レモングラスはレモンの香りがすることが特徴のハーブの1種です。
レモンのような風味から、香り付けのためさまざまな料理に使用されます。
レモングラスはその香りからリフレッシュ効果など人にも良い効果があるのです。
ほかにもさまざまな効果が期待できるレモングラスは、多くの場面で活躍しています。
ではレモングラスは具体的にどのような効果・効能があるのでしょうか?
ここではレモングラスの効能について以下の点を中心に解説していきます。
- レモングラスの効能と効果
- レモングラスの使用方法
- レモングラスの副作用
- レモングラスの入手方法
レモングラスについて理解するためにも、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
最後にはレモングラスの栽培方法もお伝えするため、ぜひ最後までご覧ください。
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レモングラスとは
レモングラスはイネ科・キンボポコン属に属しており、多年草になります。
学名はCymbopogonnといい、ラテン語で舟+髭を意味しているのです。
果実部分が舟型で、種子の先に髭のようなものが生えていることから由来しています。
原産国はインドですが、東南アジア、南インド、スリランカに自生しています。
開花期は7〜10月で、高温多湿の環境を好んでおり、寒い環境には耐えられません。
レモングラスはその名の通りレモンのような柑橘系の爽やかな香りが特徴です。
香りの主成分はシトラールで、レモンフレーバーを作る際によく使用されます。
ハーブや精油として料理や化粧品などさまざまな場面で使用されています。
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レモングラスの歴史
レモングラスが属するキンボポコン属の歴史は、古く数千年も前まで遡ります。
先述の通り原産国はインドで、主に感染症や熱病に有効だとして医学分野で使用されてきました。
17世紀になると、リチャードバンクス卿によってインドからイギリスに伝わりました。
また1799年にジャマイカに伝来した際にアイルランドの植物学者がレモングラスと名付けたのです。
それ以来レモングラスとして名が広がり、イギリスの植民地を中心に広がっていきました。
17世紀からレモングラスを蒸留させ、香水用途としてさまざまな場面で使用されるようになったのです。
日本への正確な伝来時期は明らかになっていません。
1914年には日本でもレモングラスが温室栽培されていたとされています。
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レモングラスの効能・効果
レモングラスはさまざまな効能・効果があります。
レモングラスの具体的な効能・効果は以下の通りです。
- 抗菌・消臭効果
- リラックス効果
- 血行促進効果
- 虫除け効果
- 集中力向上効果
上記で挙げた5つの効果について以下の見出しで詳しく解説していきます。
抗菌・消臭効果
レモングラスは抗菌・消臭効果があります。
上記の効果は、レモングラスの主成分である「シトラール」が関係しているのです。
シトラールは抗菌・抗カビ・抗ウイルス作用があります。
海外の研究でレモングラス+ゼラニウムを空気中に噴霧することで空気中の細菌が89%減少したという効果が報告されています。
消臭効果から空気清浄にも有効です。
キッチンや車内やトイレなど臭いが気になりがちな場所の消臭として使用するのもおすすめです。
リラックス効果
レモングラスの香りの主成分であるシトラールからリラックス効果も得ることができます。
柑橘系の爽やかな香りで、不安や緊張で疲れた心を癒すことができるのです。
またレモングラスのハーブティーからもリラックス効果を得られます。
カフェインが含まれていないため、就寝前でも安心して飲用可能です。
血行促進効果
レモングラスの主成分であるシトラールには、血行促進効果もあります。
シトラールは血管を拡張する作用があることが理由です。
レモングラスはビタミンCやビタミンB1、カルシウムなどさまざまなビタミンやミネラルが含まれています。
ビタミンB1は疲労回復に有効な栄養素で、血行促進効果と相乗効果があるのです。
そのためレモングラスは疲れているときにアロマを使用したりハーブティーを飲むと良いでしょう。
虫除け効果
レモングラスには虫よけ効果があります。
虫よけ効果にもシトラールが関係しているのです。
虫の嫌う香りがすることから、実際に虫よけスプレーなどでよく使用されています。
主に蚊やダニ、ハエなどといった虫よけに有効です。
そのまま植えた状態ではなく、スプレーとして使用するほうが虫よけ効果が高いです。
植えた状態よりも、スプレーのほうが香りが強く漂います。
スプレー以外のレモングラスに全く虫よけ効果がないわけではありません。
葉をクローゼットに入れておくなどすると、ダニよけにもなります。
レモングラスの良い香りも感じることができるため、おすすめです。
集中力向上効果
レモングラスの香りは集中力を高める効果があります。
レモングラスのような柑橘系の香りは交感神経を刺激します。
交感神経が刺激されると、思考能力や運動能力、集中力が高まるのです。
上記の能力が高まるため、勉強や仕事、運動前に香ることをおすすめします。
また交感神経の刺激作用によって認知症の改善に効果があることが報告されました。
昼夜逆転傾向があった認知症患者も生活リズムが正常化したのです。
もちろん全ての方に有効であるわけではないため、注意が必要です。
出典:zakzak「3カ月で物忘れ改善 行動活発、生活リズムも正常化 レモングラスが認知症に効く」
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レモングラスの効能は病気にも効く?
