生活習慣病の1つでもあるのが脂質異常症です。
ヨーグルトは健康食品として多くの人々に親しまれており、日常の食生活に取り入れることで健康維持に役立つと言われています。
しかし、脂質異常症の人々にとって、ヨーグルトは本当に安全で健康的なのでしょうか?
今回は、脂質異常症とヨーグルトの関係について理解するために以下の点を中心に解説していきます。
- ヨーグルトと脂質異常症の関係
- 脂質異常症の原因と症状
- 脂質異常症の予防法・改善策
脂質について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
食の欧米化など、生活スタイルの変化に伴い、日本でも生活習慣病が問題になっています。生活習慣病は、誰しもがなってしまう病気であるため、正しい知識を身につけ予防していくことが大切です。生活習慣病とは、どのような病気なのでしょうか?[…]
”コレステロールや高めの血圧が気になる方に!”
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脂質異常症とは
※画像はイメージです
脂質異常症は血液中のコレステロールや中性脂肪の数値が異常になることです。
一定の基準値よりも脂質が多すぎたり少なすぎる状態のことをいいます。
- 脂質異常症の場合、血液中に通常よりも多くのコレステロールや脂分が流出します。
- 余分な脂質はやがて血管壁にたまり、動脈硬化を起こしやすくなります。
- さらに動脈硬化によって心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすリスクが高くなるのです。
健康診断で、中性脂肪が高いと診断されたときは脂質異常症に罹患するリスクがあることを知る必要があります。
以前は「高脂血症」ともいわれてましたが、脂質の数値が高いばかりでなく低すぎても「異常」になります。
「高くても低くても高脂血症」では名称にそぐわないため、最近は「脂質異常症」と呼ばれるようになりました。
脂質異常症の診断基準
日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」の脂質異常症の診断基準は、以下の通りです。
LDL(悪玉)コレステロール | 140mg/dⅬ 以上 | 高LDL(悪玉)コレステロール血症 |
120~139mg/dⅬ | 境界域高LDL(悪玉)コレステロール血症 | |
HDL(善玉)コレステロール | 40mg/dⅬ 未満 | 低HDL(善玉)コレステロール血症 |
トリグリセライド | 150mg/dⅬ 以上 | 高トリグリセライド血症 |
Non-HDL(善玉)コレステロール血症 | 170mg/dⅬ 以上 | 高non-HDL(善玉)コレステロール血症 |
150~169mg/dⅬ | 境界域高non-HDL(善玉)コレステロール血症 |
出典:日本動脈硬化学会【動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版】
LDL(悪玉)コレステロール値や中性脂肪が高すぎても、またHDL(善玉)コレステロールが低すぎても心筋梗塞や狭心症を引き起こすリスクが高まります。
2006年まで脂質異常症は「総コレステロール値(220mg/dⅬ以上)」が診断の基準でした。
しかしそれでは「悪玉」と「善玉」のどちらの数値が良くないのか判断できません。
またHDL(善玉)コレステロール値が上がった良い状態であっても、総コレステロール値も同時に上昇してしまいます。
脂質異常症の診断基準について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧ください。
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脂質異常症の種類と原因
脂質異常症の原因は、体質や遺伝子異常、2次的に引き起こされるなど様々です。
脂質異常症は大きく以下の2つの種類に分類されます。
- 続発性脂質異常症
- 原発性脂質異常症
続発性脂質異常症
続発性脂質異常症は別の疾患や薬により2次的に引き起こされる疾患です。
続発性脂質異常症は高コレステロール血症と高トリグリセライド血症に分けられます。
高コレステロール血症はコレステロールの種類と量のバランスで3つに分類されます。
詳細は以下の通りです。
- 高LDL(悪玉)コレステロール血症:血中のLDL(悪玉)コレステロールが過剰(≧140mg/dL)
- 境界域高LDL(悪玉)コレステロール血症:LDL(悪玉)コレステロールが境界(120~139mg/dL)
- 低HDL(善玉)コレステロール血症:血中のHDL(善玉)コレステロールが不足(<40mg/dL)
