糖尿病を改善するには血糖値をコントロールする必要があります。
血糖値をコントロールする代表的な方法の1つが糖質制限です。
果たして、糖質制限で糖尿病は治るのでしょうか。
本記事では、糖質制限は糖尿病に良いのかについて以下の点を中心にご紹介します。
- 糖尿病で糖質制限が必要な理由
- 糖尿病の糖質制限のやり方
- 糖質制限で糖尿病は治るのか
糖質制限は糖尿病に良いのかについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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糖質制限とは
糖質制限とは、糖質(炭水化物)の摂取量を減らす方法です。
減量効果が期待できるほか、糖尿病の治療として行われることもあります。
糖質制限の対象となるのは、米・小麦粉などの主食が代表的です。
砂糖・砂糖が使用された食品も糖質制限の対象に含まれます。
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糖尿病の原因
糖尿病には1型と2型が存在し、日本人に圧倒的に多いのは2型糖尿病です。
2型糖尿病とは、インスリンが十分に機能しないことが原因で血糖値が高くなる状態です。
インスリンとは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる作用があります。
インスリンが十分に機能しない原因としては、次の2つが代表的です。
- インスリンの分泌量が少ない
- インスリンの働きが弱い
もともとアジア人は欧米人に比べるとインスリンの分泌量が少ない傾向があります。
つまりアジア人は欧米人より体質的に2型糖尿病のリスクが高めです。
インスリンの働きが悪くなる原因としてはアディポサイトカインという物質との関連が指摘されています。
アディポサイトカインとは脂肪細胞から分泌される物質の総称です。
アディポサイトカインにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると善玉と悪玉に分類できます。
悪玉アディポサイトカイン
悪玉アディポサイトカインは糖尿病のリスクを上げる物質です。
悪玉アディポサイトカインの主な作用は次の通りです。
- インスリンの抵抗性を高める
- 動脈硬化の促進
- 血栓の生成
- 肥満の増長
特に注視すべきなのは、インスリンの抵抗性を高める作用です。
インスリンの抵抗性が高いとは、各臓器のインスリンの感受性が弱くなる状態です。
簡単にいえば、悪玉アディポサイトカインにはインスリンの効き目を弱める作用があります。
インスリンの抵抗性が高まると糖尿病のリスクが上がる理由は、主に2つあります。
1つめは、単純にインスリンの効きが悪くなるためです。
インスリンは、血中の糖を筋肉などに取り込ませることで血糖値を下げるホルモンです。
悪玉アディポサイトカインが増えてインスリンの効きが悪くなると、血中の糖の分解が阻害されます。
具体的には、血中の糖が筋肉に吸収されづらくなります。
すると血糖値が下がりにくくなるため、糖尿病のリスクが上がります。
2つめの理由は、インスリン抵抗性が高まるとインスリンの分泌量が少なくなるためです。
インスリンの効きが悪くなると、膵臓からのインスリンの分泌量は一時的に増加します。
分泌が増える理由は、効きの悪さを量でカバーしようとするためです。
しかしインスリンの盛んな分泌はそれほど長くは続きません。
インスリンの分泌元である膵臓が次第に疲弊していくためです。
膵臓の疲弊に伴って、インスリンの分泌量は少なくなっていきます。
インスリンの分泌量が減ると、血液中の糖分の分解はますます滞るようになります。
つまり血糖値が下がりにくくなるため、糖尿病のリスクが上がるというわけです。
悪玉アディポサイトカインの量が増えるほど、インスリンの抵抗性は高まります。
いい換えれば、悪玉アディポサイトカインが多くなるほど、糖尿病のリスクは増大します。
悪玉アディポサイトカインが増える原因の1つが肥満です。
肥満になると脂肪細胞が肥大・増殖して、悪玉アディポサイトカインが盛んに分泌されます。
結果としてインスリンが効きにくい体質になるため、糖尿病のリスクが高まります。
出典:厚生労働省【インスリン抵抗性 | e-ヘルスネット(厚生労働省)】
善玉アディポネクチン
善玉アディポネクチンは、善玉アディポサイトカインの1種です。
善玉アディポサイトカイン及び善玉アディポサイトカインは、糖尿病の抑制に役立つ物質です。
