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健達ねっと>健康お役立ち記事>栄養>レモン水の効果とは?健康や美容に与える影響などを徹底解説!

レモン水の効果とは?健康や美容に与える影響などを徹底解説!

レモン水は美容効果・健康効果があるとして注目を集めています。
実際に海外の有名モデルもレモン水を飲んでいるとして、話題になりました。

レモン水には、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか
本記事では、レモン水について、以下の点を中心にご紹介します。

  • レモン水のダイエット効果
  • レモン水のその他の効果
  • レモン水うがいダイエットとは

レモン水について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

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レモン水とは?

レモン水とは、レモン果汁を水や白湯に絞ったものです。
いわゆるフレーバーウォーターにあたります。

レモンウォーターにはダイエット効果・口臭予防などのさまざまな効果が期待できます。

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レモン水はダイエット効果がある!?

レモン水にはダイエット効果が期待できます。

主な理由は次の通りです。

  • 新陳代謝の向上
  • メタボリックシンドロームを予防・改善
  • 糖質・脂肪の吸収をゆるやかにする
  • 脂肪分解酵素(リパーゼ)の分泌を促進

なお、レモン水のダイエット効果について科学的な根拠は示されていません。
しかし上記のような効果が期待できることから、ダイエットにつながる可能性があります。

レモン水を飲む=水分補給の観点からも、レモン水には一定のダイエット効果が期待できます。

こまめに水分補給すると、便秘が解消されて腸内環境が改善されやすくなります。
腸内環境の改善は、基礎代謝の向上につながります。

簡単にいえば、脂肪が燃えやすい体質に近づけるのです。
よってレモン水の摂取は間接的にダイエットに役立つ可能性があります。

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レモン水に秘められた健康効果

レモン水にはさまざまな健康効果が期待できます。
代表的な効果をご紹介します。

むくみ解消

レモン水にはむくみの解消効果が期待できます。
理由は、レモン水にはクエン酸が含まれるためです。

そもそもむくみとは、皮膚の下に余分な水分や老廃物が溜まった状態です。
クエン酸は体内循環を良くして、余分な水分の排出を促す作用があります。

消化吸収の促進

レモン水には消化吸収を促進する効果もあります。
消化吸収をサポートするのはレモンに含まれるクエン酸です。

クエン酸は唾液・胃液の分泌を促す作用もあります。
唾液・胃液には消化酵素が含まれるため、分泌量が多いほど消化吸収はスムーズになります。

クエン酸にはカルシウムの吸収率を高める作用もあります。
キレート作用と呼ばれる仕組みです。

カルシウムは単体では体内に吸収されにくい成分です。
効率良くカルシウムを摂取したいときは、レモン水でクエン酸を補給するのもおすすめです。

美肌効果

レモン水には美肌効果も見込めます。
具体的な効果は次の通りです。

  • 肌のハリ・弾力アップ
  • しわ・しみ・たるみなどのエイジングサインを目立ちにくくする
  • 肌荒れの予防・改善

美肌に役立つのはレモン水に含まれるビタミンCです。

ビタミンCは、肌のコラーゲンの合成を促進する作用があります。
そのため肌の弾力アップに役立ちます。

ビタミンCは、身体を老化させる活性酸素を取り除く作用もあります。
活性酸素はしわ・たるみ・しみ・肌荒れの原因の1つです。
ビタミンCで活性酸素を取り除くと、肌トラブルが起きにくくなります。

口臭予防

レモン水は口臭が気になる方にもおすすめです。
口臭予防に役立つのは、レモン水に含まれるクエン酸です。

口臭の原因の多くは、口内での雑菌の繁殖です。
一方、クエン酸には強い殺菌作用があります。
クエン酸は口内の雑菌の繁殖を抑えることで、口臭を軽減してくれるというわけです。

疲労回復

レモン水には疲労回復効果が期待できます。
レモン水にはクエン酸が豊富なためです。

クエン酸はクエン酸回路を活性化させる作用があります。
クエン酸回路とは、簡単にいえば、活動エネルギーを生み出す回路です。
クエン酸回路には、疲労物質である乳酸を分解する役割もあります。

エネルギー産生が活発化すると、元気が常にチャージされるため疲れにくくなります。
疲労物質の分解が効率的に行われると、疲労の素早い回復が期待できます。

デトックス効果

レモン水にはデトックス効果も期待できます。
レモン水には食物繊維が含まれるためです。
食物繊維は腸内の老廃物を掃除して、便として排出を促す作用があります。

レモン水を飲むことは水分補給につながります。
体内の水分量が増えると、老廃物の運搬がスムーズに行なわれます。

さらに尿の回数も増えるため、老廃物をこまめに排出しやすくなるのです。
結果として、身体がスッキリしやすくなります。

便秘解消

レモン水は便秘解消にも役立ちます
レモン水には食物繊維が含まれるためです。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
不溶性食物繊維は便のカサを増やしたり、腸を刺激したりすることで排便を促します。
一方、水溶性食物繊維は腸内で硬くなった便に水分を与えて柔らかくする作用があります。

