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健達ねっと>健康お役立ち記事>体の不調>冷え性を改善したい人におすすめの飲み物8選!NGな飲み物もご紹介!

冷え性を改善したい人におすすめの飲み物8選!NGな飲み物もご紹介!

冷え性には様々な対策法があります。
飲み物も、適したものを選べば冷え性改善につながります。
そこで本記事では、冷え性改善の飲み物について、下記を中心にお伝えします。

  • 冷え性改善におすすめの飲み物
  • 冷え性にNGな飲み物
  • 冷え性におすすめの食べ物

冷え性に悩んでいる方、身近に冷え性で悩んでいる人がいる方は参考にしてください。
ぜひ最後までお読みください。

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冷え性とは

そもそも冷え性とはどんな症状のことを指すのか、定義について解説します。

冷え性の定義

冷え性は病気ではなく、体が冷えやすい性質、状態を指します。
手や足の先などの体の末端や一部が冷たく感じられる状態を、冷え性ということが多いようですが、自覚症状がないタイプの冷え性もあります。

体温によっての定義などはなく、病気ではないため、概念があいまいです。
冷え性の原因は様々なので、原因となっている要素を改善することで、冷え性も軽減していくと考えられます。

冷え性と冷え症の違い

冷え性は体質のことを指す一方で、冷え症はその体質が日常生活に負担を与えるため、東洋医学では治療できる症状として分類しています。
東洋医学では冷えは未病ともいわれ、病気の手前の状態であると考えられています。
冷えに対して、体質そのものを改善していくという考えで対処を行い、漢方を取り入れる場合もあります。

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冷え性改善におすすめの飲み物

冷え性改善におすすめの飲み物をご紹介します。
それぞれの効果や特徴についても見ていきます。

紅茶・ウーロン茶

紅茶・ウーロン茶は茶葉を発酵させている、発酵食品です。
発酵食品には体を温める効果があり、冷え性改善効果も期待できます。

体温を下げてしまうカフェインも含まれていますが、発酵していることで体温を下げずに温めることができます。
飲む際は体を冷やさないようにホットで飲むようにしましょう。

しょうが湯

生姜は身体を温める代表的な食材として知られています。
体の血流を良くし、新陳代謝を上げてくれる効果が期待できるので、冷え性の方は積極的に摂りたい食材です。
飲み物で摂取することで手軽に摂ることができます。

お湯に根生姜をすりおろすか、しぼり汁を入れることで簡単につくれますが、チューブタイプの生姜でも問題ありません。
自分で作るのが難しい方は、市販でも販売されているのでぜひ取り入れてみてください。

ココア・ホットチョコレート

ココアやホットチョコレートの原料であるカカオには、テオブロミンとカカオポリフェノールが含まれています。
テオブロミンやカカオポリフェノールには血管拡張作用があり、血行を促進させ体を温める効果が期待できます。
また、カカオポリフェノールは抗酸化作用や免疫力を高める効果があるといわれているので、2つの成分が冷えの改善につながると考えられます。

テオブロミンにはリラックス効果も注目されているので、休憩のときやリラックスタイムに取り入れて、冷えの改善につなげていきましょう。

日本酒・甘酒

お米が原料であるお酒は体を温めるといわれています。
日本酒と甘酒は麹を発酵させて作られている飲み物なので、血行を促進し、体を温める効果が期待できます。
冷え性でお酒を飲む方は日本酒がおすすめです。

赤ワイン

赤ワインはブドウの発酵飲料のため、冷え性改善におすすめの飲み物です。
ポリフェノールが豊富に含まれているため血行を促進し、アルコールの血管拡張作用と併せて体を温めてくれます。

温めてホットワインにして、シナモンを添えれば冷え性改善にぴったりの飲み物になります。
1日1杯を目安に飲めば体の芯まで温められるので、お酒が好きな方は赤ワインを選ぶのがおすすめです。