善玉アディポネクチンが糖尿病抑制に役立つ理由は、次のような作用があるためです。
- インスリン抵抗性の改善
- 動脈硬化の予防
- 糖新生の抑制
- 食欲の抑制
善玉アディポネクチンには、インスリンの抵抗性を改善する作用があります。
簡単にいえば、善玉アディポネクチンはインスリンの効きを良くする物質です。
インスリンがよく効くと、糖の分解・筋肉への吸収が効率よく進みやすくなります。
そのため、糖尿病のリスク低減が期待できるというわけです。
さらに、善玉アディポネクチンには糖新生を抑制する作用もあります。
糖新生が抑制されると、やはり糖尿病のリスクが下がりやすくなります。
糖新生とは、肝臓が糖質以外の物質をエネルギーとして消費する仕組みです。
つまり糖新生が抑えられるほど、糖の消費が進むため、糖尿病になりにくくなるのです。
反対に糖新生が活発化すると、体内の糖が消費されにくくなります。
つまり糖が体内に溜まりやすくなるため、糖尿病のリスクが高まります。
インスリン抵抗性の改善・糖新生の抑制を促すには、善玉アディポネクチンが十分に分泌されることが大切です。
一方、善玉アディポネクチンの量が十分でないと、糖尿病のリスクが高まります。
善玉アディポネクチンが減少する場面としては、肥満細胞の肥大・増殖が代表的です。
具体的には、肥満は善玉アディポネクチンの減少を招くため、糖尿病のリスクを上げます。
特に内臓脂肪が溜まった場合は、善玉アディポネクチンが減少しやすくなると指摘されています。
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糖質制限が糖尿病で必要な理由
糖尿病の方に糖質制限が必要な理由は、血糖値の上昇を抑えるためです。
血糖値が上昇するのは、体内の糖が増えたとき、つまり糖質を摂取したときです。
糖尿病の方はただでさえ血糖値が高いため、血糖値をさらに上昇させるような食事は控える必要があります。
従って、糖質の摂取量を控える糖質制限が必要になります。
糖質制限の注意点
糖尿病の方が糖質制限をするときは、まずかかりつけ医に相談してください。
糖尿病の方が自己判断で糖質制限すると、低血糖に陥ることがあるためです。
糖尿病の方の多くは、インスリン注射や経口血糖降下剤を利用しています。
インスリン注射や経口血糖降下薬は、血糖値を下げる作用のある薬剤です。
インスリン注射などに加えて糖質制限を行うと、血糖値はますます下がりやすくなります。
結果として、低血糖を起こすおそれがあるというわけです。
ちなみに低血糖とは血糖値が極端に低くなった状態です。
低血糖では、手足の震え・脱力感・動悸などの発作が起こることもあります。
重症化すると、昏睡したり命の危機に直面したりすることもあります。
低血糖を防ぐためには、糖尿病の方はインスリン注射の効き目などを考慮しながら糖質制限を行う必要があります。
適切な糖質制限のやり方を知るためにも、まずはかかりつけ医と十分に相談しましょう。
糖質制限のモデルケース
糖質制限には低・中・高の3つのレベルがあります。
それぞれのモデルケースをご紹介します。
糖質制限(低)
糖質制限(低)では、夕食のみ主食を抜きましょう。
たとえば夜は、ごはん(米)のほか、パスタ・麺・パンなどの小麦粉製品は控えてください。
糖質制限(低)が向いているのは、日頃から炭水化物を多く摂っている方です。
具体的には、麺メニューや丼ものをよく食べるという方におすすめのやり方です。
あるいは、糖質制限(低)はダイエットしたい方にもおすすめです。
糖質制限(中)
糖質制限(中)は、朝食・夕食の主食を抜くやり方です。
つまり1日3食のうち、昼食のみ主食を食べて良いことになります。
糖質制限(中)がおすすめなのは、糖尿病や肥満を改善したい方で、かつ昼にどうしても主食を抜くのが難しい方です。
たとえば仕事上の付き合いなどでお昼のメニューを自由に選べない方は、糖質制限(中)を実践してみましょう。
糖質制限(高)
糖質制限(高)は、1日を通して主食を一切摂らない方法です。
向いているのは糖尿病を改善したい方です。
あるいは、肥満・メタボリックシンドロームを短期間で解消したい方にも向いています。
糖尿病の方が糖質制限(高)を行うときは、必ず医師に相談してください。
理由は、厳しい糖質制限はかえって低血糖を引き起こすことがあるためです。
糖質の1日の摂取量
糖質制限を行う前には、1日の適切な糖質の摂取量を把握しておくことが大切です。
ここからは、糖質の1日の摂取量をご紹介します。
健康な人の場合
健康な方の1日の糖質の摂取量は、次のような計算式で求められます。
