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健達ねっと>健康お役立ち記事>更年期>更年期の症状にはどのようなものがある?症状と改善方法を解説!

更年期の症状にはどのようなものがある?症状と改善方法を解説!

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更年期の症状について

更年期にはさまざまな症状が出やすくなります。
具体的には、更年期の症状とはどのようなものなのでしょうか。

また、更年期の症状にはどのように対処すればよいのでしょうか。
本記事では、更年期の症状について以下の点を中心にご紹介します。

  • 更年期の症状
  • 更年期の症状の原因
  • 更年期の症状の改善方法

更年期の症状について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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更年期とは

更年期とは、閉経を挟んで前後10年間の期間のことです。
個人差はありますが、一般的な更年期の年齢は45歳~55歳です。

更年期にはさまざまな症状があらわれやすくなります。
更年期の症状の主な原因は女性ホルモンの急激な減少です。

更年期の症状

更年期には心身にさまざまな症状があらわれやすくなります。
更年期の症状の代表的な症状をご紹介します。

顔のほてり・のぼせ・汗

更年期の症状の中でも特に多いのが、顔のほてり・のぼせです。
ホットフラッシュ」と呼ばれる現象で、顔が突然カーっと熱くなるのが特徴的です。

ほてり・のぼせに続いて滝のような汗が止まらなくなることも多いです。
睡眠中に大量の寝汗をかくケースもみられます。

腰や手足の冷え

一般的に女性は男性よりも冷え性になりやすいとされています。
冷え性では、気温はさほど低くないのに手足などが異常に冷たくなることが一般的です。

更年期の症状では、通常の冷え性と異なる冷え方をする場合もあります。
具体的には、顔や上半身はほてるのに下半身が冷えることが多いです。

ただし症状には個人差があります。
また、冷え性の原因は更年期の症状以外の場合もあります。

息切れや動悸

更年期の症状では息切れ・動悸などの症状が起こりやすくなります。
更年期の息切れ・動悸は突然始まるのが特徴的です。

たとえばじっとしているときや、ほんの少し動いただけで症状が出ることもあります。

寝つきが悪い・眠りが浅い

更年期の症状では不眠症状が出ることがあります。
たとえば夜なかなか眠れないなどの症状が代表的です。

寝付きは悪くないものの、夜中に何度も目が覚める場合もあります。
しっかり寝たつもりでも朝に疲れが残っている場合は、眠りが浅く睡眠不足になっている可能性があります。

イライラ・怒りっぽい

更年期の症状では、本人の意志と関係なく感情が高ぶることがあります。
たとえば、特に怒る場面ではないのにイライラしてしまう…というケースがみられます。

あるいは、普段なら見逃せる些細なことに激怒するなどのケースもあります。

くよくよする・憂うつ

更年期には、うつ病に似た症状が出ることもあります。
特に理由なく不安に駆られたり、小さなことにクヨクヨしたりするケースが代表的です。

好きだったこと・楽しいことをしても気が晴れないなどの症状もみられます。

頭痛・吐き気・めまい

更年期では頭痛やめまいなどの症状もよくあらわれます。
更年期の症状の頭痛では、頭の片側が脈打つように痛む「片頭痛」が目立ちます。

吐き気・胃のむかつきなどの症状があらわれる場合もあります。
更年期の諸症状は、前触れなく突然あらわれるのが特徴です。

疲れやすい

疲れやすさは更年期の代表的な症状です。
たとえば少し動いただけでぐったり寝込んでしまう…などのケースがみられます。

ただし、疲れやすさの原因は更年期以外の場合もあります。
もしご自身の体調に不安がある場合は、一度病院で検査を受けてみましょう。

肩こり・腰痛・手足の痛み

更年期には肩・首・腰や関節に痛みを感じることがあります。
肩や首のこりがひどくなり、頭痛に発展するケースも珍しくありません。

更年期の症状の原因

更年期の症状の原因として、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が指摘されています。
より具体的には、エストロゲンの減少によって自律神経が乱れることが不調の原因です。

エストロゲンは卵巣から分泌されるホルモンです。
閉経を迎えると、卵巣からのエストロゲンの分泌は極端に少なくなります。
すると、脳が焦って「エストロゲンを分泌しろ」という指令を卵巣に出します。

