腰痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
腰痛を感じた時には、湿布を貼って痛みを和らげたいと思う方も多いでしょう。
しかし、湿布にはさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
本記事では、腰痛の湿布について以下の点を中心にご紹介します。
- 腰痛の湿布の効果とは
- 腰痛の湿布のおすすめの選び方とは
- 腰痛を湿布で対応できない状態について
腰痛の湿布について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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腰痛の湿布の効果
湿布は、腰痛の緩和や改善に効果が期待できるとされています。
湿布には、薬効成分などが含まれており、
- 痛みを和らげる
- 血行を促進する
などの薬効成分のはたらきにより症状の改善につながると考えられています。
ここでは、腰痛の湿布の効果についてみていきましょう。
貼るだけで効果が出る
腰痛の湿布は、痛みや炎症を和らげる効果が期待できます。
湿布の効果を高めるためには、貼る場所にも気をつけましょう。
湿布を貼る場所は、痛みのある部分だけでなく、その周辺の筋肉や関節もカバーするようにしましょう。
湿布の正しい貼り方を守ることも重要です。
湿布を貼る前に、貼る部位を清潔にし、皮膚に傷やかぶれがないか確認しましょう。
腰痛の場合は、腰の両側に湿布を貼ることが一般的です。
腰痛を和らげる効果がある
湿布に含まれる成分や温熱効果により、腰痛を和らげる効果が期待できます。
湿布には、薬効成分などが含まれています。
薬効成分には
- 炎症を抑える
- 筋肉の緊張を緩和する
効果が期待できるでしょう。
また、温熱効果によって、血行が良くなります。
それにより痛みを和らげることもできます。
湿布を貼ることで、腰周りの筋肉を温め、緊張をほぐすことができます。
それにより痛みが緩和される場合があります。
根本的に腰痛は治す効果はない
湿布はあくまでも痛みを一時的に和らげるものであり、根本的に腰痛を治すものではありません。
腰痛の原因はさまざまで、姿勢や筋力の低下、運動不足やストレスなどが関係している場合もあります。
そのため、湿布だけに頼らずに、医師や整体師などの専門家に相談しましょう。
また、適度な運動やストレッチをすることが大切です。
腰痛は多くの人が悩む問題ですが、正しい知識と対処法で改善が期待できます。
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腰痛の湿布のおすすめの選び方
腰痛の湿布は、さまざまな種類があり、選び方によって効果に違いが出ることがあります。
湿布を選ぶ際は、成分や形状などを考慮することが大切です。
ここでは、腰痛の湿布を選ぶ際のおすすめの選び方について紹介いたします。
成分をみる
腰痛の湿布の成分には
- ロキソプロフェン
- ケトプロフェン
- ジクロフェナクナトリウム
などがあります。
ロキソプロフェン
ロキソプロフェンは非ステロイド性の鎮痛消炎成分(NSAIDs)で、炎症に伴う腫れや痛みを効果的に抑えられるとされています。
ロキソプロフェンは即効性が期待できるので、急性の激しい腰痛におすすめです。
また、ロキソプロフェンの湿布は医療用医薬品と同じ成分を含んでいます。
肌が弱い方やアレルギー体質の方は、使用を控えた方が良い可能性もあるでしょう。
そのため、使用前には必ず説明書を読んだり、医師や薬剤師に相談したりすることが大切です。
ケトプロフェン
ケトプロフェンは、NSAIDsの一種で、痛みのもととなる物質の生成を抑えられるとされています。
また、患部に直接働きかけて、痛みのもととなる物質の生成を抑える効果が期待できます。
ケトプロフェンを含む湿布は、腰痛だけでなく、肩こりや筋肉痛などにも効果的です。
