ホーム

認知症を学ぶ

down compression

介護を学ぶ

down compression

専門家から学ぶ

down compression

書籍から学ぶ

down compression

健康を学ぶ

down compression
健達ねっと>健康お役立ち記事>冷え性>冷え性タイプをセルフチェック!自分に合った冷え性対策!

冷え性タイプをセルフチェック!自分に合った冷え性対策!

気がつけば、手足が冷たいと感じたり、体が冷えていると感じたことはありませんか?
手足が冷たい、体が冷える、などの症状は、もしかしたら「冷え性」かもしれません。

「冷え性かどうかは、どうやったらわかるの?」
「冷え性には、どうしたらいいの?」

自分の冷え性をどうしたらいいのか、悩んでいる方も多いと思います。

そこで本記事では、下記の内容を中心にお伝えします。

  • 冷え性ってどんな症状?
  • 自分の冷え性は何型?セルフチェックでタイプを特定
  • タイプ別冷え性改善方法

冷え性とはどのようなものかを知りたい方、冷え性に悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。
また、冷え性のタイプ別の傾向と対策方法についても紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

スポンサーリンク

そもそも冷え性ってどんな症状?

※画像はイメージです

冷え性とは「四肢の末端や体全体、体の中が冷えている状態」のことを指します。

ただ手足が冷たい、体が冷えるという症状だけでなく、冷え性で現れる症状は次のようなものが挙げられます。

  • 体温が低い、季節を問わず寒い
  • 手足が冷たい、温まらない
  • 体がだるい、疲れやすい
  • 不眠、寝つきが悪い

当てはまる方は冷え性の可能性があります。

また、冷え性は、どこが冷えるかによってタイプが異なり、原因や改善方法も変わってきます
冷え性の対策には、自分がどのタイプの冷え性なのか把握することも大切です。

まずは自分の冷え性の原因を知り、適切に対処していきましょう。

スポンサーリンク

自分の冷え性は何型?セルフチェックでタイプを特定

※画像はイメージです

冷え性は主に4つのタイプに分類できます。
自分はどのタイプに当てはまるのか、チェックしてみましょう。

手足末端型

手先足先が冷える「手足末端型冷え性」の症状と原因を紹介します。

症状

手足末端型冷え性は、手足やその末端が冷えるタイプの冷え性です。
交感神経が過剰に働くことで、手足の先の血管が収縮し、冷えている状態が生じています。
内臓が冷えている方も、末端まで血液が行き届かないので、末端型冷え性になりやすくなります。

手足末端型冷え性の場合、冷えている手や足を温めても根本的な解決にはなりません。
原因に応じて改善方法を選ぶ必要があります。

原因

過度なダイエットや食事量が少ないなど、栄養不足が原因となる場合が多いようです。
特に10〜20代の女性や、痩せ気味の方に多くなっています。
ダイエット中であっても体に必要な栄養素が不足すると、冷えや体の不調を引き起こします。

また、ストレスを抱えていると交感神経が優位になるため自律神経が乱れ、末端型冷え性の原因となります。

下半身型

「下半身型冷え性」は、腰から下が冷えるタイプの冷え性で、主な症状と原因を紹介します。

症状

下半身型冷え性は、上半身は温かいのに、下半身が冷えているタイプです。
このタイプでは、顔や上半身が火照る、「冷えのぼせ」が出やすくなります。
ダイエットしているのに、下半身だけがなかなか痩せないというのも、下半身型冷え性が関係している可能性があります。

原因

デスクワークや車移動などで座っていることが多い人、姿勢が悪い、足を組む癖があるという人に起きやすいタイプの冷え性です。
座っていることが多い人は、腰や臀部の筋肉が凝り固まり、下半身の血行が悪くなるため、冷え性につながります。
また、姿勢の悪さや骨盤のゆがみも、下半身の血行不良を招き、下半身冷えにつながる可能性があります。

内蔵型

お腹が冷えるタイプの「内臓型冷え性」の症状と原因を紹介します。

症状

内臓型冷え性は体の表面ではなく、内臓が冷えているタイプの冷え性です。
みぞおちの辺りを手のひらで触ってみて冷たい場合は、内臓冷えの可能性があります。
冷えているかどうかは、心臓あたりに触れて、比べてみると分かりやすいでしょう。

表面的な冷えを感じにくいので、冷え性だと気づきにくいのも特徴です。
倦怠感や疲労感、便秘や下痢などが現れやすいといわれます。
慢性的な冷えになると免疫機能が低下し、風邪を引きやすくなり、頭痛や肩こりにもつながります。

原因

内臓型冷え性は、不摂生や自律神経の乱れが原因で起こりやすくなります。
特に冷たいものをよく飲む、体を冷やす食材を多く摂っている、外食やコンビニ食が多いという方は内臓が冷えやすく、お腹を壊しやすくなります。
また、体を締め付ける服や下着も血流が悪くなるので、ボディラインに沿った服や補正下着をよく着るという方は要注意です。

全身型

全身が冷える「全身型冷え性」の症状と原因を紹介します。

症状

全身型冷え性は、体全体が冷えていて体温が低い状態です。
季節を問わず寒さを感じる方や、疲労感、倦怠感が続く方は全身型冷え性の場合が多いようです。
慢性的な全身型冷え性だと、体全体が冷えていることに慣れてしまうので、冷え性であることに気づきにくくなります。

原因

全身型冷え性の場合、基礎代謝の低下が主な原因といわれています。
基礎代謝は、運動不足やストレスなど生活習慣の悪化により低下します。
とくに運動不足で筋肉量や活動量が減ると基礎代謝が落ち、体が熱を生み出しにくくなり冷えにつながるからです。

