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健達ねっと>健康お役立ち記事>コレステロール>【医師監修】コレステロールを下げる薬の効果と副作用とは?先発薬とジェネリックの違いも紹介!

【医師監修】コレステロールを下げる薬の効果と副作用とは?先発薬とジェネリックの違いも紹介!

この記事の監修・取材協力

※画像はイメージです

さわだクリニック 院長

澤田 樹佳 先生

2002年に金沢大学医学部を卒業後、様々な病院への勤務を経て2018年にさわだクリニックを開院。内科疾患治療、泌尿器科疾患治療、AGA治療まで幅広い診療を手掛ける。

コラムや監修で健康・美容の正しい知見を広めるために積極的に活動している。

クリニック公式HPはこちら


コレステロールは、脂質の1つで、健康を保つ上で重要な役割があります。
コレステロールには、LDLコレステロールとHDLコレステロールの2種類があります。
では、コレステロールの薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

本記事では、コレステロールの薬について以下の点を中心にご紹介します。

  • コレステロール値を下げる薬とは
  • コレステロールの薬の副作用について
  • コレステロールの薬を飲むよりも重要な方法とは

コレステロールの薬について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

また、本記事ではコレステロール対策として、おすすめのサプリメントも紹介しています。よろしければ併せてお読みください。

おすすめサプリ一覧を先に読みたい方はこちら

コレステロールとは

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コレステロールはよく聞くものだと思います。
しかし、実際どのようなものなのでしょうか?

コレステロールとは

体の中には、中性脂肪、コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質が存在しています。
4種類の脂質は、体を健康に保つ上で重要な物質です。

さらに、コレステロールにはLDLコレステロール、HDLコレステロールがあります。
血液中のLDLコレステロールや、中性脂肪が多かったり、HDLコレステロールが少なくなったりすると、脂質異常症という病気を発症します。

脂質異常症は放置しておくと動脈硬化が進行し、やがて心筋梗塞や脳卒中などの病気を引き起こします。

コレステロールの基準値

コレステロールの基準として、以下の3つの分け方ができます。
それぞれご紹介します。

病名基準値
LDLコレステロール血症基準値 70~140mg/dl
HDLコレステロール血症基準値 40~70mg/dl
トリグリセライド血症基準値 30~149mg/dl

LDLコレステロール血症の基準値は70~140mg/dlです。
LDLコレステロールは通常「悪玉コレステロール」と呼ばれます。
血液中の量が増えると動脈硬化や心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。

HDLコレステロール血症の基準値は40~70mg/dlです。
HDLコレステロールは一般的に「善玉コレステロール」と呼ばれます。
血液中の量が増えると動脈硬化や心血管疾患のリスクが低下する可能性があります。

トリグリセライド血症の基準値は30~149mg/dlです。
高トリグリセライド血症は、肥満や糖尿病などのリスク因子と関連しています。
心血管疾患のリスクを増加させることが知られています。

これらの基準値は一般的な目安です。
個々の状態やリスク要素によって適切な基準値は異なる場合があります。

コレステロールの値は、医師との相談を通じ、健康状態やリスクを考慮して評価されます。医師が適切に判断し、必要な場合には治療や生活習慣改善を提案してくれるでしょう。

LDLコレステロール

LDLコレステロールは、肝臓で生成されたコレステロールを全身に送る役割を持っています。

LDLコレステロールは体内で細胞や組織に取り込まれますが、余分な部分は血液中に残ります。
血管壁に層を形成することで動脈硬化を引き起こすため、LDLコレステロールは一般的に「悪玉コレステロール」と呼ばれます。

最近の研究では、LDLコレステロールが酸化されることで酸化LDLコレステロールが生成され、血管壁に損傷を与え炎症や動脈硬化が進行すると考えられています。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)は酸化されると血管壁に蓄積し、直接的な動脈硬化の原因となります。
そのため、脂質代謝の検査結果において最も重要視されます。

基準値を超えると、「高LDLコレステロール血症」と診断されます。高LDLコレステロールの主な原因は、高コレステロール食品の摂取過剰です。
放置すると、虚血性心疾患や脳卒中のリスクが高まり、また糖尿病の原因にもなります。

HDLコレステロール

HDLコレステロールは、コレステロールの過剰分を回収し、血管壁のコレステロールを除去して肝臓に戻す役割を持ちます。
LDLコレステロールが動脈硬化を促進するのに対し、HDLコレステロールはその進行を抑制する善玉コレステロールとして知られています。

HDLは高密度リポタンパク質の略称であり、血液中でコレステロールを運ぶ役割を果たします。
食事の見直しや大豆たんぱく質、オリーブ油、青背の魚の摂取などがLDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすために重要です。
運動不足や喫煙はHDLコレステロールの低下の原因とされます。HDLコレステロールの低下は動脈硬化や他の健康リスクを増加させる可能性があります。

