「ENTP(討論者)の性格や特徴が知りたい」
「ENTP(討論者)と相性が良い性格タイプが知りたい」
MBTI診断でENTP(討論者)と診断された方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ENTP(討論者)について、以下の点を中心に詳しく解説します。
- ENTP(討論者)の割合
- ENTP(討論者)の性格の傾向やパターン
- ENTP(討論者)と相性の良い/悪いMBTIタイプ
ENTP(討論者)と診断された方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
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性格診断テスト「MBTI」について
まずはじめに、性格診断テスト「MBTI」についてご紹介します。
性格診断テスト「MBTI」(以下 MBTI診断)とは、性格や考え方に関する93個の質問に回答する事で自身の性格タイプが分かる、といった性格診断テストです。
93個の質問の回答時間は約6分程度と定められており、簡易的な質問によって手軽に性格タイプや思考を診断することができます。
そんなMBTI診断は、1962年にアメリカで誕生し、日本では2022年頃から流行し始めました。
現在では、自己紹介や挨拶の場面で、MBTI診断の結果に基づいたパーソナリティを話すケースも多く、もはや一種の社会現象となっています。
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性格診断テスト「MBTI」で分かること
本項目では、MBTI診断で分かることについて解説します。
インターネット上でMBTI診断を受けると、診断結果と同時に割り振られたパーソナリティの特徴や傾向について詳細に記載された説明文が表示されます。
MBTI診断を受けた後、診断結果や説明文を読むと、主に以下の内容を理解することができます。
- 性格や特性
- 考え方の傾向
- 性格の長所や短所
- 学校や職場などの組織内での役割
- 相性が良い人の特徴
- 向いている職業の特徴
- 趣味や関心の傾向
- 他人との付き合い方の傾向
MBTI診断に基づくこれらの内容を把握しておくことで、自身の性格や相性の良い人の特徴、職業適性などを客観的に捉えることができるため、学校やキャリアにおいて大いに役に立ちます。
また、他人とMBTI診断結果を共有することで、お互いの長所や短所を把握し、より良い人間関係や交友関係を築くことができるでしょう。
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ENTP(討論者)とは?
次に、ENTP(討論者)と診断された人の特性や傾向についてご紹介します。
既にご存知の通り、ENTP(討論者)は、MBTI診断で振り分けられる16のパーソナリティのうちの1つです。
日本の中で約20人に1人の割合で存在するENTP(討論者)は、その名の通り頭の回転の速さと意見を主張する強い意思を兼ね備えた人格と言えます。
自分が持つ意思や考え方に強い自信を持ち、世の中で常識とされていることや正しいとされている倫理観などにも躊躇なく自身の意見をぶつけます。
とは言え、それがネガティブな性格という訳ではなく、好奇心旺盛かつ自分の考えに自信を持った信頼できる存在です。
また、思考型かつ知覚型と診断されるENTP(討論者)は、物事を論理的に考えたり柔軟に捉えたりすることが得意で、一般的に言うと頭が良い人とも言えます。
性格が悪いといわれるMBTIタイプはどのタイプなのでしょうか?
