ウォーターサーバーがあったら便利だな…。
でも高いイメージがあるからなかなか踏み出せない。
実は最近では競合が増え、以前よりも高品質な水が安く、高コスパで手に入れることができます。
自分に合ったウォーターサーバーはどのように選べばいいのでしょうか？
水代だけではなくウォーターサーバーを保持するために必要な金額はいくらかかるのでしょうか？
そこで、本記事では以下の点を中心に解説していきます。
- ウォーターサーバーの基本的な料金設定
- ウォーターサーバーを選ぶ際の注意点
ご自身に合ったウォーターサーバー選びの参考として、最後までお読みいただけたら幸いです。
ウォーターサーバーの基本的な料金
ウォーターサーバーの基本的な料金は、水代、レンタル代、電気代、配送料の4つに分かれます。
水代が最も大きな費用を占めており、24L換算で2,000円台から4,000円台まで幅広いです。
各メーカーの水代の差は、「天然水」「RO水」どちらを利用しているかという点が関係しています。
レンタル代は月額数百円程度であり、電気代や配送料もそれぞれ数百円程度です。
ウォーターサーバー各社が提供する水は、「天然水」の方が値段が高い傾向があります。
ウォーターサーバーのメリット・デメリット
実際にウォーターサーバーを使ってみて感じるメリットとデメリットにはどんな事があるでしょうか？
メリット
ウォーターサーバーのメリットには以下のようなものがあります。
- 常に新鮮な水を利用できるため健康的であること
- 冷水や温水がすぐに飲めること
- 使いきったら潰して処分できるため環境にも財布にも優しいこと
- 自宅まで配達されるため重い水を買いに行く手間が省ける
デメリット
ウォーターサーバーのデメリットには以下のようなものがあります。
- 設置場所が必要であること
- サーバー自体が重いので一度設置すると移動が大変
- 水道直結型の場合は水道管から離れた場所に設置することができないこと
- ウォーターサーバーを導入するために初期費用や電気を使用すること
- 長時間稼働させると電気代が増える可能
- 水道水が安全である場合は不要な出費であること
ウォーターサーバーの選び方
では、ウォーターサーバーは何を基準に選べば良いのでしょうか。
以下からウォーターサーバーの選び方を紹介していきます。
水の種類
ウォーターサーバーで使用される水の種類には、RO水、井戸水、湧水を原水とした天然水があります。
RO水は不純物やミネラル成分が除去された浄水であり、天然水は自然によって生み出された地下水です。
ウォーターサーバーの中には南アルプスの天然水を使用しているものもあります。
注文方法・宅配方法
ウォーターサーバーを利用するには、事前にウォーターサーバーの販売業者に申し込みをします。
申し込みには、利用期間や配送間隔、支払い方法などを選択する必要があります。
申し込み後、ウォーターサーバーの販売業者から配達日が連絡されます。
ウォーターサーバーの宅配方法には、自社配送と宅配業者配送の2種類があります。
配達日には、業者の担当者がウォーターサーバーを持参して、自宅に設置してくれます。
水の設置場所
ウォーターサーバーの設置場所は、電源が近く安定した場所であればどこでも設置可能です。
ただし、直射日光や斜めに傾く場所は避けるべきです。
また、水道からの距離に関しては、水道直結型サーバーは水道管との連結を必要とするため、水道管が近くにある場所が望ましいです。
水道からの距離が遠い場合は、配管を延長する必要があります。
卓上タイプのウォーターサーバーはコンパクトで便利なため、机やカウンターなど狭いスペースでも設置可能です。
ウォーターサーバーの設置方法
ウォーターサーバーの設置は、自分で行う方法と業者に依頼する方法があります。
自分で設置する場合、機種による重量の違いや設置場所の選定が重要です。
業者に依頼する場合、設置サービスの有無や料金を確認する必要があります。
自分で設置する
ウォーターサーバーは基本的には自分で設置可能です。
しかし、機種によっては重量が異なるため、特に2階以上の部屋に設置する際は注意が必要です。
設置場所も火災防止のために壁からの距離を保つなど、安全性を考慮する必要があります。
業者に設置を依頼する
業者に設置を依頼することも可能ですが、業者によっては設置サービスがない場合もあります。
料金も業者によって異なるため、契約前に確認が必要です。
業者に設置を依頼することで、安全かつスムーズに設置が可能となります。
ウォーターサーバー設置時の注意点
ウォーターサーバーの設置時には、電源の差し込みタイミングや設置後の使用タイミングに注意が必要です。
これらのタイミングを間違えると、設置作業がスムーズに進まない可能性があります。
すぐに電源を差し込まない
特にボタン式の機種では、ボトルをセットする前に電源を差し込むと、空焚き防止機能が働き給水作業ができなくなる可能性があります。
エラー状態になった場合は、一度電源を抜いてから再度設置作業を行う必要があります。