湿布を選ぶ時は、痛みの強さや原因に合わせて成分や濃度を確認しましょう。
また、貼る部位や時間によってサイズや形状も変えるのがおすすめです。
ジクロフェナクナトリウム
ジクロフェナクナトリウムとは、NSAIDsと呼ばれる鎮痛・抗炎症作用のある成分です。
ジクロフェナクナトリウムは、腰痛の原因となる筋肉や関節の炎症を抑えるとされています。
また、神経伝達物質であるプロスタグランジンの生成を阻害することで、痛みを感じにくくする効果が期待できます。
湿布の形の種類をみる
湿布には
- テープ剤
- パップ剤
など、さまざまな形状があります。
ここでは、主な湿布の形状について紹介いたします。
テープ剤
テープ剤は、薄くて伸縮性があり、肌に密着して動きやすい湿布です。
腰痛は腰全体に痛みが広がることが多いため、サイズの大きな腰痛湿布を選びましょう。
テープ剤は貼りやすく剥がしやすいので、貼り替えも簡単です。
ただし、テープ剤は水に弱いです。
したがって、汗をかいたり水に濡れたりすると効果が低下する可能性があります。
また、肌に刺激を与える成分が多く含まれている場合もあります。
そのため、敏感肌やアレルギー体質の方は注意が必要です。
パップ剤
パップ剤は、白色で厚みがある湿布で、不織布などに有効成分と水分を含む軟膏が塗布されています。
パップ剤は、水分が多いため、肌にやさしく、刺激が少ないという特徴があります。
また、有効成分が多く含まれているため、強い鎮痛効果が期待できるでしょう。
ただし、パップ剤は貼り替えが面倒だったり、貼ったまま入浴すると水分を吸収して膨潤したりすることがあります。
そのため、貼り替え頻度や入浴方法なども考慮して選ぶ必要があります。
温めるか冷やすかのどちらかで選ぶ
腰痛には、痛みを和らげるために温湿布や冷湿布があります。
湿布を選ぶ際には、温める湿布と冷やす湿布のどちらが適しているかを考慮することが大切です。
ここでは、温湿布と冷湿布の違いについてみていきましょう。
温湿布
温湿布は、貼ると温かくなる湿布で、
- 筋肉のこわばり
- 慢性期の痛み
に効果が期待できます。
温湿布には、サリチル酸メチルという鎮痛成分などが含まれています。
痛みを和らげるだけでなく、血行を促進して炎症を抑える働きもあるのです。
また、温湿布は、血流を促すために使用されますが、炎症や腫れがある場合は、冷やす方が効果的です。
冷湿布
冷湿布は、貼ると冷たくなる湿布で、
- 炎症
- ぎっくり腰
などの急性期の痛みに効果的です。
冷湿布は、熱や腫れがある場合やスポーツ後の疲労回復に効果が期待できます。
しかし、寒さが苦手な方や、冷感が嫌いな方には向いていない場合もあります。
自分に合った湿布を選ぶことで、より効果的に腰痛を軽減することにつながります。
腰痛の湿布で悪化しないための注意点
腰痛に悩んでいる方にとって、湿布は痛みを和らげるための有効な方法の1つです。
しかし、誤った使用は逆効果になる可能性があります。
ここでは、腰痛の湿布を使用する際に悪化しないための注意点について紹介いたします。
湿布の使用をしてはいけない人
湿布の使用をしてはいけない人には、どのような人がいるのでしょうか。
以下でそれぞれみていきましょう。
湿布の成分等でアレルギー症状を起こしたことがある人
湿布の成分によってアレルギー症状を起こしたことがある人は、その成分が含まれる湿布の使用を避けましょう。
たとえば、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)という成分は、鎮痛・消炎効果が期待できます。
しかし、NSAIDsには、
- ぜんそく
- 発疹
などのアレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。
NSAIDsには、ロキソプロフェンやケトプロフェンなどがあります。
また、メントールは、冷却・温感作用がありますが、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こす場合があります。