以下の記事で詳しく紹介しています。
私たちはよく、自分の性格を理解するために様々な性格診断テストを利用します。その中でも、MBTIは非常に人気があります。MBTIは、16種類の性格タイプを提供し、それぞれのタイプが独自の強みと弱みを持っています。これにより、自[…]
日本におけるENTP(討論者)の割合
日本におけるENTP(討論者)の割合は、およそ4%〜5%であるといわれています。
性格診断で最も多いINFP(仲介者)の割合は15%〜20%であることや、性格タイプが16通りあることを考えると、ENTP(討論者)の割合は少し低いと言えるでしょう。
ちなみに、性格タイプの中で最も割合が低いのはENTJ(指揮官)であるといわれており、その割合は約1%程度となっています。
公式サイト参照!ENTP(討論者)の性格の特徴
本項目では、公式サイトに記載されているENTP(討論者)の性格の特徴について、以下の2つのテーマに分けてご紹介します。
- ルールやぶり
- ”コントラリアン”が払う代償
ルールやぶり
ENTP(討論者)は、既存の概念や規則に対して疑問を持つことや異議を唱えることに抵抗がない、独特な思考の持ち主です。
誰もが疑わないような社会の常識や慣習に疑問を持ち、新しい視点から物事を捉え直すことを得意とします。
特定の人から見ると、反抗的な態度に映るかもしれませんが、そのような態度は好奇心や新しいものを追及する心から生まれるものです。
ENTP(討論者)の独創的な思考は、固定観念を打ち破り、新たなアイデアを生み出す原動力となると同時に、様々な分野でイノベーションを生み出すきっかけとなるでしょう。
”コントラリアン”が払う代償
名前からも分かる通り、ENTP(討論者)は討論やディベートに向いている性格です。
しかし、論理的な考え方や意見の主張は、時に周囲の人と軋轢を生むこともあるかもしれません。
また、職場などの環境においても、直接的な表現や率直に意見を述べる態度が裏目となり、上司や仲間との信頼関係に悪い影響をもたらすこともあるでしょう。
ENTP(討論者)の性格の傾向やパターン
次に、ENTP(討論者)の性格の傾向やパターンについて、以下の3つに分けてより深く解説します。
- 創造的な思考を持つ
- 物事に柔軟に対応することができる
- 優れたコミュニケーション能力
創造的な思考を持つ
ENTP(討論者)の性格の傾向やパターンの1つ目は「創造的な思考を持つこと」です。
前述したように、ENTP(討論者)は、既存の概念や規則に対して疑問を持つことを得意としています。
このような特性は、新しいアイデアを生み出す際や課題の解決策を導き出す際にも、創造的な思考を巡らせることに役立ちます。
仕事や学業の場で新たにプロジェクトを進める際なども、創造的な思考によって革新的なアイデアを生み出し提案することを得意とするでしょう。
物事に柔軟に対応することができる
2つ目は「物事に柔軟に対応することができること」です。
ENTP(討論者)は、固定観念や既存のルールに必要以上に縛られることがないため、予期せぬ状況や問題にも柔軟に対応することができます。
持ち前の創造的な思考と組み合わせ、あらゆる物事に対して柔軟かつ迅速に焦らず対応することができるでしょう。
優れたコミュニケーション能力
3つ目は「優れたコミュニケーション能力を持つこと」です。
討論者と言う名前の通り、討論力やそれに関連したコミュニケーションを得意とする点も、ENTP(討論者)の特徴です。
創造的な思考や柔軟な対応力を持つENTP(討論者)は、他人との何気ない対話の場においても、コミュニケーション能力を発揮するでしょう。
他のMBTIタイプについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
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ENTP(討論者)と相性が良い人の性格タイプ
本項目では、ENTP(討論者)と相性が良い人の性格タイプについて、以下の3つに分けてご紹介します。
- ISFP(冒険家)
- ESFJ(領事)
- INTP(論理学者)
ISFP(冒険家)
ENTP(討論者)と相性が良い人の性格タイプの1つ目は「ISFP(冒険家)」です。
ISFP(冒険家)は、ENTP(討論者)と同様に独創的な考えや感性を持っている一方で、性格は穏やかである傾向にあります。
創造的な思考で新しい画期的なアイデアを生み出すことを得意としているENTP(討論者)にとっては、ISFP(冒険家)の性格は非常に魅力的に映ります。
その上、ENTP(討論者)の性格の唯一の問題となり得る主張の強さについても、穏やかな性格を持つISFP(冒険家)であれば柔軟に受け止めることができるでしょう。
また、ENTP(討論者)の性格も、ISFP(冒険家)には魅力に感じるでしょう。
ESFJ(領事)
2つ目は「ESFJ(領事)」です。
ESFJ(領事)は、ENTP(討論者)と比較すると社会的な倫理観や常識的な考えを尊重する傾向にありますが、社交性や協調性という面では優れています。
また、議論や組織の中ではリーダーシップを発揮する面も多々見られるESFJ(領事)の性格は、ENTP(討論者)と相性が良いと言えるでしょう。
INTP(論理学者)
3つ目は「INTP(論理学者)」です。