先ほどレモングラスの香りは認知症に有効だとお伝えしました。
レモングラスは認知症だけでなく、さまざまな病気に有効だとされているのです。
具体的には以下の病気に効果があります。
- コレステロール・血圧
- 痛風
- 風邪やインフルエンザ
- 水虫・足の臭い
上記で挙げた項目について以下の見出しで詳しく解説していきます。
コレステロール・血圧
レモングラスには利尿作用があります。
利尿作用によって余分なコレステロールが体内に蓄積されず、尿として排出されるのです。
またシトラールの血管拡張作用により、血行が促進されます。
レモングラスに含まれるカリウムによっても血圧が下がっていきます。
高コレステロール、高血圧の方にもレモングラスはおすすめです。
痛風
慢性的に尿酸値が高い状態が続くと、痛風が起きてしまう可能性があります。
余分な尿酸が結晶化して、関節に付着することで、痛みが発生するのです。
レモングラスはそんな痛風に効くとされています。
先述の通りレモングラスには利尿作用があります。
尿酸は尿として排出されるので、利尿作用があるレモングラスは痛風に効くのです。
尿酸値が高い方は、レモングラスティーを飲むことをおすすめします。
風邪やインフルエンザ
レモングラスの主成分であるシトラールには殺菌・抗ウイルス作用があります。
そのためレモングラスは風邪やインフルエンザのような感染症予防にも有効です。
咳や熱を下げる効果も期待できるため、風邪を引いてからでも効果があります。
鎮痛作用があるため、インフルエンザ感染時の関節痛や筋肉痛を和らげる効果も期待できるのです。
水虫・足の臭い
先述の通りレモングラスには消臭作用があります。
レモングラスの消臭作用は香水よりも強固だといわれており、頑固な足の臭いにも有効です。
レモングラスの殺菌作用や抗菌作用から水虫にも有効だといわれています。
ただしシトラールは直接肌に塗るとピリピリと皮膚刺激を感じてしまう可能性があります。
何か違和感を感じたら使用を中止するようにしましょう。
下記では、コレステロールについて解説していますので、こちらの記事も合わせてお読みください。
この記事の監修・取材協力さわだクリニック 院長澤田 樹佳 先生2002年に金沢大学医学部を卒業後、様々な病院への勤務を経て2018年にさわだクリニックを開院。内科疾患治療、泌尿器科疾患治療、AGA治療まで幅広い診療を[…]
レモングラスの使い方
レモングラスにはさまざまな効果があることがわかりました。
またレモングラスの効果を得るためにさまざまな使い方があるのです。
ここではレモングラスの使い方を解説いたします。
なおレモングラスの使い方は以下の通りです。
- ハーブティーや料理に使う
- アロマとして楽しむ
- スプレーとして吹き付ける
- 風呂に入れる
- マッサージオイルとして使う
上記で挙げた使い方について以下の見出しで詳しく解説していきます。
ハーブティーや料理にして食べる
爽やかな柑橘系の香りが特徴のレモングラスは、料理との相性も良いです。
実際にエストニック料理やタイ料理、カリブ料理でよく使用されています。
タイ料理のトムヤムクンに使用されていることでも有名です。
また最も手軽な使用方法としては、「レモングラスティー」が挙げられます。
ハーブティーとして飲用することで、消化促進効果も期待できるのです。
さらに集中力向上効果も期待できるため、ここぞという場面で飲用することをおすすめします。
アロマを楽しむ
乾燥させたレモングラスをアロマにすることで、より香りを楽しむことが可能です。
アロマオイルで香りが直接脳へ届くことで、リラックス効果を得られます。
レモングラスの主成分であるシトラールは元気を与えてくれます。
レモンのような爽やかな香りがして心身のリフレッシュに有効です。
交感神経を刺激してくれるため、仕事中などにアロマを楽しむのもおすすめですよ。
スプレーにして吹き付ける
レモングラスはスプレーとして部屋に吹き付けて使用する方法もおすすめです。
スプレーとして吹き付けることで、部屋の空間をリフレッシュできます。
さらに先述の通りレモングラスには消臭効果があります。
ゴミ箱やキッチンなど気になる部分に吹きかけると臭いがましになるでしょう。
