ホーム

認知症を学ぶ

down compression

介護を学ぶ

down compression

専門家から学ぶ

down compression

書籍から学ぶ

down compression

健康を学ぶ

down compression
健達ねっと>生活>クレジットカード>ネット銀行のデメリットとは?失敗しない選び方や注意点も解説!

ネット銀行のデメリットとは?失敗しない選び方や注意点も解説!

ネット銀行は、近年急速に普及しているオンライン銀行の一形態であり、その利便性や手軽さから多くの人々に利用されています。
しかし、便利さと引き換えに、ネット銀行にはいくつかのデメリットも存在します。

では、ネット銀行のデメリットとはなんでしょうか?
また、ネット銀行を選ぶ際には、どのようなことに気をつけるべきでしょうか?

本記事では、ネット銀行のデメリットについて以下の点を中心にご紹介します。

  • ネット銀行のデメリットとは?
  • ネット銀行の失敗しない選び方
  • ネット銀行をおすすめできない人

ネット銀行のデメリットについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

ネット銀行とは?一般的な銀行との違い

ネット銀行は、インターネットを通じて金融取引する新時代の銀行です。
従来の銀行と異なり、物理的な支店を持たず、オンライン上で全てのサービスを提供します。
この革新的なビジネスモデルにより、顧客は時間や場所に縛られることなく、銀行業務をすることが可能になりました。

では、具体的にネット銀行と一般的な銀行との違いを見ていきましょう。

ネット銀行と一般的な銀行の違い

ネット銀行と一般的な銀行の違いを以下の表にまとめました。

特徴ネット銀行一般的な銀行
支店の有無物理的な支店を持たない物理的な支店がある
手数料振込手数料が無料または低価格振込手数料が一般的に高め
利用時間24時間365日利用可能支店の営業時間に依存
サービス提供方法オンライン上で全サービスを提供オンラインサービスと支店での対面サービスを提供
金利高金利の預金商品を提供することが多い比較的低金利
取引方法インターネットを通じて全ての取引するインターネットバンキングと支店での取引が可能
現金の預入れ・引出し提携ATMやコンビニATMを利用自行のATMや支店で直接取引
顧客サービスオンラインチャットや電話でのサポートが中心対面でのサービス提供が可能
口座開設オンラインで完結オンラインまたは支店での手続きが必要
手続きの便利さ高い(利用可能範囲が広い)比較的低い(営業時間や場所に制限がある)

具体的なサービス内容や条件は、銀行によって異なる場合がありますので、利用を検討する際は各銀行の詳細情報を確認することが重要です。

ネット銀行のメリット

ネット銀行のメリットは多岐にわたります。

まず、運営コストの削減による手数料の安さが挙げられます。
多くのネット銀行では、振込手数料が無料または大幅に割安に設定されており、特に頻繁に振込みするユーザーにとっては大きなメリットとなります。

また、24時間365日いつでも手続きが可能であるため、忙しい現代人にとっては時間の制約を受けずに銀行利用できる点も魅力的です。
さらに、ネット銀行間の送金では即時に着金するサービスを提供している場合もあり、急ぎの送金にも対応できます。

ネット銀行でできること

ネット銀行では、一般的な銀行で行える取引のほとんどが可能です。

具体的には、

  • 口座開設
  • 預入
  • 引出し
  • 振込み
  • 残高照会
  • ローンの申し込み

などが挙げられます。

ただし、現金の預入れや引出しについては、コンビニや提携している他銀行のATMを利用する形になります。
この際、一定の条件下では手数料が無料になるなど、利用者にとって有利な条件が設けられていることが多いです。

また、取引明細はオンラインで確認でき、紙の通帳が発行されない代わりに、必要に応じて取引明細をダウンロードすることも可能です。

ネット銀行は、その便利さとコストパフォーマンスの高さから、多くの人に選ばれています。
特に、日常的にインターネットを利用している人にとっては、生活に密接に結びついた重要なサービスと言えるでしょう。

ネット銀行について、以下の記事でも解説しています。

関連記事

あなたはネット銀行についてどれほどご存じでしょうか?ネット上の広告やテレビCMなどで目にしたことがある方も多いと思います。しかし、いざ開設しようと思っても どこで開設したらいいのか どんなメリットがあるのか […]

ネット銀行のデメリットとは?