- 高トリグリセライド血症:血中のトリグリセライドが過剰(≧150mg/dL)
続発性脂質異常症の治療として、原因疾患を特定することが重要です。
原因疾患を治療することで脂質異常症の多くは改善します。
また、生活習慣を見直すことや薬を変更すると改善が期待できます。
続発性脂質異常症の原因
続発性脂質異常症の原因は病気や、薬の副作用があります。
病気のうち、生活習慣病は続発性脂質異常症の主たる原因になります。
生活習慣のうち、運動不足と脂質の過剰摂取が脂質異常症を発症させる原因になります。
具体的には、
- 座っている時間が長い生活習慣
- 飽和脂肪酸やコレステロール、トランス脂肪酸の過剰摂取
を続けると中性脂肪やLDL(悪玉)コレステロールが増加し脂質異常症を発症させやすくなります。
糖尿病を患っていると脂質異常症を合併しやすくなります。
肝臓は余った糖分を分解し中性脂肪を蓄える働きがあります。
糖尿病で血糖値が高い状態が続くと肝臓は余った糖分から大量の中性脂肪を作り出します。
膵臓ホルモンの一つであるインスリンは脂肪を分解する働きがあります。
しかし、糖尿病になるとインスリンの分泌が少なくなり、脂肪の分解が減少します。
その他、以下の疾患や薬の副作用は脂質異常症を発症させる原因になります。
アルコールの乱用 | 慢性腎臓病 | 甲状腺機能低下症 |
原発性胆汁性肝硬変 | ステロイドホルモン薬 | 避妊薬 |
原発性脂質異常症
原発性脂質異常症は遺伝が原因で発症する脂質異常症です。
家族性高コレステロール血症は原発性脂質異常症の中で最も発症頻度が高いです。
原発性脂質異常症は100人に1~2人発症するといわれています。
家族性高コレステロール血症は染色体の優性遺伝が発症要因になります。
両親の一方に染色体異常があれば発症します。
また、家族性高コレステロール血症は動脈硬化を合併させやすい疾患です。
若くして心筋梗塞などを発症する方は家族性高コレステロール血症の可能性があります。
原発性脂質異常症の疾患分類のうち、発病率の高い疾患は以下の通りです。
家族性高コレステロール血症 | 家族性高トリグリセリド血症 | 家族性血管アポリポタンパク質B-100血症 | 家族性複合型高脂血症 | 家族性異常βリポタンパク質血症 |
原発性脂質異常症の検査法として、まず中性脂肪など血清脂質測定を行います。
その後、リポタンパクやアポリポタンパクを測定することで遺伝性が鑑別できます。
原発性脂質異常症の治療法は、食事療法、運動療法、薬物治療があります。
食事療法ではカロリー制限や脂質・コレステロール制限などが重要になります。
薬物治療ではコレステロールや中性脂肪を下げる薬が中心となります。
家族性高コレステロール血症は血清中のLDL(悪玉)コレステロールを除去する方法があります。
脂質異常症の症状
ほとんどの場合、脂質異常症は症状が現れることはありません。
しびれや目の異常、皮膚のかゆみなどの症状も特にありません。
健康診断で検査値がよくない方も、自覚症状がないため、放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。
実は、放置してしまったことが原因で、気がつかないうちに動脈硬化が進んでしまう可能性もあります。
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コレステロール・中性脂肪とは?
血液中に含まれる脂質は主にコレステロールと中性脂肪で構成されています。
コレステロールはステロイド化合物の一種です。
血液中でたんぱく質と合成し、HDL(善玉)コレステロールやLDL(悪玉)コレステロールを形成します。
コレステロールは細胞膜を構成する主要成分で、脳や肝臓などに含まれています。
また、生命維持に必要なホルモンや胆汁酸、ビタミンDの原料になります。
LDL(悪玉)コレステロールが増えすぎると脂質異常症の原因になります。
中性脂肪は食品に多く含まれる脂質で、脂肪酸が3本束ねられた構造をしています。
エネルギーを貯蔵する役割や皮下脂肪での体温調整、クッションの役割などがあります。
中性脂肪は血中内で一定の量に保たれるよう調整されます。
中性脂肪を摂りすぎたり体内でうまく処理されないと肥満や生活習慣病の原因になります。
そのため「脂質異常症」と診断されることがあることから、タイプ別に数値を明確化して診断されるようになりました。
脂質異常症について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧ください。
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脂質異常症の予防策|注意が必要な食材は?