虫よけ効果もあるため、虫が気になる部分に吹きかけるのもおすすめです。
鉢植えやポプリを置いておく
鉢植えやポプリなどで生のレモングラスを鑑賞用として置いておくのもおすすめの使用方法です。
柑橘系の香りを感じることができ、リラックスできます。
ただし注意点が1点あります。
レモングラスは寒さに弱いです。
そのため冬場は外に置かず、部屋の中など暖かい空間に置くようにしましょう。
さらに調理などで余った乾燥ハーブを袋に置いておくのも良いでしょう。
消臭効果や虫よけ効果などが期待できますよ。
風呂に入れる
入浴剤の代わりにレモングラスをお風呂に入れるのもおすすめの使用方法です。
先述の通りレモングラスには血行促進効果があります。
さらに柑橘系の爽やかな香りで1日の疲れを癒すことができますよ。
集中力を向上させる効果もあるため、集中したい場面の前にレモングラスを入れたお湯で足湯するのもおすすめです。
後処理が楽になるようにハーブではなくレモングラスの精油を入れると良いでしょう。
マッサージオイルとして使う
マッサージオイルとして使用する方法もおすすめです。
レモングラスには血行促進効果があるため、マッサージとの相乗効果が期待できます。
脚のマッサージに使用するとむくみの解消にもつながるため、おすすめです。
なおマッサージオイルとして使用する場合は、入浴後をおすすめします。
全身の血行が良くなっていて、よりマッサージの効果が期待できます。
マッサージオイルとして使用する場合は、レモングラス単体ではなく、ほかの植物油と併せて使用しましょう。
植物油30mlに対してレモングラスの精油を6滴ほど混ぜると良いでしょう。
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レモングラス精油のおすすめブレンド
レモングラス単体で使用するだけでなく、他の精油とブレンドするのがおすすめです。
ブレンドすることで、それぞれの精油の相乗効果が期待できます。
とくにレモングラスとマンダリンorローズマリーとの組み合わせがおすすめです。
マンダリンとレモングラスはともに柑橘系の香りとなっています。
そのため相性が良く、集中力を上げたいときにおすすめです。
ローズマリーはハーブ系のアロマとなっています。
こちらも集中力を上げたいときにおすすめです。
またどちらも血行促進やリラックス効果があるため、リフレッシュしたいときにもおすすめです。
レモングラスの副作用・注意点
レモングラスにはさまざまな効果がありますが、副作用や注意点もいくつか存在します。
ここではレモングラスの副作用と注意点をご紹介します。
なおレモングラスの副作用・注意点は以下の通りです。
- 過剰摂取
- 妊娠中の利用
- イネ科アレルギー
上記で挙げた項目について以下の見出しで詳しく解説していきます。
過剰摂取による症状
レモングラスの過剰摂取は基本的に影響がないといわれています。
しかしレモングラスを一度に過剰摂取すると、消化しきれない可能性があるのです。
そうなると下痢などの症状が出る場合もあるため注意しましょう。
妊娠中の人は避けた方が良い
とくに注意が必要なのは妊娠中の方です。
レモングラスは子宮の収縮作用があります。
子宮が収縮すると子宮に圧がかかり胎児や羊水、胎盤が出てしまう可能性があります。
予定日付近の子宮収縮は問題ありません。
しかし予定日付近より前の子宮収縮だと早産や流産の可能性があり非常に危険です。
レモングラスのハーブティーの飲用だけでなく、アロマ使用にも注意しましょう。
イネ科アレルギーの人はNG
レモングラスはイネ科であるため、イネ科アレルギーの方は注意が必要です。
イネ科アレルギーの症状は花粉症と似たようなものです。
鼻水が出たり、目のかゆみ、咳が出たりします。
最悪の場合アナフィラキシーショックが起きてしまう可能性も否定できません。
レモングラスのルームフレグランスには注意が必要です。
食べ物や飲み物に注意しても、ルームフレグラスは知らずのうちに使用してしまうことも少なくありません。
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レモングラスはどこで購入できる?