おすすめ記事

「夏なのに手足が冷えている」「みんなは暑そうなのに自分だけ寒い」なんて感じたことはありませんか?夏も含めて一年中冷えに悩まされている方は多いと思います。本記事は、一年中つらい冷えに悩まされている冷え性の方に向けて、原因と対策をま[…]

タイプ別冷え性改善方法

※画像はイメージです

自分がどのタイプの冷え性なのかわかったら、適した方法で改善していきましょう。
タイプ別の冷え性改善方法をご紹介します。

手足末端型

手足末端型冷え性は、食事量が少なかったり、運動不足により起こります。

食事量が少ないと栄養が足りず、体が温まりません。
ダイエット中でも極端な食事制限は避け、運動で脂肪燃焼するよう意識しましょう。
運動により血行が良くなり、末端まで血液が流れていくはずです。
ダイエット中の方はたんぱく質を中心に食事を摂り、筋肉が減少しないようにするのも大切です。

下半身型

下半身型冷え性の方は、下半身を中心に運動やストレッチするようにしましょう。

特に、座っていることが多い人はお尻の筋肉が凝り固まってしまうので、しっかりとほぐして血行を良くする必要があります。
仕事の合間に屈伸をしたりストレッチをしたり、車移動を控え歩く時間を増やしたり、少しのことでも積み重ねることが大切です。
骨盤の歪みによる血行不良も考えられるので、骨盤矯正や整体で体を整えるのもおすすめです。

内蔵型

内臓型冷え性の方は、食生活を見直してみましょう。

夏でも冷たいものばかり摂っていると、内臓が冷え胃腸が弱ってしまいます。
飲み物は常温または温かいものを摂るように意識しましょう。
外食やコンビニ食が多いという方も、体を温める発酵食品や、根菜を積極的に摂るようにしてみてください。
煮物のイメージがある根菜は調理が難しいイメージですが、茹でたり蒸したりするだけならとても簡単で、電子レンジでの調理法もあるので、試してみてはいかがでしょうか。

全身型

全身型冷え性は基礎代謝を上げることで改善につながります。

基礎代謝を上げるには、運動が有効といわれています。
特に、筋肉量が増えれば基礎代謝があがり、よりたくさんの熱を生み出すので、体が温まります。
運動は基礎代謝の向上以外にも、自律神経を整える効果や、血行を良くする効果が期待できるため、冷え性の改善には非常に有効です。
体全体を温かくするためには、積極的に運動し、体質改善を目指しましょう。

頭と手の甲の体温差で「冷え性」度合いもチェック

※画像はイメージです

手足末端型冷え性の方は、温度差で冷え性の度合いを調べられますので、確認してみましょう。

手軽に判断できる方法は、家族や友人など第三者に自分の手足を触ってもらうことです。
相手が「冷たい」と感じれば、冷え症の可能性があります。

セルフチェックの方法でオススメは、非接触検温器を使い、おでこと手足の甲を計測し、その温度差を調べるという方法です。
末端部分とおでこの温度差がどのくらいあるかで、冷え性の度合いを調べる方法ですが、非接触型体温計を使えば簡単に計れます。

おでこと手足の甲の温度を計り、温度差を確認します。
調べた温度差で、自分がどの程度の冷え性なのか程度を判断できます。
以下が、温度差が示す冷え性の度合いの目安です。

  • 3度未満:正常範囲
  • 3~5度:軽度の冷え性
  • 5~10度:中等度の冷え性
  • 10度以上:重度の冷え性

中等度から重度の冷え性の方は、改善が必要です。
慢性的な冷え性の可能性もあり、放置していると体の不調につながります。
生活習慣の見直しや体質改善で、しっかりと対策していきましょう。

冷え性のタイプ別に傾向と対策方法をご紹介

※画像はイメージです

ここまで冷え性には4種類のタイプがあり、それぞれ原因が違うと説明してきました。
冷え性はタイプに合わせて適切な対策をとることで、改善につながります。

「全身型冷え性」は、全身が冷たくなる冷え性で、基礎代謝の低下が原因といわれています。
適度な運動で活動量を増やし、筋肉量を増やすことで、基礎代謝の向上を目指しましょう。

「内臓型冷え性」は、内臓が冷えてしまうタイプの冷え性です。
自律神経の乱れが原因となっていることが多いので、運動や入浴を取り入れたり、ストレスを解消したり、自律神経を整えるための行動を意識しましょう。
女性の場合はホルモンバランスと上手に付き合っていくことも大切なので、生理周期に合わせて休息や体調管理を心がけましょう。

「下半身型冷え性」は、下半身だけが冷えるもので、姿勢の悪さやデスクワークが原因となります。
同じ姿勢はできるだけ避け、ストレッチや適度な運動を取り入れながら、下半身の血行を良くしましょう。

「末端型冷え性」は、手足の末端が冷えるタイプです。
原因はダイエットなどによる栄養不足が考えられます。
ダイエット中であっても必要な栄養素が不足しないよう、バランスの良い食事を心がけましょう。

冷え性チェックのまとめ

※画像はイメージです

ここまで冷え性のチェック方法についてお伝えしてきました。
冷え性のチェック方法をまとめると、以下の通りです。

  • 冷え性は、四肢の末端や体全体、体の中が冷えている状態のこと
  • 冷え性は主に4種類に分けられ、生活習慣が大きく影響している
  • 冷え性は生活習慣の見直しや体質を変えることで、改善できる可能性がある

これらの情報が、冷え性に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

スポンサーリンク