トリグリセライド

高中性脂肪血症は、血液中の脂肪の量が基準値を超える状態です。
この状態は、動脈硬化や膵炎、脂肪肝などの問題を引き起こす可能性があります。

主な原因は、食事摂取のエネルギーが過剰なことです。特に肥満の人はリスクが高いです。
糖尿病や甲状腺低下症などの疾患も原因となります。

検査前は絶食が必要で、結果を正確に把握できます。高中性脂肪血症はLDLコレステロールを上げ、HDLコレステロールを下げるため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まります。
放置すると重篤な結果を招く可能性があるため、適切な対策が必要です。
定期的な健康チェックと医師の指導が重要です。

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コレステロールが高くなる原因

コレステロールが増えてしまうのにはいくつか理由があります。
コレステロールが高くなる理由について紹介します。

コレステロールを多く含む食材を摂取するために増える
コレステロールは体に必要な脂質ですので、適度な摂取が必要です。

食事からのコレステロール摂取量を減らすだけでは、血中のLDLコレステロールが減るわけではありません。
コレステロールの摂取量だけでなく、飽和脂肪酸の摂取を減らすなど、総合的な改善が必要です。

質の悪い脂質の多い食事で増える

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む食品は控えましょう。

飽和脂肪酸は赤身肉やラード、バターなどに多く含まれています。
トランス脂肪酸はマーガリンや加工油脂に多く含まれています。

これらの食品の摂取は、血中のコレステロール値を上げる原因となります。

肥満になると増える

肥満の人は、中性脂肪とLDLコレステロールの合成を促す中性脂肪を増やしてしまいます。
肥満を解消することは、血中のコレステロール値を正常範囲に戻すために重要です。

ホルモンバランスの乱れで増える

ストレスや生活習慣の乱れは、ホルモンバランスを乱すことになり、結果としてLDLコレステロールの増加につながります。

体質・遺伝で多い

コレステロールの吸収量、合成量、消費量は個人によって異なります。
また、遺伝的要素も影響を与えるため、家族に高コレステロール症の人がいる場合は、注意が必要です。

定期的な健康診断を受けて経過を観察しましょう。

コレステロール値を下げる薬の種類と効果

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コレステロール値を下げる薬には

  • HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン系製剤)
  • 陰イオン交換樹脂製剤
  • 小腸コレステロールトランスポーター阻害剤
  • ニコチン酸誘導体製剤
  • フィブラート系製剤

などがあります。

それぞれ具体的にご紹介いたします。

HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン系製剤)

HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン系製剤)には

  • ロスバスタチン
  • ピタバスタチンカルシウム
  • プラバスタチンナトリウム
  • シンバスタチン
  • フルバスタチンナトリウム
  • アトルバスタチン

などの薬があります。

肝臓におけるコレステロールの合成に関わるHMG-CoA還元酵素の作用を阻害することにより、 コレステロールの産生を抑制する薬です。

スタチン系の薬剤は、肝臓内のコレステロール量を減らし、LDLコレステロールが主成分のリポタンパクを肝臓内へ取り込み代謝を促進します。
その結果、血中のLDLコレステロールの量を減らすことができ、高コレステロール血症の治療に活用されています。

陰イオン交換樹脂製剤

陰イオン交換樹脂製剤には、コレスチミド、コレスチラミンなどの薬があります。
陰イオン交換樹脂製剤は、服用後に腸管に達すると胆汁酸と結合して、胆汁酸の再吸収を抑制し、そのまま便と一緒に排出します。

そのため、胆汁酸を作るために肝臓に蓄えられたコレステロールが使用されると、肝臓にあるLDLレセプターが活発になります。
血液中のコレステロールの取り込みが増加するため、血中のコレステロールが減少します。 

小腸コレステロールトランスポーター阻害剤

小腸コレステロールトランスポーター阻害剤には、エゼチミブという代表的な薬があります。
小腸コレステロールトランスポーター阻害剤は、コレステロール吸収を担う小腸コレステロールトランスポーターと結合します。

胆汁性、食事性コレステロールの吸収を阻害して、コレステロールを減少させます。
その結果、コレステロールの吸収を抑制し、高コレステロール血症を改善する効果があります。

ニコチン酸誘導体製剤

ニコチン酸誘導体製剤には、ニコチン酸トコフェロール、ニコモール、ニセリトールなどの薬があります。

ニコチン酸誘導体製剤は、肝臓での中性脂肪、リポタンパク質の合成を抑制します。
LDLコレステロールを低下させる作用と、HDLコレステロールを増やす効果があります。