妊娠また妊婦の人
妊娠または妊婦の人が湿布を使用すると、胎児に影響を与える可能性があります。
特に、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)という成分には、注意が必要です。
妊娠中に使用すると、流産や早産のリスクが高まったり、胎児の心臓や肺に異常が生じたりする恐れがあります。
そのため、妊娠または妊婦の人に湿布を使用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。
15歳未満
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)という成分が含まれる湿布の使用は、避けましょう。
15歳未満の小児に使用すると、レイ症候群という重篤な病気を引き起こす恐れがあります。
レイ症候群は、インフルエンザや水痘などの感染症にかかった後に、NSAIDsを服用すると発症することが多い病気です。
肝臓や脳に障害を起こし、死亡する場合もあります。
使用する前に医師に相談するべき人
腰痛の湿布を使用する場合、使用する前に医師に相談することが必要な場合があります。
ここからは、使用する前に医師に相談するべき人についてみていきましょう。
薬でアレルギー症状を起こしたことがある人
湿布は、貼った部分から湿布の成分が吸収されて全身に作用します。
そのため、薬でアレルギー症状を起こしたことがある人は、使用前に必ず医師に相談しましょう。
アレルギー歴があると、湿布に含まれる成分や防腐剤などに反応して、かぶれや発疹などの副作用が起こる可能性があります。
また、ケトプロフェンという成分は、紫外線に当たると光アレルギー性接触皮膚炎という症状を引き起こすことがあります。
医師からすでに治療を受けている人
湿布は、他の薬と併用すると副作用や過剰投与のリスクが高まります。
そのため、医師からすでに治療を受けている人は使用前に必ず医師へ相談しましょう。
たとえば、湿布に含まれる成分と同じ成分の飲み薬を一緒に服用すると、胃や肝臓などに負担がかかります。
また、湿布の中には、
- 血液凝固阻害剤
- 抗うつ剤
などと飲み合わせると出血や血圧低下などの症状が出る場合もあります。
高齢者
高齢者は、皮膚が薄くなったり、血管が弱くなったりすることで、副作用を起こしやすい可能性があります。
そのため、湿布の使用前には医師に相談しましょう。
また、湿布を貼る時は、皮膚が清潔であることを確認し、かぶれや発疹などの症状がないか注意しましょう。
湿布は、慢性的な痛みに対する効果は「気持ちいい」以上のものはないといわれています。そのため、痛みの原因を見つけて治療することが大切です。
湿布が適していない腰痛の場合は効果があまり出ない
腰痛に効くとされる湿布の成分には、主にNSAIDsという種類の痛み止めが使われています。
NSAIDsは、炎症を起こしている部分に作用して、痛みや発熱を抑える効果が期待できます。
しかし、NSAIDsはすべての腰痛に効果を発揮するわけではありません。
腰痛の原因が
- 筋肉や関節の損傷や変形などの物理的なものである
- 神経や内臓に関係するものである
などの場合はNSAIDsだけでは十分な効果が得られない可能性があります。
また、NSAIDsには副作用もあります。
NSAIDsが成分の湿布を長期間使用したり大量に使用したりすると、胃や腸などの消化器官に悪影響を与えることもあります。
湿布を長期間貼る時は貼り方に注意
湿布を長期間貼る時は、貼り方に注意が必要です。
貼り方によっては、皮膚にかぶれやかゆみなどを起こしたり、湿布の効果が低下したりすることがあります。
長時間同じ場所に湿布を貼っていると、皮膚の温度が上がってかぶれやかゆみを引き起こすこともあります。
また、貼り替える時は、ゆっくりと剥がして皮膚を傷つけないようにしましょう。
腰痛で湿布の貼り方
湿布の貼り方を誤ると、効果を十分に発揮できないばかりか、皮膚トラブルを引き起こすこともあります。