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脂質異常症を防ぐために、どうしたらよいのでしょうか。
対策をご紹介します。
生活習慣の見直し
脂質異常症の要因の多くは、生活習慣を見直すことで改善することができます。
食生活では、中性脂肪やコレステロールを含む食品を減らすことが大切です。
また、脂質のとり方にも注意する必要があります。
他には、運動はとりすぎたカロリーを消費し、代謝を促進するとともに、LDL(悪玉)コレステロールを減らして、HDL(善玉)コレステロールを増やす効果があります。
そして、喫煙者は直ちに禁煙をしましょう。
検査を受ける
血液検査により、血液中の「総コレステロール値」「中性脂肪値」「HDL(善玉)コレステロール」「LDL(悪玉)コレステロール値」がわかるので、血液検査を受けましょう。
血液検査で結果が基準値よりも高かった方は、生活習慣を見直し、改善することが大切です。
コレステロールを下げることについて詳しく知りたい方は以下の記事もお読みください。
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脂質異常症の人が食べてはいけないもの
脂質異常症では食事の影響を受けるので、注意すべき食材もあります。
つい買っていないかを確認しましょう。
飽和脂肪酸を多く含む食材
飽和脂肪酸とは牛肉や豚肉の白い部分である脂身に多く含まれています。
温度が下がったときに個体になる脂にはたくさんの飽和脂肪酸が含有されています。
LDL(悪玉)コレステロール値の悪化は、食事中の飽和脂肪酸が多くなることで引き起こされます。
また、脂質なのでカロリーも多くなってしまいカロリー制限の足枷になってしまいます。
コレステロールを多く含む食材
食事に含まれるコレステロールは体内のコレステロールと関係があるとされていましたが、現在の「日本人の食事摂取基準」では食材中のコレステロール量は定義されていません。
しかし、上限がないからといって制限なく食べて良い訳ではありません。
コレステロールを多く含む食品はカロリーが多くなりやすいので注意が必要です。
アルコール
アルコールには食欲を増加させる働きがあり、おつまみや酒の肴を食べ過ぎてしまいます。
さらに、アルコールにもカロリーがあるためカロリー過多に陥る危険性があります。
禁酒や休肝日を設けるなどお酒はほどほどにして健康を維持しましょう。
タンパク質について筋肉づくりや維持の為に、タンパク質を凝縮したプロテインを摂取する方も多いでしょう。しかし、タンパク質の特徴や過不足などを知らないと、健康のためのタンパク質摂取が逆効果になってしまうことがあることをご存じでしょうか。[…]
ヨーグルトの健康効果
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ヨーグルトは、その美味しさだけでなく、健康に対する多くの効果が注目されています。
特に、善玉菌として知られる乳酸菌の働きにより、腸内環境の改善や免疫機能の向上など、さまざまな健康効果が期待されています。
ヨーグルトの成分とその効果、乳酸菌の役割、そしてヨーグルトの乳製品としての特性について詳しく解説します。
ヨーグルトの成分とその効果
ヨーグルトは、乳を主原料としており、ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養素を豊富に含んでいます。
特に、カルシウムやビタミンB群は骨や神経の健康をサポートします。
また、ヨーグルト特有の乳酸菌は、腸内環境を整える効果があり、便秘解消や免疫力向上に役立つとされています。
乳酸菌の役割
乳酸菌は、ヨーグルトに含まれる善玉菌の一種で、腸内の有害な細菌の増殖を抑える働きを持っています。
これにより、腸内環境が整い、消化吸収がスムーズに行われるようになります。
また、乳酸菌は免疫機能の向上にも寄与し、風邪やインフルエンザなどの感染症から体を守る効果も期待されています。
乳製品としてのヨーグルトの特性
ヨーグルトは、牛乳や乳酸菌を使用して発酵させた乳製品の一つです。
チーズやバターとは異なり、ヨーグルトは発酵過程で乳酸菌が増殖し、特有の酸味や滑らかな食感を持っています。
この発酵過程により、乳糖を分解する酵素が増えるため、乳糖不耐症の人でも消化しやすくなるという特性も持っています。
ヨーグルトの効果について、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧ください。
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ヨーグルトの摂取と脂質異常症の関係
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ヨーグルトは、健康と美容の両面での利点が注目される食品として、多くの人々に日常的に摂取されています。
しかし、ヨーグルトの摂取が脂質異常症にどのような影響を及ぼすのかは、健康を意識する多くの人々の関心事です。
ヨーグルトとコレステロールの関係
コレステロールは、私たちの体にとって必要不可欠な脂質の一つです。
しかし、過剰な摂取は健康リスクを引き起こす可能性があります。
ヨーグルトには、コレステロールの吸収を抑制する成分が含まれていると言われています。
ヨーグルト摂取時の中性脂肪の変動のメカニズム
ヨーグルトの摂取は、中性脂肪の変動に影響を与えることが研究で明らかにされています。
ヨーグルトに含まれる特定の成分が、中性脂肪の生成や分解に作用すると考えられています。
特に、ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の善玉菌のバランスを整えることで、中性脂肪の代謝を促進する効果があるとされています。
乳酸菌の摂取により、コレステロールや中性脂肪の数値を正常化する効果が期待されています。
添加物や糖分の影響
これまでヨーグルトの良い部分を説明しましたが、実際にはそれだけではありません。
むしろ、脂質異常症をさらに悪化させてしまう可能性も存在します。
ヨーグルトには、風味を向上させるためや賞味期限を延ばすための添加物が含まれることがあります。
また、甘さを増すために糖分が多く含まれるヨーグルトも存在します。
これらの添加物や糖分が、脂質異常症患者にとって大きなリスクとなり得ます。
糖分の過剰摂取は、血糖値やコレステロール値の上昇を引き起こすでしょう。
添加物によっては、体内の脂質の代謝に悪影響を及ぼす可能性もあります。
脂質異常症でもヨーグルトが食べたい!