しかし閉経を迎えた卵巣は、脳の指令に答える力が残っていません。
すると脳はますますエストロゲン分泌の指令を強めます。
簡単にいえば、脳が混乱して暴走状態に陥るのです。

脳には自律神経という神経系が存在します。
自律神経は身体の働きを制御する器官で、たとえば内臓の働き・ホルモン分泌・血圧をコントロールしています。

脳が暴走すると、脳に存在する自律神経も混乱しやすくなります。
自律神経が混乱すると身体の働きにも支障を来しやすくなるため、心身にさまざまな症状があらわれやすくなるのです。

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更年期の症状を改善するには

更年期の症状の改善方法をご紹介します。
更年期の症状にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

病院での治療

更年期の症状の症状が辛い場合は、病院で治療を受けるのも1つの方法です。
診療科は婦人科が適当です。
かかりつけ医がいる場合は、診療科にかかわらず、まず相談してみるのもよいでしょう。

更年期の症状の主な治療法は次の通りです。

  • 薬物療法(ホルモン補充療法・向精神薬・漢方薬)
  • 心理療法(カウンセリング)

ホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法は、女性ホルモンを薬剤で補う方法です。
体内の減少した女性ホルモンを外部から補うことで、諸症状の緩和が期待できます。

ホルモン補充療法の薬剤の形状はさまざまです。
たとえば経口薬のほか、注射・点滴などもあります。

向精神薬

向精神薬は、イライラ・憂鬱などの精神症状がある場合に選択されることが一般的です。
向精神薬の主な種類は次の通りです。

  • 抗うつ薬
  • 抗不安薬
  • 睡眠導入剤
  • 自律神経調整薬

どの薬剤が処方されるかは、症状の種類・程度によって異なります。

漢方薬

更年期の症状の治療には漢方薬が処方されることもあります。
漢方薬は身体の調子を整えることで諸症状を軽減する効果が期待できます。

医薬品に比べると効き目が穏やかで、副作用が出にくい点もメリットです。
更年期の症状に効く漢方薬の種類は、後ほどご紹介します。

カウンセリング

更年期の症状の治療ではカウンセリングを行うことも少なくありません。
理由は、心理的ストレスなどが更年期の症状の原因となっていることも多いためです。

カウンセリングでは、カウンセラーや臨床心理士に今の体調・悩みなどを話します。
話すことで心の整理がつき、自分が抱えている問題を客観視しやすくなります。
また、辛いことを吐き出すのは単純に心を軽くしてくれます。

最近ではオンラインのカウンセリングも増えています。

セルフケア

更年期の症状はセルフケアで改善できることもあります。
おすすめのセルフケア方法をご紹介します。

アロマテラピー

アロマテラピーにはリラックス効果があります。
また、アロマテラピー用の精油には、女性ホルモンに似た作用や自律神経を整える作用をもつものもあります。

たとえば次のような精油は、更年期の症状の改善に役立ちます。

  • ローズ
  • ラベンダー
  • クラリセージ
  • サイプレス
  • ゼラニウム

質のよい睡眠

質のよい睡眠を取ると、自律神経が整いやすくなります。
自律神経を整えることは、更年期の症状を緩和するうえで大切です。

質のよい睡眠を取るには、次のようなことを心がけましょう。

  • 起床・就寝時刻を一定にする
  • 起床直後に朝陽を浴びる
  • 就寝1時間前のブルーライト機器(スマホ・PC)は控える
  • 食事・運動・入浴は睡眠の1~2時間前までに済ませる

入浴

ぬるめのお湯にゆっくり浸かると、自律神経の状態が改善されやすくなります。
具体的には、38~40度のお湯に15~20分程度浸かりましょう。

長風呂・熱湯はかえって自律神経を乱すおそれがあります。
入浴は就寝の1~2時間前に済ませると、睡眠の質が上がりやすくなります。

ツボ押し

更年期の症状の軽減にはツボ押しもおすすめです。

代表的なツボは次の通りです。

太衝(たいしょう)足の甲の親指・人差し指の骨が交差するところ
関元(かんげん)へそから指4本分下がったところ
三陰交(さんいんこう)内くるぶしから指4本分上がったところ
膻中(だんちゅう)左右の乳首を線で結んだ真ん中の骨があたるところ
百会(ひゃくえ)頭のてっぺんのすこし凹んだところ