味噌汁

発酵食品である味噌を使用した味噌汁は、体を温める食品です。
味噌汁は好きな具材を入れられるので、体を温める生姜や根菜を入れればより冷え性に効果的といえます。

また、豆腐や卵はたんぱく質なので、味噌汁に加えることで手軽に摂取できます。
具材を変えれば毎日飽きずに摂取できるので、毎日の食卓にぜひ味噌汁を取り入れてください。

白湯

白湯はミネラルウォーターを沸騰させ、50度くらいの飲みやすい温度にした飲み物です。
体を温める特別な成分はありませんが、お金をかけずに手軽に用意できるので取り入れやすいといえます。

起床時に飲むことで胃腸が温まり、血行が促進されるので基礎代謝を上げられます。
ノンカロリーなのでダイエット中にもおすすめです。

冷え性改善におすすめしない飲み物

冷え性にはおすすめしない飲み物をご紹介します。
体を冷やす飲み物を知り、冷え性の方は飲みすぎないよう注意しましょう。

コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインは利尿作用があり、排尿と同時に熱を体外へ出してしまうため、体温が下がってしまいます。
また、カフェインは交感神経を刺激するため、自律神経のバランスが崩れ血行が悪くなり、冷えにつながると考えられます。
ホットコーヒーであっても体を冷えやすくする飲み物なので、冷え性の方は飲みすぎないように注意しましょう。

緑茶

緑茶もコーヒーと同様にカフェインが含まれており、利尿作用により体を冷やしてしまいます。
同じお茶でも紅茶のように茶葉を発酵させていないので、体を温める効果はありません。

温かいお茶が飲みたいという方は、カフェインの入っていないものがおすすめです。
緑茶が好きという方はできるだけホットで飲むようにし、飲みすぎないように注意が必要です。

アルコール

アルコールを摂取すると血流が良くなり一時的に体が温まりますが、分解される際に水分を消費し、体温を下げてしまいます。
飲んですぐは体が熱くなるので温まったような気になりますが、あくまで一時的なもので、汗や尿とともに熱が排出され、長期的にみると冷え性を促進させてしまいます。

お酒を飲む際は日本酒や赤ワインなど体を温めるものを選び、ビールやウイスキー、焼酎などは体を冷やすといわれているので、飲みすぎないように注意しましょう。

冷え性改善におすすめの食べ物

冷え性改善におすすめの食べ物をご紹介します。
日々の食事に体を温める食材を取り入れ、冷え性改善につなげましょう。

根野菜

根野菜は体を内側から温めることができ、寒さをしのぐ野菜として知られています。
夏野菜と違い水分が少ないので体を冷やさず、豊富な栄養素が体を温める働きをします。
特に、血行を促進させるビタミンや、血液や筋肉を作るたんぱく質の働きを助けるミネラル、血液をつくるのに不可欠な鉄分などの栄養素が豊富といわれています。

根菜はニンジン、ゴボウ、大根、さつまいもなど、土の中で育つ野菜です。
煮物や豚汁など、様々な料理に活用できるので、冷え性の方は生野菜よりも根菜類を摂るようにしましょう。

肉・卵・魚

肉や魚、卵はたんぱく質で、筋肉をつくる材料となります。
筋肉づくりは体を発熱させるために重要なため、たんぱく質は冷え改善のためにも積極的に摂りたい食材です。
肉類では特に、鶏のささみや胸肉が高たんぱく低カロリーなので、ダイエット中の方にもおすすめです。

また、サンマやサバなどの青魚には血行を良くするDHAとEPAが豊富に含まれており、魚を食べる習慣がない人も、缶詰などで手軽に摂取できるので、取り入れてみてください。

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冷え性改善におすすめしない食べ物

体を冷やす食材は冷え性改善に向いていないので避けたほうが良いでしょう。
例えばキュウリやスイカ、ナスなどのウリ科の野菜や、レタスやトマトなどの夏野菜は水分やカリウムが多く、体が冷えてしまいます。
夏野菜は体を冷やすというのを覚えておきましょう。