レモングラスはさまざまな場所で購入できます。
レモングラスを購入できる場所は以下の通りです。
- ホームセンター
- スーパー
- ディスカウントストア
- 通販
ホームセンターやスーパー、ディスカウントストアに関しては取り扱いがない場合があります。
事前に取り扱いがあるかどうか確認しておくようにしましょう。
通販は近所で購入できる場所がない方も購入することが可能です。
さらに乾燥させたものやハーブティー、アロマなどさまざまな形態で販売されています。
自分に合うものが見つけられる可能性が高いため、通販での購入はおすすめです。
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レモングラスの保管方法
生の葉を調理などで使用する場合は、袋に入れて冷蔵庫に保存します。
冷蔵庫で保存する場合も、早めに使い切るようにしましょう。
乾燥させたレモングラスを保管したい場合は、袋やビンに乾燥剤とともに保存します。
その後は風通しが良い冷暗所に保管するようにしましょう。
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レモングラスの栽培方法
レモングラスは高温多湿の環境を好み、東南アジアや南インドで栽培されています。
そのため日本でも夏であれば、栽培することが可能です。
栽培する際は日光がよく当たる場所で育てるようにしましょう。
日光がよく当たる場所で育つと、大株で香りが良いレモングラスに育ちます。
また風通しの良い場所で育てることが重要です。
葉が蒸れやすいことが理由です。
土が乾いたら水をやるようにしましょう。
植えてすぐの時期は水やりを多めに行います。
レモングラスは寒さに弱いため、冬場は室内で育てるようにしましょう。
レモングラスは自宅で簡単に育てられる
先述の通りレモングラスは日本でも簡単に育てることが可能です。
ここでは日本におけるハーブ類の人気度やレモングラスの育て方について解説していきます。
家庭菜園におけるハーブ類の人気
日本では観葉植物を含めて自宅に緑がある生活をしている方の割合が44.0%と高いです。
その中でもベランダや庭などでガーデニングをしている方の割合が56.6%です。
集合住宅より一戸建ての方はとくに家庭菜園をする割合が高くなっています。
家庭菜園をしている方でレモングラスを含めたハーブ類は41.2%と3番人気です。
家庭菜園であれば収穫後すぐに使用できます。
レモングラスは虫除け効果があるため、ほかの植物の虫よけにも有効です。
もちろん収穫後は調理や入浴剤、アロマなどさまざまな用途で使用できます。
ハーブ類の中でも万能であるため、レモングラスの栽培はおすすめですよ。
レモングラスの育て方
レモングラスは花が咲きにくく、種を収穫しにくいため、株分けが必要です。
株分けは3〜6月に、植え付けは4〜8月に行います。
植えた直後は水やりを多めに行い、日光がよく当たる風通しの良い場所で育てましょう。
冬場は寒さを避けるために室内で育てます。
6〜10月で葉が15枚以上になることが収穫の目安です。
刈り取る際は根元から5〜6㎝のところで刈り取ると良いでしょう。
外側から刈り取ると、うまく刈り取りやすいです。
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レモングラスの効能に関するよくある質問
ここではレモングラスの効能に関するよくある質問を4つ紹介します。
レモングラスに興味がある方はぜひご覧ください。
レモングラスの効能はどんな効果がありますか?
レモングラスはさまざまな効能があります。
効能としては以下の通りです。
- 抗菌・消臭効果
- リラックス効果
- 血行促進効果
- 虫よけ効果
- 集中力向上効果
レモングラスの主成分であるシトラールによって上記の効果がもたらされます。
とくにシトラールは交感神経を刺激し、思考能力や集中力を向上させます。
そのため仕事前や勉強前の使用がおすすめです。
レモングラスの刈り取り時期はいつですか?
レモングラスの刈り取り時期は6〜10月です。
葉が15枚以上になることが、収穫の目安です。
レモングラスは高温多湿の環境を好むため、上記の時期に勢い良く成長します。
刈り取る際は根元から5〜6㎝のところで刈り取ると良いでしょう。
外側から刈り取ると、うまく刈り取りやすいです。
レモングラスに副作用はありますか?
レモングラスは過剰摂取によって、下痢などの症状が出る場合があります。
また妊娠中・イネ科アレルギーの方はレモングラスの使用を避けましょう。
レモングラスは子宮収縮作用があり、妊娠初期・中期だと早産、流産の可能性があり危険です。
イネ科アレルギーの方は、花粉症のような鼻水や咳、くしゃみなどの症状が出る可能性があります。
最悪の場合アナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性があり、危険です。
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レモングラスの効能まとめ
ここまでレモングラスの効能をお伝えしてきました。
今回解説したなかで、重要となる点は以下の通りです。
- レモングラスは抗菌・消臭やリラックス、血行促進、虫よけ、集中力向上などの効能と効果がある
- レモングラスは料理やアロマ、スプレー、入浴剤やマッサージオイルとして使用するのがおすすめ
- レモングラスは過剰摂取や妊娠中の方、イネ科アレルギーの方による使用で副作用が出る可能性がある
- レモングラスはホームセンターや通販などで購入でき、通販だと自分に合う形態のレモングラスが見つけられるためおすすめ
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。