職した看護師にとって生活に直結する重要なポイントとなるため、職場への不信感につながりすぐに辞めるきっかけになります。

人間関係の問題

職場内の人間関係については求人情報などには載っていない情報なので、実際に入職してから分かることが多々あります。

特に職場内におけるいじめや周囲の人間関係の悪化により仕事に支障が出る場合などがきっかけとなりすぐに辞めてしまう場合もあります。

雰囲気が合わない

職場においてさまざまなローカルルールや独自の雰囲気というものがあり、そういったものが合わないことですぐに辞めてしまうきっかけになることもあります。
また、毎朝行われる申し送り以外の朝礼や職場における業務とは関係ない行事への強制参加などがストレスになる場合もあります。

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看護師の離職率

日本看護協会が調査した2020年病院看護実態調査において2019年から2020年における看護師の離職率について調査した結果が報告されており、2019年度の正規雇用の看護師は487,776 人います。

その中で離職率が高いのが中途採用された既卒採用者となっており、全体の約16%となっています。
それに次いで離職率が高いのが正規雇用の看護師で全体の11%となっています。
そして、新卒で採用した退職者は3173人となっており、離職率は全体の8.6パーセントとなっているので、例えば看護師が10人いた場合、1人から2人の割合で離職を経験したことになり、ある程度高い離職率となっています。

離職率が高いということは看護師個人の問題もありますが、条件・職場における人や物などの環境・雰囲気などさまざまな問題が原因になっている部分もあります。

しかし、離職率が高い分、キャリアアップや収入などの条件・働きやすさなどを理由に希望する求人や人気のある求人に出会い転職に繋がるチャンスになるという側面も持ち合わせています。
さまざまな方法を駆使しながら納得して長く勤めることができる職場への転職活動を行うようにしましょう。

看護師が転職してすぐ辞めることについてまとめ

ここまで看護師転職ですぐに辞めることについてお伝えしてきました。
看護師が転職してもすぐ辞めてしまうことに関する要点をまとめると以下の通りです。

  • 転職後すぐ辞めることは法律上では問題ない
  • 転職後にすぐ辞めるメリットは、早めに見切りをつけて転職活動に移ることができる精神的な負担の軽さがあるが、デメリットとしては職歴が残るため、次の転職活動に影響が出る可能性がある
  • 転職後すぐに辞める場合は、本当に退職しないと解決できないのか一度立ち止まって他の方法を考えることが必要

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
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  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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