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前述したように脂質異常症の場合は、ヨーグルトの摂取に気を付ける必要があります。
しかし脂質異常症だからといって「ヨーグルトを食べてはいけない」ということではありません。
食べる量や食べ方に注意することでヨーグルトを摂取することはもちろん可能です。
ここでは脂質異常症と診断された方の乳製品ヨーグルトの選び方や食べ方をご紹介します。
LDL(悪玉)コレステロール値が高い方
ヨーグルトなどの乳製品を食べる時に注意が必要なのは、脂質異常症の中でもLDL(悪玉)コレステロール値が高い方です。
なぜかというとLDL(悪玉)コレステロール値が高くなる原因は「飽和脂肪酸の摂り過ぎ」であることが多いためです。
飽和脂肪酸の1日の摂取目安量は、成人の男女ともに7%以下が理想といわれています。
成人の1日あたりの食事摂取量1800kcalで換算すると飽和脂肪酸は1日約14g以下にするのが目安になります。
では、ヨーグルトはどれくらいの飽和脂肪酸を含んでいるのでしょうか?
品名 | 飽和脂肪酸 含有量(g) | コレステロール(mg) | カロリー(kcal) |
全脂ヨーグルト | 1.83 | 12 | 62 |
低脂肪ヨーグルト | 0.58 | 5 | 45 |
無脂肪ヨーグルト | 0.16 | 4 | 42 |
ドリンクタイプ(加糖) | 0.33 | 3 | 65 |
※1食分100gあたり
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
上記の表にある「全脂ヨーグルト」とは一般的に販売されているプレーンヨーグルトです。
低脂肪や無脂肪タイプにするだけで、飽和脂肪酸やコレステロールの摂取量を減らすことができます。
HDL(善玉)コレステロール値が低い方
HDL(善玉)コレステロール値は善玉とはいえ、コレステロールであることに違いありません。
しかしヨーグルトを食べたからと言って大きな影響はみられません。
HDL(善玉)コレステロール値を上げるためには、中性脂肪を下げることが必要です。
そのため中性脂肪を上げないヨーグルトを意識して摂ることをおすすめいたします。
後述する「中性脂肪が高い方」もぜひ参考にしてください。
中性脂肪値が高い方
中性脂肪は「糖質の過剰摂取」に気をつけなければなりません。
過剰に摂取した余った糖質によって中性脂肪の数値は上昇するためです。
そのため加糖ヨーグルトや加工フルーツが入ったもの、またドリンクタイプのヨーグルトはできるだけ避けるのが得策です。
脂質異常症と診断された場合のヨーグルト摂取は「脂肪分」や「糖分」に注意して選ぶことが必要です。
脂質異常症を改善するためのポイント
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脂質異常症を改善するためのポイントには
- 肉より魚や大豆製品を多く摂取する
- 野菜や海藻、キノコ類を多く摂取する
- 油の摂取量や質に気を付ける
などがあります。
それぞれ具体的にご紹介いたします。
肉より魚や大豆製品を多く摂取する
主菜は肉類よりも、できるだけ魚類や大豆製品を取り入れた料理を選びましょう。
1日1皿以上は、サバ、イワシ、アジなどの青魚、豆腐、納豆などの大豆製品を摂るのがおすすめです。
青魚は、不飽和脂肪酸のEPAやDHAなどの特定保健用食品にもなっている栄養効果が高い食品です。
EPAやDHAは、食後の血液中の中性脂肪が上昇しにくいため、脂質異常症の改善につながります。
また、大豆にはタンパク質と食物繊維が含まれており、コレステロールを下げる効果があります。
さらに、納豆に含まれる納豆キナーゼという酵素は血栓を溶かして、血液をサラサラにする効果があります。
にら、玉ねぎ、にんにくなどに含まれる成分も血液をサラサラにしてくれるため、積極的に摂りましょう。
野菜や海藻、キノコ類を多く摂取する
野菜、海藻、キノコ類を毎食時に1品以上は食べましょう。
野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
また、抗酸化力があり、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
とくに、ピーマンやにんじんなどの緑黄色野菜は、ビタミンA、C、Eやポリフェノールが豊富で強い抗酸化力があります。
キャベツ、大根などの色の薄い野菜は、ビタミンCが豊富に含まれています。
海藻とキノコ類には、どちらも食物繊維が豊富に含まれています。
また、コレステロールの吸収を抑えたり、余分な脂肪分を体外に排出する働きがあります。
こんぶ、めかぶ、なめこなどのネバネバした成分は、水に溶けやすい水溶性食物繊維で、血流をよくします。
また、中性脂肪やコレステロールも減らす効果があります。
