最初から読みたい方は①からをお勧めします!
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辻先生から学ぶ自宅の防災対策
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防災あるある その1:災害対策としてモノを買って安心する
防災のあるあるとして皆さんやりがちなのが、防災グッズを買って安心というものです。
実際に使ってみることの大切さは、パート①でお教えしています。
防災あるある その2:備えていれば、被災ゼロになる
備えていれば、被災ゼロになると思っていませんか?違うんですよ、ゼロにはならないんです。
防災の目的ってそもそも被災ゼロではありません。
実は、日常生活に早く戻すためにやるんです。
だから、モノが落ちないとか、飛ばないとか片づけやすいということをすれば、いざ、大きな地震が起きても早く日常に戻れる。これが大事なんです。
防災あるある その3:防災対策は高価なプロ仕様でないと効果がない
あと男性に多いんですが、高価なプロ仕様じゃないとなんか効果がでないと思っていません?
十徳ナイフとか便利ナイフとかありますけど、20個ぐらいセットになっているものを買う人とかいますね。
あんなの重くて、そのうち4つでも使いこなせないと思うんです。
たくさんついてるとお得って思いがちだけど、実は宝の持ち腐れ。
高価なプロ仕様でなくても、その辺で売ってるものでも十分自分たちにとって十分プラスになるものはあります。
そこを見極めるのが、災害が起きるまでに備蓄することだと私は思っています。
防災あるある その4:避難所に行けばなんとかなる
避難所に行けばなんとかなるって思ってますよね。
残念ながら避難所は床と屋根を貸してくれるだけの所です。
トイレもすぐ汚くなって使えなくなるし、そして備蓄もそんなにたくさんありません。
何よりも、東京都の場合は、災害シナリオにも書かれてある通り、在宅避難を推奨されてます。
なぜならば、全員の人数分の避難所はないからです。
でもなぜか、皆さん自分のための避難所があると思ってないですか?
「いやぁ、よく来てくれはったね、はいこれお水、こちらで寝てくださいね」なんて自分の場所を確保されてると思いがちですけど、そんなことはないです。
今は、コロナ禍の影響もあって、収容人数は1/3まで減らされてます。
そうなると、避難所に逃げ込める人ってというのは、かなり少ないわけです。
そうなれば、おうちの中で避難するしかないですよね。
なので、それを豊かにするために今、備蓄をしてください。
防災あるある その5:スマホをずっと見てる
これほんとに皆さんにお伝えしたい。
災害が起きる、ついこの間も揺れましたよね。
ぐらっと来ました。
福島で震度4が来た時にちょうど講演会をしてたんですけど、震災後にみんなやったのは、すぐスマホです。
ずっとスマホ見てないですか?アラーム止めた後もずっとスマホで情報を取ってる方非常に多いです。
そこに本当にあなたが欲しい情報ってあるんでしょうか。
たぶん、本当にしなきゃいけないのは自分の目で見なきゃいけないことです。
ここは地割れしてないの?上からなにか落ちてないの?逃げられるの?水は出るの?電気は使えるの?っというさまざまな確認をしなきゃいけない。
災害時には日常でやってることしかできません。
つまり、大きな地震きても、そういう方はずっとスマホ見る可能性があります。
そういう癖をちょっと見直すことで、助かる可能性が非常にあがってくるわけです。
防災あるある その6:情報をアップデートしない
少し前は、地震が起きるとお風呂に水を貯めましょうなんて言われましたが、こんなのは20年前の知識です。
今はお風呂には水を貯めません。
そして汲んだお水でトイレも流しません。
政府は、配管が割れてるかもしれないので、水を使ってトイレを使うことはやめてくださいと推奨しています。
こういうこともバージョンアップしていかないと、何が起きるか知らないから水を流してしまう。
その汚物は下にしみ込んで割れてる配管から壁を伝って出てくる可能性があるわけです。
そういう事例もたくさんありますので、皆さんには、知識のバージョンアップ。
知識も備蓄していただきたいと思っています。
「おさない、はしらない、しゃべらない」では助からない
この標語、聞いたことありますか?「お・は・し」もしくは、「お・は・し・も」という名前で保育園や幼稚園、小学校で聞いているかもしれません。皆さん知ってらっしゃいますか?
それぞれ、「おさない・はしらない・しゃべらない」っていう標語になっていますけど、これ助かる?ほんまに、助かります?
押しても、走っても、声出しても逃げなきゃいけないのに、なぜか幼稚園、小学校。中学校、会社の避難訓練でもこれを言います。
これ実は、避難訓練のための標語ってご存じでしたか?
阪神淡路大震災が起きたときに、神戸市の消防局が避難訓練をするために全国の子供たちに募集して作られた標語なんです。
これは必ず防災リーダーがいないと成り立たない標語です。
皆さんは防災のリーダーになれますか?近くにいますか?
押さない・走らない・喋らないなんかで誰かの指示待ちをしていると、逃げられないってことなんです。
「よく見る、急いで逃げる、声をかける」を新常識に
私は考えた、標語は「よ・い・こ」です。「よく見る・急いで逃げる・声をかける」です。
「よく見る」→何を?
「急いで逃げる」→どこへ?
「声をかける」→誰に?
この3つを知識として備蓄するからこそ、標語って活きてくるんです。
本にもたくさんの知識が書いてありますので、この3つを覚えたうえでぜひ読んでみてください。
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命を護る方法や避難経路、備蓄、すべて自分目線では?
これまでお話したことは全部、自分目線だけなんです。
今日のテーマは人を護るです。
1人で逃げるときと、大事な人と一緒に逃げるときは逃げ方も変わります。
タイミングも変わります。そして、自分の快適と大切な誰かの快適は違うと思います。
睡眠ひとつとっても、どこでも寝れる人もいれば、音が気になって寝れない人もいらっしゃいます。
清潔に関しても、お風呂毎日入らなくても大丈夫って人もいらっしゃいまし、毎日髪を洗いたい人もいらっしゃいますよ。
そうなると、備蓄の量も変わるし、必要なグッズも変わってくるわけです。
夫婦であったとしても、その大切さは違うと思うので、自分だけの快適ではなく、大事な人の目線でも考えるということが大事なんです。
続きを読みたい方は③をお勧めします!
前回の記事を読みたい方は②からをおすすめします![sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/interview/50197 target=]辻先生の動画は[…]
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