INTP(論理学者)は、ENTP(討論者)と性格が似ている部分があり、理論的かつ革新的な思考に敏感なタイプです。
議論や話し合いの場で積極的に意見や考えを共有するENTP(討論者)は、INTP(論理学者)が持つ理論的な考えを尊重する傾向にあります。
また、理論的な思考を用いたINTP(論理学者)の優れた分析力も、ENTP(討論者)にとって魅力を感じる部分の1つでしょう。
MBTIタイプ別の相性について気になる方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
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ENTP(討論者)と相性が悪い人の特徴
次に、ENTP(討論者)と相性が悪い人の性格タイプについて、以下の3つのタイプに分けてご紹介します。
- ISTJ(管理者)
- ESFP(エンターテイナー)
- ISFJ(擁護者)
ISTJ(管理者)
ENTP(討論者)と相性が悪い人の性格タイプの1つ目は「ISTJ(管理者)」です。
ISTJ(管理者)は、伝統やルール、常識を重んじる性格の持ち主です。
論理的な思考を持っているという点ではENTP(討論者)と似通った部分がありますが、他人の意見や批判に対しても敏感であるISTJ(管理者)は、ENTP(討論者)の強い主張とは相性が悪いかもしれません。
ESFP(エンターテイナー)
2つ目は「ESFP(エンターテイナー)」です。
ESFP(エンターテイナー)は、自由な性格で自身の感情に正直なタイプです。
論理的なENTP(討論者)とは違い、感情に合わせて環境を変えたり物事に興味を持ったりするため、ものの考え方という点においてはENTP(討論者)と意見の相違が起こると言えるでしょう。
ISFJ(擁護者)
3つ目は「ISFJ(擁護者)」です。
ISFJ(擁護者)は、アルファベットで見ても全ての要素においてENTP(討論者)とは考え方が異なります。
ENTP(討論者)が、論理的な考えや型破りなアイデアを重視する一方で、ISFJ(擁護者)はどちらかというと穏やかで落ち着いた性格の持ち主です。
物事の捉え方や判断において真逆の性格タイプのISFJ(擁護者)は、ENTP(討論者)とは性格が合いにくいと言えるでしょう。
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ENTP(討論者)が向いている職業の特徴
本項目では、ENTP(討論者)が向いている職業の特徴について、以下の3つをご紹介しましう。
- 複雑な課題を解決するような仕事
- クリエイティブな仕事
- 会話力や討論力が活かせる仕事
複雑な課題を解決するような仕事
ENTP(討論者)が向いている職業の特徴の1つ目は「複雑な課題を解決するような仕事」です。
過去の常識にとらわれず、柔軟な考えを用いて仕事に取り組むことができるENTP(討論者)は、業務の中で複雑な課題を解決するような仕事に向いていると言えます。
尚且つ、論理的な思考を用いて人と話すことにも向いているので、経営コンサルタントやプロジェクトマネージャーのような仕事に向いているでしょう。
クリエイティブな仕事
2つ目は「クリエイティブな仕事」です。
既存の常識や考え方に当てはまらない柔軟な思考は、クリエイティブな仕事にも活かすことができます。
デザイナーやイラストレーターに加え、映画監督やコピーライターなどの仕事にも向いているでしょう。
会話力や討論力が活かせる仕事
3つ目は「会話力や討論力が活かせる仕事」です。
既に何度もご紹介している通り、ENTP(討論者)は会話や討論を得意とします。
そのため、人との会話や討論を通して自分自身の価値を発揮することができる、弁護士や政治家、セールス担当などの仕事にも向いていると言えるでしょう。
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ENTP(討論者)まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ENTP(討論者)の性格タイプや特徴、相性の良い性格タイプなどをご紹介しました。
要点を以下にまとめます。
- ENTP(討論者)の割合は、およそ4%〜5%であるとされている
- ENTP(討論者)の性格の傾向やパターンには、創造的な思考を持つ、物事に柔軟に対応することができる、優れたコミュニケーション能力などがある
- ENTP(討論者)と相性の良いタイプは、ISFP(冒険家)、ESFJ(領事)、INTP(論理学者)であり、ISTJ(管理者)、ESFP(エンターテイナー)、ISFJ(擁護者)は相性が悪いとされている
ENTP(討論者)は、他の性格タイプと比較しても頭の良いタイプで、持ち前の社交性を活かして様々な性格タイプと交わることができます。
MBTI診断でENTP(討論者)と診断された方は、ぜひ自分自身の性格に自信を持って人と接してみてください。
とは言え、MBTI診断はあくまで性格や特性の傾向を示すものであり、100%全ての方に当てはまるものではありません。
あくまで自分の考え方の傾向として頭に入れておくと良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。