ネット銀行はその利便性で多くの人々に選ばれていますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。

これらのデメリットを理解し、上手に対処することで、ネット銀行の利用をより安全で快適なものにできます。

実店舗の不在

ネット銀行の最大の特徴である実店舗の不在は、同時に大きなデメリットともなり得ます。
問題や疑問が生じた際に、直接銀行員に相談できないため、解決までの時間が長引くことがあります。

また、特定の取引や相談を対面で行いたい場合には不便を感じることがあります。

システムメンテナンスやネットワーク障害

ネット銀行はインターネットを通じてサービスを提供しているため、システムメンテナンスやネットワーク障害が発生すると、サービスが一時的に利用できなくなることがあります。

これにより、緊急の取引が必要な時に利用できないというリスクがあります。

セキュリティリスク

インターネットバンキングの利用には、IDやパスワードなどの個人情報の管理が不可欠です。
これらの情報が漏洩すると、不正利用されるリスクがあります。

フィッシング詐欺やマルウェアなどのサイバー攻撃により、個人情報が盗まれる可能性があるため、常にセキュリティ対策を講じる必要があります。

引き落とし・振替口座に設定できない場合がある

一部のネット銀行では、公共料金の支払いや定期的な引き落としに対応していない場合があります
これにより、利用者は別の銀行口座を用意するなど、追加の手間が発生することがあります。

また、クレジットカードの支払いなどでネット銀行を利用する際にも、この点がデメリットとなることがあります。

ネット銀行を利用する際には、これらのデメリットを理解し、自分のライフスタイルや利用目的に合った銀行選びをすることが重要です。
また、セキュリティ対策をしっかりと行い、リスクを最小限に抑えることが求められます。

ネット銀行の失敗しない選び方

ネット銀行はその便利さと高い金利で人気がありますが、選び方を間違えると思わぬ不便や損をすることも。

ここでは、ネット銀行選びで失敗しないためのポイントを紹介します。

利用目的を明確にする

ネット銀行を選ぶ際、最も重要なのは「何のために使うか」を明確にすることです。
日常の支払いや小額の取引に使うのか、それとも貯蓄や大きな取引に使うのかによって、重視すべきポイントが変わってきます。

例えば、日常使いならATMの利用手数料の有無や利便性が、貯蓄目的なら金利の高さが重要な判断基準になります。

手数料とサービス内容を比較する

ネット銀行の大きな魅力の一つに、低い手数料があります。
しかし、銀行によっては特定の条件下でのみ手数料が無料になる場合もあるため、自分の利用状況に合った銀行を選ぶことが重要です。

また、提供されるサービス内容も銀行によって異なります。
例えば、外貨預金や投資信託など、特定のサービスを利用したい場合は、そのサービスを提供している銀行を選ぶ必要があります。

セキュリティ対策を確認する

オンラインでの取引が主となるネット銀行では、セキュリティ対策が非常に重要です。

二段階認証や不正アクセス検知システムなど、銀行がどのようなセキュリティ対策を講じているかを確認し、安心して利用できる銀行を選びましょう。

ユーザーレビューを参考にする

実際にそのネット銀行を利用している人の声は、銀行選びの大きな手がかりになります。

特に、操作のしやすさやカスタマーサポートの質は、実際に利用してみないとわからない部分も多いため、ユーザーレビューや評判を参考にすると良いでしょう。

ネット銀行を選ぶ際は、これらのポイントを踏まえ、自分のライフスタイルや利用目的に合った銀行を選ぶことが大切です。
選択肢が多い分、自分にとって最適な銀行を見つけられれば、より便利でお得な金融生活を送れるでしょう。

おすすめのネット銀行ランキング5選!

以下は、おすすめのネット銀行ランキング5選を表にまとめたものです。

順位ネット銀行名特徴・メリット
1位住信SBIネット銀行SBI証券との口座連携で普通預金金利アップ、ATM出金手数料や他行あて振込手数料無料などのお得な特典
2位auじぶん銀行ATM入金回数制限なし、振込手数料無料回数多数、外貨手数料無料
3位ソニー銀行手数料の安さ、セキュリティの高さ、外貨預金など金融商品の充実
4位PayPay銀行ネット振込手数料の安さ、デビットカードの利便性
5位楽天銀行楽天エコシステムの利用でポイントが貯まりやすい、コンビニATM利用や振込手数料無料回数あり

これらのネット銀行は、それぞれに特色があり、ユーザーのニーズに応じたサービスを提供しています。
自分の利用目的や好みに合わせて、最適なネット銀行を選ぶことが重要です。

ネット銀行をおすすめできない人

ネット銀行はその利便性や低コストで多くの人に選ばれていますが、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。