フィブラート系製剤

フィブラート系製剤には、

  • クロフィブラート
  • ベザフィブラート
  • クリノフィブラート
  • フェノフィブラート
  • ペマフィブラート

などがあります。

フィブラート系製剤は、中性脂肪の合成を阻害する薬です。
中性脂肪、LDLコレステロールを低下させて、HDLコレステロールを増加させる効果があります。
ですが、それほど高い効果が期待できない可能性もあります。

また、抗血栓薬、スタチン系製剤、糖尿病薬と併用すると悪影響を与える恐れがあるため、注意しましょう。

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コレステロールを下げる薬の副作用とリスク

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コレステロールの薬の副作用には、どのようなことがあるのでしょうか。
以下でそれぞれみていきましょう。

肝機能障害

コレステロールの薬の副作用では、肝機能障害が起こる可能性があります。
スタチン製剤を服用すると、数%の確率で肝機能障害が出現するとされています。

ほとんどの場合で軽度または一過性のものですが、まれに肝不全、自己抗体陽性の自己免疫性肝炎を発症することがあります。
スタチン製剤による薬物性肝障害では、肝臓専門医による適切な処置が必要なこともあります。

腎臓の機能低下

高用量のストロングスタチンの服用で、急性腎障害による入院リスクが高くなる可能性があります。
とくにロスバスタチンは、動物実験で腎障害を起こすことが判明しています。

腎機能が正常な方が服用する場合でも、腎機能が悪化していないか、注意が必要です。

筋肉痛

コレステロールの薬の副作用では、筋肉痛が起こる可能性があります。
副作用で筋肉痛があると、危険な筋肉の病気ではないかと不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

しかし自己判断で服用を辞めてしまうと、症状が悪化し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなってしまいます。

横紋筋融解症

スタチン製剤の副作用では、横紋筋融解症を発症する可能性があります。
横紋筋融解症は、筋肉に傷がつき壊れる病気です。
処方される際に医師や薬剤師から、〝筋肉痛が起きたら報告してください”と指示が入ります。

また、副作用を確認するために定期的に血液検査を行う医師もいます。
筋肉が過剰に壊れてしまうと、血液検査のCKという値が急上昇するからです。

腰痛

腰痛、肩の痛み、全身の筋肉痛、こわばりなどがあると横紋筋融解症の可能性があります。
そのほか、全身のだるさ、尿の色が赤褐色になるなどの症状も横紋筋融解症の恐れがあります。

横紋筋融解症の原因には、筋肉に強い衝撃が加わり発症する場合や、薬物、代謝異常、熱射病などがあります。

認知症

コレステロールが高い状態は、動脈硬化を引き起こすリスクが高くなります。
動脈硬化は、血管内を狭くさせて、血管壁も固くなっていきます。

また、動脈硬化は寝たきりや認知症などを発症する可能性が高くなります。
コレステロールの薬の副作用について理解して、適切な治療をすることが大切です。

うつ病

コレステロールを下げる薬であるスタチン製剤の重大な副作用には、脳出血、うつ状態、認知障害などがあります。
コレステロールの薬の副作用や症状に不安がある方は、医師または、薬剤師に相談をしましょう。

手足のしびれ

コレステロールの薬には、手足のしびれ、手足に力が入らないなどの症状が出ることがあります。
まれに横紋筋融解症、肝機能障害、蕁麻疹、顔の腫れなどの過敏症が起きることがあります。
とくに腎機能の悪い方は、副作用が出やすいので注意しましょう。

痙攣

手足がしびれる、手足に力がはいらない、全身の筋肉痛、こわばりなどがあると横紋筋融解症の可能性があります。
そのほか、全身のだるさ、尿の色が赤褐色などの症状も横紋筋融解症の恐れがあります。

コレステロールの薬を服用していて、副作用や症状に不安がある方は、医師または薬剤師に相談しましょう。

蕁麻疹

薬の成分は体内に吸収されずに便と一緒に排出されるため、副作用は比較的少ないことが多いです。
しかし、便秘や皮膚症状の蕁麻疹などを発症することがあります

全身発赤

重い副作用は、あまりないとされていますが、発疹、全身発赤、咳き込むなどの重い過敏症が現われることがあります

念のため、初期症状などを含めて注意が必要です。

顔や喉の腫れ

顔や喉の腫れ、嘔気、胸やけ、腹痛などの副作用が出ることがあります。
症状に気付いたら、服用を中止して、かかりつけ医もしくは、薬剤師に相談をしましょう。

便秘

まれに便秘、腹部膨満感などが起こる可能性があります。
コレステロールの薬は、長期で使用すると脂溶性ビタミン、葉酸の吸収が阻害されて、ビタミン不足になることがあります。

