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健達ねっと>健康お役立ち記事>おすすめサプリメント>EPAとは?効果、摂取方法、おすすめサプリメントまで徹底ガイド!

EPAとは?効果、摂取方法、おすすめサプリメントまで徹底ガイド!

近年、健康と栄養に関する情報が溢れる中で、特に注目を集めているのが「EPA」です。
多くの人がEPAの健康への影響について疑問を持っています。
EPAは、心臓病のリスクを減少させるなど、数多くの健康効果が報告されており、その効能に共感を覚える人は少なくありません。

しかし、「EPAとDHAの違いは何か?」「どのように摂取すれば良いのか?」といった具体的な疑問が残ります。
そこで、本記事では以下の項目を中心に解説します。

  • EPAとは何か
  • EPAの効果的な摂取方法と日常生活への取り入れ方
  • EPAの過剰摂取リスク

この記事を最後まで読むことで、EPAに関するあなたの疑問が解消され、より健康的な生活を送るための知識が得られるでしょう。

この記事の監修・取材協力

さわだクリニック 院長

澤田 樹佳 先生

2002年に 金沢大学医学部を卒業後、様々な病院への勤務を経て2018年にさわだクリニックを開院。内科疾患治療、泌尿器科疾患治療、AGA治療まで幅広い診療を手掛ける。

コラムや監修で健康・美容の正しい知見を広めるために積極的に活動している。

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EPAとは何か?

EPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸の一種であり、人間の体内ではほとんど作られない必須脂肪酸です。
この成分は、血液の健康を維持し、心臓病や脳梗塞のリスクを低減するなど、多くの健康効果が期待されています。

EPAの研究は、1960年代にグリーンランドのイヌイットの人々を対象に行われた疫学調査から始まり、彼らの食生活に由来するEPAの高い摂取量が、心筋梗塞の低発生率に関連していることが明らかにされました。

EPAの科学的定義

EPA、またはエイコサペンタエン酸は、化学的には多価不飽和脂肪酸の一種で、オメガ3脂肪酸に分類されます。
この脂肪酸は、細胞膜の構成成分として重要な役割を果たし、体内での炎症反応の調節や血液の流れを改善する効果があるとされます。

EPAは、主に青魚の油に豊富に含まれており、サプリメントとしても広く利用されています。
人間の体内では、α-リノレン酸から限定的に合成されるため、健康を維持するためには食事からの摂取が必要です。

EPAの効果

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力、判断力、注意力をサポートすることが報告されています。

※記憶力:数字や文字に関する情報を記憶し、思い出す力。

※判断力:数字や文字を認識して、次の適切な行動を取る力。

※注意力:複数の情報の中で、特定の情報に注意する力。

またDHA・EPAには、血中の中性脂肪を低下させる機能がある事が報告されています。

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EPAとDHAの違いとは

EPAとDHAは、私たちの健康に欠かせない脂肪酸ですが、その機能や効果には大きな違いがあります。

以下では、これら二つの成分の科学的な違いと、バランスの取り方がなぜ重要なのかを掘り下げていきます。

科学的違いの解説

EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、どちらもオメガ3脂肪酸の一種であり、主に魚の油に含まれています。
これらは人体で十分に生成されないため、食事から摂取する必要があります。
EPAとDHAの主な違いは、その分子構造と体内での役割にあります。

EPAは主に血液の流れを改善し、炎症を抑える効果があるとされています。
これは、EPAが血小板の凝集を抑え、血栓の形成を防ぐことにより、心臓病や脳卒中のリスクを低減するのに役立つからです。

一方、DHAは脳の健康と視力の維持に重要な役割を果たしています。
DHAは脳細胞の膜の構成成分であり、脳の正常な機能を支え、認知機能の維持に寄与します。

バランスの重要性

EPAとDHAのバランスが人体に及ぼす影響は大きく、これらの脂肪酸は互いに補完し合う役割を持っています。

EPAは炎症反応を抑制し、心血管系の健康をサポートする一方で、DHAは脳の健康をサポートし、特に成長期の子供や妊娠中の女性において重要です。
適切なバランスでこれらを摂取することで、心血管疾患や認知症などのリスクを低減し、全体的な健康を促進できます。

また、EPAとDHAは、抗炎症作用や脳機能のサポートだけでなく、気分の改善や抑うつのリスク低減にも寄与するとされています。
したがって、これらの脂肪酸をバランス良く摂取することは、心身の健康を維持する上で非常に重要です。

EPAの効果的とされる摂取方法

EPA(エイコサペンタエン酸)は、心血管疾患のリスクを低減する可能性がある一方で、過剰摂取は心房細動のリスクを高める可能性があることが研究で示唆されています。
適切な摂取方法を理解し、健康維持に役立てることが重要です。

最適な摂取時間

EPAを摂取する最適な時間は、特に厳密に定められているわけではありませんが、一般的には体の吸収率を考慮して、食事と一緒に摂取することが推奨されます。
食事によって脂肪の吸収が促進されるため、EPAを含むサプリメントも食事時に摂ることで、体内への吸収効率が向上すると考えられています。