マンゴーやバナナ、パイナップルなどの南国の果物も、体を冷やす働きがあります。
これらの食べ物は暑い夏には特に食べたくなりますが、食べ過ぎると体が冷えすぎてしまうので、適量を意識して摂るようにしましょう。

薬の使い方

香辛料の注意点

トウガラシやコショウなどの香辛料は血管を拡張し、血行を促進させます。
発汗作用を促し新陳代謝を活発にするので、体を温める効果が期待できます。
ガーリック、オニオン、サフラン、ターメリックなども体を温める香辛料なので、料理に加えれば冷えの改善だけでなく、いつもの料理のアクセントになり楽しめます。

しかし香辛料は刺激物なので食べ過ぎると内臓を痛めたり、汗をかきすぎて逆に身体を冷やしてしまう場合もあるので、香辛料を使用する際には分量に注意しましょう。
また、辛いのが苦手な人はトウガラシなどの辛みのあるものは無理に摂らず、生姜やコショウなどの取り入れやすいものを使用すると良いでしょう。

そもそもなぜ冷え性になるのか?

なぜ冷え性になるのか、考えられる原因をご紹介します。
冷え症の原因を知り、適切な対策につなげましょう。

筋肉量が少ないため

筋肉が少なく、脂肪が多いと冷えにつながるといわれています。

筋肉を動かす際に使うエネルギーが熱を発するとともに、筋肉の収縮によって血液が循環し血流が良くなるので、筋肉が多い人は体を温めやすくなります。
一方で、脂肪は一度冷えると温まりにくいので、脂肪が多い人は体が冷えやすくなってしまいます。

発熱は筋肉量で決まると考えられるため、筋肉の維持、増加は冷えを改善するためにとても重要であるといえます。

自律神経の乱れによる影響

自律神経は、意思とは無関係に働く神経系のことで、緊張や興奮時に優位になる交感神経と、リラックス状態のときに優位になる副交感神経の2つがバランスをとりながら体を整えています。

しかし、ストレスや生活習慣、女性ホルモンの乱れなどがあると、自律神経も乱れてしまい、身体の様々な不調につながる可能性があります。
冷えも自律神経の乱れが原因で引き起こされる不調の一つといわれており、自律神経の乱れで血行が悪くなり引き起こされます。

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飲み物・食べ物以外の冷え性改善方法

飲み物のほかにも、冷え性の改善方法がいくつかあります。
冷え性にお悩みの方はぜひ生活に取り入れてください。

筋トレする

運動やトレーニングで筋肉が増加すると体が発熱し、冷えにくくなるので、冷え性の改善が期待できます。
ハードなものでなくても、無理のない範囲で継続できるものを行うようにしましょう。

また、運動すると自律神経が整うといわれています。
ジョギングやウォーキングでストレス発散したり、ヨガやピラティスでリラックスしたり、自分に合った運動を取り入れてみてください。

入浴を意識する

入浴をシャワーで済ませている方は、湯船につかるのがおすすめです。
湯船につかることで体を芯まで温め、自律神経が整います。
40〜42度のお湯に10〜15分つかるのが効果的といわれています。
長すぎるとのぼせてしまい、ぬるすぎると逆に体が冷えてしまうので、温度と時間に気をつけて入るようにしましょう。

また、全身をしっかり温めるには半身浴よりも全身浴がおすすめです。
肩までしっかりと浸かれば、血流を促進させ、冷え性改善効果が期待できるでしょう。

十分な睡眠を取る

睡眠不足は自律神経を乱し、冷えや体の不調につながります。
夜更かししがちな方は十分な睡眠をとり、自律神経を整えましょう。

また、睡眠は長さだけでなく質が肝心です。
質の良い睡眠を得るためには、温かい飲み物を飲んだり、入浴をしたり、音楽を聴いたり、リラックスすることがポイントです。
自分にあったリラックス方法で、質の良い睡眠を目指しましょう。