標準体重(身長(m)×身長(m)×22)×活動量(Kcal)×0.6÷4
【活動量】
- 軽い(25~30):生活の大半が座っている・静かな活動が中心
- 普通(30~35):通勤・買い物などで一定の時間は立っている・軽い運動をする
- 重い(35~40):移動や立っている時間が長い・活発な運動をしている
糖質摂取量の計算例をご紹介します。
【例1:身長160㎝で仕事の通勤や家事をしている方】
(1.6×1.6×22)×35×0.6÷4=296g(四捨五入)
【例2:身長150㎝で家の中で過ごすことが多い高齢者の方】
(1.5×1.5×22)×30×0.6÷4=223g(四捨五入)
【例3:身長170㎝で肉体労働をしている方】
(1.5×1.5×22)×30×0.6÷4=381g(四捨五入)
糖尿病患者の場合
糖尿病を患っている方の糖質制限は、医師の指導の下で行ってください。
自己流の糖質制限を行うと、かえって糖尿病が悪化したり、健康を損ねたりするおそれがあります。
個人差はありますが、糖尿病の方は軽めの糖質制限を指示されることが一般的です。
軽めの糖質制限は「ロカボ」などと呼ばれることもあります。
ロカボでは、1日の糖質の摂取量を130g以内に収めます。
1食あたりの糖質の摂取量は40gが目安です。
ちなみにロカボは健康な方のダイエットにも有効です。
糖質制限による低血糖症状
糖尿病の方が厳しい糖質制限を行うと低血糖が起こることがあります。
低血糖の主な症状は次の通りです。
血糖値の目安 | 主な症状 |
60mg/dL以下 | 冷や汗・動悸・手足の震え・熱っぽい・不安感・悪寒 |
45mg/dL以下 | 集中力の低下・脱力感・めまい・眠気・疲労感・言葉が出にくい・物が見えづらい・混乱・意識の混濁・不安 |
30mg/dL以下 | 錯乱・意識レベルの低下・痙攣・意識消失 |
低血糖でさまざまな症状が出る理由は、脳がエネルギー不足に陥るためです。
糖質の1種であるブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源です。
そのため糖質制限によって極端に糖質の摂取を控えると、脳は栄養不足に陥るのです。
低血糖の症状が出た場合は、すぐに糖分を補給しましょう。
ベストなのは食事を摂ることです。
食事を摂るのが難しい場合は、ブドウ糖を摂取しましょう。
あるいは、ジュース・飴玉などの甘い飲食物を摂るのも有効です。
甘いものといえばチョコレートも代表的ですが、低血糖の改善にはあまり向いていません。
チョコレートは消化に時間がかかるためです。
もし低血糖対策としてチョコレートを持ち歩くなら、吸収が早いブドウ糖入りのものがおすすめです。
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糖質制限による糖尿病悪化
糖尿病の方が糖質制限をすると、かえって病状が悪化することがあります。
理由は、筋肉量が減少してインスリン抵抗性が高まるためです。
糖質は脳や体の重要なエネルギー源です。
糖質制限をすると、脳などのエネルギー源が枯渇することになります。
糖質をエネルギー源に出来ない場合、身体は次のエネルギー源を使用します。
次のエネルギー源として利用されやすいのが、筋肉中に蓄えられたタンパク質です。
タンパク質がエネルギーとして消費される際は、筋肉も一緒に分解されます。
結果として筋肉量が減少するというわけです。
筋肉量が低下すると、基礎代謝も低下します。
基礎代謝の低下はインスリン抵抗性の向上につながります。
つまり、インスリンが効きにくくなるのです。
糖尿病の方はただでさえインスリン抵抗性が高くなっています。
糖質制限によってインスリン抵抗性がさらに高まると、糖尿病は悪化しやすくなります。
糖尿病の方は、病状を悪化させないためにも、極端な糖質制限は控えましょう。
たとえば、1日を通して一切糖質を摂らないのは危険です。
糖尿病であっても、糖質は1日130g程度を目安に摂取してください。
また、長期間の厳しい糖質制限も控えましょう。
具体的には、厳しい糖質制限は長くとも3カ月程度にしてください。
厳しい糖質制限を3カ月行った後は、緩やかなロカボなどに切り替えるのが適当です。
ただし、どのような糖質制限が合っているのかは個人の病状などによって異なります。
糖尿病の方の糖質制限のやり方については、まずかかりつけ医と相談して決めましょう。
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糖質制限で糖尿病は治る?