ツボを押すときは指の腹を使い、じんわり押し込むようにしましょう。
力加減は気持ちよいと感じるくらいが適当です。

ストレッチ

更年期の症状の軽減にはストレッチも有効です。
軽い運動には、血行の促進や筋肉の緊張の緩和が期待できます。

自律神経も整いやすくなるため、症状の軽減につながることもあります。
ストレッチは就寝前などに10分程度でかまいません。
余裕がある方は、散歩などの有酸素運動をするのもおすすめです。

薬の使い方

更年期の症状別おすすめ漢方薬

更年期の症状別におすすめの漢方薬をご紹介します。
1つの漢方薬で複数の症状に対応できるものもあります。
更年期の症状にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

顔のほてり・のぼせ・汗

顔のほてり・のぼせ・汗などのホットフラッシュに効く漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

知柏地黄丸

知柏地黄丸(チバクジオウガン)には腎の働きを補う作用があります。
また、身体の熱を緩やかに冷ます作用も期待できます。

黄連解毒湯

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)には自律神経を整える効果があります。
精神のリラックスのほか、動悸・イライラ・のぼせなどの更年期症状の改善も期待できます。

腰や手足の冷え

腰や手足の冷えに効く漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

桂枝茯苓丸

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)は血の巡りをよくする作用があります。
具体的には、動悸・冷え・生理痛などの症状の改善効果が期待できます。

当帰芍薬散

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)には卵巣機能を高める効果があります。
更年期の症状による冷えのほか、むくみ・PMS・生理不順の緩和にも役立ちます。

息切れや動悸

息切れ・動悸に効く漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)は、神経の高ぶりを落ち着けて心身をリラックスさせる漢方薬です。

自律神経を改善することで、動悸・息切れなどの症状を軽減します。
更年期のイライラのほか、のぼせ・疲労の改善にも効果を見込めます。

苓桂朮甘湯

苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)は体内の水分を調整することで自律神経を整えます。
動悸・息切れのほか、めまい・不眠にも有効です。

寝つきが悪い・眠りが浅い

不眠症状がある方におすすめの漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)には心身をリラックスさせる作用があります。
イライラ・不安感などが強くて眠れない方におすすめです。

加味帰脾湯

加味帰脾湯(カミキヒトウ)は血の巡りをよくすることで身体の調子を整えます。
心身を穏やかにする効果もあるため、不安・イライラなどで眠れないときに有効です。

加味帰脾湯には消化器官の働きを助ける作用もあります。
吐き気・嘔吐などの更年期症状がある方にもおすすめです。

イライラ・怒りっぽい

イライラ・怒りっぽいなどの更年期の症状におすすめの漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

加味逍遙散

加味逍遙散(カミショウヨウサン)は、身体の水分の巡りを整える作用があります。
精神を安定させる作用が期待できるため、イライラ・不安などの軽減に役立ちます。
肩こり・頭痛・めまいなどの幅広い更年期症状の改善も期待できます。

抑肝散加陳皮半夏

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は、気・血の巡りを改善することで自律神経を整えます。
イライラなどの精神症状だけでなく、汗・ほてりなどの症状がある方にもおすすめです。

くよくよする・憂うつ

気分が落ち込むときにおすすめの漢方薬をご紹介します。
更年期の症状にお悩みの方はぜひお試しください。

柴胡加竜骨牡蛎湯

柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)には心身をリラックスさせて精神を安定させる作用が期待できます。
身体が重く感じるときや食欲不振気味の方にもおすすめです。

加味帰脾湯

加味帰脾湯(カミキヒトウ)は自律神経を整えることで心身を安定させる効果があります。
気分の落ち込みだけでなく、イライラ・不安などの精神症状があるときにおすすめです。
貧血症状の改善も見込めます。

頭痛・吐き気・めまい

頭痛・吐き気・めまいなどの症状に有効な漢方薬をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

桂枝茯苓丸

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)は、血の巡りをよくして身体の調子を整えます。
頭痛・吐き気だけでなく、冷え・のぼせなどの改善も見込めます。
にきび・しみなどの皮膚トラブルにも有効とされています。