設置後すぐには使わない
ウォーターサーバーは設置後、冷水・温水が出るまでに時間がかかります。
機種によっては1時間から半日ほど必要な場合もありますので、取扱説明書を確認し、適切な時間放置することが重要です。
不安な方はウォーターサーバーの設置依頼がおすすめ
ウォーターサーバーの設置に不安がある方や、2階以上の部屋に設置したい方は、業者への設置依頼がおすすめです。
業者による設置は安全かつ迅速で、梱包材の回収やトラブル発生時の対応も行ってくれます。
安全にセットできる
業者による設置は、正しい手順で安全にセットできます。
自分で設置するよりもスムーズで、梱包材の回収も行ってくれる場合があります。
その場で問題を解決できる
業者による設置では、トラブルが発生してもその場で問題を解決してくれます。
初めての設置で不安な方や、トラブル解決の手間を省きたい方には特におすすめです。
契約時の落とし穴・注意点
契約時に聞き落としがちな毎月のお支払いに直結してくる大切な情報をお届けします。
ノルマや縛りがある
ウォーターサーバーの契約には、1ヶ月24L程度の注文ノルマがある場合が一般的です。
一人暮らしの人や普段からあまり水を飲まない人にとっては、水を使いきれない場合もあります。
こういった人たちは注文ノルマがあるウォーターサーバーは向かない場合もあります。
ウォーターサーバーをレンタルする際には、契約内容をよく確認しましょう。
注文のノルマがある場合には、自分の使用量に合わせて計画的に注文することが重要です。
サーバーのレンタル代が別でかかる
一般的にウォーターサーバーは本体のレンタル代がかかります。
レンタル費用については、販売会社によって異なりますが、月額数千円程度から数万円程度の幅があります。
また、初期費用として、契約金や設置費用が必要な場合もあります。
電気代がかかる
ウォーターサーバーの電気代は、冷水は80W〜130W程度で、温水は350W〜450W程度かかり、1ヶ月おおよそ月額500～1,000円ほどになることが一般的です。
使用環境によって若干の差は生じます。
ウォーターサーバー各社の情報によれば、一般的なウォーターサーバーの1ヶ月の電気代は1,000円未満であることが大半です。
ウォーターサーバーの契約期間と違約金
ウォーターサーバーの契約期間は、通常、1年または2年が一般的です。
契約期間内にサービスを解約すると、違約金が発生する可能性があります。
違約金の額は、企業やプランによって異なるため、契約時には詳細な条件を確認し、長期間の利用が見込まれるかどうか慎重に検討する必要があります。
特に、初期費用が無料や割引となっているプランでは、違約金が高額に設定されていることがありますので、契約内容の確認が不可欠です。
ウォーターサーバーについてのよくある質問
一人暮らしでも安く使える？
一人暮らしでもウォーターサーバーを利用することはお得な場合があります。
一人暮らしの人は、ひと月に必要な水の量が少ないため、配送スキップがある会社や注文ノルマなしのサーバーを選ぶことがポイントです。
また、一定期間宅配・配送を休めるサービスが用意されているか確認することも重要です。
一人暮らしでも、家にいる時間が長い人やお湯をよく使う人にとってはお得であることもあります。
機材の買い切りか貸切どちらが安い？
ウォーターサーバーのレンタルは、購入よりも比較的安く始められます。
メンテナンス代を含めても、レンタル開始から3年目くらいまでは購入したときよりコストが低くなることがあります。
一方で、1ヶ月の水の消費量が多くより長期的に利用する場合には、購入がお得です。
ただし、ウォーターサーバーを購入するメーカーはわずか4社であり、機種も限られているため、詳細を確認する必要があります。
ウォーターサーバーのレンタルか購入かは、1ヶ月の水の消費量や使用予定期間を考慮する必要があります。
赤ちゃんのミルクや離乳食で使える？
ウォーターサーバーの水は、厳しい品質管理のもと独自の検査が行われています。
品質の良い安全な軟水であるため、赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。
ウォーターサーバーの水は天然水とRO水がありますが、どちらもほとんどが軟水です。
ウォーターサーバーの水は粉ミルク用としても使えます。
また、離乳食作りにも利用できるため、赤ちゃんを待たせずにご飯を与えられるので親子どちらの負担も軽減できます。
安いウォーターサーバーについてのまとめ
ここまで安いウォーターサーバーの選び方について紹介しました、
要点を以下にまとめます。
- ウォーターサーバーの基本的な料金は水代、レンタル代、電気代、配送料にわけられ、合計月々5000円弱となる
- ウォーターサーバーを選ぶ際の注意点は水の種類・サーバーの設置場所のほかにも、配送間隔がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