コレステロールの薬を服用中は、ビタミン不足にならないように注意が必要です。

下痢

コレステロールの薬は副作用は少ないといわれていますが、体質などにより下痢を起こすことがあります。
しかし、重症化することはあまりないといわれています。

万が一、吐き気、発熱、白目が黄色くなるなど、肝臓の副作用が疑われる症状がみられる場合は、医療機関を受診しましょう。

血尿

便秘、腹部膨満感などの副作用のほかに、横紋筋融解症がみられることがあります。
横紋筋融解症の初期症状は体の痛みだけですが、進行すると手足に力が入りにくくなったり、  血尿が出たりすることがあります。

頭痛

主な副作用として、頭痛、不眠、胸焼け、全身倦怠感などがあります。
上記のような症状に気づいたら、かかりつけの医師または薬剤師に相談をしましょう。

吐き気

一般的な副作用として、吐き気、下痢、腹部膨満感などの胃腸症状があります。
また、相互作用は少ないといわれています。

しかし、免疫抑制剤のシクロスポリンや抗血栓薬のワーファリンに悪影響を及ぼす恐れがあるため、併用には注意しましょう。

心室性不整脈

主な副作用として、心室性不整脈が報告されています。
心室性不整脈の症状には、動悸、胸痛、意識消失などがあります。
上記のような症状があらわれたら、薬の服用をやめて医師の診察を受けましょう。

コレステロールを下げる薬の副作用についてまとめ

以下は、主な副作用として報告されている症状の一部です。これらの症状が現れた場合は、医師や薬剤師に相談してください。

皮膚の発疹やかゆみ腹痛吐き気や嘔吐便秘や下痢筋肉の痛み
浮腫(むくみ)倦怠感頭痛肝機能の障害貧血

また、まれに以下の症状が現れることがあり、これらは副作用の初期症状として考えられます。もし以下の症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師の診察を受けてください。

  • 筋肉の痛みや脱力感、赤褐色の尿(横紋筋融解症、ミオパシー)
  • 全身の倦怠感、食欲不振、皮膚や白目の黄色化(肝炎、肝機能障害、黄疸)
  • 手足のしびれや感覚の鈍麻
  • 出血しやすい状態(血小板減少)
  • 発熱、咳、呼吸困難(間質性肺炎)

もし以上の症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師の診察を受けてください。

コレステロールを下げる薬の副作用として報告されている症状は、以下の通りです。

  • 皮膚の発疹やかゆみ
  • 腹痛
  • 吐き気や嘔吐
  • 便秘や下痢
  • 筋肉の痛み
  • 浮腫(むくみ)
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 肝機能の障害
  • 貧血

また、まれにみられる症状としては以下が報告されています。
これらは、副作用の初期症状として考えられるものです。

筋肉の痛みや脱力感全身の倦怠感
赤褐色の尿(横紋筋融解症、ミオパシー)食欲不振
皮膚や白目の黄色化(肝炎、肝機能障害、黄疸)手足のしびれや感覚の鈍麻
出血しやすい状態(血小板減少)発熱
呼吸困難(間質性肺炎)

これらの症状が現れた場合は、適切な処置をとることが重要です。
直ちに医師や薬剤師に相談し、症状の進行を防ぐための対策を講じる必要があります。

定期的な健康チェックや症状の確認、早期発見と適切な処置につながる重要な要素です。
安心して治療を受けるために、医師とのコミュニケーションを大切にしましょう。

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コレステロール先発薬とジェネリックの違い

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コレステロール先発薬とジェネリックの違いには

  • ジェネリックは安価
  • コレステロールを下げるための成分は同じ
  • 添加物が異なる場合はある
  • 不安な場合は医師や薬剤師に相談

などがあります。

それぞれ具体的にご紹介いたします。

ジェネリックは安価

ジェネリック医薬品は、後発医薬品とも呼ばれています。
ジェネリック医薬品は、新薬の20年間程ある特許期間が終了した後に発売されます。

ジェネリックは、新薬と同じ量の有効成分が含まれており、薬の効果や安全性は厳しい試験により、同等であると認められている薬です。
また、副作用や相互作用などの頻度も新薬と同じです。

新薬は、開発費に数百億円以上かけて開発されているため、価格が高くなっています。
それに対しジェネリックは、開発費がかからないため、3~6割ぐらい安くなっています。

コレステロールを下げるための成分は同じ

ジェネリックは、新薬と有効成分が同じで、効能・効果についても違いはありません。
また、厚生労働省の厳しい審査を経て、新薬と同じ効能・効果であることが証明されています。

しかし、ジェネリックによっては、新薬の効能・効果の一部が欠けているものがあります。
理由として、新薬に新しい効能・効果が追加され、再審査期間が設けられていたりすることが考えられます。