特に以下のような特徴を持つ人には、ネット銀行の利用をおすすめできない場合があります。

インターネットに不慣れな人

ネット銀行のサービスは、基本的にオンライン上で完結します。
そのため、インターネットの使用に慣れていない人にとっては、操作が難しいと感じることがあります。

また、問題が発生した際にオンラインでの問い合わせが主となるため、直接の対面サービスを好む人には不向きかもしれません。

セキュリティへの懸念が大きい人

ネット銀行はオンライン上での取引が主であるため、セキュリティリスクが伴います。
フィッシング詐欺やハッキングのリスクに対して、特に懸念が大きい人は、ネット銀行の利用をためらうかもしれません。

セキュリティ対策を自分で行う自信がない場合、ネット銀行は避けた方が良いでしょう。

現金の取り扱いが多い人

ネット銀行は実店舗を持たず、自社のATMも少ないため、現金の入出金に不便を感じることがあります。
特に現金の出し入れを頻繁に行う人は、提携ATMの利用手数料が高くつく場合があります。

このような場合、従来の銀行の方が便利かもしれません。

対面でのサービスを重視する人

ネット銀行には実店舗がないため、何か問題が発生した際に直接相談できる窓口がありません。
ローン相談や複雑な金融商品についての相談を直接行いたい人にとっては、ネット銀行は不向きです。

対面でのサービスを重視する人は、従来の銀行を選ぶ方が良いでしょう。

ネット銀行は多くのメリットがありますが、上記のような理由から、すべての人に合うわけではありません。
自分のライフスタイルやニーズに合わせて、最適な銀行選びをすることが重要です。

ネット銀行を安全に利用するための方法

ネット銀行の利便性は魅力的ですが、その便利さの裏でセキュリティリスクも潜んでいます。
不正アクセスやフィッシング詐欺など、オンラインバンキングを取り巻く脅威は日々進化しています。

ここでは、ネット銀行を安全に利用するための具体的な方法を紹介します。

最新のセキュリティ対策する

ネット銀行を利用する際は、常にセキュリティ対策を最新の状態に保つことが重要です。

OSやアプリケーションのアップデートは定期的に行い、セキュリティソフトも最新版を使用しましょう。
これにより、脆弱性を悪用した攻撃から自分を守れます。

強固なパスワードを設定する

パスワードはネット銀行のセキュリティを守る最初の砦です。
簡単に推測されるようなパスワードは避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた複雑なものに設定しましょう。

また、定期的にパスワードを変更することも、セキュリティを高める上で効果的です。

フィッシング詐欺に注意する

フィッシング詐欺は、偽のウェブサイトやメールを使って個人情報を盗み出す犯罪です。
銀行を装った怪しいメールが届いた場合は、絶対にリンクをクリックしないようにしましょう。

また、銀行からのメールに心当たりがない場合は、直接銀行に問い合わせて確認することが重要です。

二段階認証を利用する

多くのネット銀行では、ログイン時にパスワードとは別に、スマートフォンなどに送信される一時的なコードを入力する二段階認証を導入しています。

この機能を有効にすることで、パスワードが漏洩しても不正ログインを防げます。

定期的に口座の確認する

定期的にネット銀行の口座を確認し、不審な取引がないかチェックしましょう。
もし怪しい取引を発見した場合は、すぐに銀行に連絡を取り、対応を依頼することが重要です。

早期に発見し対処することで、被害を最小限に抑えられます。

ネット銀行を安全に利用するためには、利用者自身の意識と行動が非常に重要です。
上記の方法を実践し、安心してネット銀行の便利さを享受しましょう。

ネット銀行の企業採用率

近年、ネット銀行の利用が個人だけでなく、企業間でも拡大しています。帝国データバンクが発表した「2022年全国企業『メインバンク』動向調査」によると、都市銀行の利用は減少傾向にある一方で、ネット銀行は大幅なシェア拡大を継続しています。

ネット銀行の企業採用率とその背景について掘り下げていきます。

企業におけるネット銀行の採用状況

2023年2月の帝国データバンクによる調査では、全国の企業のうち28.0%がネット銀行と取引していることが明らかになりました。

一方で、61.5%の企業はネット銀行との取引がないと回答しています。
特に、新型コロナ禍を機にネット銀行との取引を再開または開始した企業は全体の2%にとどまっています。

企業規模別のネット銀行利用状況

以下は、帝国データバンクの調査に基づく企業規模別のネット銀行利用状況を表にまとめたものです。

企業規模ネット銀行と取引している企業の割合
大企業22.8%
中小企業29.0%
小規模企業30.6%
従業員数5人以下32.2%
従業員数6~20人30.3%

この表から、企業規模が小さいほどネット銀行との取引割合が高いことが読み取れます。
特に、従業員数が5人以下の小規模企業では、約3割以上がネット銀行と取引しており、この傾向は中小企業や大企業に比べて顕著です。

