じーちゃんのことを家族に任せたものの、やっぱり心配で仕事中ずっとじーちゃんのことが頭から離れませんでした。
仕事のお昼休憩に入ってすぐに、家族からじーちゃんについて連絡が来てないか確認しに行きました。
ひとまず、一命は取り留めたみたいでした。1日何十回と転んでも無事、頭が割れても無事…。じーちゃんは不死身なんじゃないかと疑いました笑(今だから笑えますが)
命の危険はもうないとわかっていてもやっぱり心配で、仕事から帰宅してすぐにじーちゃんの様子を見にいきました。
ひどい傷でしたが、入院もせず済みました。
じーちゃんが無事なのは何よりですが…
怪我の処置にしばらく通院しなければならないので、デイサービス利用開始時期がいきなり延期に。
要介護認定を経て施設見学にも行き、あと3日でデイサービス利用できる!…というところでの思わぬアクシデントでした。
傷が落ち着くまでは今まで通り、家族みんなでじーちゃんを介護する日々が続きました。
これ以上転んだらまた大変なことになるので、家にいる間はじーちゃんに付きっきりです。
じーちゃんが立てばわたしも立つ、じーちゃんがどこかへ行こうとすれば私も一緒に行く、いつ動くかわからないので極力同じ部屋にいます。
急激にバランスが取れなくなっていて、支えていてもほとんど歩けなくなりました。
待っていても一向に前進しないのとトイレに間に合わない焦りで、終いには強引に押して介助していました。(押したところで歩けるわけではないし、むしろ重心が後ろにいきすぎて余計進めない)
これはパーキンソン病の特徴的な症状のひとつ、「すくみ足」です。
一度足がすくむとなかなか足が前に出なくなります。足が床にくっついてしまっているような感じです。筋肉がこわばっているので、後ろから押しても前から引っ張ってもその場から動けません。