添加物が異なる場合はある

ジェネリックは、薬の色、形状、添加物などが新薬と違うことがあります。
理由として、別の新薬メーカーが特許を持っていたり、同じものが利用できなかったり、安定性を良くするために変更していたりすることが考えられます。

不安な場合は医師や薬剤師に相談

体質によっては、添加物の違いで、アレルギー反応などの副作用があらわれることがまれにあります。
副作用はジェネリック医薬品に限らず新薬にもあるため、新薬でも同様に起こる可能性があります。

ジェネリック医薬品に対して不安や心配がある場合は、医師や薬剤師に相談してみましょう。

食事でコレステロールを下げるポイント

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食事でコレステロールを下げるには

  • 適正な体重を維持する
  • 食事内容を見直す
  • アルコールを飲みすぎない
  • サプリメントの服用

などを注意する必要があります。

それぞれみていきましょう。

適正な体重を維持する

適正な体重とは、「身長(m)×身長(m)×22」を目安としています。
体重は、食事から摂る摂取エネルギー量と活動や生命維持に必要な消費エネルギー量のバランスで決まります。

適正な体重を維持するためには、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを一度確認しましょう。

食事内容を見直す

食事内容を見直すことで、コレステロール値を下げる効果が期待できます。
以下で、それぞれ具体的にご紹介いたします。

飽和脂肪酸を減らす

肉類の脂や鶏肉の皮、バター、ラード、乳脂肪、ココナッツミルクなどには、飽和脂肪酸が多く含まれています。
飽和脂肪酸は血液中のコレステロールを上げる作用があるため、飽和脂肪酸の摂取を減らすことが大切です。

動物性脂肪や脂身の多い肉の摂取を控えて、赤身肉や脂身を取り除いた肉を食べましょう。
また、牛乳も低脂肪乳を選びましょう。

コレステロールの摂取を減らす

コレステロールを豊富に含む食品をなるべく避けることが大切です。
とくに、鶏卵、魚卵、内臓類を1~2ヶ月食べないようにすることで、血中コレステロール濃度が下がることがあります。

食事制限をして、コレステロールが下がる場合は、コレステロール摂取量の制限が効果的なタイプと考えられます。
コレステロールがある程度下がったら、2~3日に1回程度は食べても大丈夫でしょう。

食物繊維を摂る

食物繊維を多く摂るには、主食を胚芽米や麦飯、全粒粉のパン、そばなどに変更しましょう。
3回の食事では2皿を野菜類、海藻、きのこ、こんにゃくなどが豊富なものを食べましょう。

また、豆類や納豆にも食物繊維が豊富に含まれています。

多価不飽和脂肪酸を摂る

1日に大さじ1杯ほどの植物油を料理に使うことが有効です。
しかし、オリーブ油、やし油などには多価不飽和脂肪酸はほとんど含まれていません。

さらに、マヨネーズやドレッシングを作るときは油を少なめにして、使いすぎないように気をつけましょう。

抗酸化物質を摂る

緑、赤、黄、黒などの色の濃い野菜類や鮭、エビなどには、酸化を防ぐ抗酸化物質が豊富に含まれています。
3回の食事ごとに、色の濃い野菜を必ず1皿は食べるようにしましょう。

アルコールを飲みすぎない

高カイロミクロン血症の場合は、アルコールは飲めません
高カイロミクロン血症とは、原発性の高脂血症の1つです。
100万人に1人の割合で発症するといわれています。

また、医師から節酒を指示された場合は、1日に日本酒なら1合、ビールなら400mL程度、ワインなら200mLまでの量でお酒を飲みましょう。

コレステロールを下げる運動

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コレステロールは、私たちの体にとって必要な脂質の一つですが、過剰になると健康リスクが高まります。

適切な運動を取り入れることで、コレステロールのバランスを整えることができます。

歩数を増やすことの重要性

日常生活の中で歩数を増やすことは、コレステロールを下げるための基本的なアプローチとなります。

日本人の平均歩数は男性7,500歩、女性6,500歩と言われています。
コレステロールを下げるなら、これを上回る歩数を目指すことが推奨されています。

具体的には、男性は9,000歩、女性は8,000歩以上を目標にし、1日10,000歩を目指すことが理想的です。

有酸素運動の効果

有酸素運動は、コレステロールを下げるための効果的な手段として知られています。
特に、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増加させる効果があります。

週に120分以上の有酸素運動を行うことで、この効果を実感することができます。
運動の頻度としては、週3〜5日、1回あたり30〜60分の運動を目標にすることが推奨されています。

運動の種類と強度

コレステロールを下げるための運動として、ウォーキング、速歩、水泳、エアロビクスダンス、スロージョギング、サイクリングなどの有酸素運動が挙げられます。
運動の強度としては、中強度以上が推奨されています。