便秘解消を狙うなら、レモン水は起床後すぐ飲むのがおすすめです。
目覚めにレモン水を飲むと、腸が刺激されて動きが活発化しやすくなるためです。

レモン水を飲むときの注意点

レモン水は、飲み方を誤ると体調を損ねるおそれがあります。
ここからはレモン水を飲むときの注意点をご紹介します。

空腹時は避ける

レモン水は空腹時の摂取は避けましょう
レモンに含まれるクエン酸は、胃腸の粘膜を刺激する作用があるためです。

刺激が強すぎる場合、痛みや吐き気などが起こる可能性があります。
簡単にいえば、胃が荒れやすいため、空腹時の摂取は控えるのが無難です。

歯磨きのタイミング

レモン水を飲んだ直後の歯磨きは止めましょう
歯のエナメル質が失われるためです。

レモンに含まれる酸には、歯のエナメル質を柔らかくする作用があります。
エナメル質が柔らかい状態で歯磨きすると、摩擦によってエナメル質がすり減ります。

エナメル質は歯の表面を雑菌などから守る役割を果たします。
エナメル質の減少は虫歯や歯周病菌などの繁殖を招きます。
レモン水と歯磨きの間隔は、少なくとも30分以上は空けましょう。

飲むタイミングに注意

レモン水は、紫外線を浴びる前に飲むのは止めましょう
レモンに含まれるソラレンという物質には紫外線を吸収する作用があるためです。

簡単にいえば、レモン水を飲んだ直後は日焼けしやすくなります。
過度な日焼けはしみ・皮膚がんなどの原因になります。

屋外で長く活動する場合は、朝・昼間のレモン水の摂取は避けるのが無難です。
朝にレモン水を飲んで外出する場合は、日焼け止め・日傘などの使用がおすすめです。

飲みすぎに注意

レモン水は飲み過ぎに注意しましょう。
レモン水に含まれるクエン酸が胃を荒らすおそれがあるためです。

また、レモンに含まれる酸は歯のエナメル質を溶かします。
飲み過ぎると歯が弱くなり、虫歯や歯周病が起こるおそれがあります。

レモン水に含まれるビタミンCも、過剰摂取すると副作用のおそれがあります。
代表的な副作用は腹痛・吐き気・下痢などの消化器系トラブルです。
倦怠感・関節痛が起こることもあります。

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レモン水の簡単な作り方を解説

レモン水の簡単な作り方をご紹介します。
生のレモンを使わないため、季節を問わず作りやすいレシピです。

必要な材料

必要な材料は次の通りです。

  • 水または白湯:200ml
  • ポッカレモン:約10ml(小さじ2程度)

作り方の手順

作り方は水とポッカレモンを混ぜるだけです。
白湯を使う場合は、お湯を沸かした後、すこし冷ましてからレモン果汁を加えてください。
レモンに含まれるビタミンCは、熱で壊れやすい性質があるためです。

保存方法

レモン水を保存するときは、必ず冷蔵庫で行ないましょう。
常温で保存すると、成分の変質・雑菌の繁殖のおそれがあります。

賞味期限は、ポッカレモンと生のレモンを使った場合で異なります。
ポッカレモンを使った場合の消費期限は、冷蔵庫で3~5日です。
生のレモンを使った場合、水は翌日、白湯は2~3日以内に飲みきりましょう。

ポッカレモンがない時の代用は?

ポッカレモンがない場合は、他のレモン果汁入りの商品で代用できます。
代用品は、糖類・保存料などの添加物がないものがおすすめです。

生のレモンが手に入る場合は、水200mlあたり1/2個を絞ってください。

注意点

レモン水を作るときは、水道水は使用しないでください。
水道水に含まれる塩素がビタミンCを破壊するためです。

レモン水にはできればミネラルウォーターを使いましょう。
ミネラルウォーターは塩素などの不純物が取り除かれているためです。

水道水を使う場合は、湯冷ましにすると塩素を減らせます。
湯冷ましとは、水を沸騰させて冷ましたものです。

薬の使い方

レモン水の効果を最大限引き出す飲み方

レモン水は飲み方を工夫すると、より高い効果を期待できます。

レモン水の効果を高めるためのコツをご紹介します。

飲むタイミングはいつ?

レモン水の効果は飲むタイミングによって異なります。

タイミング別のレモン水の効果をご紹介します。

効果注意点
起床直後身体を目覚めさせる・腸を刺激して動きを活性化させる日焼けしやすくなるため、日焼け止め・日傘を使う
就寝前睡眠の質の向上・成長ホルモンの分泌を促進・翌朝のデトックス効果歯磨きのタイミングに注意する
運動前疲労回復・脂肪の燃焼効率アップ
食前食べ過ぎを防ぐ・食後の血糖値の上昇をゆるやかにする胃が荒れるおそれがある

一日の適正量は?