服装を見直す

冷え性で悩んでいる人は、服装も意識しましょう。
とくに夏場は薄着で過ごすことが多いですが、室内は冷房が効いているので体が冷えてしまいがちです。
寒暖差が激しいと自律神経の乱れにも影響しますので、夏場でも薄いカーディガンやストールなど、羽織れるものを持ち歩くと安心です。

また、ボディラインに沿った服は体を締め付け、血流を悪くします。
オシャレを楽しみたいという方も、予定のない日や家で過ごす日は、できるだけゆったりとした服を取り入れてみてください。

漢方薬を試してみる

漢方薬は冷え性改善効果が期待できるものがいくつかあります。
全身を温める作用があるものから、手足の先など末端の冷えに効果的なものまで様々なので、自分の症状や悩みに合わせたものを選びましょう。

即効性を求めるより、継続して服用することで体質を改善できるので、普段の生活に取り入れていくのがおすすめです。
漢方を飲めば体を内側から温められるので、なかなか改善されないという方はぜひ試してみてください。

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冷え性改善とダイエットの関係性

冷え性はダイエットの大敵です。
ダイエットをしている人は、冷え性の改善も意識して取り組みましょう。

体を温めると新陳代謝が良くなり、ダイエットにも効果的といえます。
逆に、極端な食事制限などでダイエットすると筋肉量が減ってしまい、同時に発熱量も減るので冷え症になってしまいます。
また、代謝も落ち痩せにくく太りやすい体になるので、非常に悪循環といえます。

ダイエットする際はたんぱく質の摂取と筋トレを取り入れましょう。
筋肉が増え基礎代謝が上がり、痩せやすい体になり、発熱量も増えるので冷えの改善にもつながります。

ダイエット中は体重の数字にばかり目が行きがちですが、体重が減っても脂肪ではなく筋肉が落ちている可能性があります。
体脂肪を計れば脂肪が減っているかどうかがわかるので、体組成計で体脂肪を計測するのもおすすめです。

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夏に感じる冷え性の割合

「夏冷え」と「夏疲れ」というテーマで、全国の40歳〜69歳の男女1,000名を対象にインターネット調査を行った結果です。

夏でもからだが冷えている、夏でも手足が冷たいのいずれかにおいて「感じる」と回答した人の割合は、26.4%でした。
男女別にみると、女性は40.0%で、男性の12.8%と比べて高い数値となり、冷えを感じている人が多い傾向にあります。

夏に温度差で冷えを感じる場所を聞いたところ、「スーパー・コンビニ」が47.7%と、突出して高い数値となりました。
次いで「飲食店」(24.0%)、「デパート」(21.6%)、「電車」(16.7%)、「オフィス」(13.0%)という結果になっており、人が集まる場所では温度設定が低くされており、夏であっても冷えを感じることにつながっているようです。

夏の冷え対策として行いたいことは「睡眠をしっかりとる」(45.7%)が最も高くなり、次いで、「冷たいものを摂りすぎない」(38.5%)、「三食しっかり摂る」(35.7%)となっています。

夏であっても冷たいものの摂りすぎは体を冷やし、様々な不調につながる恐れがあります。
日ごろから冷えを自覚しているという人は、夏だからこその対策で、冷え性の予防改善に取り組みましょう。

冷え性改善の飲み物まとめ

冷え性改善の飲み物についてお伝えしました。

冷え性改善の飲み物についてまとめると、以下の通りです。

  • 冷え性改善には発酵食品を原料としている飲み物がおすすめ
  • 冷え性改善にはカフェインやアルコールは控えたほうが良い
  • 体を温める根菜や筋肉をつくるたんぱく質は冷え性改善におすすめの食べ物

本記事の内容が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

監修者 メディカル・ケア・サービス

  • 認知症高齢者対応のグループホーム運営
  • 自立支援ケア
  • 学研グループと融合したメディア
  • 出版事業
  • 社名: メディカル・ケア・サービス株式会社
  • 設立: 1999年11月24日
  • 代表取締役社長: 山本 教雄
  • 本社: 〒330-6029埼玉県さいたま市中央区新都心11-2ランド·アクシス·タワー29F
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