野菜を食べるときは、生野菜を食べるよりもゆでた野菜を食べた方が嵩が減り、たくさん食べられます。
また、緑黄色野菜に含まれるビタミンA、Eは油に溶け出てしまう性質があるので、少量の油で料理しましょう。
油の摂取量や質に気を付ける
油の摂取量に気を付けたうえで、質の悪い油を控えることが大切です。
質の悪い油には、動物性脂肪、トランス脂肪酸、ショートニングなどがあります。
質の悪い油を過剰に摂ると、LDL(悪玉)コレステロールが増加し、HDL(善玉)コレステロールが減少します。
そのため、動脈硬化のリスクが高まります。
質の良い油は、不飽和脂肪酸を多く含むえごま油、しそ油、亜麻仁油、オリーブ油などがあります。
質の良い油を積極的に摂ることで、血液中の中性脂肪やコレステロール値を調節する効果があるとされています。
肉を食べるときは、脂身の少ないヒレなどを選ぶか、脂身はできるだけ残すようにしましょう。
また、料理の際は、油では揚げずにグリルで焼くか、湯通しして油分な油を落としましょう。
蒸し料理も余分な油を落とせるため、おすすめです。
油は取りすぎないように注意したうえで、質の悪い油を控え、できるだけ質の良い油を選びましょう。
質の悪い油とは、動物性脂肪(バター、ラード、肉の脂身)やトランス脂肪酸(マーガリン、ショートニングなど)です。
質の悪い油を過剰摂取すると、LDL(悪玉)コレステロールが増加し、HDL(善玉)コレステロールが減少するため、動脈硬化のリスクが高まります。
質の良い脂とは、不飽和脂肪酸を多く含むオリーブ油、亜麻仁油、しそ油、えごま油などで、血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがあると言われています。
肉は脂身の少ない部位(ヒレ、ももなど)を選ぶか、脂身はなるべく残すようにしましょう。
調理の際は、油で揚げるのは避け、グリルで焼く、湯通しして余分な脂を落とす、蒸す、といった、油を過剰に使わない方法を工夫してみましょう。
脂質異常症の薬物療法|治療薬や効果的なサプリメントはある?
※画像はイメージです
脂質異常症の治療は、まず食事療法や運動療法を行います。
それでも効果が思うように出ず、動脈硬化などリスクが高い場合は、薬物療法を行います。
薬物療法は、食事療法、運動療法と同時に行わなくてはなりません。
脂質異常症の薬には、大きく分けて以下のような3つの種類があります。
- コレステロール値を下げる薬
- コレステロール値と中性脂肪値を下げる薬
- 中性脂肪値を下げる薬
脂質にイエローカードが出た場合にはサプリがおすすめです。
リコピンやカテキンは、血中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる効果が認められています。
機能性表示食品、特定保健用食品、サプリなどで積極的に摂りたい成分です。
コレステロールは、健康を保つ上で大切な役割があります。しかし、コレステロールが過剰になると健康に悪影響を与えます。では、コレステロールの薬を飲み続けるとどうなるのでしょうか。本記事では、コレステロールの薬を飲み続けるとどうな[…]
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コレステロール対策におすすめのサプリ8選
コレステロール値を下げるための方法として、食習慣や生活習慣の改善と併せて活用していただきたいのがサプリメントです。
日々の食事や運動から意識することはもちろん、より良い効果を得るためにサプリメントを上手に活用していきましょう。
おすすめのサプリメントをご紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。
コレステロール対策におすすめのサプリ早見表
商品名 | 商品詳細 | 定期購入価格 | 通常価格 | 内容量 | その他成分 | 安全性 | 総合評価 | |
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※画像はイメージです ※画像はイメージです レイデルポリコサノール10 | レイデルポリコサノール10 | 商品詳細はこちら | 初回お試し(7粒)500円 2回目以降:5,832円 | 6,480円 | 初回お試し7粒/ 通常商品30粒(コレステロール対策には1日1粒・血圧対策には1日2粒) | 乳糖/サトウキビ抽出末/澱粉分解物/結晶セルロース/HPMC/HPC/CMC-Ca/グリセリン/ステアリン酸カルシウム | ・機能性表示食品 【届出番号:E137 】 ・臨床試験とSCI級論文発表の実績160件以上 ・厳格なGMPライセンスを取得した国内工場で生産 | 4.5 |
※画像はイメージです こころ習慣(コレステ) | こころ習慣 | 商品詳細はこちら | 初回(お試し):980円 2回目以降:4,299円 | 7,100円 | 60粒(30日分) | 麦芽糖/ギャバ含有乳酸菌発酵抽出物/松樹皮抽出物/セルロース/ステアリン酸カルシウム/二酸化ケイ素/ビタミンE | 機能性表示食品【届出番号:E445 】 GMP基準に準拠した国内の工場で製造 | 3.5 |