レモン水の一日の目安摂取量はコップ1~2杯です。
より具体的には、200~400ml以内にしましょう。

レモン水は飲み過ぎると、胃の荒れ・エナメル質の溶解による虫歯のリスクがあります。
いくら健康に良いからといって、過剰な摂取は控えましょう。

レモン水うがいダイエット

レモン水ダイエットとは、食前にレモン水でうがいをするダイエット方法です。
目的は味覚のリセットです。

レモンには、味覚を司る味蕾の機能を回復させる作用があります。
味蕾は舌の奥に存在します。

味蕾の機能が回復すると、味覚が敏感になりやすいです。
特に苦みの感知力が高まります。

苦みに敏感になると、大脳皮質に満腹のサインが送られやすくなります。
また味覚の正常化は、脂っこい食事・味付けの濃い食事を遠ざけるのにも役立ちます。

簡単にいえば、レモン水で食前にうがいをすると、食べ過ぎを防げます。
カロリーオーバーを回避できるため、ダイエットにつながるというわけです。

レモン水うがいダイエットの詳しいやり方は次の通りです。

  • レモン水を作る
  • レモン水の1/3を口に含む
  • 口に含んだまま、レモン水を舌全体に行き渡るように広げる
  • 口を閉じ、口内全体にレモン水が行き渡るようにうがいをする
  • 頭をやや後ろに傾け、口を少し開いて「ガラガラ」とうがいをする
  • レモン水を吐き出す
  • 3回繰り返す

レモン水うがいのあと、味蕾の機能が回復するまでには5分ほどかかります。
食事とレモン水うがいの間隔は5分程度空けましょう。

アレンジ方法

レモン水はアレンジも可能です。
代表的なアレンジ方法をご紹介します。

ブルーベリーやラズベリーで抗酸化作用アップ

美容効果を高めたい方は、レモン水にブルーベリーやラズベリーを加えてみましょう。
ベリー類にはポリフェノールが豊富なため、抗酸化作用を期待できます。

ベリーの甘みが溶け出すため、レモンの酸味が苦手な方にもおすすめです。

はちみつを加えて免疫力アップ

免疫力アップを狙う場合は、レモン水にはちみつを加えてみてください。
たとえば風邪などの感染症予防をしたい方におすすめです。

生姜を加えて代謝アップ

ダイエット効果を狙うなら生姜もおすすめです。
生姜には代謝を向上させる作用があります。

より代謝アップを狙うなら、レモン水はホットで飲みましょう。

レモン水は市販品で代用できる?

レモン水は市販もされています。
手作りが難しい場合は、市販品を代用しても良いでしょう。

レモン水の市販品の選び方のポイントをご紹介します。

市販品を選ぶときのポイント

レモン水の市販品を選ぶときは、次の3つのポイントをチェックしてみてください。

原材料をチェック

まずは原材料をチェックしましょう。
ベストは「水・レモン」のみで、他に添加物がないレモン水です。

特にダイエットを狙う方は、糖類が加えられているレモン水は避けましょう。
カロリーオーバーでかえって太ることがあるためです。

ストレート・濃縮還元

レモン水にはストレートと濃縮還元の2タイプがあります
ストレートタイプは、絞ったレモンそのままの風味・栄養が残っている点が魅力です。

濃縮還元は、保存性が高い点がメリットです。
また、ストレートタイプに比べると価格も安めの傾向があります。

防腐剤の有無

防腐剤は保存性を高めるための成分です。
食品に添加されている物は食べても基本的に問題はありません。

もし気になる場合は、防腐剤なしのレモン水を選んでください。
国産レモンを使ったレモン水は防腐剤なしの場合が多いです。

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レモン水ダイエットに即効性はない!?

レモン水ダイエットはあまり即効性は期待できません
レモン水ダイエットは、痩せやすい体質を整えることでゆるやかに減量する方法であるためです。

まず前提として、レモン水ダイエットのダイエット効果は実証されていません。
ただし水分補給という観点に立てば、レモン水には一定のダイエット効果が期待できます。

水分補給することで便秘が解消されやすくなるためです。
レモン水に含まれる食物繊維も同じく便秘解消に役立つ成分です。

便秘が解消されると、腸内環境が整いやすくなります。
腸内環境が改善されると代謝が上がりやすくなるため、脂肪燃焼効率の良い体質に近づけます。

簡単にいえば、太りにくい体質になれるのです。
体質の改善にはある程度の時間がかかるため、レモン水を飲んでも急激に減量できるわけではありません。

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レモン水についてのまとめ

ここまで、レモン水についてお伝えしてきました。
レモン水の要点を以下にまとめます。

  • レモン水のダイエット効果は実証されていないものの、便秘解消による一定のダイエット効果は期待できる
  • レモン水のその他の効果は、口臭予防・美肌効果・デトックス効果など
  • レモン水うがいダイエットとは、食前にレモン水を飲んで味覚をリセットし、食べ過ぎを防止する方法

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
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