業界別のネット銀行利用状況

以下は、帝国データバンクの調査結果に基づく業界別のネット銀行利用状況を表にまとめたものです。

業界ネット銀行と取引している企業の割合
小売39.8%
不動産33.8%
サービス31.4%
農・林・水産30.6%
主な業種
医薬品・日用雑貨品小売42.3%
飲食店40.7%
人材派遣・紹介38.5%
専門商品小売(ガソリンスタンド等)38.0%
各種商品小売36.0%

この表から、特に小売業界でネット銀行の利用が高い割合を示していることがわかります。

小売業界内でも、医薬品・日用雑貨品小売や飲食店などの個人消費に密接に関連する業種でネット銀行との取引割合が特に高くなっています。
これは、キャッシュレス決済の普及や、手数料の低さなどが背景にあると考えられます。

創業年数と社長の年齢によるネット銀行利用の傾向

以下は、帝国データバンクの調査結果に基づく、創業年数と社長の年齢によるネット銀行利用の傾向を表にまとめたものです。

創業年数ネット銀行と取引している企業の割合
5年未満43.6%
5年以上10年未満38.8%
10年以上20年未満36.4%
20年以上40年未満30.6%
40年以上70年未満26.8%
70年以上100年未満24.1%
100年以上24.5%
社長の年齢ネット銀行と取引している企業の割合
39歳以下30.7%
40代30.2%
50代29.9%
60代以上全体を下回る

この表から、創業年数が短い、つまり新しい企業ほどネット銀行との取引割合が高いことがわかります。
特に創業5年未満の企業では、ほぼ半数近くがネット銀行と取引しています。

また、社長の年齢が若い企業ほどネット銀行との取引割合が高く、特に39歳以下の社長を持つ企業でその傾向が顕著です。
これらのデータは、新しい企業や若い経営者が新しい金融技術やサービスに対して開かれていることを示しています。

金融機関からの融資姿勢とネット銀行利用の関係

金融機関からの融資姿勢が積極的でない業種ほど、ネット銀行の利用割合が高まる傾向があります。
これは、ネット銀行が融資手続きの煩雑さが少なく、創業初期や赤字の企業でも融資を受けやすいというメリットがあるためです。

ネット銀行の企業採用率の拡大は、金融サービスのデジタル化が進む中で、今後も続くと予想されます。
企業にとって低コストで利便性の高いネット銀行は、従来の銀行とは異なる選択肢として、ますます重要性を増していくでしょう。

(出典:ネット銀行との取引に関する企業の動向調査

ネット銀行のデメリットに関するよくある質問|Q&A

ここでは、よくある質問に答えていきます。

ネット銀行は危ないですか?

ネット銀行は一般的に安全ですが、サイバー攻撃のリスクや個人情報の漏洩が懸念されることがあります。
利用者はセキュリティ対策を徹底することが重要です。

ネット銀行を使うメリットとデメリットは?

メリットとしては、手数料の安さや24時間利用可能な点が挙げられます。

デメリットは、対面でのサービスがないため、問題が発生した際の対応が遅れることがあります。

ネットバンクの問題点は何ですか?

ネットバンクの問題点としては、

  • システム障害によるアクセスの困難
  • オンライン上での詐欺被害のリスク

などが挙げられます。

ネット銀行を使わない理由は何ですか?

ネット銀行を使わない理由としては、対面での相談を重視する方や、オンライン取引に対する不安がある方が多いことが挙げられます。

ネット銀行のデメリットまとめ

今回はネット銀行のデメリットについてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。

  • ネット銀行のデメリットとは、実店舗の不在、システムメンテナンスやネットワーク障害の可能性、セキュリティリスク、引き落とし・振替口座に設定できない場合などがある
  • ネット銀行の失敗しない選び方は、利用目的を明確にする、手数料とサービス内容を比較する、セキュリティ対策を確認する、ユーザーレビューを参考にすること
  • ネット銀行をおすすめできない人は、インターネットに不慣れな人、セキュリティへの懸念が大きい人、現金の取り扱いが多い人、対面でのサービスを重視する人

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
  • グループホーム展開
  • 介護付有料老人ホーム展開
  • 小規模多機能型居宅介護
  • その他介護事業所運営
  • 食事管理
  • 栄養提供
  • 福祉用具販売
  • 障がい者雇用

スポンサーリンク