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回復期リハビリテーション介入クイックリファレンス

 
今すぐ使える技術を厳選 回復期リハビリテーション介入クイックリファレンス
はじめに
本書の特徴
回復期とはなにかリハビリテーション総合実施計画書
退院後のリハビリの種類
基本動作の観察と難易度設定
片麻痺者にみられる背臥位での状態と典型的な寝返りの例
座位保持のための非麻酔側への介入
立ち上がれない症例への介入 高座位からの立ち上がり運動
立位でのアライメントの評価と介入 壁面を利用した立位練習
目次

内容紹介

若手の強い味方!まずは持っておきたい1冊

本書は、回復期リハビリテーション病棟に勤務するセラピストを対象に、患者様、ご家族、医師、コメディカルスタッフが連携し、入院から退院までの流れを漏れなく確認できるよう、目標設定やその介入を軸に豊富な写真を用いて実践的に解説しています。

若手セラピストにとっては、初めて診る患者様の多様な障害像に対し介入の糸口はなかなか掴みにくいものでしょう。しかしながら臨床現場では、その具体的なprogram は各セラピストに任されるため困惑する場面も多いといいます。
そのため本書では、1~2 年目の若手セラピストが、臨床場面ですぐに活用できるリファレンスとして役立つよう構成しました。

実践については介入に難渋しがちな脳血管障害片麻痺患者に的を絞って、介入についての例をクイックとして64種類ものケースについて展開。 「座っていられない」「方向転換時に倒れる」「洗体ができない」など、分野ごとの代表的な症例は具体的な見出しを付記し、臨床で出会う患者の状況に応じて参照がしやすい紙面構成となっています。
また、program立案の助けとなるよう、単位数ごとのリハビリメニューの組み立てに役立つ「3単位の介入例(1単位=20分)」を各項目に収録。手にとってすぐに使える手引書の役割も果たしています。

回復期リハビリテーション病棟のすべての職員が読みやすい内容

また本書は実践技術の網羅だけでなく、「回復期とは何か」の基本を収載。さらに近年では欠かすことのできないチーム連携・チームアプローチの具体的なポイントも詳説。さらに、超高齢社会における認知面の問題、入院が長引くことによる心理面の問題にも公認心理師の介入を紹介し、具体的な示唆が得られる内容ともなっています。加えて、技術革新の中で変化しているロボティクスリハビリテーション領域とその活用についても紹介。
実践技術のみならず、基本から最新情報までを網羅的に捉えられる1冊となります。

本書を通して、それぞれの職種の役割を理解し、連携を意識した介入ができるようになるでしょう。

収録コンテンツ

Part 1 回復期とは何か

回復期リハビリテーション病棟とは
回復期におけるリスクマネジメント

Part 2 回復期リハとクイックチェック

基本動作―起居
移乗動作・歩行・応用動作
階段・床上動作
回復期におけるADL
食事
トイレ
更衣
入浴
整容
IADL
上肢機能
認知・高次脳機能
コミュニケーション
失語
構音
摂食・嚥下
精神・心理的支援
運転再開支援

Part 3 退院支援とチーム連携

退院支援
チーム連携における活動

Part 4 回復期リハと技術革新

先進リハビリテーション

Part 5 症例を深く追究する

症例検討の進め方

著者プロフィール

監修:向野雅彦

北海道大学病院リハビリテーション科 教授

編集:白坂智英

社会福祉法人北斗 十勝リハビリテーションセンター 院長

 

 

明日から現場で使える実践マニュアル!

回復期リハビリテーション介入クイックリファレンス

定価:4,400円(税込)
2025年6月19日発売
ポケット判/392ページ
ISBN:978-4-05-802493-5

 

回復期リハビリテーション介入クイックリファレンス 書影