※画像はイメージです 極上グリル | 極上クリル | 商品詳細はこちら | 初回(お試し):980円 2回目以降:5,227円 | 6.480円 | 120粒(30日分) | DHA&EPA | _ | 3.5 |
※画像はイメージです コレステ生活 | コレステ生活 | 商品詳細はこちら | 5,400円 | 3,700円 | 62粒(31日分) | 松樹皮由来プロシアニジン | _ | 3.5 |
※画像はイメージです コレステサプリ | コレステサプリ | 商品詳細はこちら | 初回:980円 2回目以降:3,515円 | 2,500円 | 60粒 | デキストリン/ミルクカルシウム/マルトース/寒天/食用油脂/オリーブ葉抽出物 | 機能性表示食品【届出番号:G147】 | 3.0 |
※画像はイメージです 緑でサラナ | 緑でサラナ | 商品詳細はこちら | 初回(お試し): 1,296円 2回目以降:1,523円 | 6,480円 | 1缶160g✖️30缶 | SMCS/ブロッコリー/キャベツ/パセリ/大根葉/セロリ/レタス/ほうれん草/小松菜/リンゴ/レモン | SMCSを含んだ日本で唯一の特定保健用食品 | 3.0 |
※画像はイメージです コレステライフ | コレステライフ | 商品詳細はこちら | 1回のみ購入 5,832円 定期お届け便 5,508円 | 1,780円 | 60粒(30日分) | オリーブ由来ヒドロキシチロソール/紅麹/ナットウキナーゼ/DHA/EPA/難消化性デキストリン | 機能性表示食品 | 3.0 |
※画像はイメージです コレステロールや中性脂肪気になる方のカプセル | コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル | 商品詳細はこちら | 初回(お試し):1,691円 2回目以降:1,691円 | 4,536円 | 90粒/1袋(30日分) | リコピン/EPA/DHA | 機能性表示食品 | 3.0 |
レイデルポリコサノール
レイデルポリコサノールは、天然のポリフェノールである「ポリコサノール」を豊富に含むサプリメントです。
コレステロール値をサポートするために、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制し、血管を健康に保ちます。
また、血液をサラサラにする効果があります。
毎日の健康維持に役立ちます。
安全性が高く、副作用が少ないので、気軽に飲むことができます。
コレステロール値が気になる方におすすめのサプリメントです。
商品名 | レイデルポリコサノール10 |
定期購入価格 | 初回お試し(7粒):500円 2回目以降:5,832円 |
通常価格 | 6,480円 |
内容量 | 初回お試し7粒/ 通常商品30粒(コレステロール対策には1日1粒・血圧対策には1日2粒) |
その他成分 | 乳糖/サトウキビ抽出末/澱粉分解物/結晶セルロース/HPMC/HPC/CMC-Ca/グリセリン/ステアリン酸カルシウム |
安全性 | ・機能性表示食品 【届出番号:E137 】 ・臨床試験とSCI級論文発表の実績160件以上 ・厳格なGMPライセンスを取得した国内工場で生産 |
こころ習慣(コレステ)
こころ習慣(コレステ)は、米ぬかエキスやβ-グルカンなどの天然成分を配合したサプリメントです。
これらの天然成分は、腸内環境を整え、コレステロールの吸収を抑制する効果があります。
また、血液中の中性脂肪を減らす効果もあります。
さらに、血糖値を安定させる効果もあります。
安全性が高く、副作用も少ないので、健康維持のためにもおすすめのサプリメントです。
コレステロール値を気にする方に特におすすめです。
商品名 | こころ習慣 |
定期購入価格 | 初回(お試し):980円 2回目以降:5,227円 |
通常価格 | 7,100円 |
内容量 | 60粒(30日分) |
その他成分 | 麦芽糖/ギャバ含有乳酸菌発酵抽出物/松樹皮抽出物/セルロース/ステアリン酸カルシウム/二酸化ケイ素/ビタミンE |
安全性 | 機能性表示食品【届出番号:E445 】 GMP基準に準拠した国内の工場で製造 |
極上クリル
極上クリルは、コレステロール値改善に高い効果を示すEPA・DHAを豊富に含むクリルオイルを配合した商品です。
クリオオイルは、サプリ大国アメリカで600億円規模の市場を誇る成分として有名です。
特殊加工のカプセル仕様でクリル特有のにおい・クセもなく、どなたにも飲みやすい商品です。
美肌・美髪を目指す方にもおすすめです。
商品名 | 極上クリル |
定期購入価格 ※3回以上の継続購入 | 5,400円 |