また、一部の研究では、血中の脂質プロファイルに対するEPAの効果が摂取時間によって異なる可能性が示唆されていますが、これはまだ確定的な結論ではありません。

重要なのは、日常的に一定量を継続して摂取することであり、そのためにも自分の生活リズムに合わせた摂取スケジュールを設定することが有効とされます。

1日の推奨摂取量

EPAの1日の推奨摂取量については、健康維持を目的とした場合、成人であれば1日に250mgから500mgのEPA(およびDHA)の摂取が推奨されています。
これは、多くの臨床研究に基づいた一般的なガイドラインであり、心血管疾患のリスク低減に役立つ可能性がある量です。

ただし、EPAを高用量で摂取する場合(例えば1日1g以上)、特定の健康状態に対する治療目的であれば医師の指導のもとで行われることが多いです。
高用量摂取は心房細動のリスク増加と関連する可能性があるため、自己判断での過剰摂取は避け、適切な量を守ることが重要です。

また、サプリメントを利用する場合は、含有量を確認し、推奨される摂取量を超えないように注意しましょう。

EPAの健康への効果

EPA、またはエイコサペンタエン酸は、体内で合成できない必須の不飽和脂肪酸の一つです。
この栄養素は、免疫反応の調整やアレルギー疾患、心血管疾患などの予防と改善に効果があるとされています。

EPAを適切に摂取することで、健康維持に役立つことが多くの研究によって示されています。

成人における効果

EPAは成人の健康に多面的な効果をもたらします。
特に、心血管系の健康をサポートすることで知られており、血液の流れを改善し、血栓の形成を防ぐことで、心筋梗塞や脳卒中のリスクを低減します。

また、EPAは中性脂肪のレベルを下げることにより、脂質異常症の改善にも寄与します。
さらに、炎症を抑制する効果があるとされ、関節炎などの炎症性疾患の症状緩和にも役立つとされています。

これらの効果は、EPAを豊富に含む魚介類を定期的に食べることや、サプリメントの形で摂取することで得られます。

ただし、EPAの摂取量には個人差があり、過剰摂取は避けるべきです。
特に、出血傾向がある方や特定の薬剤を服用している方は、EPAの摂取にあたって医師と相談することが推奨されます。

潜在的なメリット

EPAには、既知の健康効果の他にも、潜在的なメリットがあります。
最近の研究では、EPAとDHAが認知機能の維持や改善に寄与する可能性が示唆されています。
特に、中年期における魚の消費は、思考スキルの向上や脳の健康維持に関連していることが分かっています。

これらの脂肪酸は、脳の構造を健康に保ち、記憶力や処理速度などの認知機能をサポートすることが期待されています。
さらに、EPAは心血管疾患のリスク低減だけでなく、うつ病の症状緩和にも効果があるとされています。

これらの潜在的なメリットを最大限に活用するためには、バランスの取れた食生活と健康的なライフスタイルが重要です。
EPAを含む食品を適切に組み込むことで、これらの健康効果を享受できます。

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EPAを多く含む食品

EPA(エイコサペンタエン酸)は、心血管疾患のリスクを低減するなど、健康に対して多くの利点があることが科学的に証明されています。

この栄養素は特定の食品に豊富に含まれており、日々の食事に取り入れることで、体内のEPAレベルを向上させることが可能です。

以下では、EPAを多く含む食品とその効果的とされる取り入れ方について解説します。

EPAが多い食品リスト

EPAは、主に魚介類に豊富に含まれています。
特に、大西洋サバ(ノルウェーさば)、いわし缶詰、まいわし、サバ缶詰などがEPAを多く含む代表的な食品です。

これらの食品は、1食当たりの使用量に応じて、1.1gから1.7gのEPAを提供します。
また、青背魚にEPAが多く含まれていることが知られており、珍しいものでは鮎の内臓にもEPAが豊富に含まれています。

しかし、魚介類以外にもEPAを摂取する方法があります。
肉類や乳製品、一部の油脂類にも微量のEPAが含まれていますが、これらの食品から日々推奨されるEPAの量を摂取することは難しいでしょう。
そのため、EPAを効率的に摂取するには、やはり魚介類を積極的に食事に取り入れることが推奨されます。

食事への取り入れ方

EPAを日常の食事に取り入れるには、魚介類を中心とした食事を心がけることが重要です。
特に、サバやイワシ、マグロなどの青魚を週に2回以上食べることが推奨されています。

これらの魚は、焼く、煮る、生で食べるなど、様々な調理方法で楽しめます。
ただし、調理方法によってはEPAの量が減少することがあるため、生で食べるか、蒸す、茹でるなどの調理法がEPAを最も多く摂取できる方法です。

また、日常的に魚を食べる習慣がない場合や、魚介類のアレルギーがある場合は、EPAを含むサプリメントを利用することも一つの方法です。
サプリメントを選ぶ際は、純度や含有量、添加物の有無などを確認し、信頼できる製品を選ぶことが大切です。

薬の使い方

EPAとDHAの効果的な組み合わせ

EPAとDHAは、私たちの健康に欠かせないオメガ3脂肪酸です。
これらは主に魚に含まれており、心血管疾患のリスクを減少させる効果があるとされています。
しかし、これらをどのように組み合わせて摂取するのが最も効果的なのでしょうか?