具体的には、通常の歩行やそれ以上の強度での運動が理想的です。

長期的な運動療法の重要性

血中のコレステロールレベルは、短期間の運動では大きく変動しません。
そのため、長期的な運動療法が必要となります。

数ヶ月以上の運動を継続することで、血中のコレステロールレベルに好影響をもたらすことができます。

コレステロールを下げるサプリメントの服用

コレステロールを下げる薬には、筋肉の痛みや肝臓への影響などの副作用があると報告されています。
一方でサプリメントには、自然由来の成分を使用することが多いため、適量の服用においては副作用が少ないとされています。

以下で記者おすすめのコレステロールを下げるサプリメントを8点ご紹介します。

 商品名商品詳細定期購入価格通常価格内容量その他成分安全性総合評価

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レイデルポリコサノール10
レイデルポリコサノール10商品詳細はこちら初回お試し(7粒)500円

2回目以降:5,832円
6,480円初回お試し7粒/
通常商品30粒(コレステロール対策には1日1粒・血圧対策には1日2粒)
乳糖/サトウキビ抽出末/澱粉分解物/結晶セルロース/HPMC/HPC/CMC-Ca/グリセリン/ステアリン酸カルシウム・機能性表示食品 【届出番号:E137 】
・臨床試験とSCI級論文発表の実績160件以上
・厳格なGMPライセンスを取得した国内工場で生産

4.5

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こころ習慣(コレステ)
こころ習慣商品詳細はこちら初回(お試し):980円
2回目以降:4,299円
7,100円60粒(30日分)麦芽糖/ギャバ含有乳酸菌発酵抽出物/松樹皮抽出物/セルロース/ステアリン酸カルシウム/二酸化ケイ素/ビタミンE機能性表示食品【届出番号:E445 】
GMP基準に準拠した国内の工場で製造
3.5

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極上グリル
極上クリル商品詳細はこちら初回(お試し):980円

2回目以降:5,227円
6.480円120粒(30日分)
DHA&EPA_3.5

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コレステ生活
コレステ生活商品詳細はこちら

5,400円

3,700円62粒(31日分)
松樹皮由来プロシアニジン
_3.5

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コレステサプリ
コレステサプリ商品詳細はこちら初回:980円

2回目以降:3,515円
2,500円60粒
デキストリン/ミルクカルシウム/マルトース/寒天/食用油脂/オリーブ葉抽出物
機能性表示食品【届出番号:G147】
3.0

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緑でサラナ
緑でサラナ
商品詳細はこちら初回(お試し):

1,296円


2回目以降:1,523円
6,480円1缶160g✖️30缶
SMCS/ブロッコリー/キャベツ/パセリ/大根葉/セロリ/レタス/ほうれん草/小松菜/リンゴ/レモンSMCSを含んだ日本で唯一の特定保健用食品3.0

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コレステライフ
コレステライフ
商品詳細はこちら1回のみ購入 5,832円
定期お届け便 5,508円
1,780円60粒(30日分)オリーブ由来ヒドロキシチロソール/紅麹/ナットウキナーゼ/DHA/EPA/難消化性デキストリン機能性表示食品3.0

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コレステロールや中性脂肪気になる方のカプセル
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル商品詳細はこちら初回(お試し):1,691円
2回目以降:1,691円
4,536円90粒/1袋(30日分)リコピン/EPA/DHA機能性表示食品
3.0

レイデルポリコサノール

レイデルポリコサノールは、天然のポリフェノールである「ポリコサノール」を豊富に含むサプリメントです。
コレステロール値をサポートするために、LDLコレステロールの酸化を抑制し、血管を健康に保ちます。

また、血液をサラサラにする効果があります。
毎日の健康維持に役立ちます。

安全性が高く、副作用が少ないので、気軽に飲むことができます。
コレステロール値が気になる方におすすめのサプリメントです。

商品名レイデルポリコサノール10
定期購入価格初回お試し(7粒):500円
2回目以降:5,832円
通常価格6,480円
内容量初回お試し7粒/
通常商品30粒(コレステロール対策には1日1粒・血圧対策には1日2粒)
その他成分乳糖/サトウキビ抽出末/澱粉分解物/結晶セルロース/HPMC/HPC/CMC-Ca/グリセリン/ステアリン酸カルシウム
安全性

・機能性表示食品 【届出番号:E137 】

・臨床試験とSCI級論文発表の実績160件以上

・厳格なGMPライセンスを取得した国内工場で生産

レイデルポリコサノール10
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こころ習慣(コレステ)

こころ習慣(コレステ)は、米ぬかエキスやβ-グルカンなどの天然成分を配合したサプリメントです。
これらの天然成分は、腸内環境を整え、コレステロールの吸収を抑制する効果があります。