単品価格 | 6,480円 |
主な成分 | クリルオイル |
内容量(1包装) | 120粒(30日分) |
特典 | 定期購入10%OFF 送料無料 |
コレステ生活(機能性表示食品)
コレステ生活は松樹皮由来のプロシアニジン配合の商品です。
プロシアニジンはコレステロールの吸収を抑え、LDL(悪玉)コレステロール値を下げる効果が高い成分です。
コレステ生活は機能性表示食品です。
高い品質管理の下、国内工場で製造されているため、安全性が気になる方にもおすすめの商品です。
商品名 | コレステ生活 |
定期購入価格 | 初回:980円 2回目以降:3,515円 |
単品価格 送料:300円 | 3,700円 |
主な成分 | 松樹皮由来プロシアニジン |
内容量(1包装) | 62粒(31日分) |
特典 | 定期購入5%OFF |
コレステサプリ
コレステサプリは、オリーブ由来のヒドロキシチロソールが含まれた機能性表示食品です。
ヒドロキシチロソールには、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑える機能があります。
1日2粒を目安に水などと一緒にお召し上がりください。
添加物は一切使用していません。
株式会社グランデの「ナチュレライフ」で購入できます。
商品名 | コレステサプリ |
定期購入価格 | 初回(お試し):1,296円 2回目以降:1,523円 |
通常価格 | 2,500円 |
内容量 | 60粒 |
関与成分の含有量/日 | オリーブ由来ヒドロキシチロソール 含有量:5.25mg |
その他成分 | デキストリン/ミルクカルシウム/マルトース/寒天/食用油脂/オリーブ葉抽出物 |
安全性 | 機能性表示食品【届出番号:G147】 |
緑でサラナ
緑でサラナは、コレステロールを下げる野菜の力(SMCS)を含んだ特定保健用食品です。
SMCSとは、アブラナ科野菜(ブロッコリー・キャベツ)由来の天然アミノ酸です。
LDL(悪玉)コレステロールを低下させる作用があります。
1日2缶飲み続けることで、3週間目以降から効果が現れます。
味は甘酸っぱくて飲みやすいとされます。
野菜不足の方におすすめです。
コレステロール値の高い方や、健康維持に関心がある方におすすめのサプリメントです。
商品名 | 緑でサラナ |
定期購入価格 | 1回のみ購入 5,832円 定期お届け便 5,508円 |
通常価格 | 6,480円 |
内容量 | 1缶160g×30缶 |
その他成分 | SMCS/ブロッコリー/キャベツ/パセリ/大根葉/セロリ/レタス/ほうれん草/小松菜/リンゴ/レモン |
安全性 | SMCSを含んだ日本で唯一の特定保健用食品 |
コレステライフ
※画像はイメージです
コレステロールは、体に必要な成分です。
しかし、過剰になるとリスクが高まります。
特に、LDL(悪玉)コレステロールは、酸化されると血管に付着しやすくなります。
そこでおすすめなのが、C.Lifeの「コレステライフ」です。
このサプリには、オリーブ由来のヒドロキシチロソールという成分が含まれています。
LDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制する効果のある成分です。
また、紅麹やナットウキナーゼなどの他の成分も配合されています。
血液サラサラ効果や脂肪燃焼効果も期待できる成分です。
一日に3粒を目安に水かぬるま湯でお召し上がりください。
「コレステライフ」は、機能性表示食品として認められたサプリメントです。
LDL(悪玉)コレステロールが気になる方は、「コレステライフ」で健康的な生活を始めてみませんか?
商品名 | |
定期購入価格 | 初回(お試し):1,691円 |
通常価格 | 1,780円 |
内容量 | 60粒(30日分) |
その他成分 | オリーブ由来ヒドロキシチロソール/紅麹/ナットウキナーゼ/DHA/EPA/難消化性デキストリン |
安全性 | 機能性表示食品 |
コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル
※画像はイメージです
コレステロールや中性脂肪が気になる方におすすめな大正製薬のサプリがあります。
それは「コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル」です。
このサプリには、トマト由来のリコピンと青魚由来のDHA・EPAが配合されています。
リコピンには、実は血中LDL(悪玉)コレステロールを低下させる機能があるのです。
また、DHA・EPAには、中性脂肪を低下させる機能があります。
リコピンやDHA・EPAを同時に摂取できるサプリは、健康増進の強い味方です。
このサプリメントは、1日3粒を目安に水またはぬるま湯で飲みましょう。
このサプリメントでコレステロールや中性脂肪対策をしてみませんか?
