スマートフォンやパソコンの使い過ぎで、眼精疲労に悩まされている方は少なくありません。
目の症状だけでなく、頭痛や肩こりなども同時にあると本当につらいですよね。
「眼精疲労の治し方を知りたい」と考えておられるかもしれません。
そこで本記事では、眼精疲労の治し方について以下の点を中心にお伝えします。
- 眼精疲労の主な治し方とは
- 眼精疲労の原因とは
- 眼精疲労による頭痛や肩こりを改善するには
眼精疲労の治し方について理解するためにも、参考にしていただければ幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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眼精疲労とは
眼精疲労とは、目を使う作業を続けることで生じる目の疲れや痛み、充血などの症状のことです。
単なる目の疲れは一時的なもので休憩すれば治りますが、眼精疲労の場合は一晩眠った後も症状が残ります。
眼精疲労の症状は目だけではなく、頭痛や肩こり、吐き気など全身にあらわれます。
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眼精疲労を治す方法は大きく分けて3つ!!
眼精疲労の治し方には以下の3つの方法があります。
- 眼科を受診する
- 眼精疲労に効くグッズを試す
- 生活習慣を整える
それぞれの治し方について詳しく見ていきましょう。
眼科を受診する
眼科では問診や検査によって眼精疲労の原因を究明し、原因に合わせて対処します。
目の疲れを軽減したりドライアイを治すための点眼薬が処方されたり、内服薬を併用することもあります。
メガネやコンタクトが眼精疲労の原因になっている場合は、視力に合わせて調節します。
また眼精疲労を改善するために何を行えばよいのか、治し方のアドバイスもしてもらえます。
眼精疲労は目や体の病気が原因の場合もあるので、自己判断せずに専門家に相談しましょう。
眼精疲労に効くグッズを試す
自分でできる眼精疲労の治し方として、眼精疲労に効くグッズを試してみることができます。
目を温めるホットアイマスクを使うと、血行がよくなって疲労が軽減します。
アイマスクには手軽に使える使い捨てのタイプや、繰り返し使える電動タイプがあります。
目を温めながらマッサージができるアイマスクもあるので、好みで選んでください。
また姿勢矯正グッズも眼精疲労に効果が期待できます。
正しくない姿勢で血流やリンパの流れが滞ると、眼精疲労になりやすいです。
正しい姿勢がとれる椅子に変えることもできますが、椅子に取り付けることで姿勢が矯正されるグッズもおすすめです。
生活習慣を整える
眼精疲労の原因には、ストレスや睡眠不足もあります。
ストレスを抱えていると、目の疲れを強く感じやすくなります。
適度な運動をしたり、ゆっくりと入浴するなどリラックスできることを行ってストレスを軽減するようにしましょう。
また、十分に睡眠をとって目を休めることができるように生活習慣を整えてください。
寝るまでスマートフォンやパソコンを使用していると、目が疲れるだけでなく寝つきが悪くなってしまいます。
質のよい睡眠をとるためにも、寝る前の電子機器の使用は控えるようにしましょう。
眼精疲労の原因を突き止めて予防しよう
眼精疲労の原因は目を酷使することだけではなく、
- ストレスや体の病気
- メガネやコンタクトレンズが合っていない
- 緑内障、白内障、ドライアイなどの目の病気
などが原因で発症することもあります。
眼精疲労の原因はさまざまなので、原因を突き止めなければ正しい治し方を見つけることができません。
眼精疲労の症状を放置したり、間違ったケアを続けていると症状が悪化してしまう恐れがあります。
症状が悪化する前に眼科を受診して原因を究明してもらい、適切なケアを受けるようにしましょう。
眼精疲労から吐き気やめまいが出現する!?