呉茱萸湯

呉茱萸湯(ゴシュユトウ)は血の巡りをよくして身体を温める作用があります。
頭部への血の巡りをよくすることで、片頭痛などを改善に導きます。
身体が冷えやすい方にもおすすめです。

疲れやすい

疲れやすいときにおすすめの漢方薬をご紹介します。
ぜひお試しください。

加味帰脾湯

加味帰脾湯(カミキヒトウ)は血を補って身体の調子を整えます。
疲れやすさのほか、気分の落ち込み・イライラ・不眠などの改善も期待できます。

補中益気湯

補中益気湯(ホチュウエッキトウ)は気を補う作用があります。
気とは、簡単にいえばエネルギーのことです。
疲れやすさの改善のほか、食欲不振などの消化器系トラブルの改善にも有効です。

肩こり・腰痛・手足の痛み

肩こりなどの痛みに効く漢方薬は次の通りです。
更年期の関節痛などにお悩みの方はぜひお試しください。

桂枝加朮附湯

桂枝加朮附湯(ケイカジュツブトウ)は、身体を温める作用があります。
身体が冷えやすく、かつ身体の痛みがある方におすすめです。
関節痛や神経痛にも一定の効果を見込めます。

五積散

五積散(ゴシャクサン)は血や水分の巡りをよくして、身体を温める漢方薬です。
特に冷え症気味の方に有効とされています。
肩こり・腰痛・関節痛のほか、生理痛や神経痛の改善も見込めます。

更年期の症状と更年期障害は違うの?

更年期の症状と更年期障害の違いは、日常生活に支障が出ているかどうかです。
更年期の症状は、ほとんどすべての人にあらわれるとされています。

ただし、症状の程度は個人によって大きく異なります。

たとえば更年期による肩こりを例にとりましょう。
「すこし肩がこっているな…」という程度で済む場合は、更年期の症状に該当します。

一方、肩が上がらないほど痛みがあり、家事や仕事などの日常の動作に支障が出ている場合は更年期障害に該当します。
簡単にいえば、更年期障害とは、更年期の症状が重症化した状態を指します。

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更年期症状は男性にもある?

更年期障害は女性特有と思われがちですが、実は男性に起こることもあります。
男性の更年期障害はLOH症候群または加齢男性性腺機能低下症などと呼ばれています。

ここからは男性の更年期障害についてご紹介していきます。

男性の更年期症状|年齢

LOH症候群を発症するのは、40歳以降が一般的です。
40歳以降であればいつでも発症する可能性があります。

LOH症候群の原因として、男性ホルモンの減少が挙げられます
男性ホルモンが減少する主な理由は加齢です。
あるいは、ストレス・環境の変化などの要因が重なって男性ホルモンが減少することもあります。

男性の更年期症状|肉体的・精神的不調

男性の更年期症状は女性の更年期症状とよく似ています。
ただし女性は発症から5年程度で症状が落ち着くのに対し、男性の更年期症状には終わりがないこともあります。

男性の更年期症状の例は次の通りです。

肉体的不調筋肉の減少・疲れやすい・ほてり・発汗・頭痛・めまい・耳鳴り・性機能低下・頻尿・身長が縮む
精神的不調不安・いらいら・抑うつ・不眠・集中力の低下・記憶力の低下

男性の更年期症状|眠れない・眠りが浅い

LOH症候群では不眠症状が出ることがあります。
夜なかなか寝付けなかったり、夜中に何度も目が覚めたりするケースがみられます。

男性の更年期症状|イライラ・怒りっぽい・神経質

LOH症候群では精神状態が不安定になることがあります。
些細なことでイライラしたり、細かこと事が気になって感情が波立ったりする場合が該当します。

男性の更年期症状|関節痛・筋肉痛・筋力低下

LOH症候群では関節・筋肉などの痛みが出やすくなります。
筋力が低下したり、身長が縮んだりすることもあります。

男性の更年期症状|憂うつ・無気力・疲労感

LOH症候群では重い精神症状が出ることがあります。
なにをしても気が晴れない場合や、根拠のない不安・憂鬱に駆られるケースが代表的です。
少し動いただけで、途方もない疲労感を覚えることもあります。