以下では、腰痛での湿布の貼り方についてみていきましょう。
同じ部位に貼り続けない
湿布を貼る時は、同じ部位に貼り続けないようにしましょう。
同じ部位に長く湿布を貼ると、皮膚に悪影響を及ぼす可能性があります。
たとえば、日光の当たる場所に湿布を貼って外出すると、皮膚が赤くなるアレルギー反応が起こることがあります。
そのため、湿布を貼る場所は定期的に変えましょう。
張り替えるタイミング
湿布の貼り替えは、1日に1回するのが基本です。
なぜなら、湿布の成分が水分によって減少すると、効果が弱まるからです。
パップ剤の場合は、水分の蒸発で半分以下になることがあります。
そうならないためにも、湿布が乾いたら新しいものに変えましょう。
また、就寝中に痛みが強まる場合は、就寝前に貼り替えると、夜間の腰痛を軽減できるでしょう。
長期間貼り続けてはいけない
長期間同じ場所に湿布を貼ると、皮膚が刺激されて赤くなったりかゆくなったりすることがあります。
湿布に含まれる成分が皮膚にアレルギー反応を引き起こすことが原因です。
そのため、1週間を目安に湿布を貼ることが大切です。
1週間以上、湿布を使用する時は医師に相談しましょう。
腰痛で湿布と合わせると効果的な他の方法
腰痛で湿布を使用すると同時に他の方法も併用することで、より効果的な治療が可能です。
ここでは、腰痛で湿布と合わせると効果的なほかの方法について紹介いたします。
ストレッチ
腰痛の再発防止には、ストレッチがおすすめです。
ストレッチは、
- 腰周りの筋肉や関節を柔らかくする
- 血液の流れを良くし、腰への負担を減らす
効果があります。
また、ストレッチは姿勢を改善し、腰痛の予防にも効果が期待できます。
ストレッチは毎日少しずつ行うことが大切です。
しかし、無理をして行うと逆効果になることもあります。
そのため、自分の体調や腰痛の原因に合わせて適切なストレッチを行いましょう。
飲み薬
湿布は皮膚から薬剤が浸透するので、効果があらわれるまでに時間がかかったり、効果が弱かったりする場合があります。
そのため、痛み止めの飲み薬が効果的です。
痛み止めの飲み薬は、口から飲むことで血液に直接混ざります。
そのため、全身をめぐって痛みの原因となる物質を抑えたり、炎症を抑えたりする効果が期待できるでしょう。
ただし、飲み薬には副作用や禁忌があるので、用法用量を守って服用することが大切です。
運動
腰痛を予防するためには、適度な運動が必要です。
運動は、筋力や柔軟性を高めたり、体重をコントロールしたりすることで、腰への負担を減らす効果が期待できます。
運動の中でも、特に有酸素運動は腰痛予防に効果的です。
有酸素運動とは、
- ウォーキング
- 自転車
などの全身を動かす運動のことをいいます。
有酸素運動によって、脂肪が燃焼されて体重が減ったり、筋肉が増えて姿勢が改善したりします。
その結果、腰への負担を軽減することにつながるでしょう。
腰に負担がかからない姿勢をする
腰痛の予防には、腰に負担がかからない姿勢をすることが大切です。
デスクワークでの作業をする方は、特に注意しましょう。
椅子に浅く座ってしまうと、腰が丸まってしまい、腰への負担が増えてしまいます。
また、背もたれに寄りかかりすぎても、腰の筋肉が衰えてしまいます。
そのため、腰に負担がかからないようにするためには、椅子に深く座ることが大切です。
椅子に座る時は、椅子の奥までお尻をつけて、背もたれとお尻の間にクッションやタオルなどを挟みましょう。
これにより、骨盤が立ちやすくなり、腰のカーブを保つことができます。
腰痛が酷い時は安静にする
湿布を貼った後は、安静にしておくことが大切です。
無理な運動や重いものを持ち上げるなどの負担をかけると、腰痛が悪化する可能性があります。
また、湿布はあくまでも腰痛の症状を和らげるものであり、腰痛を根本的に治すためのものではありません。
腰痛が改善しない場合やひどくなる場合は、医師などの専門家に相談しましょう。
腰痛を湿布で対応できない状態とは?