また、血液中の中性脂肪を減らす効果もあります。
さらに、血糖値を安定させる効果もあります。

安全性が高く、副作用も少ないので、健康維持のためにもおすすめのサプリメントです。
コレステロール値を気にする方に特におすすめです。

商品名こころ習慣
定期購入価格初回(お試し):980円
2回目以降:5,227円
通常価格7,100円
内容量60粒(30日分)
その他成分麦芽糖/ギャバ含有乳酸菌発酵抽出物/松樹皮抽出物/セルロース/ステアリン酸カルシウム/二酸化ケイ素/ビタミンE
安全性機能性表示食品【届出番号:E445 】
GMP基準に準拠した国内の工場で製造
こころ習慣(コレステ)
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極上クリル

極上クリルは、コレステロール値改善に高い効果を示すEPA・DHAを豊富に含むクリルオイルを配合した商品です。
クリオオイルは、サプリ大国アメリカで600億円規模の市場を誇る成分として有名です。

特殊加工のカプセル仕様でクリル特有のにおい・クセもなく、どなたにも飲みやすい商品です。
美肌・美髪を目指す方にもおすすめです。

商品名極上クリル
定期購入価格
※3回以上の継続購入
5,400円
単品価格6,480円
主な成分クリルオイル
内容量(1包装)120粒(30日分)
特典定期購入10%OFF
送料無料
極上クリル
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コレステ生活(機能性表示食品)

コレステ生活は松樹皮由来のプロシアニジン配合の商品です。
プロシアニジンはコレステロールの吸収を抑え、悪玉コレステロール値を下げる効果が高い成分です。

コレステ生活は機能性表示食品です。
高い品質管理の下、国内工場で製造されているため、安全性が気になる方にもおすすめの商品です。

商品名コレステ生活
定期購入価格初回:980円
2回目以降:3,515円
単品価格
送料:300円
3,700円
主な成分松樹皮由来プロシアニジン
内容量(1包装)62粒(31日分)
特典定期購入5%OFF
コレステ生活
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コレステサプリ

コレステサプリは、オリーブ由来のヒドロキシチロソールが含まれた機能性表示食品です。
ヒドロキシチロソールには、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑える機能があります。

1日2粒を目安に水などと一緒にお召し上がりください。

添加物は一切使用していません。

株式会社グランデの「ナチュレライフ」で購入できます。

商品名コレステサプリ
定期購入価格初回(お試し):1,296円
2回目以降:1,523円
通常価格2,500円
内容量60粒
関与成分の含有量/日オリーブ由来ヒドロキシチロソール
含有量:5.25mg
その他成分デキストリン/ミルクカルシウム/マルトース/寒天/食用油脂/オリーブ葉抽出物
安全性機能性表示食品【届出番号:G147】
コレステサプリ
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緑でサラナ

緑でサラナは、コレステロールを下げる野菜の力(SMCS)を含んだ特定保健用食品です。
SMCSとは、アブラナ科野菜(ブロッコリー・キャベツ)由来の天然アミノ酸です。

LDL(悪玉)コレステロールを低下させる作用があります。
1日2缶飲み続けることで、3週間目以降から効果が現れます。

味は甘酸っぱくて飲みやすいとされます。
野菜不足の方におすすめです。

コレステロール値の高い方や、健康維持に関心がある方におすすめのサプリメントです。

商品名緑でサラナ
定期購入価格1回のみ購入 5,832円
定期お届け便 5,508円
通常価格6,480円
内容量1缶160g×30缶
その他成分SMCS/ブロッコリー/キャベツ/パセリ/大根葉/セロリ/レタス/ほうれん草/小松菜/リンゴ/レモン
安全性SMCSを含んだ日本で唯一の特定保健用食品
緑でサラナ
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コレステライフ

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コレステロールは、体に必要な成分です。
しかし、過剰になるとリスクが高まります。

特に、LDL(悪玉)コレステロールは、酸化されると血管に付着しやすくなります。
そこでおすすめなのが、C.Lifeの「コレステライフ」です。

このサプリには、オリーブ由来のヒドロキシチロソールという成分が含まれています。
LDL-コレステロールの酸化を抑制する効果のある成分です。

また、紅麹やナットウキナーゼなどの他の成分も配合されています。
血液サラサラ効果や脂肪燃焼効果も期待できる成分です。

一日に3粒を目安に水かぬるま湯でお召し上がりください。

「コレステライフ」は、機能性表示食品として認められたサプリメントです。
LDLが気になる方は、「コレステライフ」で健康的な生活を始めてみませんか?