糖質制限で糖尿病が完治することはありません。
ただし、適切な糖質制限をすれば、完治に近い状態を維持することは可能です。
糖尿病とは血糖値が高い状態です。
糖質制限をすれば、糖尿病の方でも血糖値を正常範囲に収めやすくなります。
血糖値を正常範囲で維持できれば、健康な方と同じ生活を送ることも夢ではありません。
たとえば、極端な食事制限などをしなくて済む場合があります。
もともと糖尿病は、一度発症すると完治が難しい病気とされています。
糖質制限では糖尿病は完治できませんが、一定の改善効果は期待できます。
健康的な生活を長く続けるためにも、糖尿病の方は適切な糖質制限をすることが望ましいでしょう。
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糖質制限|糖質を多く含む食品
糖質制限の対象となる食品は次の通りです。
カテゴリ | 食品例 |
主食 | 白米・パン・うどん・パスタ・ラーメン・そば・餅・そうめん・春雨・ビーフン |
でんぷん野菜 | じゃがいも・さつまいも・里芋・かぼちゃ・とうもろこし |
野菜 | にんじん・れんこん・大根・たまねぎ・ごぼう |
果物 | すいか・柿・バナナ・りんご・桃・梨・ぶどう |
お菓子類 | 和菓子・洋菓子・チョコレート・ジュース・ポテトチップス・せんべい |
お酒 | 日本酒・ビール・ワイン・梅酒・チューハイ |
糖質制限|糖質が少ない食品
次のような食品は糖質が少ないため、糖質制限中は積極的に摂りましょう。
カテゴリ | 食品例 |
肉類 | 牛肉・豚肉・鶏肉 |
魚類 | 魚・ツナ缶・貝・魚卵・カニ・イカ・タコ |
卵類 | 鶏卵 |
野菜 | 小松菜・枝豆・きゃべつ・きゅうり・ピーマン |
海藻 | わかめ・昆布 |
きのこ | しいたけ・まいたけ・しめじ |
チーズ | パルメザンチーズ・ゴーダチーズ |
大豆製品 | 納豆・味噌・豆腐・油揚げ・湯葉 |
油脂 | サラダ油・オリーブオイル・バター・マヨネーズ |
蒸留酒 | ウイスキー・焼酎 |
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糖質制限|糖尿病メニュー
糖尿病の方向けのおすすめ糖質制限メニューをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
ポークピカタ
ピカタとは、肉などを小麦粉・卵にくぐらせてあげ焼きする料理です。
今回のレシピでは小麦粉を省いているため、糖質制限中の方にもおすすめです。
軽めの糖質制限であれば、小麦粉を少量使ってもかまいません。
【材料(1人分)】
豚肉 | 150g |
粉チーズ | 適量 |
塩・コショウ | 適量 |
卵 | 1個 |
オリーブオイル | 大さじ1杯 |
ミニトマト | 2個 |
レタス | 適量 |
【作り方】
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アボカドのスクラップエッグ
アボカドは野菜の中でも糖質量が少ないため、糖質制限中にピッタリの食材です。
良質な脂質が豊富で、腹持ちが良いのも嬉しいポイントです。
【材料(1人分)】
卵 | 2個 |
アボカド | 1/2個 |
オリーブオイル | 小さじ1杯 |
バター | 10g |
牛乳 | 30cc |
レタス | 2~3枚 |
塩・コショウ | 適量 |
【作り方】
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糖質制限|糖尿病おやつ
糖質制限中の糖尿病の方でも、少量であればおやつを口にしてもかまいません。
たとえば次のようなおやつは糖質量が少なく腹持ちが良いため、おすすめです。
- おからクッキー
- ハイカカオチョコレート
- ナッツ
- 寒天ゼリー
適度に間食すると血糖値が安定しやすくなります。
小腹が空いたときなどは、上記のおやつを適量口にしてみましょう。
最近は、糖質制限中の方向けに低糖質のケーキやアイスなども多数販売されています。
低糖質スイーツはコンビニなどでも購入できます。
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糖尿病推計患者数
厚生労働省の調査によると、令和2年の糖尿病推計患者数は次の通りです。
推計患者数(単位:千人) | ||
入院 | 総数 | 15.2 |
病院 | 14.6 | |
一般診療所 | 0.6 | |
外来 | 総数 | 215.0 |
病院 | 66.1 | |
一般診療所 | 148.9 |
糖尿病で病院にかかる方の多くは外来病棟を利用していることが分かります。
また、外来の受診は病院よりも一般診療所のほうが多くなっています。
一方、入院する場合は、一般診療所ではなく病院を利用する方が圧倒的に多いという結果になりました。
出典:厚生労働省【令和2年(2020)患者調査】
糖質制限は糖尿病に良いのかのまとめ
ここまで糖質制限は糖尿病に良いのかについてお伝えしてきました。
糖質制限は糖尿病に良いのかの要点を以下にまとめます。
- 糖尿病で糖質制限が必要な理由は、血糖値の上昇を抑えるため
- 糖尿病の糖質制限のやり方はさまざまだが、医師からは1日の投資摂取量を130g内に収める「ロカボ」を提案されることが多い
- 糖質制限で糖尿病が完治することはないが、血糖値をコントロールできるため健康な方と同じ生活を送れる可能性はある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。