腰痛は湿布での対処が有効な場合もありますが、湿布だけでは対応できない場合があります。
ここからは、腰痛を湿布で対応できない状態についてみていきましょう。
そもそも湿布だけでは根本的な腰痛の原因から改善できていない
湿布を貼ることで、
- 血行を促進する
- 筋肉をほぐす
効果が期待できます。
しかし、湿布は症状を一時的に和らげるもので、根本的な腰痛の原因の改善はできません。
そのため、湿布だけでなく、適切な診断や治療を受けることが必要です。
筋肉の栄養不足が腰痛の原因の時
腰痛に対して湿布を貼ることは効果的な場合があります。
しかし、すべての腰痛に対して効果的なわけではありません。
湿布は、腰痛の原因が筋肉の緊張や疲労、または炎症によるもので、腫れや熱感がある場合に効果的です。
しかし、腰痛の原因が筋肉の栄養不足の場合には、効果が出にくい可能性があります。
筋肉の栄養不足が原因であれば、ストレッチや運動による筋肉の強化やマッサージなどが効果的です。
慢性的な腰痛
湿布だけでは、慢性腰痛の原因となる病気や筋肉のコリを改善しにくいとされています。
湿布は慢性的な腰痛には効果が限られるということを理解した上で、痛みが強い時に使用することは問題ありません。
慢性腰痛は、湿布だけでなく、医師や理学療法士の指導のもとで、適切な治療やリハビリテーションを行うことが大切です。
湿布の副作用
湿布は腰痛の緩和に効果的であるとされていますが、湿布には副作用も存在します。
ここでは、湿布の副作用について詳しく紹介いたします。
皮膚が黒くなる
湿布には、皮膚が黒くなるという副作用があります。
これは、湿布に含まれる成分が皮膚に刺激を与えたり、血管を収縮させたりすることが原因です。
そのため、皮膚の色素沈着や血流障害が起こることがあります。
長期的に湿布を使用している場合は、貼っていた部位が黒くなり、湿布を貼っていた形が残る可能性があるため注意が必要です。
筋肉が硬くなる
筋肉が硬くなる原因は、湿布の成分が血管を収縮させることにあります。
そのため、筋肉や神経に十分な酸素や栄養が届かず、筋肉が酸欠状態に陥り、硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなると、痛みやこりが悪化したり、動きが制限されたりします。
また、筋肉の柔軟性や弾力性が低下すると、怪我や病気のリスクも高まります。
筋肉が硬くならないようにするためには、湿布の使用時間や枚数を適切に調整することが大切です。
また、湿布を貼った後は、適度なストレッチやマッサージを行うことも効果的です。
かゆみやじんましんが出る
湿布の成分に対するアレルギー反応が原因で、かゆみやじんましんが起こることがあります。
アレルギー反応とは、体が異物に反応して、免疫系が過剰にはたらくことです。
その結果、皮膚に赤みや腫れ、水疱があらわれることがあります。
かゆみやじんましんが起こると、不快感や痛みを感じることがあり、掻いてしまうことで皮膚を傷つけることもあります。
また、重症化すると、全身症状が起こることもあるでしょう。
かゆみやじんましんを防ぐためには、湿布を貼る前にパッチテストを行うことが大切です。
パッチテストとは、湿布を小さな部分に貼って、数時間から1日ほど様子をみることです。
また、かゆみやじんましんが出た場合は、すぐに湿布をはがして医師に相談しましょう。
痛みを感じにくくなる
湿布の成分が血管を収縮させることによって、痛みを感じにくくなる場合があります。
血管が収縮すると、筋肉や神経に送られる酸素の量が減ります。
それにより神経の働きが鈍化し、痛みの刺激を受けにくくなります。
ただし、痛みを感じにくくなると、一時的には楽に感じられるかもしれません。
しかし、実際には症状の治癒過程が遅れたり、症状が悪化する可能性があります。
また、痛みの原因が分からなくなったり、他の部位に負担がかかったりすることもあります。
痛みを感じにくくならないようにするためには、湿布の使用量や使用期間を適切に調整することが大切です。
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腰痛で湿布を使ってる時は無理をしない
湿布を使っているからといって無理をすると、かえって腰痛を悪化させることがあります。湿布は一時的に痛みを感じにくくするだけで、腰痛の原因を治すわけではありません。
そのため、湿布を貼ったからといって重いものを持ち上げたり、長時間同じ姿勢でいたりするのは避けましょう。
腰痛を予防するためには、
- 作業環境の改善
- 作業の工夫
- ストレッチや体操の実践
などが大切です。
これらの対策は、自分だけでなく、会社や上司、同僚と協力して行うことが効果的です。
腰痛に悩まされないためにも、日々の予防に取り組みましょう。
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腰痛と湿布のまとめ
ここまで、腰痛と湿布の情報を中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。
- 腰痛の湿布の効果は、貼るだけで効果が出る、腰痛を和らげる効果が期待できるなど
- 腰痛の湿布のおすすめの選び方は、成分をみる、湿布の形の種類をみるなど
- 腰痛を湿布で対応できない状態は、筋肉の栄養不足が腰痛の原因の時など
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。