商品名

コレステライフ

定期購入価格

初回(お試し):1,691円
2回目以降:1,691円

通常価格1,780円
内容量60粒(30日分)
その他成分オリーブ由来ヒドロキシチロソール/紅麹/ナットウキナーゼ/DHA/EPA/難消化性デキストリン
安全性

機能性表示食品

コレステライフ
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コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル

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コレステロールや中性脂肪が気になる方におすすめな大正製薬のサプリがあります。
それは「コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル」です。

このサプリには、トマト由来のリコピンと青魚由来のDHA・EPAが配合されています。
リコピンには、実は血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能があるのです。

また、DHA・EPAには、中性脂肪を低下させる機能があります。
リコピンやDHA・EPAを同時に摂取できるサプリは、健康増進の強い味方です。

このサプリメントは、1日3粒を目安に水またはぬるま湯で飲みましょう。
このサプリメントでコレステロールや中性脂肪対策をしてみませんか?

商品名コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル
定期購入価格3袋セット 12,928円(5%オフ)
6袋セット 24,494円(10%オフ)
通常価格4,536円
内容量90粒/1袋(30日分)
その他成分リコピン/EPA/DHA
安全性機能性表示食品
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル
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コレステロールを下げるサプリメントの注意点・副作用

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コレステロールを下げるのに、手軽に効果を得られるサプリメントは非常に有用です。
ただし、正しい服用方法を守らないとかえって身体に悪影響を及ぼすこともあります。

ここでは、サプリメント服用による副作用のリスクや服用時の注意点についての正しい知識をご紹介します。

コレステロールを下げるサプリメントの副作用リスク

コレステロールサプリメントの副作用は、使用する製品とその成分によります。
一部のサプリメントは、特定の人々にとっては副作用を引き起こす可能性があります。

例えば、ニコチン酸(ビタミンB3の一種)はコレステロールを下げる効果がありますが、大量に摂取すると顔の赤み、頭痛、めまいなどの副作用を引き起こす可能性があります。

また、レッドイーストライスサプリメントは、一部のスタチン類似成分が含まれており、スタチンは医薬品として広く使用されているコレステロール低下薬です。
しかし、一部の製品には肝臓に有害な成分が含まれているため、使用する際は注意が必要です。

コレステロールを下げるサプリメントの服用時の注意点

コレステロールサプリメントを使用する際の最も重要な注意点は、サプリメント摂取が医療的な治療ではないということです。

サプリメントは、健康的な食事や適度な運動と並行して使用することが重要です。
また、サプリメントを始める前には必ず医師に相談し、適切な容量と使用方法を確認するようにしましょう。

また、サプリメントの使用による副作用や相互作用に注意することも重要です。
特に、既存の病状や他の薬との相互作用が懸念される場合は、医師や薬剤師と相談することをお勧めします。

コレステロール薬に関するよくある質問|Q&A

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コレステロール値がどのくらいになったら薬を飲むの?

コレステロール値が高い場合、食事の改善や適度な運動がおすすめされます。
しかし、これらの方法でコレステロール値が十分に下がらない場合は、コレステロールを下げる薬を飲むことがを推奨します。

具体的な数値としては、LDLコレステロールが140mg/dl以上である場合に薬の服用を検討してみてください。

コレステロールの薬の副作用は何ですか?

コレステロールを下げる薬の副作用は、筋肉の痛み、消化器系の問題(便秘、下痢、吐き気)、肝臓の機能異常などが挙げられます。これらの副作用は軽度であるため、薬の服用を止める必要はありません。

コレステロールの薬の名前は?

コレステロールを下げる薬にはいくつかの種類があり、主に以下の3つが挙げられます。

  • スタチン系薬(例:クレストール、リピトール、リバロ)
  • 小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(例:ゼチーア)
  • PCSK9抗体阻害薬(例:レパーサ、プラルエント)

これらの薬は、コレステロールの生成を抑制したり、体内でのコレステロール吸収を阻害したりすることで、血中のコレステロール値を下げます。

悪玉コレステロールは何か月で下がる?

コレステロールを下げる薬を服用し始めてから、LDLコレステロールが下がるまでの時間は個々の体質や薬の種類によりますが、数週間から数か月で下がり始めるます。

コレステロールを下げる薬のまとめ

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ここまで、コレステロールの薬の情報を中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。

  • コレステロール値を下げる薬には、HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン系製剤)、陰イオン交換樹脂製剤など
  • コレステロールの薬の副作用は、肝機能障害、腎臓の機能低下、筋肉痛、横紋筋融解症など
  • コレステロールの薬を飲むよりも重要な方法は、適正な体重維持、中程度の運動など

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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さわだクリニック院長

澤田 樹佳さわだ きよし

日本泌尿器科学会
日本EE学会
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