商品名 | コレステロールや中性脂肪が気になる方のカプセル |
定期購入価格 | 3袋セット 12,928円(5%オフ) 6袋セット 24,494円(10%オフ) |
通常価格 | 4,536円 |
内容量 | 90粒/1袋(30日分) |
その他成分 | リコピン/EPA/DHA |
安全性 | 機能性表示食品 |
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脂質異常症は危険?
※画像はイメージです
脂質異常症は、自覚症状がないため放置されがちです。
しかし、確実に動脈硬化を進行させるため、狭心症などの心疾患、脳出血などの脳血管疾患のリスクを高めます。
血液中のLDL(悪玉)コレステロールが増えすぎると、コレステロールは、動脈の壁の内部に入り込んで蓄積していきます。
その結果、動脈壁は厚く硬くなり、動脈硬化が進んでいきます。
一方、HDL(善玉)コレステロールが少ないと、余分なコレステロールが回収されず、たまった状態になります。
中性脂肪は、動脈硬化の直接的な原因にはなりません。
また、中性脂肪が増えすぎると、LDL(悪玉)コレステロールが増え、HDL(善玉)コレステロールが減りやすくなる傾向にあります。
動脈硬化に悪影響があるのは、LDL(悪玉)コレステロールです。
しかし、HDL(善玉)コレステロールと中性脂肪の異常も間接的に動脈硬化を促進します。
脂質異常症は、いずれも放置してはいけません。
脳血管障害といえば脳梗塞が有名ですが、同様に脳出血も危険な病気です。脳出血はなぜ起こるのでしょうか。また、脳出血を予防するにはどうしたらよいのでしょうか。本記事では、脳出血の原因について、以下の点を中心にご紹介します。[…]
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脂質異常症は高年齢なほど多い?
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加齢は、脂質異常症の重要な要因であると推測されます。
厚生労働省の資料によると、高年齢になるほどより多くの方が、コレステロールを下げるお薬を服用していることが分かります。
また、女性は、閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで、脂質異常症になりやすくなります。
加えて、中性脂肪、LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロールを調査した結果では、さらに多くの方が、脂質異常症と推定されています。
この中で、動脈硬化性疾患(狭心症、脳梗塞など)と最も関係が深いのは、LDL(悪玉)コレステロールです。
重大な病気を防ぐためにも脂質異常症を予防することは、とても大切です。
出典:厚生労働省「第4部 生活習慣病等の状況」
脂質異常症に瘦せている人がかかる原因は?
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太っている人は痩せている人に比べると、脂質異常症になる確率は高くなります。
だからといって、痩せている人が脂質異常にならないということはありません。
見た目は痩せていても、お腹周りに脂肪がたまっている方は、隠れ肥満です。
脂質異常症に痩せている人がかかる原因は、食習慣の乱れです。
肉やバターといった動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸の摂り過ぎなどです。
ダイエットを目的に糖質制限を行い、動物性脂肪を多く摂っている人も要注意です。
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脂質異常症は治る病気?
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脂質異常症は、一時的に薬を飲んだからといって完治する病気ではありません。
食事療法や運動療法を基本として、薬物療法を継続する必要があります。
血清脂質を低く「維持」することが重要です。
長い時間をかけて、じっくりと治療するのが脂質異常症の治療方法といえます。
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脂質異常症とヨーグルトに関するよくある質問
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脂質異常症とは何ですか?
脂質異常症は、血液中のコレステロールやトリグリセリドの値が正常範囲を超えている、または低下している状態を指します。
これにより、動脈硬化や心臓病のリスクが高まることが知られています。
脂質異常症の人はヨーグルトをどのくらいの頻度で食べると良いですか?
ヨーグルトの摂取量や頻度は個人の健康状態や食生活によって異なります。
一般的には、過剰な摂取を避け、バランスの良い食事とともに摂取することが推奨されます。
ヨーグルトの中でも脂質異常症に特に効果的な種類はありますか?
低脂肪や無脂肪のヨーグルトは、全脂肪のヨーグルトよりも脂肪分が少ないため、脂質異常症の人には適していると言われています。
ヨーグルト以外に脂質異常症に良い食品はありますか?
オメガ-3脂肪酸を豊富に含む魚や、食物繊維が豊富な全粒穀物、豆類、野菜や果物などは、脂質異常症の予防や改善に役立つとされています。
食生活全体のバランスを考えながら、これらの食品を摂取することが推奨されます。
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脂質異常症のまとめ
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ここまで、脂質異常症の原因などの情報を中心にお伝えしました。
- ヨーグルトは種類や当人の脂質異常症の種類によって脂質異常症を悪化させる場合もあるが、種類を吟味すれば食べても問題ない
- 脂質異常症の原因は、生活習慣や喫煙で、自覚症状はない
- 脂質異常症の予防法は、食生活を見直し、運動習慣を取り入れる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
”コレステロールや高めの血圧が気になる方に!”
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