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更年期の症状に関する意識調査

厚生労働省が行った更年期症状に関する意識調査の概要をご紹介します。
男女別にご覧ください。

出典:厚生労働省【「更年期症状・障害に関する意識調査」 基本集計結果 (2022 年7月 26 日)

女性の更年期症状

女性の更年期症状の割合は次の通りです。

40~49歳50~59歳
顔がほてる弱い:13.2%
中くらい:7.1%
強い:2.7%
弱い:22.5%
中くらい:10.5%
強い:4.3%
汗をかきやすい弱い:17.1%
中くらい:10.4%
強い:6.0%
弱い:21.1%
中くらい:15.6%
強い:8.9%
腰や手足が冷えやすい弱い:22.5%
中くらい:19.1%
強い:13.8%
弱い:23.4%
中くらい:21.1%
強い:11.9%
息切れ、動悸がする弱い:20.7%
中くらい:10.8%
強い:3.5%
弱い:25.6%
中くらい:12.6%
強い:3.8%
寝つきが悪い、または眠りが浅い弱い:22.1%
中くらい:16.2%
強い:10.7%
弱い:25.4%
中くらい:16.7%
強い:12.7%
怒りやすく、イライラする弱い:29.3%
中くらい:17.3%
強い:10.0%
弱い:25.4%
中くらい:16.3%
強い:9.0%
くよくよしたり、憂うつになることがある弱い:24.0%
中くらい:15.5%
強い:9.6%
弱い:23.4%
中くらい:15.1%
強い:10.7%
頭痛、めまい、吐き気がよくある弱い:25.1%
中くらい:14.5%
強い:6.3%
弱い:24.7%
中くらい:12.1%
強い:6.5%
疲れやすい弱い:27.9%
中くらい:22.2%
強い:13.6%
弱い:28.3%
中くらい:21.2%
強い:13.4%
肩こり、腰痛、手足の痛みがある弱い:26.9%
中くらい:20.8%
強い:13.3%
弱い:27.5%
中くらい:22.5%
強い:17.3%

 

症状によって差はあるものの、全体的に50代のほうが症状を強く感じていることが分かります。

男性の更年期症状

男性の更年期症状の割合は次の通りです。

40~49歳50~59歳
やる気がない、無気力、疲労感が取れない軽度:23.3%
中等度:11.4%
重度:4.9%
極めて重度:2.6%
軽度:26.4%
中等度:12.8%
重度:2.7%
極めて重度:2.3%
筋力の低下軽度:27.6%
中等度:9.5%
重度:4.1%
極めて重度:0.6%
軽度:30.6%
中等度:17.8%
重度:3.1%
極めて重度:1.4%
自分のピークは過ぎたと感じる軽度:23.9%
中等度:12.7%
重度:5.6%
極めて重度:3.5%
軽度:25.2%
中等度:18.2%
重度:5.2%
極めて重度:3.1%
性的能力の衰え軽度:22.4%
中等度:9.9%
重度:3.5%
極めて重度:2.1%
軽度:24.8%
中等度:15.9%
重度:5.0%
極めて重度:3.1%
朝立ちの回数が減少した軽度:22.6%
中等度:10.8%
重度:3.9%
極めて重度:2.2%
軽度:23.1%
中等度:16.1%
重度:5.0%
極めて重度:5.2%
性欲の低下軽度:20.7%
中等度:8.8%
重度:3.7%
極めて重度:2.2%
軽度:24.6%
中等度:14.7%
重度:5.0%
極めて重度:3.3%

男性は主に生殖機能の低下に更年期の不調を感じる傾向がみられます。

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更年期の症状まとめ

ここまで更年期の症状についてお伝えしてきました。
更年期の症状の要点を以下にまとめます。

  • 更年期の症状は頭痛・めまいなどの身体的症状や、不安・イライラなどの精神的症状
  • 更年期の症状の原因は女性ホルモンや男性ホルモンの減少
  • 更年期の症状の改善方法は病院での薬物療法・生活習慣の見直しなど

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
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  • 設立: 1999年11月24日
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