以下では、EPAとDHAの最適な摂取方法について探求します。

効果的な摂取ガイド

EPAとDHAを効果的に摂取するためには、まずそれらがどのように私たちの体に影響を与えるかを理解することが重要です。
EPAは主に心血管系の健康をサポートし、DHAは脳の健康と視力の維持に寄与します。

これらの脂肪酸は体内で十分に生成されないため、食品やサプリメントから摂取する必要があります。

効果的な摂取のためのガイドラインとして、米国心臓学会(AHA)は、調理済みの魚を週に2サービング(85g〜113g)、特に脂肪の多い魚を食べることを推奨しています。
これは、EPAとDHAをバランス良く摂取するための一般的な目安です。

また、魚が苦手な方や十分な量を食べられない方は、サプリメントの形でこれらの脂肪酸を摂取することも一つの方法です。
サプリメントを選ぶ際は、EPAとDHAの含有量を確認し、必要な量を摂取できるようにしましょう。

理想的な比率

EPAとDHAの理想的な摂取比率については、一概にはいえませんが、一般的にはEPAとDHAを合わせて1日に250mgから500mg摂取することが推奨されています。
特定の健康状態や目的に応じて、この比率は変わることがあります。

例えば、心血管疾患のリスクを減少させるためには、EPAを多めに摂取することが推奨されることがあります。
研究によると、EPAとDHAを1日2~3g摂取した人は、摂取しなかった人に比べて、収縮期(最高)血圧と拡張期(最低)血圧が平均して2mmHg低下したと報告されています。

これは、EPAとDHAが血圧を低下させる効果を持つことを示しています。
しかし、個人の健康状態や目的に応じて、適切な比率を見つけることが重要です。

EPAの安全な摂取基準

EPA(エイコサペンタエン酸)は、オメガ3系脂肪酸の一種で、心血管疾患のリスクを低減するなど、多くの健康効果が期待されています。
しかし、適切な摂取量を守ることが重要です。

以下では、EPAの安全な摂取基準と、摂取時の注意点について解説します。

安全基準と注意点

EPAの摂取においては、その安全基準と注意点を理解することが重要です。

厚生労働省によると、成人の日本人に推奨されるEPAおよびDHAの合計摂取量は、一日あたり2g程度とされています。
EPAは、特に心血管疾患のリスクを低減する効果が期待されているため、魚類を中心としたバランスの取れた食事を通じて摂取することが推奨されます。

しかし、サプリメントによる過剰摂取は、出血傾向の増加や免疫機能の抑制など、副作用を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
適切な摂取量を守り、多様な食品からバランス良く栄養を摂取することが、EPAの健康効果を最大限に享受する鍵となります。

過剰摂取のリスク

EPAの過剰摂取は、一見すると健康に良さそうな行為でも、様々なリスクを伴います。
特に、EPAを含むサプリメントの摂取による過剰摂取は、出血傾向を高める、血糖値の管理が難しくなる、LDL(悪玉)コレステロールを上昇させる可能性があるとされています。

これらのリスクを避けるためには、サプリメントの利用前に医師や栄養士と相談する、推奨される摂取量を守る、そして、EPAを多く含む食品を適切に選択することが重要です。

また、EPAの摂取は、全体の食生活のバランスを考慮した上で行うべきであり、単一の栄養素に依存することなく、多様な食品から栄養を摂取することが健康維持には不可欠です。

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EPAのまとめ

ここまでEPAについてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • EPAとは、人間の体内でほとんど作られない必須脂肪酸の一つで、心臓病や脳卒中を防ぐ効果が期待できるほか、認知機能などにも良い影響を与えるとされている
  • EPAの効果的とされる摂取方法としては、サバやイワシのような青魚に多く含まれているため、週に2~3日主食にする習慣を作ると良い
  • EPAを過剰に摂取すると、血が出やすくなったり、免疫機能が弱くなったりする可能性があるため、サプリを用いる場合は適量に抑える必要がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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さらに、DHAとEPAは認知機能のサポートにも非常に効果的とされています。

  • 記憶力
  • 判断力
  • 注意力

といった認知の各機能において、これらの成分が正常な脳活動を助け、年齢と共に衰えがちなこれらの機能の維持に寄与します。
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さわだクリニック院長

澤田 樹佳さわだ きよし

日本泌尿器科学会
日本EE学会
日本癌治療学会

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  • 日本EE学会
  • 日本癌治療学会

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