眼精疲労はただの目の疲れとは違い、全身に症状があらわれます。
全身症状には、
- 吐き気
- めまい
- 首こり
- 肩こり
- 頭痛
- 倦怠感
などがあります。
ただ目が疲れているだけだと思って放置し続けると、目以外にも体に不調があらわれるようになってしまいます。
体の不調がストレスになると、ストレスが原因で眼精疲労が悪化するという悪循環にもなりかねません。
なるべく早く眼科を受診して、眼精疲労が悪化しないように対処しましょう。
眼精疲労の治し方ツボ押しを解説!!
ツボ押しも眼精疲労の治し方の1つです。
目の周りにはたくさんのツボがあります。
眼精疲労に効果的なツボをご紹介します。
攅竹(さんちく)
眉頭の少し下、骨の際にある。
親指の腹で押し上げるように刺激する。
晴明(せいめい)
目頭と鼻の骨の間にある。
目の奥が痛んだり、かすんだりした時に効果的。
太陽(たいよう)
こめかみの下の少しくぼんでいるところ。
目のかすみに効く。
ツボ押しの注意点
ツボを押すときは力を入れすぎないように、気持ちよいと感じるくらいの力加減で行うようにしましょう。
眼球を押さないように気をつけてください。
入浴後の血行が良くなっている時に行うとより効果的です。
自宅でケアを行っても眼精疲労が改善しない場合は、眼科を受診するようにしましょう。
眼精疲労は目を冷やすより温める方がよい?
目が疲れた時、目を温めるか、冷やすかで迷うことがあるかもしれません。
眼精疲労の場合は基本的に目を温めるようにするのがおすすめです。
目を温めることで血行がよくなり、緊張している目の周りの筋肉も緩めることができます。
また目を温めることは、肩こりや頭痛を改善するのにも効果的です。
目を冷やすとよいのは、目が充血している時です。
目の疲れや炎症によって膨らんでいる毛細血管を、冷やすことで元の状態に戻すことができます。
目を冷やす時は、冷やしすぎないように注意してください。
眼鏡度数の調整で頭痛や肩こりが改善!?
メガネやコンタクトレンズが合わないために眼精疲労になり、頭痛や肩こりが生じているというケースもあります。
メガネやコンタクトレンズの度数が原因の場合は、度数を調整することで頭痛や肩こりが改善されるかもしれません。
普段使用しているメガネやコンタクトレンズの度数は、遠方に合わせています。
そのためピント調節の負担が大きく、眼精疲労になってしまうことが少なくありません。
眼科で検査を受け、適切なピントに合ったメガネやコンタクトレンズを処方してもらいましょう。
または近方を見るためのメガネやコンタクトレンズを処方してもらうことで、ピント調節の負担が少なくなり、眼精疲労の改善が期待できます。
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サプリで眼精疲労に効果的な栄養素を摂取!
眼精疲労の治し方には、目に効果的な栄養素を摂取するという方法もあります。
食事で不足しがちな栄養素は、サプリメントで摂取することができます。
特に眼精疲労によいとされているサプリメントには、ルテインという成分がよく配合されています。
ルテインとは緑黄色野菜などに豊富に含まれている、カロテノイドの一種です。
強い抗酸化作用があり、スマートフォンやパソコンの画面から出るブルーライトや紫外線から目を守ってくれます。
ルテインは体内で合成することができず、加齢によって減少していきます。
眼精疲労を改善するためには、普段の食事やサプリメントでルテインを摂取することが必要です。
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眼精疲労の治し方まとめ
ここまで眼精疲労の治し方についてお伝えしてきました。
眼精疲労の治し方についての要点を以下にまとめます。
- 眼精疲労の治し方には、眼科を受診する、眼精疲労に効くグッズを試す、生活習慣を整えるの3つがある
- 眼精疲労の原因には、ストレスや目の病気、メガネやコンタクトレンズが合わないなどがある
- メガネやコンタクトレンズを調整して眼精疲労が改善されれば、頭痛や肩こりも改善される
眼精疲労の治し方に関する本記事の情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。